スケート観戦、ついでにドイツ観光　９．ルネッサンスの街アウクスブルク

2013/05/19 - 2013/05/20

ドイツ・オーベルストドルフで開催されたスケートの大会を見にいくために押さえた航空チケットは5/14フランクフルト着、5/22ミュンヘン発。

試合の日以外はドイツをあちこち観光して帰ってきました。

アウグスブルクはルネッサンス様式の建築が立ち並びドイツの他の街と違った街並みが楽しめるとガイドブックにも書いてあったし、来る時飛行機で隣に座っていた中国人も「アウグスブルクは良いよ！」と言っていたので楽しみにして来ました。

この日は朝早くオーベルストドルフを出発してドナウヴェルト、ネルトリンゲンを観光した後、
アウグスブルグは夕方〜夜の観光になりました。

ちなみに今回の旅程は
5/14　関空　北京経由でフランクフルトへ。フランクフルト泊
5/15　フランクフルト、マインツ観光　フランクフルト泊
5/16　ヴュルツブルグ観光　ヴュルツブルグ泊
5/17　バンベルグで数時間観光した後ニュルンベルグへ　ニュルンベルグ泊
5/18　オーベルストドルフにてスケート観戦　オーベルストドルフ泊
5/19　移動中ドナウヴェルト、ネルトリンゲンを観光してアウグスブルグへ　アウグスブルグ泊
5/20　レーゲンスブルグを観光してからミュンヘンへ　ミュンヘン泊
5/21　ミュンヘン観光
5/22　ミュンヘン発　北京経由で関空へ　機内泊

エリア アウクスブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ネルトリンゲンからドナウヴェルトで乗り換え17:40頃アウグスブルクの駅に到着しました。
コインロッカーに入れていた荷物を取り出し駅を出ると
ネルトリンゲンではあれだけ土砂降りだったのに雨は止んでいました。良かった。

駅前からトラムに乗ろうとトラム停を探しましたが表示がありませんでした。
バスでもなんでも、ケーニヒ広場にたどり着ければよいのでバス停で待っていたおばあちゃんに聞いてみるとここに止まるバスはケーニヒ広場もモーリッツ広場にも停まると教えてくれたので
一緒に来たバスに乗り、ケーニヒ広場でおばあちゃんにお礼を言って降りました。

私がこの日予約したのはモーツアルトハウスの北側にあるホテル。
ここからトラム２に乗り換えると良いはずですが、やっぱりトラムの表示がありません。
バスを待っていた若い女性に聞いてみると「ああ、ツバイ・・・」と言って
まっすぐ行って左に曲がったところにあると教えてもらい、教えられた通りに歩いて
たどり着いたトラム停がこれ。モーリッツ広場。

どうも工事のためトラム２はケーニヒ広場周辺を通ってなかったようで、
1駅分歩いてしまいました。まあ大した距離じゃなかったですが。

後ろに見えているのは市庁舎とペルラッハ塔。

さっそく観光したい気分ですがまずはホテルにチェックインして荷物置いてこないと。

と、ホテルにチェックインして地図をもらい街歩きに出かけました。
ホテルの前には大きな教会があったけど、google mapにも教会名も出ていなかったです。

こんなかわいらしい街並みを眺めながら歩いていると　　すぐに

モーツアルトの父が産まれた「モーツアルトハウス」がありました。
すごい色。　大きくMozarthausと書いてあるのでわかりやすい。

モーツァルトハウス 博物館・美術館・ギャラリー

ここはなんだろうなあ、マリア様見守ってるし、等と考えながら歩いていたら
（後で調べたらどうも学校のようでした）　すぐに

正面に大聖堂が見えてきました。

残念ながら日曜はお休みのようでこのドアは開きませんでした。

こんなに古そうな建物なのにドアの部分は自動ドアで、
前に立つとカチッと音がするので開くかな？と期待しましたがやっぱり開きませんでした。

この教会は世界最古のステンドグラスがあり、また素晴らしい祭壇画もあるとガイドブックに
書いてあったので次の日の出発前に来て見ようかと思いましたが10:15からとのこと。　
教会ってもっと朝早いんじゃないの？もっとさっさと次の街に行きたいしなあ・・・。どうしようか。

アウグスブルク大聖堂 寺院・教会

教会の入り口足もとの石畳は教会の絵になってました。

1910年にこの教会が出来たのかと一瞬思いましたが
それだと「世界最古のステンドグラス」があるのはおかしい。
ガイドブックにも「904年に建設が始まった」と書いてありました。

この1910はなんなんでしょうね。

教会のそばの建物も歴史ありそうでした。　左の赤い建物は教会の合唱団の学校かな？

ホーアー通りをまっすぐ南に歩いていくとさっきトラムに乗った時に見えていた
ペルラッハ塔が見えてきました。

ここにも面白い建物が。

市庁舎前広場に到着しました。
市庁舎とペルラッハ塔の写真を撮りたいので　この広場を横断して

アグスブルク市庁舎 建造物

撮りました。

ペルラッハ塔は258段の階段で上ることが出来るそうですがもう閉まっていたし、
もし開いている時間に来たとしてもさっきネルトリンゲンでダニエルに登って疲れていたし
曇っているし　　　　　　で登りませんでした。

そこからPhilippine-Welser-Strasseを通って　Fugger広場に行きました。

このスグラフィートの建物がマクシミリアン博物館のようです。

フッガー広場を西に曲がると聖アンナ教会がありましたが修復中で足場が組んでありました。

この教会の手前の

聖アンナ教会 寺院・教会

アンナ通りを進んでStadmarktを見にいってみましたが、ここら辺は大規模に工事中でした。
アウグスブルクに限らずドイツって今工事ラッシュなのでしょうか？
バンベルクでもあちこち工事中だったしこの後行ったミュンヘンでも工事で
乗りたいトラムが走ってなかったです。

見にいったStadmarktはこんな時間はもう閉店。
でも開店中はよさそうな雰囲気の市場になるんだろうなあ

またフッガー広場に戻りそこからモーリッツ広場に行きました。
左の絵が書いてある建物はWeberhaus

モーリッツ広場には噴水もありました。そこからはマクシミリアン通りを南に歩きました。

マクシミリアン通り西側にフッガーハウスがありました。
巨万の富を持つ財閥フッガー家の屋敷兼商館だったそうですが現在は銀行だそうです。

シェッツラー宮殿は正直「これが宮殿？」という感じでしたが
すごく奥行きのある建物で立派な中庭もあるようで、
中に入ったら贅を尽くした部屋なんかも見られて宮殿らしかったようです。

そのまま正面に見えている聖ウルリヒ＆アフラ教会を目指して
マクシミリアン通りを歩いていきました。

聖ウルリヒ＆アフラ教会に到着しましたが

聖ウルリヒ＆アフラ教会 寺院・教会

中に入ってみると教会の人が「もう閉める」と中にいた観光客に言って回っているところでした。
なので後方の柵の隙間から写真を1枚だけ撮らせてもらって退散。
ぎりぎり見ることが出来て良かったと思うべきでしょうか。

聖ウルリヒ＆アフラ教会を出て、またマクシミリアン通りを北に戻っていきました。
この建物の絵はどんな意味があるんだろうなあ。
聖アンナ教会周辺でも書きましたがここも大規模に工事中で写真を撮るには
なんとも残念なことになってしまいました。

この頃は良い感じに暮れてきていました。こういう夕暮れの景色、好きだなあ。

ここアウグスブルクはルネッサンス様式の建築が立ち並び
ドイツの他の街と違った街並みが楽しめるとガイドブックにも書いてありましたが
本当にここまでのドイツのかわいらしい街並みとは雰囲気違いました。
もっと重厚感があるというか･･･

木組みのかわいらしい家が建ち並んでるのもいいですが
私はやっぱりこういう街並みが一番好きだなあ。

あとはローマ博物館と

ホテルでもらった地図に出ていた「Zeughaus」の外観だけ見て回り

こんなに明るいですが既にこの時２０時を過ぎていたので

さあいよいよ晩ご飯！

この日は地球の歩き方に出ていたレストラン「バウエルンタンツ」に行くことにしました。
地図を見るとJudenbergを少し東に歩いていったところにありそう。
この道、細い路地でちょっとわかりにくかったです。

路地の階段を下っていくとここら辺にも良さそうなレストランがありました。

そのまま歩くと正面にお目当てのレストランが見えてきました。

あれ、店の前にお客さんが数人。
もしかして満席か？と思いながら店にはいると大盛況。

本当に地元のお客さん達で満席で、「満席なのよ」とお店の人に言われましたが
ちょうどその時私と店員さんの横を「空いたよ！」とご夫婦が帰って行かれました。
なんてタイミング！その人達が座っていた席に入れてもらい念願の晩ご飯にありつけました。

バウエルンタンツ 地元の料理

Bauerntanz　http://www.bauerntanz-augsburg.de/
店内はアットホームな感じでした。地元の家族連れがほとんどでした。

満席のせいか料理が出てくるまで時間はかかりましたが
こういう所でビール飲みながらぼ〜っと周りの人達の観察したりガイドブック読んだりするのは
全く苦になりません。

この時はガイドブックの「フッガー家を読む」というコラムを読んでフッガー家を勉強しました。（苦笑）

ビールは　　う〜んと、この時はドゥンケルだったかな。　　もう記憶が曖昧。

料理は地球の歩き方にも出ていた「マウルタッシェン」を頼んでみました。
実はマウルタッシェンがどんな物かイマイチわかっていなかったのですが出てきた料理は・・・

日本人の感覚だと「大きな餃子」のようでした。
パスタで挽肉を包んでありました。美味しかった。

この手の料理って、万国共通だなあと思いました。
餃子、マンドゥ、ラビオリ、ピエロギ。名前は違いますが似たような物ですよね。

またこの店に行って食べたいです。

食べ終わって店を出ると外は綺麗な夜景になっていました。　　なので

夜景の写真を撮ってからホテルに帰ろうと街の中心地で写真を撮りました。

思えばここ数日
夜に酔っぱらって寝てしまったとか
雨のせいでホテルに戻ってしまったとか　で、夜景の写真が撮れていませんでした。

やっと撮れました。　これはフッガー広場のマクシミリアン博物館。

フッガー広場とお月様

市庁舎、ペルラッハ塔

アグスブルク市庁舎 建造物

市庁舎とペルラッハ塔

トラムを待っている間もトラム停から撮影。　モーリッツ広場。

満足してトラムでホテルに戻りました。
また１日終わっちゃった。　帰国の日が近づいてます。

翌日。朝食は７時からだったので６時に起床。７時から朝食を食べ８時にはホテルを出ました。

大聖堂の世界最古のステンドグラスにはちょっと心惹かれましたが、教会が開くのは10:15。
ちょっとそれまでの時間が勿体ないなあと思い
さっさと次の街レーゲンスブルグに行ってしまうことにしました。

8:46アウググスブルグを出発しインゴルシュタットで乗りかえました。
この日は月曜ですが祝日だったのでバイエルンチケットは終日利用できました。