２０１３春のドイツ２泊３日★２ ローテンブルク

2013/05/19 - 2013/05/20

ヴュルツブルクからローテンブルクまで1時間少しで着きました。まずはホテルにと思ったらこの日はお祭りで街の中は車が18時まで入れませんでした。

街の周りを走らせても駐車場は満車ばかり。門から10分ほど歩いたところに休日のスーパーを見つけ駐車しました。ヨーロッパでは休日の大型駐車場は解放されていることが多いです。

まずは手ぶらで街に行きホテルを探しました。人に聞いてもなかなか見つからない。歩いているうちに急に天気が変わってまるで初冬のような寒さに。レザージャケットを着ているのにぶるぶる震えながら探し回りました。

30分ほど歩きまわったら最初に道を聞いたホテルの50m先にあってガックリ。チェックインした後、迷子になっている時に見つけたカワイイカフェに行って一休みしました。

ホテルでチェックインの時に聞くと、明日も10時以降18時までは街内は運転できないそう。朝はのんびりしたいわたし達は迷った末に門から少し歩いたところにある街の駐車場に停めて、小型スーツケースをひっぱってホテルに向かいました。いろいろと予測していない事態にあせりました。

お祭りというのは、マイスタートゥルンク歴史祭り（聖霊降臨節祭）でした。ローテンブルクには、市長が3.25Lのワインを飲みほして町を救った伝説があって、そのお話を再現したお祭りだそうです。


写真はレーダー門


5/18　ヴュルツブルク
5/19　ヴュルツブルク→ローテンブルク
5/20　ローテンブルク

エリア ローテンブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5

15:00くらいに街に到着。

あんなに晴れていたのがウソのようにだんだん天気が悪くなってきました。

この二つの尖がった屋根の建物は、衛兵の番小屋です。塔は城門の中で最も古い部分で13世紀に建設され、後に木組み様式の上階が増設されました。

レーダー門 建造物

街をぐるっと囲んでいる城壁に上って歩いてみました。

城壁修理の出資者の名前が刻まれているのですが、懐かしい名前を見つけました。

城壁外の野営。

昔話の物語のような風景。

壁をはさんで別の時代をのぞき見しているみたい。

マルクス塔に向かって歩いて行くと、ちょうど帰る人達が大勢いました。

マルクス塔 建造物

アイアンワークの看板も街に合っていて凝っているものが多かったです。

マルクト広場。

小雨が降り出して冷たい風が吹き出しました。

マルクト広場 (ローテンブルク) 広場・公園

17:00 カフェで食べるシュネーバルは、以前お土産でもらったのとは別物でホロホロおいしい。

口の中の水分が全部持っていかれるので、クリームは必須です！

ホテル方面へ歩いているとプレーンラインが見えたのでそちらに行ってみました。

よく見るとかわいいアイアンワークの看板がずらりと続いていました。

ローテンブルクでもっとも美しく中世を思わせると言われるプレーンライン。

プレーンライン 旧市街・古い町並み

このホテルについていた看板は今までで一番ゴージャス！

ジーバース塔 Siebersturm

この後スーパーの駐車場から車を移動させました。18時を過ぎると街の周りの駐車場も空きがたくさんありました。

20:00 Hotel BurgGartenpalais

シュパーゲルが食べたくて、店先の看板を参考にして散歩中に予約しておきました。

入ってみるとほとんどお客さんがいなくて心配だったけど、とってもおいしかったシュパーゲル。ソースが食べたことのないゆで卵を砕いてバターで和えたものでした。このソースがおいしかったです。

お昼にがっつりと食べてその後シュネーバルをおやつに食べたので夜は軽く済ませました。

３日目の朝、わたし達が泊まったHistorik Hotel Goldener Hirsch Rothenburgの前。

いつもよりちょっと早めの9時にチェックアウト。だったら車で街中に入った方がよかったかなと思ったら、もう通りは中世の格好をした人達がたくさんいたので車で通り抜けるのは難しかったと思います。

Historik Hotel Goldener Hirsch Rothenburg ホテル

カメラを向けると立ち止まってポーズを作ってくれました。

有料エリア。

朝で準備中だったせいか無料で入れてしまいました。

記念撮影中。わたしも便乗させてもらいました。

マイスタートルンクの祭り 祭り・イベント

13世紀に建てられたレーダー塔。一番上の木組みの部分は後から作られました。

前日と違って青空のお天気。

街のかわいさが引き立ちます。

レーダーアーチは12世紀に建てられ、第一の市壁の一部でした。

レーダーアーチ 建造物

さっき記念撮影していた兵士が行進してきました。

お土産や街歩きのお供に。

右の建物はローテンブルク市庁舎、手前の噴水はゲオルグ噴水。

マルクト広場 (ローテンブルク) 広場・公園

正面の建物は、聖マリア薬局 Jagstheimerhaus。1448年にヤークストハウマー市長が建てた家です。

左は肉屋兼舞踏館 Fleischer und Tanzhaus。ふだんはこの建物の中に、歴史祭りの衣装が保管されているそうです。

ゲオルク噴水 建造物

広場に立っていたら急にヤギが向かってきてちょっと怖い。この後取り囲まれてあたふたしてしまいました。

このおじさまがヤギ使い。

観光客と仮装している人達が入り交って盛り上がってます。

市庁舎前で町長の演説が始まりました。

少し人ごみに疲れて街の西に広がるブルク公園に行くことにしました。

ブルク門 建造物

公園からローテンブルクの街並みを眺めたところ。

ブルク公園

ブルク門。街に入るときに通ったレーダー門に形が似ていました。

この門は、1356年の地震で城砦が全壊した時に西側から襲われても町が守れるように建てられました。この門が襲われた時には、上にある穴から熱したタールをかけることができました。

ブルク門 建造物

聖ヤコブ教会

聖ヤコブ教会 寺院・教会

リーメンシュナイダー作の聖血の祭壇

両手に花のパレード。

高さ52メートルの市庁舎の塔の上から。市庁舎の正面玄関から入って220段の階段を上りました。

人数が限定されているので20名になると入り口で待ちます。展望台への階段が狭くて太っていたら登れないかも！わたしはお尻のあたりが不安でした。最後の急なはしごのような階段もきつかったです。

でも景色はとてもよかった！

左端に見える橋は、タウバー川に架かるドッベル橋。名前の通り上下二段の橋です。

さっき行ったブルク公園の方向。

市参事会酒宴館は工事中でした。

真下のマルクト広場。肉屋兼舞踏館の木組みがきれいに写っていました。

マルクト広場 (ローテンブルク) 広場・公園

käthe wohlfahrtでは、ピラミッドと呼ばれるクリスマスのキャンドルで回る飾りを買いました。

ケーテ ウォルファルト (クリスマスビレッジ店) 専門店

プレーンライン前にも兵隊さん。

右上は、Maultaschen（マウルタッシェン：シュヴァーベン地方のラビオリ）
右下は、ボイルしたソーセージ類の下にレンズマメ

両方ともおいしかったです。

帰る前に城壁を少し散歩。

かわいらしい家がありました。旧鍛冶屋の家（ゲルラッハ鍛冶屋）と呼ばれているそうです。

この建物は第二次世界大戦で破壊されてしまったため、戦後に再建しました。家の正面を飾る紋章は、伝説的な鍛冶屋ゲオルク・ゲルラッハがデザインしたものです。

旧鍛冶屋 建造物

城壁は門から門へぐるりと街を囲っています。

お天気がよくてレーダー門も青空に映えていました。


２０１３春のドイツ２泊３日★１　ヴュルツブルク
http://4travel.jp/travelogue/10778228