2013/05/14 - 2013/05/15
14135位(同エリア48914件中)
ちびのぱぱさん
- ちびのぱぱさんTOP
- 旅行記278冊
- クチコミ204件
- Q&A回答38件
- 366,491アクセス
- フォロワー32人
築50年の八王子の実家のペンキ塗りを終え 北海道への帰途、成田空港にまっすぐ向かうのも ゲイがないので、横浜に一泊してみようと思いました。
昼下がりの横浜線 西日がだるい
物憂げな高校生たちが 帰り道を急ぐ通りに 強い陰影が伸びている
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 私鉄 徒歩 ジェットスター
-
みなとみらい線なる地下鉄で、元町中華街駅まで横浜から乗り、山下公園方面に歩くと、程なくして横浜マリンタワー。 -
今宵の宿は、クラシカルです。 -
-
独特の制服の給仕の女性たち -
5年前の新規契約時にもらった、無償のケータイで撮った写真
メーカーはサムスンで、馬鹿にしていたのが、最近気に入って使っています。
ただ、どーも、暗いところは弱いようです。
まあ、おまけで付いているカメラにしては、上出来だと思います。
ピンの甘さも、一つの味わいとして、慈しんでおります。
というか、手ぶれかなあ…… -
マッカーサーを始め、数々の有名人、文人墨客に愛されたホテル。 -
-
-
館内のレストランやバーは、ドレスアップした紳士淑女がやってきて、とても私ごときには、敷居が高くてかないません。
なにしろ、成田空港で不審者にまちがわれるくらいですから。
まちがわれたのではなく、まぎれもない「不審者」なのかも知れません。 -
-
-
ひとり、昼下がりのホテルの小部屋に座すのは、なにか後ろめたい気分にさえ、なさしめられます。 -
まだ日のあるうちに、目の前の山下公園を歩きます。
大勢の修学旅行生が、後から後から、わいてくるように……
ベンチや芝生には、カップルや休憩中のサラリーマン、観光客、世界各地からの訪問者……山下公園 公園・植物園
-
海辺には、意外に透き通った潮に釣り糸を垂らす玄人(ベテラン)たち。
氷川丸の係留鎖には、カモメや鳩が夕日を受けて、釣り人たちと同じ目をしている。
釣り糸をたれて、ウキを見つめているだけで、なにもかも忘れられる、と語った人がいます。氷川丸 名所・史跡
-
振り返ると、ニューグランドホテルの新館タワー棟と、マリンタワーが並んでいます。
芝生の植え込みに、おおきな照葉樹。
その樹に登って、しきりにクワガタを探す子供たち。
木の下には、芝生の上で眠りこける小太りの男性が、死体のように転がっています。
目を海の方に向け、しばらくしてもう一度目を戻すと、死体の向きが変わっていました。 -
公園の一角に、不思議な形の建物
1923年9月1日、関東各地をおそった強い揺れは、ここ横浜でも大きな被害をもたらしました。
今から、ちょうど90年前の話です。
当時、横浜に住む116人のインド人が被災し、うち28人が命を落としたといいます。
その際、横浜市はこれらの人たちに手厚い救援の手をさしのべたのだそうです。
その人道的行為に対して、日本インド人協会が感謝の気持ちを託してこの水塔を寄付したのが1939年。
この年も、微妙な年代です。 -
内部天井の照明。
全体に、どこかアラベスクなのは、イスラム皇帝アクバルの建てたデリー城などのイスラム建築様式を、取り入れたのでしょうか。
ムーア様式というのかな…… -
山下公園から、中華街の方に向かって歩く。
ロイヤルホールヨコハマの横の路地を入ると、ラ・コスタ横浜山下公園というマンションわきに大砲が置いてあります。
マンション横に大砲が置いてあるというのも、ちょっとシュールですが、かつてこの地にあった倉庫会社の建物下から、掘り出された三門の大砲の一つなのだそうです。
説明によると、かの佐久間象山せんせいのものという!
象山大せんせいは、実に個性的であくが強く、面白い人です。
大砲にまつわる逸話も豊富で、松前藩をたぶらかして大金投入の上、ようやく実験にこぎ着け、挙げ句の果てに派手に失敗した話があります。
字(あざな)が「修理」でしたから、それにかけた庶民の狂歌も秀逸です。
しゅり(修理)もせで 書物をあてに押強く 打てばひしげる 高慢の鼻
大玉池 砲を二つに 佐久間修理 この面目を なんと象山(しようざん)
象山の象は、ゾウさんのゾウ
地元では、ぞうざん先生とよばれているそうです。
高慢で自信家の象山せんせいの鼻は、象の鼻のように高かったのか、長かったのか……。
大砲がひしゃげている様子が、象の鼻とオーバーラップされて、実にうまいことを言うものです。
小説などに登場するときも、思いっきり個性的に描かれていますね。ロイヤルホールヨコハマ グルメ・レストラン
-
1854年のペリー来航の際に、松代藩佐久間象山は軍議役として大砲4門を率いて横浜へ布陣したものの、幕府は開国を決定し過度な軍備の撤去を命じ、佐久間象山はこの地に大砲を埋めたと伝えられているそうです。
さすが横浜、犬も歩けば棒に当たる、です。 -
加賀町警察署のあたりから、中華街が始まりました。 -
平日の火曜日ですが、この賑わい。 -
-
中国語が飛び交い、とおりざまに、韓国語で何事かを話しかけられます。
そんなふうに、見えるのかな…… -
大通をはずれて、少し南に下ると、関帝廟
長崎の中華街には、孔子廟がまつられていました。
孔子廟が文廟と呼ばれるのに対し、関帝廟はもちろん武廟となります。
ただし、商人からは財神としてあがめられているそうですから、ここでは、そっちの意味合いが大きいかな。
関羽はご存じ三国志の英雄。
義に篤く、民衆をいたわったため、人々の模範として敬われ続けているのですね。 -
日本と中国の関係も、この方のような政治家が双方にいれば、もっとうまく行くのかな。 -
拝観料を取られることもなく、親切に応対してくださいました。 -
そろそろ午後6時になります。 -
生ビール300円というボードの文字に誘われて…… -
850円のセットメニューを注文。
ビール(中ジョッキ、ザーサイ付き)と合わせて1150円は、お値打ちと思いました。
写真に加えて、杏仁豆腐のデザートが付きます。
中華街大通り沿いの店でしたが、850円のセットメニュー(10種類くらいある)は多くの店で掲げていました。
生ビール300円は、この店だけだったかな。
関心のある方は、加賀町警察の側から入って左手に注意していると、ビール300円のうたい文句を見つけるでしょう(たぶん)。 -
食事を終えると、ネオンが灯り始めていました。 -
-
大桟橋の袂から、山下臨港プロムナードという歩道橋にあがり、横浜税関本関庁舎のほうに歩いてゆきます。
ここからの眺めはすばらしい……横浜税関本関庁舎 名所・史跡
-
暮れなずむ -
-
プロムナードを降りて、象の鼻にむかいます。
「象の鼻」というのは、大さん橋のたもとにある象の鼻のような形をした堤のことです。
歴史は古く、横浜開港時に江戸幕府が造らせたというもの。
税関波止場として、慶応3年には現在の湾曲した形になって象の鼻という呼び名も生まれたようです。
改修されていますが、一部、当時の石をそのまま使っているそうで、みなとみらいの夜景を見るのに絶好の場所です。
もちろん、釣り人たちもほっておきません。
ちょっと堤の壁が張り出したところに、やせ形の、釣りこそ命的な50代くらいの男性がまさに、仕掛けを下ろそうとしていました。
「なにがつれるんですか?」
「メバルと、……スズキかな。」
「へえ〜、けっこういろいろつれるんですね。」
「なに、今日はぜんぜんだわ。」
どうやら、山下公園の方から、場所替えに来たようです。 -
象の鼻。
象山せんせいも、象の鼻 -
-
大さん橋は歩いて屋根の上に上れるようになっていて、鯨の背中と呼ばれるその丘のような屋根は、絶景を望むことができます。
遠くには、横浜ベイブリッジや氷川丸横浜ベイブリッジ 名所・史跡
-
なんという名前の船だったか、満艦飾にあかりをともし、いくつも汽笛を鳴り響かせた後、出港してゆきました。
どこへ行くんだろう……。 -
もちろん、みなとみらいも -
夜の山下公園界隈を、ひとりぶらぶらと歩いて帰る
おしゃれなレストランの窓から、人々の団らんがこぼれ落ちる……
ひとり旅というのは、このようなもの、だったでしょうか。 -
夜のニューグランドホテルの中庭 -
誰もいない、旧館ロビー -
エレベーターの籠もまた、クラシカルで趣がありました。
部屋に帰れば、あとは「一握の砂」を寝物語に、ねむりにつくだけです。
長〜い夜が、横たわっております。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
44