2013/03/11 - 2013/03/13
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shiqueさん
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ニュピの前日がやって来ました。
どこに行ってもお祭り一色です。
今日一日はバリのウパリャラ(儀式)と
オゴオゴを楽しませてもらいましょう。
次から次へと目の前に現れるイベントを
実況中継的に報告の巻となります。
蘊蓄よりも映像を見て頂き
ニュピ前日の熱いバリの雰囲気を
楽しんで頂ければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10日目。バリ4日目。
今日は各地でオゴオゴのイベントが行われる日
ニュピ前日で盛り上がりを見せる日です。
今日一日でどれだけ多くの
イベントに出逢えるでしょうか?
と言っても観光客にはニュピ用の
買出し等色々やる事はありますが
まずはバリの出方を見る事ですね。
その前に二日分のビールとアラックを買わねば!
アルコールは私達のガソリンですから。 -
両替をするためにラヤウブド通りに出掛けたが
ニュピ前日のため営業時間が変更。
仕方なく予定をドライブにしました。
ラヤウブド通りも王宮付近は通行止めで
急遽北に進路を変えてドライブ。
途中で出会った移動式の駄菓子屋。
おじさんちょっと怖そうですが
子供はワクワクです。
午前11時30分。 -
二年前にお葬式に遭遇できたティガラランの集落で
バリスの格好をした一団が飛び出してきました。
何らかのお祭をやっていたようです。
慌ててバイクを止め様子をうかがうも
サロンが無かったので内部に潜入出来ず。
いつもこういう時のためにバックに
サロンを二枚入れていたのに
今日に限って出発前に出してしまいました。
やはり今日は特別の日のようです。
午前11時50分。 -
旅行者にとってニュピ前後、もっとも困るのは食事です。
お祭りに合わせて閉店する店が結構あり
食事する店探しに時間が掛かってしまいます。
今日の昼食は開いてる事を祈りながら
今回二回目のワルン・チャンドラ2へ。
やってました、ラッキー!
何故か客は少なく余裕で座れました。
しかも、料理の売り切れも無く
おかずたっぷりのナシチャンプルです。
美味しい!
一回目より美味しい!
ここのナシチャンプルは一番です。
時間は正午。 -
プリアタンとラヤウブド通りの交差点。
この像をご存じの方も多いと思いますが
その道の真ん中でウパチャラです。
幹線道路なので車もバイクもガンガン走っています。
しかし、儀式は関係無く進んで行きます。
この光景、スゴイです。
今日は、やっぱりこんな光景が
ありらこちらで見れるに違いない!
午後1時40分。
その後一度宿に戻り小休憩後
何の確証も無いままバイクを北へ走らせました。 -
午前中にオダランがあったティガラランを過ぎ
適当に幹線道路を左に折れ集落の中へと進む。
突然、交差点の真ん中に
お供え物を並べ始めた一団に遭遇。
良く見ると女性ばかり。
何が始まるのでしょう?
バイクを止めて見学開始。
午後2時20分。 -
子供からお年寄りまで
正装した女性が頭にお供えを乗せ
次から次へと集まって来ます。
昨日のオゴオゴが
若い男性を中心だったのに対し
今日のウパチャラは
女性の儀式なのでしょうか?
皆さん表情はかなり真剣です。
バリの女性が色取り取りの
クバヤを着て寄り集まるその様は
熱帯に咲き誇る花を連想します。
濃い緑に映えて美しい。 -
見る見るうちに女性の数は増えて
お供えの籠もかなりの数になり
どんどん円形状に並べられていきます。
当然、見学の外国人は私達だけ。
相棒だけ完全に浮いています・・・。
邪魔にならない様に、相棒よ。 -
籠の中にはチャナンやお菓子、
更には1000Rp札まで入っています。
さらに、一つ一つの籠には
火の点いた線香が一本立てられてます。
自分の分のセットが終わると
籠の蓋を持って後ろへと下がります。
バリのこの風景を眺めていると
生きて行くと言う事は本来
どう言う事なのかを考えてしまいます。
私には見えない神がこの道の真ん中に存在して
祈る人々の頭の上に命と言う試練を
一人に一つずつ与えて下さっているのではないか。
そしてそれを私達は運命と呼んだりもするのです。 -
セットが完了したようです。
女性陣は左側に座って待ってます。
ゴザの前にお神酒の様なものが準備してあり
これから祭司が現れ、ウパリャラが始まるのでしょう。
この後どうなるのか気になりましたが
準備の風景を堪能したと言う事で
更に奥へとバイクを飛ばしました。
午後2時30分。 -
渓谷っぽいアップダウンを幾つか越え
少し大きめな村に差し掛かった所で
通りで準備を始めるガムラン隊を発見。
大きそうなウパチャラなので
しばしここで見学させて頂く事にしました。
午後2時40分。 -
先ほどと同じように正装した女性が
籠の蓋を持って壁際に整列しています。
時より笑顔を交えながらも
神妙な眼差しで何かを待っている感じです。
中央には正装の祭司が既にいらしています。 -
正装の男性に促され数人毎に
道路の向いの祭壇にお参りが始まりました。
一番後方の白い服の女性が
何やら重要な役割の方の様です。
このお参りが始まってからは
この道の通行は一切遮断されています。 -
ガムラン隊も演奏が始まっています。
演奏と儀式が進むにつれ
雲行きが怪しくなって来ました。
まさか雲を呼んでいるのか?
神との交信が本当に始まっているのか? -
代わる代わる少人数のグループが
白い服の女性に導かれ前に出て来ます。
どうやら町内の中のさらに細かい
地区単位でお参りを行っているようです。
あるグループがお参りを始めると
壁際の女性陣がヒソヒソ話を始めます。
想像は付きますが色々あるんでしょうね。
進むにつれ壁際の参列者は増え続け
今ではかなりの数になっています。 -
雲行きが怪しくなる中
儀式と演奏は益々盛り上がり
踊り出す仕草を見せる人も出て来ました。
これからクライマックスに向けて
一体どうなるのか予想がつきません。
既に1時間近くご一緒させて頂いています。
後ろ髪は引かれますが
探検隊は残された時間を考慮し
次へと向う事にしました。
午後3時20分。 -
王宮方面へと南下の途中
夥しい数の路駐バイクを発見。
寺の前の広場に男達が相当数集まっています。
あまりの人垣で近づけませんが
どうやら闘鶏に興じているようです。
男達の殺気立ったエネルギーが強烈です。
近づくのは止めました。
午後3時40分。 -
夜のオゴオゴに備えて早めの夕食を取ろうと
ニュークニンのdワルンまでバイクを飛ばす。
しかし本日は早仕舞とイブに言われた、残念。
夕食はどこかでブンクスする事に決定。
帰り道、プンゴセカン辺りで移動中のオゴオゴ発見。
オゴオゴのイベントが行われるのは
ウブド王宮前だけではありません。
違うオゴオゴの雰囲気も見学したいと思い
根拠無しに、バイクをマス村へと走らせる。
マスの広場に人が集まっています、大当たり!
午後6時。 -
サッカーグランド程の広場を取り囲むように
かなりの数のオゴオゴが並べられています。
私達を始め外国人もちらほら居ますが
ほとんどが現地の人で活気があります。
子供たちの数が多く手作り感に溢れた
長閑な村祭り的明るい雰囲気が
とても良い感じのオゴオゴ会場です。 -
オゴオゴは規模も雰囲気も
村ごとにかなり違っていました。
マスは子供がとても目に付きます。
少しオシャレをした子供たちが
楽しそうにしているその様子は
まさに平和と幸福のシンボルです。
写真は自分の村のオゴオゴの前で
ポーズをとるおしゃまさん達。
見ているこちらを楽しくしてくれます。
写真が自分の心を映し出す鏡だとするならば
この時私はどれ程無垢に楽しんでいた事でしょう。 -
国は変わっても
女の子は仲良同士で連れだって
村のお祭りへ行きました。
まずは甘いアイスで
気合いを入れて準備良し。
私はリボン
私は髪飾り
私はブレスレット。
お目当ての男子はさっき
オシャレな君に気付いたよ。 -
君たちの熱い気持ちは伝わるが
その指は止めなさい!
このくそガキめ。
などと私達が結構楽しんでしまいました。 -
マス村の子供たちのパフォーマンスも
面白そうで気になりますが
7時から始まる王宮前のオゴオゴが
今日のメインイベントです。
ゆったりのんびり出来るこの会場を
そろそろ移動せねばなりません。
ここのオゴオゴ実況は次回の課題ですね。
バイクの進路を北に向け出発。
午後6時20分。 -
オゴオゴ前に夕食にあり付けなかった私達は
予定通りパダンでブンクスする事にしました。
今回はプリアタン通りで見つけた
PITRI MINANGと言う店にチャレンジ。
ニュピ前日なので早仕舞と品切れを心配して
早めのブンクス、8000Rp也。
この店の味もなかなかイケます。
バイクにブンクスの袋をくくりつけて
王宮前のオゴオゴへいざ出陣です。
午後6時30分。 -
バイクでラヤウブド通りを王宮に向かって
行けるとこまで行って、道路脇に路上駐車。
イベントは午後7時から開催の予定ですが
会場は15分前にはすでに超満員。
王宮前の交差点は大混雑です。
7時15分、強烈な照明と大音量のMCの中
最初のチームのパフォーマンスが始まりました。
特殊効果の紙吹雪が舞い
以前よりもド派手な演出です。 -
ガムラン隊に先導され
メインのオゴオゴが登場。
目が不気味な光りを放って居ます。 -
2年前には無かったダンスパフォーマンス。
ストーリーがある踊りのようでしたが
ゆったりと見られる状況では無いので
内容は良く分かりません。
しかし、会場は一気に盛り上がります。 -
機動式ガンダムは連続出撃。
あっ、間違えました、
移動式ガムラン隊は連続演奏。 -
メインのオゴオゴが踊り始めました。
迫力満点! -
真上に来た〜!
逃げろ〜!
人垣をかき分け最前列で観戦すると
必ず神輿隊に激突します。
場合によってはオゴオゴを乗せた
竹の骨組みにぶつかる事もあります。
私は足を踏まれて痛かった。 -
観客もオゴオゴの動きに合わせて
前に出たり引いたり動いているうちに
参加してると言う一体感が芽生えます。
激しく動き回るオゴオゴが
ただの張りぼてとは思えなくなって来ます。 -
次のチームの聖火隊。
メインステージの趣味の悪い
ピンクの照明に染められています。 -
聖火隊が送るその視線の先には
今まで見た事の無い怪物が! -
ひしめく群衆の中
一段と背の高いオゴオゴが
こちらに向かって来ました。
パフォーマー、
スタッフ、
警備員、
ポリス、
プレス、
地元応援団、
そして観光客。
もうごちゃまぜで大変な状況です。 -
これは円谷プロダクションの
特撮現場ではありません。
煙と強烈な光線をはいていますが
放射能を含んだ破壊光線ではありません。
こんな派手なオゴオゴ初めてです。
良い悪いは別にして迫力は満点です。
頭の中ではあの7拍子の
ゴジラのテーマが鳴り響いています。 -
違う色の光線もはける高度な科学技術。
下世話な言い方になりますが
スゴイ、金かけてます。
この様な映像は絵になると思うのですが
日本のテレビで何故流れないのでしょうか?
バリ自体が日本では注目されていないのでしょうか? -
片や効果音楽のガムランは
完全な人力人海戦術。
しかしまたこれがカッコ良い。
このリズムはずっと聴いていたいですね。 -
来た〜!
真上に来て今度は青い光線だ〜!
痛っ〜!
今度はわき腹やられました。 -
体全体に煙をまとい
自らオレンジに輝いています。
カッコ良い! -
午後8時50分。
ゴジラは次のチームのために一度退く。
私達も今日はこれまでにしました。
オゴオゴと言うバリの行事に
エンターテイメント性などいらないと思う反面、
実際、今回面白いのも事実です。
これからオゴオゴは更にどのように
進化していくのかとても楽しみです。
ゴジラ今度は白い光線はいてますね。 -
バイクに乗り宿へと向う途中
ラヤウブド通りとハヌマンノ交差点で
バイクが大渋滞で止まってしまいした。
プリアタン側からオゴオゴが行進して来ます。
違う会場でやっていたオゴオゴの様です。
ガルーダのオゴオゴを女性たちが担いでいます。
あ〜後からはゴジラで前はギャオス。
あのラヤウブド通りが人で身動きとれません。
エンジンを止め状況を受け入れ楽しむ事にしました。
最後まで楽しませてくれますね。 -
11日目、バリ5日目。
昨夜の喧騒から一夜明け、本日はニュピ。
この日は外国人を含め島に居る人全員外出禁止。
飛行機も全便欠航ですから半端じゃ無いです。
不便や不都合よりも伝統を重んじる
バリならではの貴重な時間と言えるでしょう。
耳に入ってくる音から人工音が消えた時
人は結構無口になるようです。
想像力の翼はいつも自分の中に
また、目の前にあったのですね。
それは速過ぎる時間ではなく
時間を刻む時計の音に掻き消され
見えなくなっていただけだったのです。
ニュピも良いものです。 -
ニュピの食事事情。
前回(2年前)のニュピ当日は
自称料理研究家の私も厨房を借りて
料理をそれなりに作ったのですが
今回はバリ人の料理人が宿泊されていたので
その方の料理をお相伴に預かりました。
写真は豚肉と冬瓜のカレー煮ともつ炒めを
ご飯に乗せてチャンプルにしたものです。
美味しい、流石プロ! -
12日目、バリ6日目。
今日は朝からバリの生活の音が聞こえます。
いつものテーブルでいつもの朝食。
そんな普通のバリの朝ですが
今朝がバリ最後の朝となりましす。
予定はPM4:50のエアアジアでKLに向います。
今日は残り時間を逆算しての行動、
最終日はいつもこれがセットで付いて来ます。 -
今日はバリに来てから一番の天気。
空は青く澄んで雲が綺麗に流れています。
最終日もやっぱりバリの田舎道が呼んでいます。
そして、5日間お世話になったバイクの記念撮影。 -
何の変哲も無い田舎道とヘルメットおばさん。
こんな風景が私は大好きです。
私にとってバリとはエステでも
買い物でも音楽でも舞踏でも無い。
普通の田舎道をバイクで
ゆるりとした風となって
流れて行く事が許される場所。
この曲がりくねった細い道は
時間や空間をを飛び越えて
想い描いていた世界に到達出来る
ワームホールへの入口なのです。 -
「最後のバリ飯どうする?」
と言う事に当然なります。
まずはチャンドラ2に行くも閉店!
一体どうしたら良いんだ、俺達は!?
これと言って良い案も出無いまま
イブ・オカ2号店を目指すも
その値段の高さと敷居の高さに退散。
結局、トゥガスのワルン・トゥガス。
ナシチャンプルとエステで1人23000Rp。
美味しい部類には入るのですが
量が少ないのと、少し高いのが玉に瑕。 -
バリではニュピの次の日から
各地でオダランが一斉に行われ
更に盛り上がりる日々が続くそうです。
残念ながらニュピは毎年日にちが違うので
こればかりは運次第ということです。
続きは夢の中で見る事にしましょう。
宿のオーナーの村でオダランに参加したかったなぁ。
バイクでバリ一周したかったなぁ。
新しいワルンでチャンプル食べてないなぁ。
色々やり残した事はありますが
そのすべてが次回と言う事で
また、私達は必ずバリに来る事でしょう。
飛行機はKLに向ってバリ島の南岸を飛行中。
KLの中心部に行くのは10数年振り。
様子は変わっている事でしょうね。
それより、今夜の宿にちゃんと辿り着けるのか?
次回はそんなKL最終編となります。
相変わらずの旅行ですが、ご覧頂ければ幸いです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- まうまうさん 2013/09/03 08:29:56
- (≧∇≦*)おいしそう
- 訪問&投票ありがとうございます。
でもでもでもでも、そんなことより
)^o^(
shiqueさんの旅行記すごいです。
大好きな構成になってます。
私の目指すところ(?)です。
これからもよろしくお願いします。
ちょくちょく訪問させてくださーーいっ
(^ε^)-☆!!
PS、年末のバリ島に向けて、
徐々にホテル(地域)選びを開始してます。
- shiqueさん からの返信 2013/09/04 02:10:55
- RE: (≧∇≦*)おいしそう
- こんにちは、まうまうさん。
旅行記御覧頂きありがとうございます。
まうまうさんの旅行記は
エネルギーが伝わって来て
読んでいて楽しい旅行記ですね。
私はマッタリしがちで・・・。
共通点は食べ物に関する執着でしょうか(笑)
年末にバリですか、うらやましいですね。
残念ながら、私達はやはり来年ですね。
次回旅行記の食事事情楽しみにしております。
これからも、よろしくお願いします。
shique
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