2013ペルシャ湾岸諸国の旅～#3ドーハ・素晴らしき光の世界

2013/06/16 - 2013/06/16

カタール航空(QR)のバンコク発ビジネスクラスがお手頃値段だったので、アブダビまでの往復チケットを買い、未訪だった湾岸諸国のバーレーン、クウェート、ドーハを旅してきました。

ドーハからアブダビ往復はファーストクラス設定のため、ドーハのプレミアムラウンジはファーストとビジネス両方楽しむことができました。

アブダビから先は、期限切れ間近のエティハド航空のマイルとユナイテッド航空（バーレーン発クウェート経由のワシントン行きのフライト）利用です。湾岸上空を行ったり来たりとあまり効率はよくないですが、いろんなキャリアのフライトも楽しみの一つでした。

見どころないといわれるドーハですが、スークワキーフを歩いていると、香辛料のかおり、商いの呼び声、動物の蹄の音…アラブ好きにはたまらない要素が満載。
そして目を閉じると懐かしの古都ダマスカスへ脳内トリップもできました。

☆フライトスケジュール
6/14 ビエンチャン→バンコク(ラオス航空)
　　 バンコク→ドーハ→アブダビ（QR）
6/15 アブダビ→バーレーン（EYエティハド航空マイル4,840＆Tax80AED)
6/15 バーレーン→クウェート（ユナイテッド航空）
6/16 クウェート→アブダビ(EYマイル5,078＆Tax3.05KWD)
6/16 アブダビ→ドーハ→バンコク(QR)

エリア ドーハ(カタール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アブダビからドーハへのフライトは40分。こんな笑顔の素敵なお兄さんがアラビックコーヒーをついでくれ快適フライト。

バンコクへの乗継は11時間ほど。
QRのアブダビ〜ドーハは1日何本も飛んでいてあえて観光するため乗継時間の長いフライトを選んでるので、ドーハ乗り換え8時間以上の特典(トランジットホテル)は利用できない。

スークワキーフに出かけようにも昼の2時。
一番暑い時間だし、店も全部開いてないだろうから、アライバルラウンジでのんびりすることに。

ほぼ貸切状態だったので…ここであるミッション達成。

カタール航空のCAのコスプレ。
ラウンジのお姉さんに頼んで制服お借りしてみました。

このお姉さん、マネージャーに殺されるわって言いながらトイレでこっそり貸してくれた。どうもありがとう！

エミレーツ航空では機内でコスプレサービスがあるようで、スカーフ付の帽子をかぶった写真をポラロイドカメラで撮ってくれてプレゼントしてもらえた。

QRはどうかわからず、機内でお願いしようかと思ったけど、皆さん忙しそうで頼めなかったので、ここでできて満足。

思いっきりくつろいだ後、ドーハの地図をもらってATMで現金を引出して、夕方4時過ぎ観光へ出かける。

カターリーのお姉ちゃん、地図でドーハのおすすめポイントいろいろと説明してくれて、でも全部見る時間ないね、と残念がってた。
でもまた戻ってくるからね！

タクシーは空港出て数百メートルほど歩いて公道で拾って、スークワキーフまで20リヤル、約500円。
ドライバーはネパール出身のお兄さん。
ずっと前に、カトマンズで日本語を2週間習ったことがるといい、片言の日本語で会話した後、このモスクのあたりで降ろしてもらう。

ふらりと歩き始める。

昔のスークを再現したものらしいけど、うまくできてると思う。

メイン通り。
奥に見える建物は、イスラムカルチャーセンター。
後で行ってみようっと。

シーシャ、水タバコが並んでるCafe。
後で吸う時間あるかなあ。

まだこの時間、お客の姿はほとんどいない。

時々チャイ飲みながらシーシャ吸いながらのんびりしているアラブ人男性の姿がちらほらあるだけ。

テーマパークみたいななんちゃってなものを想像してきたけど、
いい雰囲気。

地元の人が民族衣装で歩いてるのがいい。
スパイスの香りがいい。
音楽のようなメロディーのアラビア語がいい。

蹄の音はポニーならぬドンキー。
小さな子供を乗せてその辺を走るアミューズメントになっていた。

日本の遊園地だと100円入れて乗って遊ぶ乗り物の感覚かな。
ここでは本物の動物を人間が動かしている。

食べ物を作り売りしている女性ばかりの屋台。

その近くには、これまた女性ばかりの宝石のお店が並んでいる。

ATMも周りに違和感ないようにボックスに入っていて、溶け込んでいる。

ポーターさんたちかな。
のんびりと客待ち中。

食料品、衣料品、雑貨など、場所によって同じようなカテゴリーのものが集まっている。

ちょっと見てかない？
客引きはいるけれど、しつこくなくていい。

お菓子屋さんの横に階段があったので、断って登らせてもらう。
いいけど、何もないよ？と言われちゃった。

確かに。

でも高いところからスークを見渡せる。

むき出しに売られてるナッツ類。

その中で、イラン産ピスタチオを発見！
味見させてもらったら美味しいー。

普通のとカレー風味を半分ずつキロ買い、60リアル。

ここで商売してる人、イラン系の人たちが多い。
大国がイランに対して経済制裁を加えてるから、海外で商売やってる人たちはかなり一打撃を受けてるんだろう。

一通りスークを歩いたので、海岸のほうへ移動。

この一帯、歩いてるのは南アジアからの出稼ぎの人たちと私くらいで、車が猛スピードで通っていく。
でも一応、観光地なので、歩行者用の信号や案内表示があり助かる。

ダウ船がいっぱい止まっている。

洗濯物干してる人もいたから、動いてないのは家として使ってるのかな。

この時期、湾岸地方はどこへ行っても砂で視界が悪く、町が砂色。
夕日も灰色がかっている。

対岸のビル群が見える防波堤に座り込んで、夕暮れ時の町の移り変わりを楽しむ。
ダウ船がのんびりと目の前を進んでいく。

カターリーのカップルもいるけれど、家族連れや出稼ぎの男性グループも多いので、一人で来ても問題なし。
中東はこういうデートスポットに一人でも来やすい。

と、突然、水上バイクでやってきた二人組。

熱風だけど、風があるから気持ちいい。

6月に湾岸に旅行で来るなんて、相当物好きだと思う笑。
でも、湿度70%超えのラオスのほうが体感温度は絶対上。

対岸のビル群に明かりがともり始めた。

色使いもけばけばしくなくていい。

そして背後から礼拝を知らせる合図、アザーンが流れてきた。
波の音がちょっと邪魔してよく聞こえなかった。

向かって左側はまだ開発が進んでいるビル群が並ぶ。

数年後戻って来て、また見てみたい。
そのうち香港や上海みたいに光のショーを始めたりするのだろうか。

そろそろスークに戻る時間。

ライトアップされたカルチャーセンター。
夕方行ってみたら、図書館が開いていて、アラビア語と英語のクルアーンやイスラム教の本が並べられてた。

太陽が沈んだ後は、一帯は光の世界になっていた。

イランレストラン。

中を少し覗いて見ると、シーア派のモスクみたいにキラキラだった。

ここ、ランプの色のセンスが抜群。

お店によって個性豊か。

メイン通りから1本入ったところでかわいい扉見つけた。

迷路みたいだけど、マラケシュみたいに迷うことはない。

静かな裏通り。

再びメイン通りに戻る。

昼間の静かな雰囲気からがらりと変わり、
テラス席を埋め尽くす人たち。

イスラムアートギャラリーなるものがあったので入ってみた。

おおーー素敵ーー☆

天井からぶら下がってるの、これ全部色が違うランプオンパレード！

天井からぶら下がってるランプはらせん状になってるんだけど、真下から見るとこんな感じ。
いやー素晴らしきアート♪

壁にも一列に飾られてる。

いつかこんな風に部屋を飾ってみたい。

夜7時も過ぎてギャラリーは閉まってる所が多かったけど、
似顔絵描いてるおっちゃんがいた。

私には全然退屈じゃなかったドーハ。
悲しいかな、そろそろ空港へ戻る時間。
タクシーつかまえるのに苦労したけど、見つかり、20リアルで空港へ。

貸切のリムジンバスでプレミアムターミナルへ移動して、シャワーを浴びてまったり。

バーレーン＆クウェート＆カタール、勝手に地味御三家旅行と名付けた今回の旅は、素敵な素敵な週末になりました。
そろそろ現実の世界に戻ります。。


帰国後、QRからのお知らせメールで、バンコクからオマーンのサラーラ行きCクラスが46,000バーツくらいであって、思わずポチりそうになりました…

この旅行記へのコメント （2）

• wakabunさん 2013/06/19 23:32:43

  カタール航空のイケメン

  sunnyさん、
  
  ドーハ世界一つまらない都市ってのは嘘だよね。確かにこぎれいすぎる感はあるけど、私は結構好きでした。ビザ代がネックだけどまた行きたい。
  
  カタール航空のイケメン好みなので、世界のイケメンシリーズに加えといてくださいｗ
  
  ランプホント素敵−。うちにたくさんこういうのぶら下げられたらいいのに。
  
  Wakabun

  sunnyさん からの返信 2013/06/20 23:13:26

  RE: カタール航空のイケメン

  Wakabunさん、
  
  ドーハ楽しかった。
  きっとつまらないって言ってる人は、メジャーなとこしか行ったことない人だよね。クウェートより100倍楽しかったよ♪
  お金あるんだから、ビザ免除にしてほしいよね。
  
  > カタール航空のイケメン好みなので、世界のイケメンシリーズに加えといてくださいｗ
  本物は、これの2.5割増しだったよｗ
  たった40分のフライトだったのが残念。
  最後にアリガトウって日本語であいさつされちゃった、ふふふ。
  
  ランプ、wakabunさん宅ならいけそうじゃない？QPさん嫌がるかな。。
  
  sunny