2013/04/26 - 2013/05/06
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fumio0102さん
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巡礼1日目
朝、教会のミサに出席する。すでに200人以上が集っている。こんなにも大勢の巡礼者がいることに驚く。このうち遥か1500キロ彼方のサンジャックを目指すのはどのくらいいるのだろう。東洋人はぼくらだけだ。巡礼者は神父から一人ずつ祝福を授かり、三々五々出発する。ぼくたちもホテルに引き返し、準備を終え、町はずれの巡礼路(遊歩道GR65)へ向かう。
いよいよぼくらの巡礼は始まった。ロマネスクの小さな教会を訪れる度、いつか自分たちの足で中世の巡礼路(カミーノ)を辿ってみたい。その想いがようやく実現した。
初日の行程は24キロ。昨夜サン・プリヴァ・ダリエのジット(民宿)に予約もできた。ル・ピュイの町を出ると登り坂が延々と続く。それにしてもザックが重い。雨は降ったり止んだり、雨具の下は汗まみれ。どんどん巡礼者が追い抜いて行く。雨はしだいに雪に変わり、冷え込んできた。悪路が続き、雪解け水で泥沼のようだ。流れが道を分断し飛び越えるのに体力を使う。肩に食い込むザック。景色を楽しむ余裕なんて消えうせ、ただひたすら足元をみつめ一歩ずつ踏み出す。こんなにハードなトレッキングは経験がない。午後になるとついに横なぐりの吹雪、視界もままならない。
農村風景を愛で、村の教会を訪ね歩くつもりが、二人とも膝ガクガクで、辛すぎ。他の巡礼者はなぜか荷が軽く、足も速い。いつの間にか先にも後にも人影は見当たらない。このままでは、吹雪のなか、草原で立ち往生する怖れがでてきた。気持ちが少しずつ萎えてくる。
ついに初日の予定距離は断念し、16キロあたりのモントボネットの教会で雨宿りをしながら、ガイドブックから周辺の宿を探しだす。携帯をかけ続けるが日曜のためか満室ばかりで、ようやく巡礼路を2キロ外れたファイの村に夕食なしの部屋を確保できた。生き延びたようだ。
よれよれでたどり着き、宿の主人に8キロ先の町にリザーブがあると話すと、それならば夕食が大事だろうと車で吹雪の中を送ってくれた。感謝です。初日から行程をスキップしたがしかたない。ただ、どういうわけかそこの宿の予約がとれておらず、送っていただいた主人の口利きもあり、なんとかベットは確保できた。ともかくも無事一日目が終了する。散々な巡礼デビューであった。
写真は午前中だけのもので、吹雪いてからはカメラを出す余裕はなかった。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
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