2013/02/22 - 2013/03/03
292位(同エリア1017件中)
アルデバランさん
- アルデバランさんTOP
- 旅行記551冊
- クチコミ8件
- Q&A回答7件
- 984,173アクセス
- フォロワー69人
ミャンマーにおけるビルマ族最初の王朝、バガン王朝はエーヤワディー川東岸の干からびた砂漠の大地に都を定め250年もの間栄えました。
何故コメもとれないこんな荒涼たる地をわざわざ選んだかって?
そりゃあ大平原に点在する大小さまざまな仏塔や寺院があるもんね。
朝日に輝く黄金の尖塔や夕焼けに赤く染まったレンガの尖塔、そしてエーヤワディー川に沈む真っ赤な夕陽や、大地から昇ってくる朝日…
ビルマ族の偉大なる王、アノーヤター王はシュエサンドー・パヤーの上で観光客と一緒にこの景色を見て思いました。
「都はここに決〜めた!」
さ、自転車でこの仏塔巡りをしてみましょ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
-
通りを西に向かったところ、のっけから分かれ道です…
本通りは左ですが、右側の向こうにシュエズィーゴン・パゴダの仏塔の先っぽが見え隠れしているので右方面に行きます。 -
参道のような通路がありました。
極力近くまで行って自転車を日陰に置きます。 -
というのも裸足になる必要があるからなるべく近くに…
あら〜、エーヤワディー川の砂地でサンダルが汚れきってしまいました。
しかし、このサンダル4500チャットもしただけのことはあり、頑丈で最後までびくともしませんでした。 -
で、参道はこんな按配でした
-
とにかく長くて店舗がないところも結構あります。
-
で、突き当たった所にあるお堂
早速シュエズィーゴン・パゴダのご本尊様ですか?
左右の柱の上の像は何を意味してるのでしょう -
回り込むと、日差しにまぶしく輝く大仏塔
-
金箔を貼らないかとしつこいお誘いのお姉さんの先には…
営業努力の賜物ですねたくさん貼られて厚化粧の仏さん。 -
こちらはなぜか大仁田厚のように金網で囲まれてます。
先ほどの青銅の立像とは様子が全く違います。 -
3層の基盤部分が裾野のように大きく堂々とした仏塔です。
-
なぜか太鼓です
-
このような凛々しい姿だと、拝んでご利益ありそうです。
しかも金ぴかだし。
その横では… -
これじゃあねえ
愛嬌あるけど…
しかも、金はくすんでるし -
あら〜
真似してます -
戻って、自転車を南側にまわしてみます
こちらが正面だったの? -
南側には東側の参道より長い参道がありました
-
どうやら先ほどの二又の左側の通りに出たようです。
西に向かってみましょう -
ニャウンウーからオールドバガンに通ずる通りを西に向かいます。
-
途中はこのような民家があったりして飽きません
-
やがて家々が途切れて原野になると…
小規模な仏塔が点々とするようになります -
自転車は舗装道路はいいのですが
メインから少しでも外れるとこのように砂地で難儀します -
残念ながら上に登れませんでした。ティーローミンロー寺院
結構デカいです。
通りに面しているだけあって人気です -
ひたすら西に。
「歩き方」を持って自転車に乗ってる人がおり、仲間とはぐれたと言ってました。
結構日本人もいるのね -
なにやら周りが広い場所になりました。
そろそろオールドバガンですか?
シュエズィーゴン・パゴダから30分もかかりました。 -
オールドバガンの門
タラーバー門
門の両脇にバガンの守護神、兄妹のマハーギリ・ナッツ。
手前の左側はだだっ広くその先にはアーナンダー寺院がありますがここは馬車につられて直進します。
馬車で後ろ向きに座った女性に「何処から来たの〜」と聞いたら、どうやらこの団体は中国からの観光客でした。 -
門を入ると左側は王宮の跡地でしょうか
遺跡を発掘しているのか、整備しているのか作業中のようです。 -
女性がのんびりと頭の上の笊に石を乗せて運んでます。
運ぶ量が少ないんであまりはかどらないでしょうね… -
へんちくりんな尖塔です
マハーボディー寺院 -
通りから右に折れてみました。
ここオールドバガンに住んでいた人たちは遺跡保護の名目で移住させられたとか。
なんせ、土地はすべて国有だからツルの一声なんですね…
でも、パゴダはバガン王朝とかの権力者だけではなく、一人でコツコツとレンガを積み上げて作る人もいたり、今でも個人で大金持ちは造ったりすることができるそうです。
外国人でもOKだそうで、そのうち出てくるかも、SAMSUNGのネオンのパゴダとか… -
左側に漆器博物館がありました
-
静かすぎます。
観光客はほかに1人だけ… -
実演もしてました。
-
さらに路地を進むと、道路際の崖補修です。
また頭に乗せて運搬です。
首を痛めている我輩としては見るだけで痛くなってきそうです。
左側にちらっと見えているエーヤー・リバー・ビュー・ホテルはその名の通り展望はよさそうですが高そうです… -
で、ホテルの横の道を下って、突き当たるところといえば大河、
エーヤワディー川 -
ここには大型客船でしょうか係留されてました
-
また通りに戻ってオールドバガンを進んでゆくとゴードーパリン寺院
基盤部分の回廊が大きく堂々たるその姿と装飾が凝ってます。
特に画面左の入り口とテラスのパラペット -
中にはキンキラの仏様です
こちらの人は皆、指の長さがおんなじなのね…
それにしても、前の豆電球はなあ〜に? -
木々は豊富で、パゴダや博物館やホテルが点在しているけど、1990年というからついこの間ですが、オールドバガンに住んでいた人たちは皆、ニューバガンに移住させられたので、だだっ広くて殺風景です。
ということで王宮跡方面に戻って、シュエグージー寺院に行きました。
ここは上に登れます。
というより、上に人がいたので寄ってみました。
王宮跡のすぐ横で、丸見えです。 -
狭い階段を上がります
-
テラスに立つとすばらしい展望が展開していました
-
彼方にピラミッド型の姿が特徴のダマヤンジー寺院は目立つのですぐに分かります。
-
大仏塔そろい踏みです。
黄金の尖塔で真ん中に位置するアーナンダー寺院はさすがに貫禄あります。 -
すぐ隣のタビニュ寺院は圧倒的迫力です
-
彼方まで大小のパゴダが点々と生えてます。
-
地面は草を焼いたのか焼け跡です。
明日の早朝わかりました。
朝日が昇ったあと、火をつけてバガンは煙にまかれました… -
実はすごく暑いです
日陰はともかく陽が当たるところは。 -
北西の向こうには一際目立つ建物が。
オールドバガンの考古学博物館です。 -
下におりて仏像をもう少し見ます。
-
こちらは場所が裏側で不利なのか、人気がいまひとつです。
-
基盤には四方から入れるようになっていますが、裏側の入り口の戸の風化具合がえもいわれません。
-
上で150mぐらいの所に見えた、隣の大きな仏塔を見に行きます。
-
その名もタビニュ寺院
デカいです -
大胆にも漆喰をモルタルで補修してますがそんな細部は全く気にならないほどの立派な仏塔です
-
さらに奥の方にまたまた一際目立つ仏塔があります。
行ってみましょう! -
大きな広い通りを横切って…
帰りにこの通りを横切ったことをすっかり忘れ、ニャウンウーからの通りだと勘違いして道に迷いました… -
着きました
シュエサンドー・パヤーです -
ここは観光名所なのか、広ろ〜い駐車スペースがありました。
ただの空き地ですが。 -
5層の基盤上に白い塔が乗る優美なパゴダです。
-
四方から登れますが、サンダルを置いて登りますので、基本は同じ階段を下りる必要があります。
別な場所に下りたら多少痛い思いをして歩けばいいのですが…
中には靴を持って上がってくる人も居ました。 -
あまりの気持ちのよさに結局日没過ぎまで2時間もテラスの上に居てしまいました。
-
東西南北さえぎる物がなくすばらしい展望です
-
ちょうど4時ですがまだまだ暑いです
-
基盤テラスの上には2,3組の観光客がいました。
-
テラスの上の尖塔は手に取るような近さでそそりたちます。
-
のんびりした風景に身をおいてボケーっとします
-
上ってきたカップルに撮ってもらいました
-
彼方にバガン・タワーも見えます
-
西側
日没にはまだまだ時間がありますが他に行くのが嫌になってしまうくらいの景色です -
下から登って来る人たちを上から観察します。
この西洋人のグループはあまりの急階段に半数の人が上がるのを躊躇し、数人だけ上がってきました。 -
既に上に上がって1時間近くたちます。
-
あんな所に立っちゃって
見ていてもハラハラ… -
上がって1時間半が経過
さすがシュエサンドー・パヤー、サンセットを眺める観光ポイントです。
5時半を回って観光客が集まり始めました。 -
右側から来るメイン道路だけでなくあちこちから砂煙を上げて馬車もやってきます。
-
基盤テラスや階段はこんな状態になってきました。
5層目は既に満員状態で4層目を見下ろしてます。 -
周りはこんな状態です。
手を上げてるおっちゃんは北京からやってきたカメラおじさん① -
こちらも同じグループのカメラおじさん②
何機もぶら下げて首が疲れそうです
このあと、上でも下でも彼に写真を撮ってもらいましたが
ポーズがどうのこうのと、注文がうるさいことうるさいこと… -
階段にまで座って皆さん日没を待ちます。
日本人もかなりいました。 -
陽が大分傾きました
-
まだまだ駆けつけている馬車がいます
-
さすが北京のカメラおじさん
だてに複数台カメラ持っているわけではありません・
混雑する中、難しい被写体でもこのとおり… -
いよいよクライマックスです
エーヤワディー川に夕陽が映えます -
日没を静かに見守ります…
-
-
-
-
あらら、太陽は山に隠れる前にかすみの中にうっすらと消えてしまいました。
-
日が沈むと間もなく暗くなるので車ならともかく自転車なんで、まごまごしてられません。
してたけど… -
北京のカメラおじさんはまだまだ撮り足りないのか、仏塔にカメラを向けてカシャカシャやっていたので、撮ってもらいました。
-
皆さんあわただしく帰ってゆきます
-
自転車は不利です。
でも、埃かぶってもホテルに帰ったらバスタブがあるもんね。
(湯ぶねに、あまりたまらなかったけど) -
帰り道。
今度は登ってきた月を撮る余裕もあるようですが、真っ暗になってしまい、自転車をこいでもこいでも着きません…
少々焦りました。
着かないはずです。通りを一本勘違いしており、危うく飛行場の方に行ってしまうところでした。 -
7時半を過ぎてしまい、なかなか帰ってこないので、自転車屋さんのフミヤさんの姉さんは心配したのか、店先で待っていてくれました…
夕陽を見たからには今度は日の出をと、自転車は明日の午前中まで借りることにしました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- わんぱく大将さん 2013/05/16 07:14:57
- どこまで
- アルデバランさん
この間はどこまで読ませてもらったかな? と言う感じで、続いてるんですね。(失礼な!)
しかし、あれはビーチサンダルですか。足に負担きませんでしたか?
わたしゃ、いつも紐をきつく結ばないと、どこかに豆ができる足で。(腹が減ったら、その豆を食べるという強みも??)
大将
- アルデバランさん からの返信 2013/05/16 07:49:43
- RE: どこまで
- 大将様
あのサンダル気に入ってます。
砂だらけになってますが生地は別珍です。
ですので、ゴールデンロックでの1時間以上の上り坂では素足が別珍の上で滑って苦労しました。
ビーチサンダルよりはるかに丈夫で、かの地では皆さん結構履いてました。
厚いのは面の皮だけで、我輩も足はデリケートなんですが、別珍の表面はこまかな毛が生えてますので足に豆とか一切できませんでした。
しかし、足の豆は消化に悪そうですなあ…
アルデバラン
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アルデバランさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
バガン(ミャンマー) の人気ホテル
ミャンマーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ミャンマー最安
766円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
92