2012/06/17 - 2012/06/18
2260位(同エリア3721件中)
hiroさん
クラブツーリズムで「軍艦島クルーズと池島炭鉱」のツアーを発見。
軍艦島は個人でも参加できるが、池島炭鉱は団体じゃないと難しそう…。
しかも、池島炭鉱はトロッコに乗って坑道見学もできるらしい。
かなり見たい…。
ツアーですが、1人参加も可能との事だったので1人で申し込む。
人気のようでキャンセル待ちでしたが、無事参加決定。
ちなみに一泊二日ですが、先日出かけた二泊三日の石垣島より高いツアー費。
でも、炭鉱・プライスレス(笑)
軍艦島の本を読み返し、写真集をチェック
数ある軍艦島の本から旅のお供に持っていったのは
「軍艦島の遺産―風化する近代日本の象徴」
軍艦島の今と昔がわかる読みやすい本。
初心者にもお勧めの一冊です。
「軍艦島 海上産業都市に住む」
こちらはビジュアルブックですが、軍艦島=廃墟は多いですが
これは軍艦島が現役だった時の写真が中心。
白黒ですが生き生きとした島の様子が分かり、とても好きな本です。
この2冊をセレクト
さて、お初のツアー1人参加。どんな旅になるでしょうか?
一日目
軍艦島クルーズ&上陸
伊王島に宿泊
二日目
池島・池島炭鉱見学
見事に炭鉱しかない一泊二日です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
まずは福岡へ出発。
空港でサマンサタバサの可愛いエクレアを買ったのに、写真がない(笑)
飛行機で食べながら、福岡へ。 -
バスガイドさんが、説明してくれながら長崎へ。
なんだか、このタイプは久々…。
バスの時間は長めでしたが、楽しく過ごせました。
ちなみにツアー参加者の平均年齢は50〜60歳ぐらいとの事。
私は「若いお嬢さん」って言われました。
いや、若くないですよ…。 -
ここから軍艦島へ。
ちょうど長崎は大雨で大変な時だったのですが
この日は運よく行けそうな感じ…。
結果的には前日は行けず、翌日も行けず、
この日だけ軍艦島に上陸できたとのガイドさんの話でした。
日ごろの行いか、はたまた軍艦島への愛なのか。
とりあえず一度目に上陸成功★ -
あっ、見えてきました。
この日のために、一眼レフを借りてきたので
肉眼で見れないところもバッチリです。
前日は海が荒れてて、天井に頭をぶつけた人もいたとか…。 -
軍艦島に、上陸です★
上に見えるのは職員用の高級住宅かな。 -
この辺は炭鉱施設の後です。
印象的な赤レンガと巻きあげ櫓。 -
見事にぼろぼろ。
灯台は閉山後の設置です。
「まるで空爆とかの後みたいだなぁ」って言っている人もいました。
非現実的な、感じ。 -
有名な、ロの字型の30号棟が見えてきました。
遠くからの見学で分かりませんが、室内は和室との事。
手前のがれきなどは片付けられているのかな。 -
ズームで、窓を見てみます。
人影とかあったら怖いだろうなぁってぼんやり思いました。 -
あっ、階段がありました。
ちなみに有名な地獄段はこの見学では見られません。
老朽化&アスベストの問題等で自由な見学は出来ません。
現在も台風などで風化が進んでいるようです。
写真集などで有名な住宅部分は、現在の見学コースだとほぼ見られません。
(地獄段やX階段、有名な啓明寮のラクガキとか) -
島で最も古いコンクリートの建物。
狭い島にたくさんの建物。
石炭が持つすごいパワーを感じます。
戦争中の物資不足のなか、10階建てのアパートが作られた軍艦島は
やっぱり凄い炭鉱だったと実感。 -
かつて「緑なき島」といわれた軍艦島ですが
いまはこんなにグリーン。 -
船から島を眺めます。
こちらのほうが住宅部分がよく見えるかも。 -
端島神社の祠も、なんとか残っています。
-
ズームでここまで見えます。
-
住宅部分。
ボロボロだけど、すごい密集感。
写真が斜めなのは、船から撮っているから。
島の周りは外海なので、波が荒い。 -
さよなら、軍艦島。
また来たいなぁ。
隣の島は中之島かな? -
長崎は船ドックも多い。
大きな船がたくさん見られます。 -
沖之島の馬込教会。
きれいな教会です。 -
なんと、部屋はまさかの4ベット。
ちなみにこの部屋で私一人。
逆になんか怖い(笑)
温泉でまったり。一日目終了です。 -
この日は池島炭鉱見学。
船で池島へ向かいます。
ツアーの方は軍艦島がメインの人が多く
池島炭鉱はおまけの人が多かった…。
こんな建物がチラリ。
うわぁーー、テンションが上がる。 -
ヘルメットとライト、軍手、長靴を装備して、いざ坑内へ。
ライトは万が一のときでも電燈が切れないようになっています。
また、粉じん事故防止のため、火花が出ない作りです。
たかがライトですが、炭鉱使用で高級品です。
トロッコで炭鉱へ向かいます。 -
炭坑内は、ダクトや配線がいっぱい。
思ったよりも天井は広い。 -
こちらが石炭掘る用のロードカッター。
機械が大きくて、どこまで一つのマシーンなのか不明。 -
こんな感じで炭壁を削っていきます。
粉じん対策で、たしか水が出ていたような…。
粉じんには水です。 -
炭鉱マンからの説明です。
炭鉱はやっぱり危険が多いので
見学といえども、保安は欠かせません。
場所も浅いのか、あまり坑内に水はなかったです。
深いところに行けば、水が出るのかな? -
閉山後は教育施設として、アジアの国々のスタッフを受け入れていたようです。
端にチラリと見えるのは、その家族のお子さんの習字。
外国人だけど上手です。
現在は、日本人の炭鉱マンが直接現地で教えることが多いそうで
いまはあまり使われていないようです。
見学コースのここも教育用との事でした。 -
下から、地上を見てみます。
ちょっとだけ炭鉱マンの気分。
日本で唯一の現役炭鉱、釧路コールマインは
石炭層が横広で傾斜もちょうどいい為、機械化しやすく
生き残っているようです。 -
万が一のための、こんなものも用意してありました。
あと水とか、食料。
途中、一度だけ電気を消して地下の真っ暗を体験。
よく炭鉱の本に書かれている、本当の真っ暗。
地上では味わえない暗闇ってやつです。
その後、ヘッドライトを点灯。予備ライト付きの優れものです。 -
来た道を振り返るとこんな感じ。
お土産に石炭をいただきました。
黒いダイアです。
初めての炭鉱は面白かったですが、少し寂しい感じ。 -
お昼は炭鉱弁当。
地元のお母さんたちが作ってくれます。
美味しかったです。
おまんじゅうも手作りです。
炭鉱見学後、船とバスを乗り継いで
福岡空港から羽田へ向かいます。
初めての1人ツアーですが、楽しく炭鉱見学できました。
炭鉱マンとも話をできてうれしかったです。
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