SLニセコ号でニセコへ

2011/11/03 - 2011/11/03

北海道のSL、北の大地を力強く走ります。

SLニセコ号、SL函館大沼号、SL冬の湿原号が期間限定で運行されています。

今回はSLニセコ号に乗って、秋のニセコを訪れてきました。

片道４時間あまりを往復、SLを思う存分楽しみました。

晩秋のニセコの景色も綺麗でした。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

札幌駅　８：３１

札幌駅４番ホーム、ディーゼル機関車に牽引されて入ってきました。

後に連結されているSL、蒸気を上げています。

席は全席指定です。

４号車６番A席に落ち着きます。

車内はレトロでいい感じ、秋らしい雰囲気になっています。

柔らかなランプの灯りに癒されますね。

レトロな雰囲気を盛り上げます。

小樽の北一硝子で作られた ものだそうです。

昔ながらのストーブ、暖かいので火は入っていません。

冬は赤々と燃えていて、スルメなんか焼いていましたね。

カフェカーもいい感じですね。

飲み物・お弁当・ご当地スイーツなどが販売されています。

和装の乗務員さんが出迎えてくれます。

レトロ調の服装をした車掌さんが検札に来られます。

SLニセコ号乗車証明書を頂きました、いい記念になりますね。

小樽が近づくと、車掌さんがハンドベルでお知らせです。

「次は小樽〜　　小樽〜」

小樽４番ホーム、裕次郎ホームに到着です。

小樽に来ると、ここで裕さんに会うのが楽しみの一つです。

ちょっとウルウルしてしまいますが・・・

小樽では一大イベントがあります。

札幌から牽引して来たディーゼルDE15が切り離されます。

連結が完了しました。

小樽駅での停車時間は41分、あっという間の楽しい時間でした。

さて、蘭越へ向けて発車します。

小樽でも大勢のお見送りを受けました。

余市で停車します。

ホームでアップルパイ（300円）を買いました、山本果樹園のリンゴを砂糖で煮詰め、パイ生地に挟んで焼いてあります。

サクサクとした食感とシットリ甘いリンゴ、美味しかったです。

沿線の秋景色を楽しみます、色付いた山々が綺麗です。

撮影ポイントでは大勢のファンがカメラを向けます、凄い人出ですね。

１１時３５分、倶知安駅に着きました。

ここで引退される機関士さんへのセレモニーがありました。
感謝状と花束贈呈、皆から拍手が送られました。

倶知安駅を出発すると羊蹄山が見えてきます。

羊蹄山(えぞ富士) 自然・景勝地

ニセコ連峰が美しいですね。

羊蹄山もくっきり。

ニセコ駅　１２：５６

ニセコ駅に着きました。

SLは倶知安に向けて走ります。

ニセコ駅 駅

ニセコ駅です、山小屋風の駅舎がステキです。

２時間ほど時間があるので散策します。

観光案内所で地図を貰って出発です。

ニセコ駅の踏み切からの羊蹄山。

美しいですね〜

アンヌプリも美しいですね。

有島武郎の晩年の作品「親子」、そこに登場する坂です。

結構キツイですね、息切れします。

有島記念館まで歩いてみます。

ヤギがのんびり草を食んでいました。

癒しの風景ですね。

ニセコアンヌプリの絶景です。

稲はもう刈り取られています。

ナナカマドの実が真っ赤。

有島記念館の有島タワーと羊蹄山です。

タワーに上ればいい景色らしいです。

有島記念館 美術館・博物館

有島武郎 は大正時代を代表する作家です。

所有していた農場をニセコ町に開放したとか。
ニセコは「カインの末裔」の舞台ともなった所です。

さて、駅まで戻ります。

ニセコ駅構内にある「茶房ヌプリ」さん、カレーが評判のお店です。
黒いカレーです。
こんな美味しいカレーがあったんですね、感激のお味でした。

ヌプリ グルメ・レストラン

食後は近くを散策です。

ニセコ大橋は黄色い美しい橋です。

さて、時間が来たので駅に戻ります。

3時30分頃、ＳＬニセコ号が入線。

小樽へ向けてニセコを発車します。

倶知安駅に到着。

ホームでは羊蹄太鼓の皆さんが太鼓を打ってお出迎え。
迫力ありますね〜

ニセコ号の今年最終ランなので、車掌さんと機関士さんに花束贈呈と記念撮影がありました。

「ＳＬニセコ号　今年もありがとう！」

小樽駅到着後は引退される機関士さんへ感謝状が贈られました。

ここでまたディーゼルDE15が先頭にきます。

いよいよ、札幌に向けて出発します。

１８時５９分、札幌駅に着きました。

長かったような、短かったような、ステキな一日が終わりました。

楽しかったです♪