2013年3月　東北の旅　第２日　花巻

2013/03/30 - 2013/03/31

第２日は、宮沢賢治の故郷・花巻を訪ねます！

第１日：（続き）−花巻泊
第２日：イギリス海岸−宮沢賢治詩碑−宮沢賢治記念館−宮沢賢治童話村−花巻市博物館−やぶ屋−大沢温泉

エリア 花巻(岩手)

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

第１日の遠野散策を終えて、花巻に泊まります。
貧乏旅行なので、夜食はコンビニで仕入れた盛岡名物・じゃじゃ麺。

お酒だけはちょっぴりぜいたくに、遠野で仕入れた大吟醸で乾杯！

つまみは、遠野名物・明がらすと割りせんべい！

第２日、美味しい朝食！

第２日は、宮沢賢治ゆかりの地を訪ねてみます。

イギリス海岸を目指して、北上川に来ました。

この辺りがイギリス海岸・・・のはず。
残念ながら水量が多くて様子はわかりません。

イギリス海岸の碑。
賢治が花巻農学校の生徒としばしば散策に来た場所だそうです。

川の水量が少ないとこういう光景になる。
ドーバー海峡辺りの光景に似ているということで、賢治がイギリス海岸と名づけたそうです。
私も１０数年前に訪ねたときには、このような光景を見ることができました。

宮沢賢治詩碑の近くの同心屋敷。

宮沢賢治詩碑に続く賢治文学散歩道。

春。

宮沢賢治詩碑へ。

賢治が羅須地人協会を置いていた場所だそうです。
「下ノ畑ニ居リマス　賢治」

宮沢賢治詩碑。
「雨ニモマケズ」の詩が刻まれ、下には賢治の遺骨なども納められているそうです。

詩碑からの展望。
羅須地人協会で理想の農業生活を目指して励む賢治も、この高台からの風景を眺めたことでしょう。

「下ノ畑ニ居リマス」の「下ノ畑」は、あの辺りだったそうです。

ちょっと素敵な廃屋。

「風の又三郎」か。

「銀河鉄道の夜」か。

宮沢賢治記念館に来ました。

「よだかの星」のイメージ。

宮沢賢治記念館。
内部は撮影禁止ですが、充実した展示内容です。

ポランの広場。
賢治が花巻温泉遊園地のために設計したが、あまりにも斬新すぎてお蔵入りになったものを、ここに再現したそうです。

「注文の多い料理店」のイメージ。

宮沢賢治イーハトーブ館。
右側の賢治のシルエットが格好良いです。

注文の多い料理店・山猫軒。
本物のレストランです。

花巻の田園風景。

宮沢賢治童話村に来ました。

銀河トレイン。

やまなし。
「クラムボンはかぷかぷ笑ったよ・・・」と言うお話ですね。

賢治の学校へ。

賢治の学校。
賢治の描く心象風景を実体験できる場所です。

宇宙。

天空。

大地。
虫の目線ですね。

水。

「セロ弾きのゴーシュ」

「やまなし」

「注文の多い料理店」

賢治の学校の全景。

「貝の火」に出てくるヒバリ。
「貝の火」は賢治作品の中でも特に好きな作品です。
他には「銀河鉄道の夜」「グスコーブドリの伝記」「二十六夜」なども大好きです。

昭和初期の花巻駅前の様子（花巻市博物館）。

江戸時代の花巻の宿屋食膳（花巻市博物館）。
食べたい。

お腹が空いたので、花巻市街にある「やぶ屋」に来ました。

賢治も通ったお蕎麦屋さんで、賢治はいつも天ぷらそばとサイダーを注文したそうです。

もちろん、天ぷらそばとサイダーをいただきます！

「天ぷらそばにはサイダーより日本酒だよな・・・」と心の底で思いつつも、賢治の感性を感じられた気がして大満足です！

満腹で温泉に入りたくなったので、花巻温泉郷の大沢温泉に来ました。
雪が降り始めています。

賢治もしばしばこの温泉を訪れたそうです。
川沿いの露天風呂・大沢の湯は、温泉ファン憧れの露天風呂です。

大沢の湯！

湯治場の情緒あふれる大沢温泉。
日帰り入浴ではなく、のんびり泊まりに来てみたいものです。

カッパと宮沢賢治を訪ねる充実した旅でした！

帰路の夕食は、那須鶏と御養卵の親子丼！