2013/03/15 - 2013/03/17
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おばちゃんが一人で、1日で世界遺産30箇所とタイパ、コロアンをバスと徒歩のみで歩くシリーズです(シリーズなのか)。
第1話では聖ポール天主堂からセナド広場まで歩きました。
今度はセナド広場以南を歩いて見ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
新馬路を南に横切って、聖オーガスティン広場に着いたのは9時前。
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聖オーガスティン教会(14:世界遺産名の後ろの番号は私が1日で訪問した世界遺産箇所数ですよ)も優しい、いい感じの色合いですね。
1586年にオーガスティン派の修道士が創建した修道院だったそうです。
何度か修復されており、一度、資金難でワラを使ったことがあり、このワラが龍のひげに見えたことから、地元の中国人が「龍の髭寺院」と読んだとか。(参考:マカオナビ) -
聖オーガスティン教会の向かいのドン・ペドロ5世劇場。(15)
19世紀後半に建設されたアジア発の西洋式の劇場だそう。
ドン・ペドロ5世とは、当時のポルトガル国王のお名前だそうです。 -
その奥に見えるのがロバート・ホートン図書館(16)。
(その手前の石畳があるのが聖オーガスティン広場(17))
図書館好きなので行ってみましたが、時間が早すぎて、外から写真を撮っていたら、不審者と思われたのか、門を閉められました。すみません。 -
19世紀終わりにポルトガル人が建設した邸宅を、20世紀初頭、香港の富豪ロバート・ホートンさんが購入し、別荘としたそうな。
今では図書館として使えるような建物が別荘だなんて。
贅沢にもほどがありますね。 -
ロバート・ホートン図書館に向かって左手にも教会がありました。
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聖ローレンス教会へ向かうのに、ちょっと道を間違えました。
湖のほとりに出たら、見つけたのはマカオ政庁。
コロニアル様式で、これも19世紀にアントニオ・アレキサンドラ男爵とかいう人の邸宅として建設されたものだそうで。
いやみな色の邸宅だわね(庶民のひがみ)。 -
後にマカオ政府の総督府が置かれ、1999年までは使用されていたそうです。
現在は、見学できないみたい。 -
坂道をぐるぐる廻って、やっと見つかった聖ローレンス教会(18)。
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この教会もクリームイエロー。
1558年〜1560年に建造されたものだそう。
カテドラルと同じように、上から海が見え、帆船時代の航海士らは、ここから海を見てよい風が吹くよう、祈ったのだとか。 -
お一人、お祈りされていました。
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それにしても、どこを見ても、ごみ一つ落ちていないきれいな通り。
右手のペパーミントグリーンの建物のところを右折したところが、 -
鄭家屋敷です。(19)
1811年に建てられた、中国の思想家のかつてのお家だそう。
2010年から公開されているそうですが、このとき9時半。
10時開場だったようで、看板すらかかっていませんでした。 -
西洋様式を取り入れた中国建築物だそうです。
ロバート・ホートンとか、なんとか男爵と違って、中国の思想家は質素なお家に住んでいたのだな〜、と思ったら、 -
このお屋敷、間口は狭いけれど、奥に長くて、なんと面積4,000平米。
マカオのお金持ちは規模が違うのですかね。 -
鄭家屋敷から元の場所に戻って突き当たるのがリラウ広場。(20)
昔は地下水が湧き出た広場だったそう。
そういえば、カテドラル広場のアズレージョにも天使の口から水が出るようになっていたり、噴水が作られていたりしたので、かつては市民の水道代わりに、地下水が湧き出る場所がいくつかあったのかもしれませんね。 -
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どうでもいいですが、マカオは犬の散歩をしている人が多かったのです。
私は犬好きなので、いろんな犬に出会う楽しみもありました。
こんな素敵なところを散歩できるなんてねえ! -
さて、リラウ広場から媽閣通り(バラどおり)を左手に進み、鄭家屋敷の贅沢長屋を右手に見ながら進んでいくと、港湾局(21)がありました。
こちらは19世紀後半、イタリア人の建築家が設計したものだそう。
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かつては、マカオの警察部隊を補強するため、インドから派遣されたムーア人兵士の宿舎だったのですって。
(どおりで、碇のモニュメントが取ってつけたような感じ。) -
そういう雰囲気ありますね。宿舎、っていう。
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にしても、ムーア人て、強いのか、と余計なことを思ったり。
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港湾局の外側の雨樋なんですが、竹チックな装飾に心を奪われました。
昔は竹で雨樋を作った名残なのでしょうかね? -
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港湾局から、バラ通りをひたすら突き進むと、媽閣広場(バラひろば)。(22)
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セナド広場が男性的なら、こちらは女性的な雰囲気を感じました。
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石畳の色は、建造物の色にコーディネートしたのでしょうか。
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いい感じ、、と思っていたら、この通り沿いの土産屋のおばちゃんが、
「こっちは60年もやってんだよ、60年も!」
と激ギレして観光客と隣のお店の人に英語で叫んでいました。
売り物に対して、お客から「そんなのどこでも売ってるよ」とかなんとか言われたんでしょうか。 -
・・・とおばちゃんの気が強いのも分かる気のするような、海の女神 阿媽様をお祭りした寺院、媽閣廟(マァコウミュウ)。(23)
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このとき9時40分頃でしたが、これまで観てきた世界遺産の中で、最も人が集まっていました。
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1488年建立だそう。
かなり古いのですね。 -
15世紀当時、正式に外国船に対して開港していた「阿媽港」(アマカ)がマカオの由来とも、媽閣(マァコウ)が由来とも云われているそうです。
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内部は小さな山のようになっていて、参拝しがいのある寺院。
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さて、世界遺産は2/3以上、観ました。
当初の予定では、世界遺産をぜーんぶ観終わってから、タイパビレッジでお昼を食べて、コロアンで夕日を眺める・・・のだったのですが、
この日は朝から雨がぱらついて、天気がちょっと不安。
そこで、一番遠くのコロアンへバスで行くことにしました。
コロアンでエッグ・タルトをかじりながら、のどかな古いマカオ時代を感じる旅に続きますよ♪
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