2012/09/16 - 2012/09/16
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まみさん
2012/09/16日 ビシュケクからカザフスタンのアルマティへ陸路国境越え&アルマティ市内観光
<国境越えのため車とドライバーのみチャーター>
・ビシュケクからアルマティへ移動(約5時間のドライブ)+国境越え(40分)
・国立中央博物館
・ロープウェイでコクトベ山へ
・ドゥンガン(回族)料理のシー・ボン・ハーで夕食
【アルマティ泊:ホテル・オトラル(Otrar)】
アルマティに到着し、ホテルにチェックインして真っ先にやったことは、Lonely Planetに載っていた、日曜日でも連絡のとれる現地代理店(STANTOUR)に電話して、明日のエクスカーションを手配することでした(苦笑)。
「地球の歩き方」の「アルマティの歩き方」には、「町はかなり広いので、徒歩では疲れる」とありました。
だからアルマティ観光を楽しみたいなら、バスやトラムを利用せざるを得ないと思っていました。
ただ、旅程の中で唯一、行く前に予定を入れていなかった明日の一日。
アルマティ郊外の日帰り観光を、自力でするか、現地代理店を通じて車をチャーターして出かけるか、ぎりぎりまで決めておかなかったのです。
せっかくの一人旅なので、市内観光だけでなく、自力で郊外に出かける苦労をするのもいいのでは、と思う一方で、それがどのくらい効率悪いか自覚しているし、魅力を感じているところは自力で行けないので、決められなかったのです。
だけど、陸路でキルギスの首都ビシュケクから国境越えをして、だだっぴろいカザフスタンの大地を走り抜けたあと、アルマティ市街地にさしかかったとき。
車窓から見たアルマティの町の大きさにビビってしまいました。
そのせいで、明日、自力で公共交通機関を使って思いどおりに日帰り観光する自信がますますなくなってしまいました。
だってアルマティ滞在は正味たった2日しかなく、本日これから半日程度市内観光したくらいで、市内の交通機関に、慣れっこないと思うのです。
それに、自力で出かけるとしたら、アルマティっ子にとっても週末の行楽地である、高原の渓谷にあるメデウ(市内中心から約15km)、という近場がおそらく限度。
でも本当は、カザフスタン版ミニ・グランドキャニオンともいうべきチャリン・キャニオン(アルマティから東へ約190km)や、世界遺産の岩絵の宝庫のタムガル(アルマティ北西約180km)の方に強い魅力を感じていました。
ちなみに、東京の多摩動物園にいるホワイトタイガーのシンギズ君のふるさとでもあり、多摩動物園で生まれたシンギズ君の子マイヤがいるアルマティ動物園で過ごすのもいいかな、と思ったこともあります。
でも、調べてみると、動物の展示の仕方は旧態然としているようです。
それだったら、日本の動物園を回る方がずっと良さそうですし、たった2日間のアルマティ滞在で行くにはもったいなくなりました。
多摩動物園で撮ったシンギズ君の写真はこちら。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/24558402/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/24558403/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/24558415/
シンギズ君来園とマイヤちゃんのことが書かれた張り紙の写真。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/24558416/
関連の旅行記
「一眼レフを持って多摩動物公園にチャレンジ!───(2)アジアの山岳エリアのユキヒョウやトラやオオカミなど」(2012年2月11日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10645358
それに次回、いつカザフスタンに来られるか分からないのに、より魅力を感じる方をあきらめてどうしましょう。
というわけで、Lonely Planetをひっくり返して現地代理店にコンタクトをとったのです。
ほんとは滞在ホテルのオトラルには、「地球の歩き方」にもLonely Planetにも載っている代理店があったのですが、本日は日曜日なのでお休み。
明日の朝から一日エクスカーションを楽しみたいのなら、手配は前日である今日のうちにすませておかなくてはなりません。
電話でのエクスカーションの申込みはなんとかできました。
初めての試みだったので、やったー!とテンションがあがりました。
STANTOURのデービッドはすごくせかせかと話をする人でしたが、英語はききとれないことはありませんでした。
支払のためにデービッドが本日、仕事帰りに私のホテルに寄ってくれるというので、19時にロビーで待ち合わせることになりました。
デービッドははじめは18時と提案したのですが、14時にチェックインしたばかりで、これから手探りでアルマティ市内観光をするので、申し訳ないけれど少し遅くしてもらいました。
さあて、明日の予定がスムーズに決まったのは嬉しいですが、本日のアルマティ市内観光にタイムリミットができてしまいました。
本日これから急いで出かけるとして、観光スタートは14時半。でも、19時にはホテルに戻ってこなければなりません。
あとアルマティ市内観光ができるのは、出国日である明後日の昼間。
出国便は23時10分発なので、明後日はほぼ一日観光できるのは確かですが、あまり遠くに出かけて、何かあって時間内に市内に戻って来れなかったりしたら困るので、市内のホテルの近場を観光するつもりです。
アルマティ市内でぜひ観光したいと思っているのは、ホテルの周辺以外では、国立中央博物館と、ロープウェイで市内を見渡せるコクトベ山へ行くこと。
中央博物館に行くのを明後日にしようと思いましたが、あいにく明後日は博物館が休館の月曜日。
そしてコクトベ山は、行きたい市内観光ポイントの中ではホテルから1番離れているので、出国日の明後日に行って大丈夫か気になりました。
結論としては、コクトベ山はあくまで市内なので、明後日行った方がゆっくりできたでしょう。
というわけで、本日の午後のアルマティ観光は、国立中央博物館とコクトベ山の両方をよくばってしまいました。
19時にはホテルに戻らなければ、というプレッシャーの中で。
だって電話で口約束しただけですから、遅刻してデーヴィッドに会えなかったら、明日の手配はキャンセルされてしまうかもしれないおそれがあったのです。
デービッドは決してそんなことを電話口で言いませんでしたけど、私が心配したわけです。
国立中央博物館はロビー以外は撮影禁止でしたから、撮影OKな博物館を見学するときに比べれば見学に時間がかからず、1時間強で見学が終わりました。
すばらしい民俗展示にはきちんと時間をかけ、私があまり詳しくない近代の歴史部門はさくっと。
もっとも、地下の古代の展示室は、博物館を出る直前に気付き、コクトベに行きたかったのでここは大急ぎで回ってしまいました。
国立中央博物館は1時間なんていわずに、その倍の時間をかけても良かったくらいでした。
コクトベ山へはロープウェイで上るのですが、結局、上ったらすぐに下りなくてはなりませんでした。
ロープウェイ乗り場の近くの展望ポイントをさくっと回っただけ。
もともと、コクトベ山からのアルマティ市内の展望と、アルマティ市内を見下ろす山の景色が見たかったので、目的を達することはできました。
正確には、1番ステキな景色が見られたのは、下りるときのロープウェイの中からでした。
なので、ロープウェイの往復だけでも、行って目的が果たせたといえます。
でも、コクトベ山には、遊園地あり、小動物園あり、おみやげ屋さんもあったので、そういうところをもう少し散策したかったです。
旧ソ連時代からあるレトロな市内行楽地そのものに興味がありましたが、それ以上に、そこで過ごすアルマティっ子たちの様子を見るのも、なかなか楽しかったはずですから。
市内移動には、ホテルから徒歩では時間がかかりすぎてしまいますから、まず国立中央博物館へ市内バスを利用しました。
アルマティの中心街は碁盤目のようになっていて分かりやすかったのでバス停は見つけやすく、ガイドブックのバス番号を頼りに、行き先は運転手に「地球の歩き方」を見せて、ひとことふたことのロシア語とジェスチャーで。
バス賃は一律で80カザフスタン・テンゲ(2012年9月現在、1カザフスタン・テンゲ(KZT)=約0.5円で換算)。
それを乗客の一人かと思った車掌の兄ちゃんに請求されたときは、たかられているのかとびっくりしましたが、結果オーライ、バス利用そのものは難しくはなかったです。
もう少し滞在期間が長くて、バス路線さえ把握できれば、バスを使ってもっと自在に市内観光できたろう、と自信(?)のかけらを持つことが出来ました。
といっても、バスを利用したのはその1回っきりで、国立中央博物館からコクトベへのロープウェイ乗り場までは、ちょうど良いバス路線が分からず、ひたすら歩きました。歩けない距離でもなかったので。
それに、コクトベから下りてきた後は、ふつうにバスを拾っていたら、とても時間までにホテルに戻れそうになかったので、タクシーを利用しました。
コクトベのロープウェイ乗り場のすぐ隣にはアルマティでメジャーなホテルであるホテル・カザフスタンがあったため、その前にホテル客目当てのタクシーがプールしていたのです。
タクシーの運賃は一応事前に交渉しました。1,000カザフスタン・テンゲ。
バスの運賃80テンゲに比べたら割高ですが、それでも日本円に換算すれば約500円。
それに、バスだとホテルに戻るのに30分以上かかったでしょうが、タクシーなら10分とかかりませんでした。
おかげでホテルには18時50分に戻れて、デーヴッドとの約束に十分間に合いました。
夕食は、ホテルのすぐ裏にあるドゥンガン(回族)のレストランに目をつけていたので、明日のエクスカーションの手配をした後、ゆっくりとることができました。
ホテルのすぐ裏近辺はレストランやカフェ街になっていたので、暗くなってからでも、ちょっとおっかなったし十分用心したつもりですが、行きやすかったです。
※夕食をとったレストランと料理の写真はこちらのハイライト旅行記にまとめました。
「2012年中央アジア旅行~ウズベキスタン・キルギス・カザフスタン~ハイライトその7:朝食以外の食べ物とレストラン編<カザフスタン編~チャリン・キャニオンのピクニックもあり>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10721319
<2012年中央アジア3カ国旅行:簡易旅程>
9/09日 成田発~アシアナ航空でソウル仁川経由~タシケント到着
9/10月 ウズベキスタン航空でウルゲンチへ飛び、ヒヴァへ&ヒヴァ観光
9/11火 キジムクル沙漠のカラ回り★
9/12水 ウズベキスタン航空でキルギスの首都ビシュケクへ&ビシュケク市内観光
9/13木 途中でブラナの塔へ寄りながら、イシククル湖へ★
9/14金 岩絵野外博物館&チョン・アクスー渓谷トレッキング★
9/15土 イシククル湖からビシュケクへ戻る&ショッピング★
9/16日 ビシュケクからカザフスタンのアルマティへ陸路国境越え★&アルマティ市内観光
9/17月 チャリン・キャニオンへのエクスカーション★
9/18火 アルマティ市内観光~夜23時10分アシアナ航空で出国
9/19水 ソウル仁川経由 朝11時10分成田着
★印は車とドライバーとガイドあるいは車とドライバーを旅行代理店経由でチャーターした日
「数々の遊牧民族が活躍し、またシルクロードのオアシスとしても栄えたこの地域では、東西のさまざまな文化が混ざり合い、花開いていった。ロシア帝国の統治下におかれ、1854年にヴェルニーと呼ばれる砦が築かれたのが、現在のアルマティの起こりとなったといわれる。その後、1923年からはカザフ社会主義共和国の首都として、また、中央アジアではタシケントと並ぶ大都市として発展し現在にいたる。
1997年12月に首都はアスタナへ移転したとはいえ、「南の首都」アルマティはビジネス、文化、学問の中心地として今後もその役割を果たしていくことだろう。
天山山脈の支脈アラタウ山脈を望む町であり、昼間はスモッグのため霞んでよく見えないことも多いが、朝夕は山々が連なる美しい景色を満喫できる。
アルマティとは“リンゴの里”という意味。その名のとおり、ひと昔前までは町中がリンゴの香りで包まれていたというが、残念ながら今ではほとんどリンゴの木は見当たらない。それでも町の人々が誇りにするアルマティ産のリンゴは、バザールへ行けばたくさん売られている。
緑の多い町並みはソ連の一地方都市といった感じで、シルクロードというイメージにはあまり当てはまらないかもしれない。ソ連解体後もロシア系の人口比率は相変わらず高く、町なかではいまだに公用語であるカザフ語よりもロシア語のほうが適用範囲が広い。カザフ語を話せない(話さない)カザフ人の数も少なくない。(後略)」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011~2012年版)」より)
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
頭に鳥がとまっていてユニーク@
国立中央博物館のある公園にて。 -
指揮者の銅像を台座と一緒にもう一度
どなたかは分からず。 -
美しく整備された公園にあった国立中央博物館
常設展100テンゲ+写真代200テンゲ。
(2012年9月現在、1カザフスタン・テンゲ(KZT)=約0.5円で換算)
写真はホールしか撮れませんが、ここは本日のアルマティ観光のハイライトでもあるので、ホールだけでもよいから写真代を払って写真を撮ることにしました。
「カザフスタン博士になろう 国立中央博物館
カザフスタンの歴史資料が豊富な博物館。石人や頭蓋骨からの復元像など、かつてカザフスタンの大地を駆けめぐった古代遊牧民についての展示がされている。本展示室には有名な黄金人間のミニチュアが展示されており、中央ホールには新しく作られた実寸大のレプリカが置かれている。アルマティ近郊で古代スキタイ戦士の墓から発掘されたこの衣装(紀元前5世紀)は、動物をモチーフとした4000以上の金細工からできている。本物は国の金庫に保管されているそうだ。」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より)
「国立中央博物館
(前略)巨大な建物でカザクスタンの歴史と文化を中心に展示。一番の見どころはガザック語でアルトゥン・アダムと呼ばれる黄金人間のはずだが、現在は小さな複製品があるのみ。これはアルマトゥの東約60kmのエスィクのクルガン(古墳)から出土した、若者の全身を覆っていた4,000に及ぶ黄金の装飾品のことで、その動物文様にはスキタイ文化の影響が濃厚だ。なお、クルガン自体は紀元前5世紀に活躍したイラン系遊牧民サカ族のものなので、おそらく今のカザック人と直接の繋がりはない。」
(「旅行人ノート シルクロード 中央ユーラシアの国々 [改訂版]」(2006年11月改訂)より) -
中央のガラス窓の垂れ幕
リンゴのデザインが可愛らしいです。
おそらく「リンゴの里」の意味のアルマティにちなんだデザインでしょう。
9月22〜23日あたりに「黄金のリンゴ」という名で中央アジアの伝統工芸品フェアがあったようです。 -
展示案内
中央ホールは2階に当たっていたので、1階の考古学展示を見逃すところでした。あぶない、あぶない。
考古学展示にはスキタイ民族の黄金細工や石人もありました。
考古学展示室の前にはいろんな動物の剥製がありました。
一番見ごたえあったのは、やはり2階の第二室の民俗学展示でした。
写真が撮れなかったのがホントに残念!
第三室目には周辺民族の民俗学的展示があり、これもとても興味深かったです。
ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ユダヤ、タタール、ウズベキスタン、トルコ、ドゥンガン(回族)、ウイグル、クルド、アッシリア、ポーランド、ドイツ、イングーシ、韓国。
韓国の展示には意外にスペースを割いていて、天下大将軍・地下女将軍のトーテムや、仮面、祭りの人形、黄金の王冠、衣装、食事の模型、楽器、村のジオラマなどがありました。
第四室目は独立カザフスタンの展示。
見学はさくっとすませてしまったところです。
国交がある国からの贈り物の展示もありました。日本コーナーもありました。
特別展示室が2部屋あり、そちらはそれぞれ別料金1,000テンゲが必要でした。
絵画と人類学の展示でした。
コクトベに行こうと思わず、この博物館でゆっくり過ごすつもりだったら、絵画の方は別料金を払ってでも入ったと思います。 -
国立中央博物館の中央ホールの様子
複製品ですが、博物館の目玉の一部の展示もありました。
というか、これらは複製品しか見あたらなかったです。
実はここで嬉しいサプライズが。
キルギスでお世話になった現地ガイドのレナと偶然再会したのです。
彼女はスイス人のグループをガイドしていました。
彼女のその日程は私のアルマティ滞在とかぶるので、ひょっとしたら会えるかも、なんて話をしていましたが、まさかほんとに会えるとは@
ここではじめて彼女の写真を撮らせてもらいましたが、彼女は写真を撮られることに対してちょっと躊躇し、写真写りが悪いから、とシャイだったので、旅行記にアップするのは控えました。
写真写りが悪いなんて、そんなことはなかったです。小柄で、ロシア系の顔をした、とても美人さんです。
彼女自身もキルギスで過ごしていると、ロシア人とよく見違われる、と言っていました。 -
入口側の写真
チケット売り場は向かって左手にありました。
向かって右手に警備員さんが控えていました。旧ソ連の中央博物館ではよくある光景です。
警備員さんは、私がチケット売り場のすぐ隣の壁にある展示案内の写真を撮ろうとしただけでも、すっとんで来ました。もちろん、写真代を払った証拠の半券を見せれば問題ありませんでした。
警備員のデスクのさらに左手にギフトショップがありました。
そこでアルマティのポストカード・セットを買いました。
旧ソ連時代に整えられた近代的な都市らしい記念碑的建物や広場がメインのポストカード・セットでした。
ギフトショップはここに映っていない、もっと左手にももう1軒ありました。
そちらは値が張りそうな民芸品をたくさん置いているようでした。 -
カザフ文化紹介らしきビデオと石人
-
カザフスタン東部で出土した11〜12世紀の石人
おそらくレプリカ。
つながった濃ゆそうな眉毛とか、トルコ系の顔立ちかも!? -
紀元前2世紀から紀元後4世紀のKanguy地区(state)の女性の衣装と装飾品
レプリカですが、ほんものの展示作品は撮れないので、ありがたく撮らせてもらます。
ガラスケースの映り込みが厳しいですが。 -
金細工の装飾品が美しい
衣装は、現代の女性のスーツみたいにスタイリッシュです。 -
紀元前2世紀から紀元後1世紀のフン族の戦隊長の衣装と軍備
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ピエロに見えるこの方は……
本物はこの博物館にすらないですが、一番の目玉の黄金人間「アルトゥン・アダム」のレプリカ。
こういうのでしたか!
紀元前4〜3世紀。 -
とんがり帽子の意匠もすごい@
黄金の衣装をまとって埋葬されたのはスキタイ人の族長だと考えられていますが、実は遺体の損傷が激しく性別は明確には確認できないため、女性のものである可能性もあるそうです。
実際、スキタイ文化の埋葬品のうち約20%は女性のものだそうです。
Lonely Planetからの受け売り。 -
紀元前17〜18世紀のアンドロノヴォ族(Andronovian)の女性の衣装と装飾品
アンドロノヴォ族はインド・イラン語族の古代民族らしいです。 -
第2展示室への入口
一番見ごたえがあったカザフスタン民俗学展示の部屋です。 -
中央ホールの天井
中央ホールは吹き抜けになっていました。 -
2階と3階の回廊を見上げて
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2階から中央ホールを見下ろして・その1
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2階から中央ホールを見下ろして・その2
撮影可能な中央ホールをひととおり撮った後、展示を見学しました。
ホールの撮影を含めて、見学時間は16時から17時20分。 -
共和国広場前のフルマノフ通りの交差点にて
国立中央博物館の見学を終え、コクトベ山へのロープウェイ乗り場に向かっている途中で撮影。
アルマティ市街地は道路が碁盤目であり、こんな風に交差点に通りの名があるので分かりやすかったです。
背後は共和国広場の建物───たぶん大統領官邸の一部。
共和国広場は独立モニュメントと巨大な建物がある整備された広場ですが、そこでいろんな出来事があったり歴史があったり、巨大なモニュメントがあるとはいえ、あくまでただの旧ソ連らしいだだっぴろい記念広場のようだったので、時間がないから散策割愛。 -
フルマノフ通りで見つけた、パリのエッフェル塔チックなモニュメント!?
地図で確認する限り、ホテル・サウレットかなと思うのですが@ -
アバイ・クナバエフの像と共和国宮殿
ウィキペディアによると、「カザフスタンの民俗文化保存に関する多くの著作を残した」「現代のカザフスタン文学発展に極めて重要な役割を果たした人物」だそうです。
通りの名前にもメトロ駅の名前にもなっています。 -
共和国宮殿と水のない噴水
Lonely Planetによると、現在はコンサートホールのようです。 -
コクトベ山へのロープウェイ乗り場
ロープウェイ往復2,000テンゲでした。
コクトベ山へ上る一番手っ取り早いのはこのロープウェイですが、巡回バスでも行けるようです。運賃はバスの方が安いです。
でも途中の見晴らしはやっぱりロープウェイの方が良いでしょうね。
「市内を展望してみよう コクトベ
晴れた日には、カザフスタン・ホテルそばのロープウェイ乗り場から、市内を展望できるコクトベ(1,070m)へ上ってみるとよい。展望台には展望カフェもあるので、景色を楽しみながらひと休みするのもよいかも知れない。」
(「地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々(2011〜2012年版)」より) -
コクトベ山の絵地図
明日のエクスカーションの手配をしてくれる現地代理店STANTOURのデービッドとホテルのロビーで19時に待ち合わせなので、時間はちょっとしかなくて、ロープウェイで上ったほんの手前しか回れませんでした。
いまにして思えば、出国日であるあさってにコクトベに行っても良かったんでした。
コクトベ山はあくまで市内にあるので、そこからホテルに戻るのは、タクシーを視野に入れれば、難しいことではありませんでした。 -
ロープウェイに乗る直前
上りは結構時間がかかりました。5分くらい。 -
ロープウェイとアルマティ市内
山頂に到着してた後に撮りました。 -
山頂側のロープウェイ駅
「キョクテョベ山
ロシア語でコクテュベという、市の南東部のテレビ塔のある山で、カザック語で緑の高台の意。標高1,070m。ここからは市街の広がりが一望でき、夕暮れ時には地平線に沈む太陽を見ることができる。レストランとカフェがあり、値段は高め。山頂へはホテル・カクスタンの南側、公園の脇のロープウェイ乗り場から。(後略)」
(「旅行人ノート シルクロード 中央ユーラシアの国々 [改訂版]」(2006年11月改訂)より) -
夕陽に包まれた町・その1
ロープウェイ駅近くの展望ポイントから。
建物を見て、あっ、なになにだ、と分かるものは、残念ながらありませんでした(苦笑)。 -
ロープウェイのケーブルと市内
ロープウェイ駅近くの展望ポイントから。
斜面にそって乗り物のレールも見えました。 -
夕陽に包まれた町・その2
ロープウェイ駅近くの展望ポイントから。
目の前の通りはおそらくドスティック大通り。 -
アルマティを見下ろす山並み
晴れているおかげで周辺の山がとてもきれいに見えました。 -
アルマティ郊外に広がる山岳景色
コクトベ山の裏にあたります。 -
裸の山が連なるアルマティ郊外
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鉄塔が連なるアルマティ郊外側の山は比較的緑豊か
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ロープウェイ駅の前に広がったコクトベ公園のメイン通りとテレビ塔
もっと奥まで散策したかったですが、残念ながらタイムリミット。 -
上って来たロープウェイとアルマティの町並み
-
ロープウェイ到着
上りの乗客を下ろしたら、入れ替わりで下りの乗客が乗ります。
下りは上りよりもスピードが出ました。 -
天山山脈の支脈アラタウ山脈とテレビ塔
下りのロープウェイの中から取りました。
かなり揺れたので写真は撮りにくかったです。ピントが甘くてあしからず。 -
コクトベ山の斜面のジェットコースター
なかなか面白そうでした。乗りたかったです。
でも順番待ちの行列がかなりできていたし、空いていたとしても乗っている時間はなかったでしょう。 -
アラタウ山脈とアルマティ郊外
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夕陽に包まれた高層ビル群
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コクトベ山の裾野とテレビ塔とアラタウ山脈
-
雲に包まれたアラタウ山脈とテレビ塔
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ちょこん小さなドームがついた高層ビルとアラタウ山脈の影
-
かすかに桃色に光るアラタウ山脈とテレビ塔
コクトベ山へのロープウェイは17時50分に乗り、下りてきたのは18時40分でした。
ほんとにちょっとしかいられませんでした。
しかも、これから28人のパンフィロフ戦士公園の目の前にある私の滞在ホテルまで、ふつうにバスを利用したら、とても20分では到着できません。
なので、ホテル・カザフスタン前にプールしていたタクシーに乗ってホテルに戻りました。
おかげで、明日のエクスカーションの手配をしてくれたデービッドと無事にホテルのロビーで会うことができました。
デービッドの見た目は、バックパッカーの兄ちゃんでした@
アルマティ1日目おわり。
チャリン・キャニオンへのエクスカーションに出かけたアルマティ2日目へとつづく。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- とんびさん 2013/03/23 09:08:28
- アルマティ
- アルマティはあまり印象にのこっていなくて、中央博物館もいったけどもう記憶のかなたです。ロープウエィで上る山も手軽でいいですね。メデウはいったけど、まぁこんなところかって印象でした。中央アジア方面またいきたいなとは思いますが、本当にいけるのやら。
- まみさん からの返信 2013/03/23 23:41:52
- RE: アルマティ
- とんびさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
> アルマティはあまり印象にのこっていなくて、中央博物館もいったけどもう記憶のかなたです。
いやはや、民俗学部門の充実ぶりは、写真を撮れなくて残念でしたが、よかったーってことだけは記憶に残りそうです。
旧ソ連圏や東欧旅行で、フォークロア美術に惹かれているのも理由なので。アジアとかの方にも別の豊かさがあることは確かですが、ヨーロッパの香りがありつつ、アジアやイスラムの香りがまざっているのがいいんです@
あ、カザフスタンは中央アジアらしかったので、あんまりヨーロッパの香りはしませんでしたけどね。
> ロープウエィで上る山も手軽でいいですね。
そうなんですよ。景色もきれいですしね!
> メデウはいったけど、まぁこんなところかって印象でした。
そうかなーと私も予測がついたので、自力で行く苦労をすることはやってみたかったけれど、たった1日しかない郊外エクスカーションのチャンスでここに行く気にあまりなれませんでした。
スケートリンクは特に興味ないですし(苦笑)
チャリンキャニオンも、それだけだったら、まあこんなところかってことになったかもしれませんけどね。
> 中央アジア方面またいきたいなとは思いますが、本当にいけるのやら。
最近のとんびさんは旅行日数がとれると、ヨーロッパやアメリカを選んでらっしゃる気がしますしね。
-
- eahawkさん 2013/03/21 14:00:26
- やっぱり
- 良いですね、アルマティ!
実は黄金人間はキルギス側がキルギス族の物だと主張しており、返還要求をしているという曰く付きの物です。
保管保存を考えるとカザフにあったほうが良いかなとも思いますが(-_-;)
私がアルマティを訪れたのは真冬だったので、とても綺麗な景色に見とれてしまいました。
eahawk
- まみさん からの返信 2013/03/21 18:02:07
- RE: やっぱり
- eahawkさん、こんにちは。こちらにもコメントありがとうございます。
アルマティもう少しゆっくり回りたかったですね!
でも陸路だと5日以上は入国手続きが。。。
黄金人間は「歩き方」によると国庫にあるようですが。。結局、レプリカしか見学できないのは残念です。
保管保存からするとカザフの方がやっぱり上ですか。
アルマティ移動日と滞在日はとても天気が良かったです。
そういうときって町歩きもいいですよね。
もっともテンション上がったのはビシュケクのときの方ですが。
アルマティは旅終わりに近付いていましたからね。
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