島根横断2泊3日の旅 - 石見銀山～出雲大社～足立美術館(2013年3月)

2013/03/09 - 2013/03/11

「島根」というワードで連想ゲームをやったとしたら、おそらく３つくらいしか出ない。まず出雲大社でしょー。後は・・・えーと・・・。（１つじゃないか！）

行く前までの自分はそんな程度のレベル。
島根県民の皆様に謝りますm(__)m

いざ行くことが決まり、島根について調べてみると世界遺産の山やら世界遺産申請中の城やら日本一の庭園やら興味深い観光スポットが山ほどあるではないか！
さらに出雲大社は平成の大遷宮という60年ぶりの大イベント中らしい。
こりゃ旅行するにはうってつけの場所なんじゃないの！？

というわけで土日プラス有給一日使って行って来た。

- 旅程 -
【１日目】
気合の4:50起き。
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羽田空港
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出雲空港
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石見銀山
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湯の川温泉

【２日目】
出雲大社
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松江城
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玉造温泉

【３日目】
足立美術館
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境港（水木しげるロード）
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米子空港
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羽田空港

※カバー写真は足立美術館の庭園

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.0

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JALグループ ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

出雲空港に到着後シャトルバスに乗り出雲市駅へ。
出雲市駅は今回の旅のハブ駅で、計４回訪れることになった。
4回目くらいには「またお前か」と心のなかでツッコミ。

出雲市駅 駅

出雲市駅からさらに電車→バスと乗り継いでやっと石見銀山入り口に到着。
出雲空港からは２時間ちょっと要した。
バスに乗ってるときから薄々感じていたが世界遺産らしからぬ人の少なさ。
若者には出雲大社のようなシャレたところが好まれるし、お年寄りには体力的にキツイし、世界遺産といえど意外と集客層が限られるのかもしれない。
そういう浮ついてないスポットはほんと自分好み。

この日は天気が良くてほんと気持ちが良かった。

石見銀山 名所・史跡

銀山に入ってすぐに「Cafe住留」という洋食屋でランチ。
昭和初期を感じさせる外観ながら、店内は小洒落た洋食屋というギャップが良かった。
もちろん昭和初期は知らん。イメージで語ってる。

Cafe 住留 グルメ・レストラン

目的地の龍源寺間歩までは徒歩かレンタサイクルを選択することになる。
高尾山とまではいかないが登山に近いキツさがあった。

清水谷製錬所跡。
明治時代に造られて、わずか１年半で操業中止となったとのこと。
頂上までは残体力を考慮し登らなかった。

清水谷製錬所跡 名所・史跡

銀山地区入口から３０分ほど歩いてようやく着いた龍源寺間歩。
"間歩"とは坑道のこと。

龍源寺間歩 名所・史跡

間歩内はひんやり涼しく、中腰にならないと歩けないくらいの高さ。

入口から出口まで歩行距離は500mくらい。

途中途中で当時は使われていたであろう分岐道がいくつもあった。
いやーここで働いてた当時の人は、かなり重労働だっただろうなぁ。
閉所恐怖症ならまず無理であろう。

下山後は大森の町並みを探索。
家は明治・大正を思わせるレトロな作り。
ただ古いだけではない清潔感のあるレトロさ。

自販機にもこだわりが

途中休憩で「Cafe Roomin'」というカフェに寄る。

外観は地味で敷居の高さを感じさせるが中はモダンな作り。
代官山にでもありそうなシャレオツさ。

フォンダンショコラとドリンクを注文。
めちゃウマー！

銀山から1時間半ほど掛けて宿泊先の湯の川温泉へ。
「旅館湯元湯の川」

3種類の風呂を貸切ることができる風呂好きにはたまらない旅館。

日本三美人の湯　湯元　湯の川 宿・ホテル

夕飯。
カニの天ぷらが激ウマー！
そして1日目が終了。

湯の川温泉から電車・バスと乗り継ぎ出雲大社へ！

2日目はあいにくの雨で気温も激寒。

やはり縁結びの聖地。
女性同士の参拝者が多かった。

出雲大社 寺・神社・教会

主祭神の大国主大神とうさぎの像。

本殿は事前申請が必要な上に正装でないと入場することが出来ず、遠目で見て終了。
これは神楽殿。
中心にある大注連縄は長さ13m、重さ4.5tの日本最大級サイズ。

通常期を知らないので比較が出来ないが、「平成の大遷宮」っぽいイベントは確認出来なかった。

出雲から2時間ほど掛けて松江へ移動。
今回の旅はほんと移動時間が長い。
運転にストレスを感じない人ならレンタカーを使うほうがいいだろう。

こちらは松江城。
今のところ重要文化財であるが、国宝化に向けて頑張ってるらしい。
by 帰りのタクシーの運転手談

松江城 名所・史跡

天守閣からの街並み。
階段が急でここに上がるまでが一苦労だが来た甲斐があった。

よし国宝と認めよう！（何様）

体調がいまいちだったこともあり、ちょっと早めにチェックイン。
玉造温泉にあるホテル「保性館」

やすらぎを保つ宿 保性館 (HMIホテルグループ) 宿・ホテル

晩御飯は海鮮系中心に鴨鍋が出た。
この後温泉に入りすぐに就寝。
2日目が終了。

最終日3日目。
玉造温泉から無料送迎バスに乗り足立美術館へ！
島根県内のかなりの僻地にある。

足立美術館は横山大観の作品が130点あり、
また日本庭園ランキング10年連続1位という庭園を持ち合わせるハイブリッドな美術館。

日本庭園。
さすが10年連続1位。

この日本庭園を観ながらお茶ができる喫茶が館内に存在するが、
アイスコーヒー1杯1000円超えというハイパーインフレ価格。
風景代と思えば高くはないのかも。

足立美術館 美術館・博物館

池の畔から。
さすが10年連続1位。

木陰から。
さすが10年(以下略

石庭も素晴らしい。

入場料が2200円と美術館では突出した価格だが来て良かったなー

足立美術館から最後の目的地となる境港へ。
ここからは微妙に鳥取編となる。

途中の米子駅で鬼太郎列車に乗り換え。

境港駅到着。
早速"水木しげるロード"へ。
境港駅から本町アーケードまでの全長約800メートルある。
道の所々にゲゲゲの鬼太郎キャラがいて歩くだけで楽しい♪

水木しげるロード 名所・史跡

お手洗いマークもこのとおり

ネズミ男

鬼太郎ハウス

目玉のオヤジ
この鬼太郎写真連打はもはやマニアである。

旅の最後は米子空港行きのネコ娘電車で締めた。

島根、ご飯も美味しいし自然も豊かだし想像以上に良いところだっだ。
老後にまた来たい場所の一つ。

皆様にもぜひオススメしたいです。