九州旅行　～豊後高田昭和の町と宇佐神宮～

2013/02/13 - 2013/02/14

仕事の関係で九州へ行ってきました。
１日目は豊後高田市と宇佐神宮を回りました。
ノスタルジー漂うレトロな“昭和の町”豊後高田では、昭和の暮らしを再現した「昭和ロマン蔵」や昭和の面影を残す駅前通り商店街など、レトロスポットを楽しめます。
宇佐神宮は、全国に４万社以上ある八万社の総本宮として有名で、広大な敷地と綺麗な社がたくさんありました。

エリア 宇佐・豊後高田(大分)

広島駅手前、新幹線車窓からマツダズーム・ズームスタジアムが見えます。前の広島市民球場は行ったことがありますが、ここも一度行ってみたいな。

小倉駅で日豊本線に乗り換え、乗ったのは白いソニックでした。
（注：これは博多駅で撮った写真）

いつの間にかUSAに到着しちゃいました。

って、豊後高田市最寄駅は宇佐（USA）駅です。

宇佐駅から昭和の町まではタクシーで10分ほど。路線バスも走っています。

昭和ロマン蔵が町の中心のようです。

ボンネットバスが置いてあります。このバスは、周遊バスとして今も現役で人を乗せて走っているそうです。

昼食はこの「旬彩南蔵」で食べました。
元は米蔵だったみたいです。

昭和の町の顔ハメ

外ではトヨタカローラや日産サニーの古い車や

オート三輪も置いてあります。

木製の机・椅子・黒板などで昔の小学校の風景再現したコーナーや

由美かおるのアース渦巻の看板や古い柱時計、そしてアグネス・ラムちゃんの写真

昭和の名店ゾーンでは、懐かしの商店を眺めるだけでなく、実際に駄菓子を買うこともできます。

スマートボールや射的を楽しむこともできます。

無料ゾーンだけでも楽しむことができますが、
有料ですが、このミゼットと昭和の商店街を模した昭和の夢町三丁目館の奥では

昭和30年代の民家を再現し、朝・昼・夜と入れ替わる空の景色を眺めながら、懐かしいあの頃へタイムスリップすることができます。

台所の様子や

居間の雰囲気を味わえます。

駄菓子屋の夢博物館ではおもちゃ約6万点を展示してあり、

鉄腕アトム・鉄人28号・ウルトラマン・怪獣カネゴンなど

懐かしさあふれる博物館になっています。

これは昔の洗濯機ですが、上にある棒は何だと思いますか？
あれは中を通してせんべいのようにペチャンコにして水を絞る機械です。今の脱水機ですね。

隣の昭和の絵本美術館では、舌切り雀や桃太郎などの昔話の絵が展示してあり、絵本を開くとわくわくする世界へ簡単に入り込めます。

それではこれから昭和30年代の街並がそのまま残る商店街を回ってみましょう。

まずは昭和の町展示館へ

金庫では昔の映画ポスターやお菓子メーカーの看板が展示されています。

ここからが商店街の入り口です。

千嶋茶舗、大正時代から続く老舗のお茶やさんです。

お店に入ると煎れたてのお茶を出してくれます。心づかいがうれしいですね。

お店では一店一宝ということで、「貨車貸切の特大茶箱」を展示しています。お茶の品質を保つために、一年分の宇治茶が入れられていたそうです。

松田履物店
昭和30年ごろまで店頭で下駄を作って販売していました。年季の入った下駄作りの道具も大事に残っています。

佐田屋さん
この店は種屋さんで、通信販売の先駆けとなる商売をしていました。
昭和の店では、アルミサッシを木製建具に戻して町のイメージと調和しています。

旧共同野村銀行

中では昔のお金が展示されていたり、

隣の宇佐市が名横綱双葉山の出身地であることから、簡単な資料も展示されています。

肉の金岡さん
初代が行商で築き上げた和牛専門のお肉屋さんです。熱々の手作りコロッケが大人気で、多い日には1日1,000個も売れるとか。

ウエガキ薬局
昭和の“右から左に読む看板”が目印です。

一宝は、「0.01ミリグラムまで量れる毒薬天秤」です。狂いのない精巧な作りで昭和63年まで使用されていました。

杵屋さん。
焼き立てのそばせんべいを試食させてくれます。

この店では昔ながらのこんな機械で餅をついています。

カフェ＆バー　ブルヴァールの店先には、“瓶入り”コーラの販売機が。

この店は、昔懐かしの給食メニューが食べられるお店としても有名です。
鯨の立田揚げや揚げパン、ソフト麺、飲めたもんじゃなかったという「脱脂粉乳」も味わえます。

矢野氷店さんの店先には、氷で冷やす冷蔵庫が。

大衆食堂の大寅屋さんは、味も値段も昔のまんま、野菜も地元のモノを使ってすべて手作りで出しています。
ちゃんぽん350円、高菜焼き飯350円は昭和55年から値段を変えていないとか

たばこの自販機には、「わかば」に「しんせい」、「ゴールデンバット」まで揃っています。

これで昭和の町はおしまいです。この後宇佐神宮にお参りしました。

宇佐神宮大鳥居
宇佐神宮は全国に4万社余りある八幡宮の総本宮で、本殿の一之御殿に応神天皇のご心霊、八万大神が祀られています。日本古来の神と外来の仏教を共に信仰する神仏習合発祥の地とも言われ、広い境内には国宝の本殿の他多くの社殿が点在し、鎌倉幕府を開いた源頼朝が八万神を守り神としていたことから勝ち運にご利益があるとも言われています。

神社ではよくお酒が奉納されていますが、樽酒ではなく瓶で飾ってあるのは珍しいですね。

宇佐神宮には上宮と下宮があり、片参りにならないよう左の鳥居から参り、右の鳥居から帰ってきます。

宇佐神宮HP
http://www.usajinguu.com/

西大門（県指定重要文化財）
文禄のころ改築されたといわれ、桃山風の華麗な構造となっています。屋根は切妻及び向唐破風造りで檜皮葺、内部は特に極彩色が多用されています。国宝の本殿、勅使門などとともに宇佐神宮の景観を象徴する建物です。

上宮。南中楼門に囲まれた内側に本殿が鎮座。本殿向かって左より一之御殿、二之御殿、参之御殿と並びます。
中央門は通常は閉鎖されていますが、勅使参向寺の扉が開かれるため勅使門とも言われています。

願掛け瓢箪
宇佐神宮の参拝作法は「二拝四拍手一拝」ですので気をつけて。

下宮。
上宮と同じ御祭神を祭り、かっては神へ捧げる食事を調理する場でもあった。「下宮参らにゃ片参り」とも言われ、上宮参拝後は下宮へも足を運んでください。

この日は鎮疫祭があったようです。

この焚火は火渡り神事や餅を焼いて無病息災を祈願した名残のようです。

八坂神社の前では、これから神楽舞を奉納されるようですね。
電車の時間まであまり時間がなく走って参拝しましたので、ゆっくりお参りすることができず写真もあまり撮れなかったです。

宇佐駅から、今夜泊まる博多まで向かいます。

この旅行記へのコメント （2）

• 気まぐれなデジカメ館さん 2013/02/28 09:40:34

  拝見しました。

  こんにちは！
  
  早いもので、明日から3月ですね。
  
  拝見いたしました。
  
  なるほど、鎮疫祭の火渡りが終わったあとですね。
  
  時間のない中、御参拝ありがとうございました。
  
  今度はゆっくりと、大分へお越しください。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　neboke

  ｍａｒｓｙさん からの返信 2013/02/28 11:56:13

  RE: 拝見しました。

  こんにちはnebokeさん、カキコありがとうございました。
  
  > なるほど、鎮疫祭の火渡りが終わったあとですね。
  そうだったみたいですね、神職の方が大量に帰って行かれましたから。
  
  > 時間のない中、御参拝ありがとうございました。
  豊後高田で結構時間がかかってしまって、タクシーで宇佐神宮の大鳥居まで乗り入れてもらって、それでも４０分ほどしか時間が取れませんでした。
  神楽舞の方も「これから始まる」という時でしたが、時間がなくて見られなくて残念でした。
  
  > 今度はゆっくりと、大分へお越しください。
  黒田官兵衛縁の中津城へ行って、唐揚の食べ歩きもしたかったのですが、その辺回っていると博多着が午後８時ごろになってしまいそうで、あきらめました（一人だったら遅くても良かったのですが、他にも人がいたので、皆早く博多について宴会のことばかり考えておられましたものですから…）
  >
  > 　　　　　　　　　　　　　　　　　　neboke