2012/12/06 - 2012/12/06
95位(同エリア1036件中)
はんけんさん
朝は33F(ほぼ0℃)、寒いです。
本日は、朝から晩まで(10:30-18:00)丸一日シカゴ美術館に充てよう!という贅沢な日。
シカゴ美術館は、14年前に仕事でシカゴを訪れた時に、到着日に閉館30分前に駆け込んで駆け足で観たことしかなく、私の中では未訪問扱いとなっており、是非訪問したかった美術館です。
今回は、20時まで開館している木曜日に狙いを定め、スーラの名画「グランド・ジャット島の日曜日-1884」を始め、名画の数々をたっぷりと堪能しました。
昼には、隣のミレニアムパークも訪れました。
11/27 成田17:45→ニューアーク16:30 (UA78)
11/28-12/ 4 ニューヨーク観光
12/ 5 ニューアーク9:55→シカゴ11:38 (UA95)
12/ 6 シカゴ観光
12/ 7 シカゴ12:00→成田16:15+1 (UA881)
この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10732452/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
-
0℃前後の寒さの中、シカゴ美術館に到着。
開館は、10:30。なぜ、9時とかに開けてくれないんだろう、、、、。
ただ、本日は木曜日。週に1度、20時まで開館している曜日です。なので、時間は気にせずたっぷり鑑賞できる(はず)。 -
美術館前のこのライオンが、アメリカでは自由の女神に並ぶ人気の記念撮影場所と聞いたのだが、本当?
誰も写真撮っていなかったですよ、朝早かったから??
「三越のライオンとそんなに違わないし」 というのが至極勝手な個人的感想です。 -
開館まで時間があるので、周囲の庭(?)をブラブラと、、、、。
-
で、正門に戻ってみると、、、、何と合唱中!
Hubbard High Schoolの合唱部とのことだが、何のため?開館まで待っている人たちを楽しませるボランティアだとしたら、拍手喝采です!! -
10:30に開館。
入館料は18ドル。14年前は、任意(寄付)だった様な記憶があります。
さすがに、任意による収入では運営できないのでしょうか。 -
真っ先に誰もいない240室へ。
そうです、スーラの「グランド・ジャット島の日曜日-1884」 -
イチオシ
この名画を独り占めできるのは最高の気分。
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点描画なので、この様に近づいた時の見え方もすごく気になります
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しかし、その次に期待していたカイユボットの「パリの通り、雨の日」は、パリのオルセー美術館に貸し出し中でした。
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とはいえ、印象派のコレクションは充実しています
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ピサロ
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モネ
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ルノアール
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1時間ほど経ってみるとこの状態。やはり朝一に行って良かった。しかし、校外学習?でこの絵を鑑賞できる小学生は羨まし過ぎるゾ。
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イチオシ
ゴッホ
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これもゴッホ
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ロートレック。
この絵のどこかに本人がいます。 -
モネの連作
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これもモネ
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セザンヌ
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ゴーギャン
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オキーフ
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中庭
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何と、スティーブ・マックイーンの特別展が開催されていました。
てっきり、あの映画俳優が撮った写真展なのかっ!と一人で勝手に盛り上がりましたが、同姓同名の写真家がいるのですね。(恥)
中は、残念ながら撮影禁止。かなり前衛的な作品群でした。 -
うーむ、カイユボットに次いでホッパーの名作も貸し出し中でした。
こちらもやはりパリ、グラン・パレに行っているそうです。 -
イチオシ
ウッドの「アメリカン・ゴシック」もこの状態。しかし、この絵がアメリカで最も有名な絵画と言われているそうですが、なぜ??
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オキーフ。
寡作なので、彼女の絵の争奪戦は激しいそうですが、彼女がシカゴ美術館付属美大卒なので、シカゴ美術館は優先権を持っているらしいです。 -
イサム・ノグチ
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カフェ
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ここは、レンゾ・ピアノ設計の2009年にオープンした近代棟モダンウィングです。
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アートな建築群の展示は、かなり楽しめました。
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ポロック
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おっと、草間さん登場!
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ジャスパー・ジョンズ
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イチオシ
これはかなり興味深かったです。
Rayという人の「ヒノキ」。ある日海岸で大きなヒノキをみつけこれに芸術性を感じ、大阪の職人に完璧なる複製を発注したとか。 -
かなりリアルな再現性で、かなり時間をかけて見入ってしまいました。
でも、これって、その大阪の職人の作品になるのでは?とも思いました。 -
リヒター
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ウォーホル。
数日前に訪れたニューヨーク、メトロポリタンにも同様の作品がありました。 -
キリコ
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モジリアーニ
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マチス
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ピカソ
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ダリ
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3階、レストラン前の屋外展示
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このブリッジを渡って隣のミレニアムパークに行くことができます。
もちろん、美術館を出る前に再入場可能であることを確認しました。 -
レンゾ・ピアノ設計の近代棟
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イチオシ
ミレニアムパークに到着。
ミレニアムパークと言えば、このビーン。 -
様々な角度から面白い絵が写ります。
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スケート場もあります
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人の顔が映し出される「クラウンファウンテン」
冬は、流れ落ちる水は、停止かな?? -
シカゴ美術館に戻りました
アメリカ美術のコーナー -
ティファニーのシルバーだそうです。
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これは有名な絵なのでしょうか?隣の老婦人が「私、この絵大好きなのよぉ!」と感極まっていました。
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大英博物館のお宝展 というのも開催されていました。
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イチオシ
シャガール「アメリカの窓」
5年の修復期間を経て、2010年に再公開されました。 -
イチオシ
これは何でしょう?
シカゴ証券取引所復元室。このようなものも展示してあるんですねぇ。 -
ギリシア美術
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インド美術
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ペーパーウェイトコレクション。
富豪ルブロフ氏が収集、寄贈した1400個のペーパーウェイトは圧巻。 -
ソーン・ミニチュア・ルームズ。
ソーン夫人のミニチュアインテリア展示。1200年から1940年までの欧米の室内装飾の歴史をミニチュアに表した68個の展示はとっても興味深いものでした。実物の1/12で精巧な再現しているそうです。中国と日本も一つづつありました。 -
日本美術
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アフリカ美術
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中国美術
ふー、途中からかなり駆け足でしたが、ようやく一通り鑑賞し終えました。 -
スーラの絵に戻ってみると、、、、そうですよね、そんな接写をしたくなるような名画ですよね。
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たっぷりと堪能して表に出ると既に暗くなっていました。
ホリデーシーズンのニューヨークとシカゴ12:ロックンロールマクドナルド、そして帰国
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10759730
に続く
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この旅行記へのコメント (4)
-
- Minty Pinkさん 2020/08/23 12:18:09
- なんと!
- あららー!私、2014年にこちらにおじゃましていたのですね。それから5年。とうとうシカゴ美術館に行き、とても楽しく鑑賞したわけですが、カイユボットの『パリの通り、雨』は私が行ったときもお出かけ中でした(たぶん、オルセーだったか?)。けっこうお出かけさせやすい作品なんですかね~。『グランドジャット…』は門外不出でしたっけ。シカゴ美術館旅行記はモダンアート部がまだ4traまとめに至らず…。出かけることも少なくなっているので、ぼちぼちやろうと思います。
- はんけんさん からの返信 2020/08/23 17:17:16
- Re: なんと!
- シカゴ美術館、懐かしいです。あれだけボリュームたっぷりの美術館だと鑑賞後の充実感もおおきいですね。
カイユボットの『パリの通り、雨』は、別の場所で複数回鑑賞している様な気がします。オルセーだったか?別の場所だったか??確かに、「外出」が多い作品なのですかねぇ。
「グランドジャット、、、」は寄贈者の遺言により、門外不出だと聞いています。
また、行きたくなってきました。
はんけん
-
- Minty Pinkさん 2014/09/15 12:14:40
- こんにちは!
- 投票履歴からおじゃまします!
も〜、読みたい旅行記満載ですー。今、抱えている仕事が終わったらゆっくり…、と思いつつ、『グランドジャット島』写真にひかれて読ませていただきました。
ゆっくり美術館鑑賞してらっしゃいますね〜。いいですよね〜。
私、この夏にメトロポリタンに行って「習作」は見てきたんですけれども、シカゴ美術館ではこのようにどどーんと展示されているのですね。おお、カイユボットのあの作品もここに! うーむ、シカゴ、行きたくなってきました。
それでは仕事に戻ります。はんけんさんの魅力的な旅行記の数々、必ず読破いたします!
- はんけんさん からの返信 2014/09/16 21:40:50
- RE: こんにちは!
- Minty Pinkさん、
こんにちは。
シカゴ美術館、良いですよ〜。特に朝一に入館して早歩きすれば『グランドジャット島』をしばし独り占め可能です。
私は、ボストン美術館に行ったことが無いので、是非行ってみたいと思っています。
私の旅行記は逃げませんので(笑)、ゆっくり時間をかけてでも訪問していただければ嬉しいです。
はんけん
> 投票履歴からおじゃまします!
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> も〜、読みたい旅行記満載ですー。今、抱えている仕事が終わったらゆっくり…、と思いつつ、『グランドジャット島』写真にひかれて読ませていただきました。
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> ゆっくり美術館鑑賞してらっしゃいますね〜。いいですよね〜。
>
> 私、この夏にメトロポリタンに行って「習作」は見てきたんですけれども、シカゴ美術館ではこのようにどどーんと展示されているのですね。おお、カイユボットのあの作品もここに! うーむ、シカゴ、行きたくなってきました。
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> それでは仕事に戻ります。はんけんさんの魅力的な旅行記の数々、必ず読破いたします!
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