2012/12/25 - 2012/12/30
297位(同エリア422件中)
納豆餅さん
札幌在住の大学生♂。
2012年12月25日~12月30日まで、関西国際空港→兵庫→岡山→広島→山口→福岡
の順に、青春18切符を利用して、お城めぐりを中心にそれ以外の名所めぐりもしました。
1日目①札幌から関西国際空港・福知山城。
②竹田城跡。
2日目③竹田城跡。
④姫路城・好古園。
⑤岡山城・後楽園・吉備津神社・吉備津彦神社。
3日目⑥衆楽園・津山城跡。
⑦備中松山城。
⑧頼久寺・倉敷。
4日目⑨吉田郡山城跡。
⑩厳島神社・大和ミュージアム。
5日目⑪錦帯橋・下関。
⑫巌流島・門司港。
⑬小倉城・関門海峡。
6日目⑭太宰府天満宮から福岡空港・札幌。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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備中高梁駅に着きました。読み方、たかはし駅、なんですね。たかなしだと思ってました。
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さて、ここから竹田城と同じく「天空の城」の異名を持つ備中松山城に行きます。どうやって行けばよいのかが分からないので、とりあえず観光案内所に行ってみようと思いました。
駅のすぐそば、目の前に観光案内所があり、おばちゃんが二人いました。
おばちゃん達によると備中松山城まで行くなら「乗合タクシー」が良い、とのこと。町で運営してる乗合タクシーがあって、一人420円、と定額制のようです -
歩いていけないこともない距離ですが、麓まで行ってもまだ登山が残っていることから、乗合タクシーに乗ることに決めました。時間もちょうど良かったらしく、僕が備中高梁駅に着いて15分後ぐらいにタクシーが来ました。
観光案内所のおばちゃん達いわく、行きは乗合タクシーで山の中途にある駐車場まで乗っていき(車は途中までしか行けない)、帰りは自分で歩いて下山して、街を見物しながら歩いて駅まで帰ってくるのがいいよ、とのことだったのでそのプランを採用することにしました。
タクシーの運転手さんが「何時に迎えにあがりましょうか?」と聞いてきたので「行きだけで良いです」と伝えました。時間を指定したら駐車場まで迎えに来てくれるようですね。 -
で、ここが駐車場です。山に作られた車道をぐるりと回って駐車場まで登ってきました。ここでタクシーから降ります。
運転手さんはとても良い人で、車を走らせながら街や城の紹介をしてくれたのでこれで420円はとても安いと感じました。備中松山城に行くなら乗合タクシーがベストです。 -
では、ここから登山です。
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登城心得、という看板が随所にありました。これも撮影したので随時載せていきますね。
駐車場から右手が登山道、左手が下山道、です。 -
たくさんの人が歩いた道なので、歩きやすい道です。
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歩きやすい道で、城まで600メートル。これはイージーですね。
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というわけで、登りながら備中松山城の紹介をしたいと思います。
タクシーの運転手さんから聞いた話も混ぜていこうと思います。 -
備中松山城は普段は松山城とだけ呼ばれますが、四国にも松山城があるため、分かりやすくするためにこちらを備中松山城と呼ぶのが慣例のようです。
前回も触れましたが、この備中松山城は日本に12個しかない現存天守のひとつなのです。そしてこの「臥牛山」(がぎゅうざん)の標高430メートルという高地にあり、現存天守としては最も高い位置にあることから「天空の城」という異名を持つにいたりました。 -
備中松山城は「前山城・小松山城・天神山城・大松山城」の4つの山城をまとめて「備中松山城」と呼ぶらしいです。現存する天守は小松山にあり、小松山城とも呼ばれるそうです。
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戦国時代には、三村家親、元親という親子が城主になりました。その後、色んな人がこの城を奪い合います。
wikiを見ても、この城で長く栄えた大名はいなさそうです。結構呪われてる?w -
この城の築城主は秋葉重信という人らしいですが、こんな人は知りません。
注目すべきはこの城の築城が1240年だということ。古いですね。鎌倉時代じゃないですか。
鎌倉時代のお城は山城が多く、山城には石垣が必要でない場合が多いので、ここの石垣は後年に作られたものなんでしょうか。 -
徐々にお城の遺構が見つかってきました。
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高いところに登ってくると、見晴らしも最高!
12月27日の寒々しい空気が山登りにちょうど良いです。 -
ついに登城心得に褒められました。
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石垣の迫力がすごいです。僕以外にも観光客がチラホラいましたが、みんな圧倒されて写真撮りまくりです。
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疲れもふっとぶ感動です。僕はやはり本丸よりも石垣・縄張りが好きです。
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コケの生え方が格好良い!
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足軽箱番所
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遺跡のように荘厳です。
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大広間に出ました。
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地上絵が描いてありました。きっと戦国時代の人たちが描いたのでしょう。そうです。そうに違いありません。これは写真を撮っておかないといけません。
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いよいよ本丸です。山城の天守は華美な装飾がされてないほうが素晴らしいと思ってます。
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南御門
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お金を払って入ります。
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はい!これが本丸です!!
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左を見るとお茶のサービス!!!!
こんなの初めて見ましたww -
とりあえず飲んでみます。
味は普通のお茶でした。 -
天守閣は、松山城では三重櫓と呼ばれ、外観は三重であすが、実際は二階建てです。
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さすがに現代に作られたものであろう石段w
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下から見ても格好良い!
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中に入ります。
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接続廊下
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天守の構造について書いてあります。
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一層目には囲炉裡があり、装束の間という城主だけが入る一段高い剖屋があります。。
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装束の間。
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二層目に行きます。
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二層目の正面には御社檀(ごしやだん)というものがあり、御神体を祭っています。
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日の光が大量に入る構造です。
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採光性が良いですねぇ。木が日焼けしないか心配です。
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本丸としては小さすぎますが、僕はこれぐらいの大きさが山城感があって好きですね。
現存天守の中では最小の大きさらしいです。 -
梁には当時の築城者たちの英知が詰まってると思ってるので、城に入ると上を見上げることにしてます。
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一層目に戻りました。僕以外に観光客はいません。
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タクシーの運転手さんに、このパネルに書いてあるとおりのことを聞きました。
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装束の間。
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ここは城主しか入れない場所です。
自害するときもここを使います。 -
ふもとに高梁高校という高校があるんですけどね。そこが、この備中松山城と同じときに石垣が作られており、今も石垣の上に高校が立っている、とのことです。あとで高梁高校にも行ってみます。
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まぁ、そんなところで本丸を出ます。
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帰ります。
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思えば遠くに来たもんだ。
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上から見る景色もすんごい。
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なんだか褒められました。
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絶景1
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絶景2
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絶景3
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ここからは下山道です。行きで通った駐車場から下に向かって歩きます。
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下山道は普通に帰れるんだと思ってましたが、登山道とは違って結構怖い。
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野球部員たちがランニングしてました。根性すげぇな。
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下りは駐車場から20分ぐらいかかります。思ったよりかはツラかった。
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ようやく地上に戻りました。
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さっきまであんなに高いところにいたん・・・・
ん、ここにも石垣?? -
ふもとにも城の遺構が残っています
歩きながら町を観察です。 -
高梁高校です。
下に石垣があります!! -
さきほど松山城にパネルがありましたが、備中松山城は御根小屋と2つ合わせてひとつの構造です。
御根小屋とは、武士がふだん居住していた場所で、戦時のときだけ山城にこもりました。松山藩では、「城」といえば藩王の館であり政務が行われた御根小屋を指し、登城するといえば御根小屋へ出仕することだったようです(備中松山城は「山城」と呼ばれていました)。
現在、御根小屋跡は高梁高校となっており、県の史跡に指定されています。 -
これも遺構ですかね。
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ううん、いいなぁ。こういうところで青春時代を送りたかった。
次は、城下町です。
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