2013/01/27 - 2013/02/04
83位(同エリア154件中)
youさん
スリランカは、紀元前3世紀にインドから仏教が伝来の長い歴史を持つ仏教王朝の繁栄を示す数々の遺跡があります。これらの遺跡を見たくて、常夏の国、スリランカを訪れました。
T工房手配によるガイドとドライバー付き乗用車での個人旅行、9日間かけて下記コースを巡りました。
この旅行記は、≪世界遺産≫ポロンナルワ編を掲載します。表紙の写真は巨大な仏教寺院ランカティラカ
1日目
13:20:成田(UL455便/直行便)→19:45:コロンボ着。ネゴンボ(泊)
2日目
ネゴンボ→≪世界遺産≫アヌラダプーラ観光→ミヒンタレー観光→シーギリア(泊)
3日目
≪世界遺産≫シギリヤロック観光→■≪世界遺産≫ポロンナルワ巨大遺跡観光→シーギリア(泊)
4日目
シーギリア→≪世界遺産≫ダンブラ石窟(黄金)寺院観光→≪世界遺産 ≫キャンディ観光→キャンディ(泊)
5日目
キャンディ→ヌワラエリヤ観光→ヌワラエリヤ(泊)
6日目
ヌワラエリア→ヤーラ国立公園観光とサファリ探検→カタラガマ(泊)
7日目
カタラガマ→≪世界遺産≫ゴール観光→ベントタ(泊)
8日目
ヘントタ→コロンボ観光→23:59:コロンボ(UL454便/直行便)
9日目
11:50:成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1月29日 昼食後、シーギリヤから約1時間半でポロンナルワに到着。
ポロンナルワは、10世紀から12世紀の間にシンハラ王朝の首都があった古都。それ以前に首都であったアヌラーダプラを南インドのチョーラ王朝が制服したために、やむなく首都をこの地に移しました。
遺跡はこの巨大な人工貯水池(パラークラマ・サムドラ)の周辺に広がってます -
チケットオフィスのある博物館に入り(館内は写真撮影禁止)、入口の地図にて遺跡概略の説明を受けます。
11世紀、潅漑用の貯水池や水路がはじめに整備され、ドライゾーンと呼ばれた乾いた大地に命の水を与え続けることで、潅漑農業が可能となるとともに国際的な仏教都市に発展しました -
貯水池から今も威勢よく水が水路に流れ出ています
-
博物館の庭に残っている灌漑用水路。沈泥等で水路が塞がらないように工夫されています
-
遺跡巡りはこの宮殿跡から。
ここで見られる柱や壁部分は2階〜3階までのもので、当時は7階建の大きさで50以上の部屋がありました -
レンガを重ねた壁の厚さは約3m、36本の柱がホールの屋根を支えていたとのこと
-
2階へ通じていた階段
-
宮殿周囲に建っている家臣らの住居跡。写真はトイレと奥は汚水処理用タンク
-
城壁の外側にある王の沐浴場。水面に下りる階段両側にワニの形をした水の樋口があります
-
宮殿の東に位置する閣議場跡。台座と多数の柱が残されています。台座には象やライオン等が精巧に彫られています
-
閣議場の台座上に上ってきました。一番奥が王が座る場所、左右の各石柱には大臣の名前や模様が刻まれています
-
閣議場からスリランカのご家族集団が下りてきました。
先頭のお嬢さんは裸足・・・ここは仏教寺院や施設ではないので裸足にならなくてもいいのですョ・・・教えてあげようか・・・と思いましたが、余計なお世話と思い止めました -
ヒンドゥー教寺院、シヴァ・デーワーラヤNo.1。ポロンナルワは、タイやビルマからも修行僧が訪れた国際的な仏教の中心地。なのにヒンドゥー寺院がここに建てられたか。
① 当時の王妃の一人が南インドから迎えたヒンドゥー教徒だった
② 13世紀に南インドのチョーラ人がこの地を侵略したときに建てた
の2説あります。
スリランカの人々は、心やさしく、寛容であることを考えると、①が正解・・・かな・・・ -
道路から階段を上った遺跡地区、クワドラングルに来ました。
階段を上った右手に12世紀に創建されたサトゥマハル・プラサーダ、6階建ての塔が見えます。タイから来た建築士が建てたといわれています -
11世紀、ニッサンカ・マーラ王の命令でミヒンタレーから運ばれた石碑で、石の本とも呼ばれるガルポタ。長さ9m 幅1.5m、インドの侵略者や隣国との関係、王のこと等が刻まれています
-
クワドラングルの中では一番大きく最も古い7世紀創建の円形仏塔 ワタダーゲ。
入口両脇に悪魔の進入を防ぐガードストーンが、その手前にムーンストーンが設置されています -
仏塔入口にあるムーンストーン。
象(誕生)、馬(老齢)、ライオン(病)、牡牛(死)と、輪廻を表しますが、ここのものは、ヒンドゥー教に配慮してか、ヒンドゥーの神である牛が死の象徴ではないことから牛はいません -
仏塔の台座に上ってきました。中心の仏塔を分厚いレンガの壁が囲んでいたようです
-
仏塔のまわりには4体の仏像が鎮座しています
-
台座にワニの形をした雨樋が設けられています
-
城壁に囲まれたクワドラングル内には多くの建物が残っています
-
四角く屋根まで残る仏堂 トゥーパーラーマ。
外観は飾窓や飾柱などシャレタ造りです -
しっかりとしたアーチのある入口から中に入ります
-
堂内は薄暗く、ひんやりしています。光をあてるときらきら光るョ、オジサンが仏像を照らしてくれました。特別な石で彫られた仏像が安置されています
-
11世紀建造の仏歯寺跡 アタダーゲ。ここに、しばらくの間仏陀の歯が安置されていました。現在、仏陀の歯はキャンディーの仏歯寺に奉納されています
-
アタダーゲの隣に建てられている12世紀に建造の第2仏歯寺 ハタターゲ。基礎も壁もしっかりと残されています
-
ハタターゲの石壁。なかなか精巧な石積みの技術です
-
クワドラングルから北に移動しガル・ヴィハーラに来ました。貯水池の脇を進んで3体の仏像がある場所に行きます
-
貯水池の脇に建っていたポロンナルワの地図。王宮のあった場所は7、クワドラングルは11、これから向かうのは22、その後、20、21を巡ります
-
ガル・ヴィハーラの像。世界で最も美しいと言われる彫像遺跡です。
自然の巨大な岩から各像を彫りだして造られています。岩の層状の縞模様がそのまま仏像の表面に現れた穏やかな像たちです -
涅槃に入る仏陀像。長さ15m
-
蓮の台座の上で悟りを開いた仏陀像。高さ7m
-
瞑想状態に入った仏陀像 高さ4.6m
-
瞑想する仏陀像の台座の彫刻。ライオン像、稲妻が並んでいます。外敵に惑わされないで瞑想すれば、道は開かれる・・・・ということなんでしょう
-
高さ55mの巨大な仏塔 ランコトゥ・ヴィハーラ
-
11世紀造られた僧院エリアに来ました
-
背の高い13世紀に建てらた寺院 ランカティラカ。
高さ18m、奥行き52m、幅18mの巨大な建物に圧倒されます -
外壁に飾窓や柱が掘られており豪華な寺院です
-
-
寺院を裏側から見ます。寺院の内側壁に沿って瞑想のための通路が設けられており、建物両サイドの窓は瞑想路に光を取り込むためのものです
-
寺院の中に入ります。寺院の天井は落ちてしまっていて青空が見えますが、その青空に向かってそびえ立つ、高さ15mの迫力ある仏像がデンと迎えてくれます。
ここで僧侶たちが、巨大な像の後ろにある暗い瞑想路を1日3回、瞑想しながら通るのを日課とし、日々修行をしていました -
寺院の裏手に広がる僧侶たちの住居跡に来ました。こちらは共同トイレで、ご丁寧に足位置マークがあります
-
こちらは下水処理施設です
-
僧侶らの会議場、宿舎、会館等の複合施設跡。案内板よれば12層の建物で、国内で一番高い建物であったとか。想像できませんが
-
会議場の壁に設けられている窓。う〜ん・・・これは逆V字形でマヤ・アーチを連想します・・・
-
僧侶らの沐浴場
-
ランカティラカ周辺は、僧侶たちが使用していたこのような建造物が幾つも残されています
-
ホール跡。ここで修行中の僧侶らと彼らの両親とが対面していたとか。いつの時代も子供を心配する親の姿がありました・・・
-
18時30分 宿泊しているシーギリヤ・ビレッジに戻ります。写真はフロントとレストラン等がある建物。部屋はコテージタイプで手前の広大な庭に点在しています。暗くなって部屋に戻る際はライトがあると便利です
-
夕食前にシーギリヤ・ロックが映る貯水池周辺を散策します。
私はの〜、この赤ポストと共にシーギリヤ・ロックを眺めて育ったんじゃ〜
世界一の場所じゃろ〜
スリランカ世界遺産巡り---ポロンナルワ編 おわり
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
youさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ポロンナルワ(スリランカ) の人気ホテル
スリランカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スリランカ最安
509円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
50