世界遺産ブルガリア⑤ カザンラク・バラ祭り前夜

2012/05/28 - 2012/06/05

世界遺産シリーズ。と勝手に名づけちゃいますが、
今回はバラ祭りを目当てに、世界遺産も回っちゃおうと企画しました。

今回の世界遺産はカザンラクのトラキア人墳墓。
そしてバラ祭りの前夜の様子です。

エリア バラの谷周辺(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

こんな１列・２列のゆったりしたVIPバスでした。

12時ぴったりに、ソフィア・トラフィックマーケットを出発。
日本人は私のほかにカップル2組の5人でした。

15:30 カザンラク･アフトガーラ到着。

鉄道駅はアフトガーラの斜め向かいにある。

カザンラクの市旗とブルガリアの国旗。

歩いて10分ほどでゼウトポリス広場へ。
カザンラクの中心だ。

ちなみにゼウトポリスとは古代トラキアの首都名。

すぐそばの公園沿いにはバラ関連を始めとした出店が並んでいた。

この日のメイン。

世界遺産・カザンラクのトラキア人墳墓へ。

街中から歩いて15〜20分かかった。

上の写真にある入口を入ると、
受付があり、そこで入場料３レヴァを払い見学します。

これからの写真はすべてレプリカで、
本物と同じく忠実につくられているそう。

本物は別にあります。

紀元前300年頃の横穴式の墓で、
まず狭い回廊がある。

横に2人並んだくらいの幅しかない。

天井には軍隊の戦いを描いている。

盾を持って敵と対峙している様子や、
馬が使われていることも見てとれる。

丸天井には葬儀の宴の様子が描かれている。

トラキアでは死は人生の終着点ではなく、
これから始まる輝かしい来生への入り口と考えていたため
楽器演奏やご馳走で華やかな宴を催したのだ。

互いの手首を握り、永遠の別れを惜しむロイゴス夫婦の姿が印象的。

トラキア人は馬をとても大切にしていた。
たくさんの馬が描かれていることでわかる。

出土品の展示もされていた。

墳墓には装飾品を一緒に埋葬していたそう。

これが本物の墳墓がある建物。

厳重に鍵を閉めてある。

お庭が素敵だなーと思って撮りました。

レストランかなーと思っていたのですが
クラタ民俗博物館に似てる気も。。。

だれか教えてください。

街中に自然に咲いていたバラ。

墳墓に行った後、バザーをやっていたので入ってみた。

通りすがりのショップのウィンドー。
入りたかったけど、閉まってました。

バラ公園。

ステージのそばに人が集まっていた。
毎年フォークダンスが行われるらしいがそのためだろうか。

公園に咲いていたバラでもこんなにきれい。
明日のバラ祭りがとても楽しみだ。

スコベレフ通り。
ゼウトポリス広場から少し入ったところにある
レストランが集まっていた通り。

夜ごはんに行きました。

イスクラ歴史博物館。

バラ祭りの期間は街のあらゆる場所で催し物が行われる。
ゼウトポリス広場前にある観光案内所に行けばパンフレットをもらえます。

ゼウトポリス広場にあるステージでは催しが行われていた。

ファストフードとしては、
ピザの切り売りが多かった。

ゼウトポリス広場にある公共の水汲み場。

ホステルすぐのスーパーへ買い物に行きました。

スーパーに売っていたバラ関連商品。

バラのシロップ、バラウォーター、バラソルトとポプリのセット。
他にもティッシュやウェットティッシュがあった。

バラのヨーグルト。

本当にバラの風味がしておいしかった。

夜のステージでは軍のオーケストラが演奏していた。

グランドホテル前の大通りには明日のパレードのための
ベンチが用意されていた。

カザンラクで一番大きいホテル。

花火が始まる前には
ホテルの屋上から軍が空へ向けて祝砲していた。

21:20ごろ、夕食を食べていたら
バン！バン！と音が聞こえだした。
外へ出てみたら軍の祝砲と花火が始まっていた。

カザンラクの花摘みイベント前夜祭だ。

ZAGORKA。

バラ公園からの帰りに通ったスコベレフ通りにあるレストラン。

私のホステルで同部屋の女の子とその子が知り合った日本人と
その人がまた別に知り合った別の日本人って感じで
集まったのが7人。

みんなで夕食に行きました。
7人もいたのでいろんな料理を食べれてよかった。

左がスネジャンカ、冷たいヨーグルトとキュウリをあえたサラダ。
真ん中はタラトール、冷製ヨーグルトスープ。
右がショプスカサラダ、トマトやきゅうり、タマネギなどの生野菜にシレネという名の白いチーズが乗っかっている。

みんなブル料理の代表格。

私はミシュマシュを注文。

卵にたまねぎやチーズ、パプリカを炒めた料理で
味付けはやさしく、おいしかった。

左がチキンのカヴァルマ、肉と野菜をあわせて焼いた料理。
ネセバルで食べたのだが、こっちの方がおいしく別の料理に思えたほど味が違った。

白ごはんはあまり食べる機会がなかったのでみんな喜んでた。

右はなんだったか忘れました。。。

右上はケバブチェ（長い方）とキョフテ（丸い方）、どちらも挽肉を形にして焼いたもの。同じ味で形が違うだけ？？？

左下は、普通に鶏の焼いたやつ。
奥が豚レバーを焼いたやつ。

カザンラクの宿泊はブルガリア関連のブログで見つけた、
家族でやっているホステル。
この時期だけ開けているそう。

ホテルはほとんど満室でかつ宿泊料が何倍にも跳ね上がるらしいので
とても助かった。

4部屋あった内、私が泊まった部屋は4人部屋でみんな女性だった。
一泊10ユーロで朝食付き。

バスルームは共同。

水はけは悪かったが熱いお湯が出た。

翌朝ごはんはパパが慣れない手つきでワッフルを焼いてくれた。

ワッフルのほかにハムやゆで卵を出してくれた。
おうちで食べてるみたいだった。