世界遺産ブルガリア① ブカレスト→イヴァノヴォの岩窟教会群→マダラの騎士像

2012/05/28 - 2012/06/05

世界遺産シリーズ。と勝手に名づけちゃいますが、
今回はバラ祭りを目当てに、世界遺産も回っちゃおうと企画しました。

今回はルセのイヴァノヴォの岩窟教会群とシューメンのマダラの騎士像です。

エリア ブカレスト(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エールフランス JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

初の羽田国際線ターミナル。
きれいです。

こじんまりとしている上に深夜便なのでさらにひっそり。

今回も日本の翼・JALでパリまで。

機内食は到着前からパリ。

パリからルーマニア・ブカレストまではエールフランスを利用。

エールフランスの機内食。
フォカッチャにハムとチーズを挟んだもの。

ルーマニア・ブカレストに到着です。

ブルガリアを横断する旅程のため
ルーマニア・ブカレストにいったん入りブルガリアに移動します。

地下下りて窓口でチケット買います。

自販機もあったけど誰も使ってなかった。

バスに乗ったら必ず刻印しましょう。
見つかったら罰金です。
東欧の国では検札が頻繁に行われています。

ブカレスト・ノルド駅。
あいにくの雨でしたが時間があるので、駅の周りを散策。
駅舎。

23:15発ソフィア行きに乗ります。

実はこの日の内にルセに入る予定でしたが、
トラブルがあり、乗りたかったバスに乗れず仕方なしに列車にしました。

国際線専用窓口で、
ブルガリア・ルセまでのチケットを購入。

駅に向かう途中で、道を聞いた通りすがりのおばさんが、
窓口までつれてきてくれ、買うのを手伝おうか？と言ってくれた。
ここまでくれば大丈夫、と言って別れたが、
やさしさに触れてうれしかった。

暗いですが、車両です。

車両の中は、男性ばかり。
少し不安だったが何事もなかった。
できれば女性は真似しないでくださいね。

ルーマニア側国境のギュルギュウで1時間ほど停車。
出国手続きのため、列車に係員が乗ってきてパスポートを一旦回収。
その後、スタンプを押したパスポートが返却された。

列車は国境の川を越えてブルガリアに入り、ルセに到着。

今度はブルガリア入国のため、
係員が乗り込んできて、パスポートを渡すと無線で名前やパスポート情報を伝え、返事が来るとスタンプを押してくれた。

そして列車を下りる。

すでに夜中3時。
人もまばらですがタクシーの客引きが２人いました。
あと数時間で夜も明けるし、駅で朝を迎えようかと迷いましたが、
客引きと交渉した結果、
今夜の宿と明日の観光に連れて行ってもらうことで合意し、
駅を離れました。

団地の一室がペンションだった。

無事ペンションに連れてきてもらいましたが、
夜中に男のドライバーと2人きりで車に乗ったのだから
よく考えれば、危ないことをしたのだ、と思った。

この2ヶ月後に、ルーマニアで女子大生がタクシーに乗って殺される事件が
起こっているのだから。。。

朝から観光に出かけることにしていたため
ドライバーが交渉してくれ3時間15レヴァ(≒840円)でこの部屋で過ごす。
（ほんとなら一泊30レヴァ）

共同のバスルームでシャワーを浴び、2時間ほど寝た。

この壁の向こうに上の写真のベットがある。
私には無駄に広かった。

翌朝7時。時間通りに迎えに来た。
朝食を食べようと、パン屋へ。

カウンターにパンが並んでいて、指差して選び、買う。

私は見た目で味が想像できる、ピザパンを食べる。普通においしい。

写真右の、ドライバーがおいしいからと買ってくれたのは
ボザ（Боза）という名の甘酸っぱくどろっとした飲み物で
小麦などを煮立てて発酵させた飲料。
ハッキリ言ってあまりおいしくないが、飲めなくもない。

7:25 タクシーに乗り
世界遺産イヴァノヴォの岩窟教会群に向かいます。
自力でいくなら、途中までバスに乗り、この道をひたすらまっすぐ歩くことになる。（他の方のブログを見ると1時間近く歩くそうだし、さらにイヴァノヴォまでのバスもかなり少ないらしい）
時間的にも、体力的にもタクシーにして良かったと乗りながら思った。

7:50　イヴァノヴォの岩窟教会群の下に到着。
この階段を上がって向かいます。

昨夜の雨で、足元が悪い山道を5分ほど上がっていく。

8時オープンと本にあり、ついたのは数分早かった。
受付の人が用意をしている途中だったが
中に入れてくれた。
入場料　4レヴァ。

13〜14世紀に 描かれたフレスコ画が残っている。

壁は薄くなってたり、はがれたりしていたが、
天井は意外ときれいに残っていた。

教会から見下ろした景色。
こんな山奥にあります。

次は、ドライバーがやけに勧めてくるバサラボヴォ修道院へ。
8:45着。
ここも洞窟を利用して作られています。

ここは実際に修道士が住んでいるので、状態もいい。
黄金のイコンがありました。

くりぬいた岩肌が丸見えで手作り感がある。

ルセのバスターミナル。

ルセ市内は観光せず、直接バスターミナルまで送ってもらいました。

バス会社ごとにブースが並んでます。

ブースでチケット買いたいと申し出たら
バス乗り場まで連れて行ってくれ、待っているとこのバスが来た。

時間前になると人が集まってきた。

ルセ→ブカレスト　55ユーロという看板が。
お金に余裕のある人はこれを使えばいいかも。

ドライバーからに直接支払う。
シューメンまで10レヴァ(≒560円）

あまり寝てないので車内ではほとんど寝ていた。

シューメンに到着。
その足で、マダラの騎士像へ行くことにする。

バスターミナルの前の駐車場を挟んで向かいに立つ
白い建物が鉄道駅。

タクシーはたくさん並んでいる。

列車は夕方しかなく、バスはよくわからずで
またまた駅前に停まっていたタクシーに乗る。

40レヴァと言われたが、これまた別の方のブログに16レヴァで行ったとあったので、
交渉して30レヴァで。

マダラの騎士像、入り口に到着。入場料4レヴァ。

マダラ高原の断崖に中世初期の巨大な騎士のレリーフが彫られている。

まっすぐ長い階段を登りきると。。。

ありました、騎士の彫刻。
わかりますか？

おそらく修復のために足場が組まれてました。
人がいたので上れるのか？と一瞬喜びましたが、
違いました。
取材の人らしく、日本人でした。

ズームして。。。

馬に乗った騎士がトラを串刺しにしていて、
猟犬がその後ろを走っている。　のだそう。

入り口近くには、博物館もあった。

地球の歩き方にあった、コンテッサホテル。
駅から歩いて10分くらいの場所にある。

宿泊代を聞くと、56レヴァ(≒3500円）
即決した。

ひ、広い！

今日一日でかなり動いたので晩ご飯に出かけることなく寝ちゃいました。