ビアライゼ２０１２(44)ピルスナー生誕の地　Plzensky Prazdroj　編

2012/05/05 - 2012/05/05

昼食を終えて醸造博物館を出、ふたたび市内を観光しつつ駅の方向に向かう。いよいよピルスナースタイルの元祖、ピルスナー・ウルケルを生産している、伝統あるプルゼニュスキー　プラズドロイ醸造所の見学に臨む。
工場の立派な門をくぐると、おそろしく広い敷地に、山のような自動車が展示されていた。なんと、自動車見本市が開催されていたのである。トヨタや三菱、コマツなどの日本車も参加している。工場が解放されてイベント会場がわりに使われてるというのには驚いたが、ここらではこれが普通なのだろうか。
ともあれ、ビールツアーの受付をしようとするが、予定よりも３０分開始が遅くなっていた。帰りの電車の時間的に厳しいが、ここまできて諦めるわけにもいかない。３０分の空き時間のあいだ、敷地内を歩き回り、車や屋台を見て回って過ごした。

エリア プルゼニュ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

醸造博物館を出て再び教会前の広場人もどる。
変な形の金の噴水？が広場の一角にある。

特設ステージライブは満員。

屋台で菓子パン？を購入。表面に砂糖とシナモンがまぶしてある。
この円筒形の形はどんな意味があるのだろう？

真っ直ぐ伸びる街路。街の作りが直線的。

シナゴーグの玉ねぎ型の屋根が向こうに見える。そろそろツアーの時間が迫っていたので、近寄って観光する余裕はなかったのが残念。

中央広場から駅に向かって移動。米軍のイベントはまだ続行中。ポパイの看板をこんなところで見るとは。

銃に興味津々の子供。

戦車にのってはしゃぐ子供と、それをほほえましく見つめる大人たち。

偽装された車両の説明をする軍人さん。おじいさんが後ろから覗き込んでるのがなんかほのぼのしてる。

米軍の展示を後にして、駅を目指す。教会周りのクラシックな建物に変わり、近代的なガラス張りの大きなビルが目に付き出す。

ラブザ川を渡ると、通りの向こうに醸造所が見えて来た。

大きな歩道橋を渡り、ピルスナー・ウルケルの工場であるプルゼニュスキー　プラズドロイ（醸造所）を目指す。

入口は１９世紀に建てられたという歴史的な門。この日はチェコ国旗の横に星条旗も飾られていた。街の米軍イベントと関係があるのだろうか・・・？

工場の中は非常に広々としているが、ビールとは関係なさげなイベントが。どうやら車の展示会をやっているようだ。企業の敷地をこうしたイベントに貸し出すのはここらでは一般的なのかな？まあ国営企業みたいなものだから公共施設みたいな使われ方をしているのかもしれない。

日本車も当然ある。MITUBISHI。
背後の建物ガラス窓には、ビールツアー受付の表示が書かれている。

トヨタ車。奥には昔の醸造所の煙突と給水塔が見える。

ツアーの受付がある建物。ガラスにでかでかとピルスナーウルケルのマークが書かれている。

受付のあるロビーには、19世紀のビール醸造の巨大ジオラマが展示されていた。

受付をしようと聞いてみると、予定より英語ツアーの開始時間が３０分遅くなっていた。日本出立したあとに時間変更があったようだ。ニュルンベルク行の電車が１５：００ちょうどなので、１２：４５スタートでツアー１００分だと、かなりギリギリのタイミングだ。
最悪乗りそこねることも覚悟する。

３０分時間が空いたので、工場内を歩き回る。奥のほうのガレージには、昔ビールの輸送用に使われたSLが展示されていた。

はるか向こうに見えるのは給水塔。今は使われてないらしい。

車のイベント関係なのか、軽食やお菓子の屋台も出ている。

色とりどりのスイーツ。

入口の門付近から見た工場の全景。煙突に存在感がある。

工場のパノラママップ。見所がたくさんあるのがわかる。

昔の工場のスケッチと説明が看板になって飾られていた。

入口の門のほうに目を向けると、そちらも多くの人がいる。ベビーカーを押したご婦人も何名か歩いていたが、ビール工場にはいささか不似合いのような気もする。これはあれか、ここは公園みたいな感じで市民に認識されているのだろうか。

門の裏側にさらに寄ってみる。

入口付近にあるお土産屋

お土産屋の中には各種銘柄のビールやウルケルの公式グッズ、ビアマグ、グラスなど。さらにTシャツや帽子なども売られていた。
時間つぶしもおわり、ふたたびツアー受付に移動する。

ビール累計　74種/28.5l