2012/10/06 - 2012/10/08
157位(同エリア392件中)
naoさん
平成24年10月6日から8日の3連休に、島根・山口・広島を一人旅してきました。
今回の旅の主な目的は、中国地方に残る古い町並み巡りです。
旅の行程
10月6日 津和野~山口
10月7日 秋芳洞~仙崎~萩
10月8日 柳井~岩国~竹原
恥ずかしい話ですが、「萩・津和野」とひとくくりに言われることが多いので、ずっと津和野は山口県にあると思い込んでいたのですが、最近になって島根県の町であることが判明・・・。
ならば、ということで、津和野に足跡を残すことにした次第です。
津和野といえば、「貴婦人」の愛称で親しまれている「C57」が、「新山口駅」から「津和野駅」まで約2時間かけて走る、「SLやまぐち号」が運転されています。
調べてみると、この日は2両のSLが重連運転する日だということなので、そりゃ~、その雄姿を見ないわけにはいかんだろうと、早朝6時に自宅を出発。
列車が津和野駅に到着する時間に間に合わせるべく、「必死のパッチ」で島根県目指して高速道路を突っ走りました。
その甲斐あって、列車の到着前に津和野の町ににすべり込むことが出来、「貴婦人(C57)」と「ポニー(C56)」の重連運転の雄姿を間近に見ることができました。
一方、山陰の小京都といわれる津和野には、白壁に格子窓といった古いたたずまいの町並みが残っており、土塀沿いの掘割を泳ぐ色とりどりの鯉が訪れる人々の目を楽しませています。
それ以外にも、美術館あり、神社あり、教会ありと、興味を覚えるスポットが目白押しなので、時間の許す限り歩き廻ることにします。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずは「SLやまぐち号」です。
遠〜くの方から、汽笛がだんだん近づいて来るのが聞こえてたんだけど、やっと姿を現してくれました。
先ほどまで車の姿は無かったのに、SLを追いかけて沿線の撮影スポットを移動されている車がみるみるうちに集まって来ました。 -
おっ、重連運転してるじゃないの。
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「貴婦人」の愛称で親しまれている「C57」が前を引っ張り・・・
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大きな「貴婦人」の陰に隠れるように、「ポニー」の愛称で親しまれている「C56」が後に続いています。
「ポニー」がんばれ〜! -
津和野駅で乗客を降ろしたSLは、「新山口駅」への折り返し運転に備え、車両の入替え作業をしています。
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津和野駅に入構した「貴婦人」です。
この後、SLだけが転車台で方向転換するようです。
では、駅にある駐車場に車を止めて、街歩きに出かけます。
がんばって歩くぞ〜! -
まず、「津和野町立安野光雅美術館」を訪れました。
この美術館は安野光雅氏の75歳の誕生日に合せて開館、今年で十周年を迎えられたそうです。
国際アンデルセン賞をはじめ、多くの国際的な賞の受賞歴を誇る、
氏の作品の展示室はもちろん、世界の絵本や美術書などが自由に閲覧できる図書室も備えています。
さらに、感受性豊かな子供時代を大切にする氏の強い思いから、小さな机と椅子が並び、裸電球が灯る昭和初期の教室が館内に再現されています。 -
破風のマークは、美術館のシンボルマークです。
訪れた時、本館第1展示室では、「繪本 仮名手本忠臣蔵」の原画が展示されていました。
七段目の祇園一力茶屋の場や、十一段目の高家表門討入りの場など、歌舞伎でもお馴染みの場面が展開していました。 -
本館2階には、氏のアトリエが再現されています。
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昭和初期の教室が再現されている、別館の学習棟です。
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教室の中には裸電球がぶら下がり、小さな机と椅子が並んでいます。
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私の小学生時代を彷彿とさせる教室を見ると、悪ガキだったあの頃が懐かしく思い出されました。
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図書室では、世界の絵本や美術書などが自由に閲覧できます。
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中庭では、ススキの穂が秋の風情を漂わせています。
では、美術館を後にして殿町を目指します。 -
弥栄神社のお旅所。
毎年7月20日の祇園祭りの日に、神社に伝わる古典芸能神事の鷺舞が舞われます。 -
「鯉の米屋」と呼ばれるお米屋さん。
この店の池では、色とりどりの錦鯉が群れをなして泳いでいて、お願いすれば見せていただけるそうです。 -
津和野の汚水桝の蓋です。
最近、全国の自治体が下水道の汚水桝の蓋にその土地の特色を生かしたデザインを取り入れていることに気が付いたので、めっきり下を向いて歩くことが多くなりました。
それぞれ個性のあるデザインなので、写真をコレクションするのも面白いんじゃないの、と思っている今日この頃です。 -
殿町通りに差しかかりました。
ここは、白壁に格子窓といった古いたたずまいが残る通りで、家老屋敷跡、藩校養老館跡、津和野カトリック教会などの史跡がある、津和野観光のメッカです。 -
杉玉が吊られた造り酒屋さん。
造り酒屋と杉玉の取り合わせは全国共通です。 -
一歩路地へ入れば、今にも崩れ落ちそうな土壁が古いたたずまいを強調しています。
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大きな民家の屋根越しに十字架が見えてきました。
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津和野カトリック教会です。
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内部は、和風建築に見られる格天井と、教会には珍しく床が畳敷きになっています。
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色鮮やかなステンドグラスです。
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土塀沿いの掘割では・・・
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色とりどりの鯉が人々の目を楽しませています。
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藩校養老館跡の木橋の下を・・・
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鯉が泳いでくぐり抜けて行きます。
ここは、森鴎外など、多くの優れた人材を輩出した津和野藩の学校跡で、現在は民俗資料館として使われています。 -
津和野大橋から川面に目をやれば、1匹の錦鯉が流れに負けまいと、懸命に泳ぐ姿が見えます。
掘割には柵がしてあるのに、何かの拍子に逃げ出したのでしょうか・・・。 -
「新山口駅」行きのSLの発車まで少し時間があるので、太皷谷稲成神社の千本鳥居を見に行くことが出来そうです。
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山上の本殿に至る参道には、朱塗りの鳥居が山肌を縫うように続いています。
太皷谷稲成神社は「稲が成る」と書く珍しい稲荷神社で、日本五大稲荷のひとつに数えられています。 -
鳥居は、幾重にも折れ曲がりながら・・・
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上へ上へと続いています。
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折れ曲がり地点を過ぎて・・・
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少し登れば、またまた折れ曲がって行きます。
一体、この階段は何段あるのでしょうか・・・。 -
SLの出発時間が迫ってきたことを口実に、登るのを諦めてこの辺りで引き返すことにします。
いつものことながら、軟弱です。 -
途中で、仲のいい兄弟が追い越して行きました。
小さい弟さんがお姉ちゃんに手を引かれて降りて行く姿は微笑ましい限りです。
お二人さん、いつまでも仲良くね。 -
津和野大橋から見る太皷谷稲成神社一帯の山は、鉄橋を渡るSLの背景としても「絵」になります。
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SLの発車時間が近づいたので、津和野大橋でスタンバイしていると、津和野駅の方から盛んに汽笛が聞こえてきます。
そろそろ発車するようです。
そうこうしている内に、いよいよSLの煙が見えてきました。 -
まず、先頭を走る「貴婦人」が鉄橋上に姿を現しました。
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その後を、小ぶりな「ポニー」が続きます。
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「ポニー」の姿はけなげに思えてなりません。
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この、たなびく煙を吐きながら走るSLの姿は壮観そのものです。
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SLは、あっという間に煙を残して・・・
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走り去って行きました。
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SLを見送ったので、駅の方へ引き返します。
津和野大橋の近くには、鷺舞を模した像が立っています。 -
藩校養老館跡の隣にある、津和野コミュニティーセンターの土塀越しに・・・
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百日紅が赤い花を咲かせ・・・
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お向かいの大岡家老門では、コスモスが黄色い花を咲かせています。
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白壁となまこ壁のコントラストがきれいです。
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「海老舎吟醸」と書かれた、古い醤油の看板が趣を添えています。
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津和野駅に戻って来ました。
駐車場に預けておいた車をピックアップし、乙女峠へ向かいます。 -
谷川に沿って山を登ったところにある乙女峠には、悲しくも尊い歴史が秘められています。
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ここ乙女峠は、津和野に流されてきた長崎浦上の隠れキリシタンたちが、厳しい拷問の末殉教した、悲しくも尊い物語の舞台となった所です。
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2度とこのような悲劇を繰り返してはならないと・・・
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ドイツ人神父の手によって「マリア聖堂」が建てられました。
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堂内のステンドグラスはその殉教の様子を伝えていて・・・
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見る者の心の奥深く、「何か・・・」を訴えかけてきます。
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時の権力者の業とはいえ、幼な子まで犠牲にしなければならなかった時代背景を思うと、平和な時代に生きるわが身の幸せをつくづく噛みしめてしまいました。
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次に、森鴎外旧宅を訪れました。
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ここは、日本を代表する文豪・森鴎外が、11歳で上京するまでの幼少期を過ごした家です。
一時人手に渡っていたのを、鴎外の33回忌にあわせて津和野町が買い戻し、現在の地に復元したものだそうです。
その後、老朽化が激しいため昭和59年には全面的に解体修理されています。 -
鴎外幼少期の勉強部屋。
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勉強部屋にある下地窓。
土壁の骨組みである、竹で編んだ下地に土を塗らず、開口のまま残して窓にしたもの。 -
台所。
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台所の排水を流す、木製の排水管が排水枡につながっています。
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屋根の野地板は全て竹が使われています。
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旧宅に隣接して・・・
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「森鴎外記念館」があります。
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そろそろ時間なので、津和野の目印である大鳥居に別れを告げて、今回の旅の拠点がある山口市を目指して走ります。
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ホテルのチェックインまで少し時間があったので、五重塔を見るため瑠璃光寺に寄り道しました。
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明治36年に国宝に指定されたこの五重塔は、その美しい姿から日本三名塔の一つに数えられています。
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高さ31.2mの五重塔は大内文化の最高傑作として、山口のシンボルになっています。
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日没後はライトアップされています。
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煌々とライトアップされた五重塔が・・・
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池に映る姿も見どころの一つです。
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