2012/02/29 - 2012/03/05
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ハイペリオンさん
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台北に着いた翌日、
なんとなく板橋に行った。
そして、ミャンマー人街があるという
南勢角に行くも、
ミャンマー人街は見つからなかった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
-
7時起床。
9時間睡眠か、ずいぶん寝たなあ。
よっぽど疲れていたんだろう。
1時間ほどテレビを見て、ぐずぐずしていたが、
8時にフロントで今日の宿泊代を払って外に出た。
台北は朝が遅く、ほとんどの店や食堂は閉まって
いる。
前日にめぼしをつけて、朝食はあそこでと思って
いた食堂も、店のシャッターを開けて準備にとり
かかるところだった。
旅館の周りの店は全部こんな調子なので、台北駅
まで行くことにした。
地下街を通ったが、まだ薄暗く、ひっそりとして
いた。
香港でも感じたが、中国人というのは朝が遅いの
だろうか。
タイへ行くと、6時半には食堂から湯気が立って
いて、人が忙しそうに働いているのに。
確かに台湾は夜市が多く、夜が遅い国ではある。
しかし、夜が遅い点ではタイや東南アジアの国も
同じだ。
どうも香港や台湾の朝が遅いのには合点がいかな
い。
台北付近も、通勤のビジネスマンで、東京の新橋
駅前みたいになっているのかというと、そんなこ
ともなく、普通である。
台北駅の南に接する忠孝路を渡って、南陽街だっ
たか、館前街だったかを歩いた。
この辺は語学学校が多く、ほとんどが「美語
(英語)」か「日語(日本語)」の学校だ。
学校が多いから、ファストフード店も多い。
しかし、外国に来てまでマクドやケンタッキーに
入るには抵抗が強い。
どこかにお粥か麺類を出している食堂はないかと
探していたら、路地を入ったところに一軒だけ開
いている店があった。
麺や水餃子を出している店だった。
水餃子10個で50元(200円弱)。
安いものだ。
つるんとのどを通る感じで、とてもうまかった。
余談だが、日本人は焼き餃子と一緒にご飯やラー
メンを食べたりずるが、あれは中国人から見ても
のすごく変に見えるらしい。
なぜなら、中国人は餃子を単品で食うからである。
餃子の皮が炭水化物だから、わざわざご飯を食べ
る必要はないということなのだ。
まあ、日本人はうどんとおにぎりとか、ラーメン
とご飯とか、炭水化物同士の食事を平気でするの
で、餃子とご飯の組み合わせもまったく何の問題
もないと考えがちだが、カレーをべながらカレー
パンを食べているくらい奇妙な光景なのだろう。
また、焼き餃子というのも中国ではあまり食べな
いという。
中国で餃子といえば水餃子で、ゆうべの食べ残り
を翌日食べるときに焼くぐらいだそうだ。
だから、日本人がうまそうに食っている焼き餃子
は、中国人からすると残り物を食べているように
見えてしまうのだ。 -
水餃子で腹を満たしたあと、コーヒーを飲もうと、
LATTE COFFEEというところに入った。
外資系っぽいが、おそらく台湾資本のチェーン店
だろう。
もともと中国人にはコーヒーを飲むという嗜好が
なく、数年前に来たときは、安いカフェが少なか
った。
安いコーヒーを飲むのにけっこうこう捜し歩いた
ものだが、今ではそこかしこにカフェがある。
セブンイレブンでもちゃんとしたコーヒーを出し
ていて、店内で椅子に座って飲めるようにまでな
っていた。
短い間にずいぶん変ったものだ。
しかし、この日入ったカフェは一杯100元もし
た。
ずいぶん高い。
日本のスターバックスより高いじゃないか。
台北の地下街で昼飯一食の値段だ。
味もそんなにうまくなかった。
スターバックス風の店舗になると、コーヒー一杯
は、だいたい100元くらいになるようだ。 -
まずは、MRT(地下鉄)に乗って板橋(ばんじ
ぁお)へ。
確か25元だったと思う。
板橋には特に目的もなく、ただ東京23区にある
のと同じ地名なので、少し気になっていた。
MRTは目的地までの運賃を確認してから、運賃
ボタンを押し、それから金を入れる。
すると、切符ならぬプラスチック製の10円玉く
らいのコインが出てくる。
それを改札のところでかざして入るというしくみ
になっている。
バンコクの地下鉄と同じスタイルだ。
日本のように大量の紙製の切符を出すよりも、こ
のやり方のほうが無駄に紙を消費しないのでいい
と思う。
MRT板橋駅の周りはよく整備されてきれいだっ
たが、少し街の中に入ると、猥雑さにあふれたい
かにも中国人の町という感じだった。
台北中心部ではすっかり姿を消した檳郎(びんろ
う)を売る店が通りのあちこちにあった。
檳郎とは、木の実のことで、中国南部からミャン
マーあたりまで、主に男性の嗜好品として有名で
ある。
噛むと清涼感が得られることから、長距離トラッ
クの運転手が眠気覚ましのために好んで口にして
いる。
台湾では、この檳郎を売るおねいちゃんが、日本
のキャバ嬢のような刺激的な服装で、国道沿いの
スタンドで鎮座していることで有名だ。
彼女らのような檳郎売りを台湾では檳郎西施と呼
んでいる。
西施というのは、昔の中国の美人の名前である。
日本語にすると檳郎小町といったところだろうか。
この檳郎西施、台北には全くいなくなってしまっ
たが、中壢あたりに行くと今も夜の国道で商売を
しているらしい。
檳郎は、噛んでつばを吐くのだが、そのつばがま
るで血のように真っ赤な色をしている。
長期にわたって噛んでいると、歯がまるで日本の
昔のお公家さんのようなお歯黒のように黒ずんで
しまう。
台湾人の男で歯が黒ずんでいるのは、すべてこの
檳郎が原因である。 -
板橋を適当に歩いた後、こんどはMRT中和線の
終点、南勢角へ行った。
南勢角には、ミャンマー人街があると聞いていた
ので、なんとか探し出してみたいと思っていたの
だ。
台北のミャンマー人街散策は、今回の旅の最大の
目的であった。
しかし、南勢角にあるという情報だけで、本当に
見つけられるだろうか。
南勢角は板橋同様、小さな通りがいくつも走るご
ちゃごちゃした街だった。
板橋の府中駅もそうだったが、ここも夜市がある
らしい。
しかし、その夜市がある通りは、完全なシャッタ
ー通りと化していて、うら寂れた雰囲気だった。
心配していた通り、ミャンマー人街は全く見当た
らなかった。
1時間近く駅周辺を歩き回ったのだが、それらし
きものはなかった。
1軒、ミャンマー文字を看板に掲げた食堂があっ
たのだが、残念ながらシャッターが下りていた。
ミャンマー人街とはいうものの、そんなに大きな
ものではないのかも知れない。
東京の高田馬場のように、ミャンマーレストラン
や雑貨屋が街の中にポツリポツリとあるだけでは
ないだろうか。 -
いいかげん歩き疲れたので、駅前のベーカリー兼
カフェに入った。
パン1個をトレイに乗せ、レジでカプチーノを注
文した。
しかし、レジの女の子は何やらぼくにいろいろと
説明してくる。
そのなかで「没有」という言葉が聞こえたので、
カプチーノは今ありませんといっているような気
がしないでもなかったのだが、わからないという
表情でいると、後ろの男性がなんと日本語で助け
船を出してくれた。
「ワタシ少シ、日本語ワカリマス」といって、通
訳してくれたところによると、カプチーノは売り
切れたということだった。
仕方ないので、アメリカンコーヒーを頼んだ。
台湾でも薄めのコーヒーを日本と同じくアメリカ
ンと呼ぶようだ。
アメリカンコーヒーというのが日本で出始めたの
は、1980年代ではなかったかと思う。
「ちょっとしゃれた感じのコーヒー」というイメ
ージで、「アメリカ人の飲むコーヒーは薄めで、
これがかっこいいんだ」みたいなところがあった。
小洒落た女が喫茶店で「アメリカン」と注文して
店員が戸惑うと、「ま、アメリカンないの? 遅
れてるわねこの店」と言いたげな顔をする、そん
な飲み物だった。
しかし実際は、アメリカの当時のコーヒーは、安
くて質の悪い豆を使ったコーヒーしかなく、ほと
んど味がしなかっただけなのである。
そういう味のないコーヒーを、アメリカ人はデカ
いカップでガブガブ飲んでいたわけだ。
これをかっこいいと勘違いして、薄いコーヒーを
飲みだした当時の日本人は、今から思えば実に滑
稽である。
ぼくも若いころロサンゼルスの安いコーヒーショ
ップでコーヒーを飲んだことがあるが、香りも味
もほとんどない、黒い熱湯を飲んでいるようだっ
た。
そんなアメリカ人の嗜好を変えたのがスターバッ
クスだったのだ。
ところで、ここの店の女の子、ふにゃっとした笑
顔が実にかわいく、口調もやさしいし、もし20
年前のぼくがここに来たなら、彼女にいれ上げて
しまっていただろう。
それにしても台北は、日本人好きのするかわいい
子が増えたなと感心する。
数年前とだいぶ変った。
今日は台北のはずれをうろうろしただけで、ほと
んどなにもしなかった。
ミャンマー人街を見つけられなかったのは実に残
念であった。 -
旅館の近くで、牛肉麺を食べた。
麺にタマゴをあまり使っていないのか、あっさり
した味だった。
だしはそんなにうまくなかった。
セブンイレブンに夜食を買いに行くと、大型犬が
へたりこんでいた。
飼い主が買い物を終えるまでこの状態であった。
旅館でテレビを見ていると、台湾人のグルメリポ
ーターが、福井でラーメンを食っていた。
今や台湾のテレビ番組は日本のこんなマイナーな
田舎にまで行くようになったのか。
雪が舞う寒い中、屋台のラーメンを「うまいうま
い」と食べていた。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ハイペリオンさん 2014/12/18 12:12:55
- ご投票ありがとうございます
- fuzzさん、どうも。
お寒うございます。
「アメリカンコーヒー」はほとんど
日本では絶滅したような感じですね。
あっ、ドトールとかのチェーン系に
残っているのかな?
豆によっては味が薄いのもあるので、
スターバックスなんかはそういう対
応をしていますね。
アメリカのコーヒーが今も薄いのに
は笑わされます。
-
- fuzzさん 2014/12/17 22:34:09
- こんばんは
- 激安航空券で行く台湾っていう(2)を今拝見したばかりです。
コーヒーの話が実に私の中で納得するお話でした。
私が若い頃、確かに喫茶店で「アメリカン」っていうのがあって
カップとソーサーではなく、今で言うマグカップサイズの薄いコーヒーでした。
台湾でもアメリカンって言うんですか(笑)良い事を聞きました。
たしかにスターバックスからアメリカのコーヒーのイメージは変わりましたね。
でも、今回ハワイに行って思ったのですが、DFSでコナコーヒーの試飲を
しましたら、やはり薄かったです。
アメリカンだなって心の中で思いました。
fuzz
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