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2013年に向かう年末年始は1月4日の金曜日が休みだと9連休となる理想的な曜日の巡り。<br />この時に小笠原への旅行が行いやすい日程で、おがさわら丸の運行が実施されました。<br />29日(土)と元旦に東京から父島へ向かう便。3日と6日(日)に東京に到着する戻り便が運行されるというのです。<br />気づいたときにはもう29日の便は満員でしたが、元旦発で6日戻りの日程なら席に残りがあったので、<br />この日程で小笠原に初訪問をしました。<br />例によって※無駄に詳細な※レポートをお送りします。必要な内容を上手にピックアップして読んでくださいね(笑)

小笠原正月旅行(3)1/2父島到着。島内めぐりツアー

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2013/01/01 - 2013/01/06

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せらお

せらおさん

2013年に向かう年末年始は1月4日の金曜日が休みだと9連休となる理想的な曜日の巡り。
この時に小笠原への旅行が行いやすい日程で、おがさわら丸の運行が実施されました。
29日(土)と元旦に東京から父島へ向かう便。3日と6日(日)に東京に到着する戻り便が運行されるというのです。
気づいたときにはもう29日の便は満員でしたが、元旦発で6日戻りの日程なら席に残りがあったので、
この日程で小笠原に初訪問をしました。
例によって※無駄に詳細な※レポートをお送りします。必要な内容を上手にピックアップして読んでくださいね(笑)

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
新幹線
旅行の手配内容
個別手配

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  • 弟島、兄島に続き、父島がはっきりとわかるようになり<br />想像以上に早い速度で船は島に近付いて行きます。<br />東京湾と異なり、二見湾間近まで、外洋航行速度で<br />運行しているのだそうです。おがさわら丸。

    弟島、兄島に続き、父島がはっきりとわかるようになり
    想像以上に早い速度で船は島に近付いて行きます。
    東京湾と異なり、二見湾間近まで、外洋航行速度で
    運行しているのだそうです。おがさわら丸。

  • <br />ちょっぴり期待していた「くじら、イルカのお出迎え」<br />には遭遇できませんでしたが、無事に定時に15分を余し着岸。<br />11時15分夢にまで見た、小笠原諸島に、とうとう到着です。


    ちょっぴり期待していた「くじら、イルカのお出迎え」
    には遭遇できませんでしたが、無事に定時に15分を余し着岸。
    11時15分夢にまで見た、小笠原諸島に、とうとう到着です。

  • 自宅を出たのが31日の昼前。大阪駅でのんびりし<br />こだま号で移動し、東京で一泊したとは言え、<br />まさに「48時間かけて小笠原」に来たことになります。<br />岸壁には宿の人たちが鈴なり。<br />我々も宿の人のお出迎えを期待したのですが<br />「いしぴ〜」の看板は無し。。。

    自宅を出たのが31日の昼前。大阪駅でのんびりし
    こだま号で移動し、東京で一泊したとは言え、
    まさに「48時間かけて小笠原」に来たことになります。
    岸壁には宿の人たちが鈴なり。
    我々も宿の人のお出迎えを期待したのですが
    「いしぴ〜」の看板は無し。。。

  • ちょっとだけがっかりしながら、港から歩くと<br />何と言うことは無い、3分ほどであっさり到着(笑)<br />同じような距離でも、ゲストハウスのような<br />「みんなで暮らすぜ」な宿は出迎え付きなのですけど<br />私達が選んだのは、部屋ごとに独立した、素泊まりの宿。<br />そこは、まあ、そんなモンでしょう。<br />ラッキーだったのは、予約時には取れなかった<br />「ミニキッチン付き、ダブルルーム」が当ったこと。<br />二人一泊1000円増しですが、これはありがたい。<br />ただ、のんびりしては居られません。

    ちょっとだけがっかりしながら、港から歩くと
    何と言うことは無い、3分ほどであっさり到着(笑)
    同じような距離でも、ゲストハウスのような
    「みんなで暮らすぜ」な宿は出迎え付きなのですけど
    私達が選んだのは、部屋ごとに独立した、素泊まりの宿。
    そこは、まあ、そんなモンでしょう。
    ラッキーだったのは、予約時には取れなかった
    「ミニキッチン付き、ダブルルーム」が当ったこと。
    二人一泊1000円増しですが、これはありがたい。
    ただ、のんびりしては居られません。

  • <br />ネイチャー系で有名な「マルベリー」さんの<br />「半日、島内めぐりツアー」が1時15分には開始です。<br />急いで昼ごはん。というわけで<br />ぱっと目に付いた、「ラーメン」ののぼりに誘われ<br />カウンターに座ったのは「かがや亭」というお店でした。<br /><br />おが丸入港だけではなく、多客期特有の<br />「午後にすぐ出港しちゃう」日で、お店は大忙し。<br />定食メニューはなく、ラーメンやチャーハンの限定メニュー。<br />私達は塩ラーメン2つとギョーザ1つ。<br />しめて2000円也を美味しく頂きました。<br /><br />そのままツアーに参加できる服装、持ち物なので<br />残りあと1時間弱。放し飼いの鶏を目撃したり<br />ぶらぶらと集合場所である「ビジターセンター」へ。と、<br /><br />まだ30分以上あるのに駐車場に「マルベリー」と書いたバンが。<br />近くに居たおっちゃんが、マルベリーの吉井さん。<br />さっそく受付を済ませ、代金を支払います。<br /><br />「開始になったら呼びますので、中に居てください」とのこと。<br />小笠原の自然などを紹介する展示を見ていると、ほどなく集合時間。<br />今日は我々を含め6人でのツアー。<br /><br />まずはビジターセンターで、島の模型や、展示物を使って<br />簡単なレクチャーから開始。約20分ほどで車に乗り、移動開始です。<br /><br />


    ネイチャー系で有名な「マルベリー」さんの
    「半日、島内めぐりツアー」が1時15分には開始です。
    急いで昼ごはん。というわけで
    ぱっと目に付いた、「ラーメン」ののぼりに誘われ
    カウンターに座ったのは「かがや亭」というお店でした。

    おが丸入港だけではなく、多客期特有の
    「午後にすぐ出港しちゃう」日で、お店は大忙し。
    定食メニューはなく、ラーメンやチャーハンの限定メニュー。
    私達は塩ラーメン2つとギョーザ1つ。
    しめて2000円也を美味しく頂きました。

    そのままツアーに参加できる服装、持ち物なので
    残りあと1時間弱。放し飼いの鶏を目撃したり
    ぶらぶらと集合場所である「ビジターセンター」へ。と、

    まだ30分以上あるのに駐車場に「マルベリー」と書いたバンが。
    近くに居たおっちゃんが、マルベリーの吉井さん。
    さっそく受付を済ませ、代金を支払います。

    「開始になったら呼びますので、中に居てください」とのこと。
    小笠原の自然などを紹介する展示を見ていると、ほどなく集合時間。
    今日は我々を含め6人でのツアー。

    まずはビジターセンターで、島の模型や、展示物を使って
    簡単なレクチャーから開始。約20分ほどで車に乗り、移動開始です。

  • まずはすぐ西の山にある★三日月山展望台★へ。<br />夕日の名所でもあり、クジラも見える場所。なのですが<br />数時間後も今日の夕日は望み薄、そして今はクジラも見えず。<br />なんだ、とりあえず、来ただけで終わりだね。と思った<br />展望台からの下り道。吉井さんが言いました。

    まずはすぐ西の山にある★三日月山展望台★へ。
    夕日の名所でもあり、クジラも見える場所。なのですが
    数時間後も今日の夕日は望み薄、そして今はクジラも見えず。
    なんだ、とりあえず、来ただけで終わりだね。と思った
    展望台からの下り道。吉井さんが言いました。

  • 「ちょうど、おが丸が出港する時間だ」<br />さっき乗ってきた、おがさわら丸が、<br /><br />有名な「お見送り船団」に囲まれて出港する光景を<br />山から下る途中で見られたのです。ちょっと感動。<br /><br />

    「ちょうど、おが丸が出港する時間だ」
    さっき乗ってきた、おがさわら丸が、

    有名な「お見送り船団」に囲まれて出港する光景を
    山から下る途中で見られたのです。ちょっと感動。

  • 車は道中、役所や教会、水産センターなどを紹介しながら<br />湾の奥に進み、島を周回する道路に、右回りで登り始めました。<br />と、ここでストップ。道路脇を下ったところに<br />★咸臨丸乗組員墓地★がありました。<br /><br />ここ。確かに咸臨丸の乗員が埋葬されているのですが<br />それよりももっと大切なのが、脇に建つみすぼらしい墓。<br />実を言うと「定植」という意味では、ハワイからやってきた人たちの方が<br />幕府が「開拓」として送り込んだ人たちよりも古いらしいのです、小笠原。<br />また「調査」という意味では、咸臨丸に相前後して、ロシアやイギリスの船も<br />小笠原にやってきていたり、ロシアの船に救助された漂着船員も<br />島に住んでいた時期があったり、したようなんです。<br />でもそれでも「ここは日本の土地じゃ」と言い張るために有効なのが<br />この「もっと早い時期にココで死んだ日本人が居て、墓もあるぜ」<br />ということになるのだそうな。<br />ツアーの最初に「ビジターセンター」で教わった歴史が<br />こういうところで生きてくるのですな。このツアーは。<br />

    車は道中、役所や教会、水産センターなどを紹介しながら
    湾の奥に進み、島を周回する道路に、右回りで登り始めました。
    と、ここでストップ。道路脇を下ったところに
    ★咸臨丸乗組員墓地★がありました。

    ここ。確かに咸臨丸の乗員が埋葬されているのですが
    それよりももっと大切なのが、脇に建つみすぼらしい墓。
    実を言うと「定植」という意味では、ハワイからやってきた人たちの方が
    幕府が「開拓」として送り込んだ人たちよりも古いらしいのです、小笠原。
    また「調査」という意味では、咸臨丸に相前後して、ロシアやイギリスの船も
    小笠原にやってきていたり、ロシアの船に救助された漂着船員も
    島に住んでいた時期があったり、したようなんです。
    でもそれでも「ここは日本の土地じゃ」と言い張るために有効なのが
    この「もっと早い時期にココで死んだ日本人が居て、墓もあるぜ」
    ということになるのだそうな。
    ツアーの最初に「ビジターセンター」で教わった歴史が
    こういうところで生きてくるのですな。このツアーは。

  • 再度乗り込んだバンは、引き続き坂をぐいぐい登ります。<br />と、途中でぐっと減速し、吉井さんが<br />「おいおい、道の真ん中を」「トラツグミが歩いて。。。」<br />ととととと、と歩く姿が。確かに見えました。<br />渡り鳥として、来ているのでしょうかね。<br />実は小笠原諸島。固有種(ここにしか居ない)生物の宝庫<br />と同時に、鳥や動物は極めて種類が少ない、島なんです。<br />そんな数少ない「渡り」の鳥を見られたのは、ちょっとラッキー。<br /><br />続いて立ち寄った場所は★長崎展望台★<br />単に「長い岬だから、長崎」というそうですが<br />目の前、数百メートルに「兄島」が見え<br />何より青い海がとても美しい展望台でした。<br /><br />

    再度乗り込んだバンは、引き続き坂をぐいぐい登ります。
    と、途中でぐっと減速し、吉井さんが
    「おいおい、道の真ん中を」「トラツグミが歩いて。。。」
    ととととと、と歩く姿が。確かに見えました。
    渡り鳥として、来ているのでしょうかね。
    実は小笠原諸島。固有種(ここにしか居ない)生物の宝庫
    と同時に、鳥や動物は極めて種類が少ない、島なんです。
    そんな数少ない「渡り」の鳥を見られたのは、ちょっとラッキー。

    続いて立ち寄った場所は★長崎展望台★
    単に「長い岬だから、長崎」というそうですが
    目の前、数百メートルに「兄島」が見え
    何より青い海がとても美しい展望台でした。

    長崎展望台 名所・史跡

  • さらには、父島の特長的な植物の姿である<br />「乾性低木林」の姿が良くわかる形で紹介されました。<br />確かに立山のライチョウが住むような感じの林が<br />こんな低い標高(海がすぐそこに)で見られるのは<br />なんとも不思議な感覚です。<br />

    さらには、父島の特長的な植物の姿である
    「乾性低木林」の姿が良くわかる形で紹介されました。
    確かに立山のライチョウが住むような感じの林が
    こんな低い標高(海がすぐそこに)で見られるのは
    なんとも不思議な感覚です。

  •  ここを出発し、次の場所は★電波望遠鏡★<br />小笠原が日本本土から遠く離れていることを利用し<br />複数の電波望遠鏡で形成する、巨大な仮想望遠鏡の<br />一翼を担っている、という施設です。<br />さらに南にあるJAXAのロケット追跡施設は<br />門が固く閉ざされ、外から見るだけでしたが<br />電波望遠鏡はすぐ足もとまで入り、見上げることが可能。<br /><br />

    ここを出発し、次の場所は★電波望遠鏡★
    小笠原が日本本土から遠く離れていることを利用し
    複数の電波望遠鏡で形成する、巨大な仮想望遠鏡の
    一翼を担っている、という施設です。
    さらに南にあるJAXAのロケット追跡施設は
    門が固く閉ざされ、外から見るだけでしたが
    電波望遠鏡はすぐ足もとまで入り、見上げることが可能。

  • へえ。でかいねえ。などと言っていると「あ!ノヤギ!」<br />敷地内に居たのでしょうか3頭のヤギが、ぴょこぴょこと跳ねて行きました。<br />レクチャーどおり「茶」「黒」「白」のまだらなヤギ達。<br />ハイジに出てくるような「白ヤギ」はほぼゼロなのだとか。<br /><br />「ノヤギ」という呼び名のとおり、入植者の飼いヤギが<br />野生化したものなのですが、彼らは小笠原列島にとって<br />完全な「邪魔者」。というわけで、鋭意駆除中である生物。<br />既に無人島では(彼ら自身によりはげ山になっていたこともあり)<br />駆除が完了し、父島、母島諸島にだけ残ってる、というノヤギ。<br /><br />沖縄で美味しく頂いた経験から「駆除ヤギは食べないのですか?」<br />と質問したところ、「いや、殺すだけなだねえ」とのこと。<br />確かに「一頭も居ない状態を目指す」ワケですから<br />「美味しいから、少し残しておこう」などという考えが<br />絶対に起きないようにと思うと、それが当然なんですよね。<br /><br />持ち込んだ生物と言えば、父島の二つ北にある「弟島」には<br />養豚施設があった、ということで(ノブタは居ない(笑)<br />その影響で、今でも「ハエの数が半端じゃない」のだそうです。<br />それこそ「島の近くの船上でお弁当食べてたら、ハエがびっしり」<br />というレベルなのだそうで。。。私は勘弁です。。

    へえ。でかいねえ。などと言っていると「あ!ノヤギ!」
    敷地内に居たのでしょうか3頭のヤギが、ぴょこぴょこと跳ねて行きました。
    レクチャーどおり「茶」「黒」「白」のまだらなヤギ達。
    ハイジに出てくるような「白ヤギ」はほぼゼロなのだとか。

    「ノヤギ」という呼び名のとおり、入植者の飼いヤギが
    野生化したものなのですが、彼らは小笠原列島にとって
    完全な「邪魔者」。というわけで、鋭意駆除中である生物。
    既に無人島では(彼ら自身によりはげ山になっていたこともあり)
    駆除が完了し、父島、母島諸島にだけ残ってる、というノヤギ。

    沖縄で美味しく頂いた経験から「駆除ヤギは食べないのですか?」
    と質問したところ、「いや、殺すだけなだねえ」とのこと。
    確かに「一頭も居ない状態を目指す」ワケですから
    「美味しいから、少し残しておこう」などという考えが
    絶対に起きないようにと思うと、それが当然なんですよね。

    持ち込んだ生物と言えば、父島の二つ北にある「弟島」には
    養豚施設があった、ということで(ノブタは居ない(笑)
    その影響で、今でも「ハエの数が半端じゃない」のだそうです。
    それこそ「島の近くの船上でお弁当食べてたら、ハエがびっしり」
    というレベルなのだそうで。。。私は勘弁です。。

  • さて、さらに車は南へ移動。ここまでの路上では「動物注意」の看板が<br />「ヤギの絵」でしたがそれが「ヤドカリの絵」になったころ<br />次に車が止まったのは「夜明山」という看板のあるところ。<br />ここから東へ数分歩いたところが★初寝浦展望台★<br />途中に、太平洋戦争当時の頑丈なコンクリ建造物が見え<br />展望台からは眼下にきれいな砂浜「初寝浦」の入江が。<br />この近辺では、山の山頂付近を旋回する「オガサワラノスリ」を<br />複数見ることができました。<br />このノスリ。小笠原島にもともと住む生物の中で<br />唯一と言ってよい「中、大型肉食動物」なのだそう。<br />小さな父島では、30つがいほどしか生存していないらしい。<br />減っている、というわけではなく、厳島神社がある<br />広島の「宮島」より、小さい面積しかない、父島には<br />これ以上の数を生息させられるだけのゆとりが無いのだ。

    さて、さらに車は南へ移動。ここまでの路上では「動物注意」の看板が
    「ヤギの絵」でしたがそれが「ヤドカリの絵」になったころ
    次に車が止まったのは「夜明山」という看板のあるところ。
    ここから東へ数分歩いたところが★初寝浦展望台★
    途中に、太平洋戦争当時の頑丈なコンクリ建造物が見え
    展望台からは眼下にきれいな砂浜「初寝浦」の入江が。
    この近辺では、山の山頂付近を旋回する「オガサワラノスリ」を
    複数見ることができました。
    このノスリ。小笠原島にもともと住む生物の中で
    唯一と言ってよい「中、大型肉食動物」なのだそう。
    小さな父島では、30つがいほどしか生存していないらしい。
    減っている、というわけではなく、厳島神社がある
    広島の「宮島」より、小さい面積しかない、父島には
    これ以上の数を生息させられるだけのゆとりが無いのだ。

  • 絶対に乱開発などは許されない島なんだ。ということが<br />こういうことからもわかってくるワケですね。<br />また、この道すがら、ちょっと変わった実を<br />拾って、みんなに紹介してくれました。<br />「アコウザンショウ」という、ちょうどこの時期<br />アカガシラカラスバトが子育てをする季節に熟して<br />数十個がまとまった姿で道ばたに落ちている小さな実です。<br />山椒のもつ、鼻がすっと通るような香りが<br />ちょっと印象的でしたね。<br /><br />

    絶対に乱開発などは許されない島なんだ。ということが
    こういうことからもわかってくるワケですね。
    また、この道すがら、ちょっと変わった実を
    拾って、みんなに紹介してくれました。
    「アコウザンショウ」という、ちょうどこの時期
    アカガシラカラスバトが子育てをする季節に熟して
    数十個がまとまった姿で道ばたに落ちている小さな実です。
    山椒のもつ、鼻がすっと通るような香りが
    ちょっと印象的でしたね。

  • このあとは「アカガシラカラスバトのサンクチュアリ」や<br />固有の植物などを保護育成しているという「農業センター」を<br />車から降りずに、ゆっくりと紹介。<br />

    このあとは「アカガシラカラスバトのサンクチュアリ」や
    固有の植物などを保護育成しているという「農業センター」を
    車から降りずに、ゆっくりと紹介。

  • 最後に西南のエリアで、路線バスから行くには不便だ、という<br />★コペペ海岸★に立ち寄りました。<br />ここは、本当に素晴らしい海岸で、ウチの奥さんはずっと<br />「私、ここの海岸が一番いい」と言い続けてました(笑)<br />何がある、というワケではないのですが、サイズと言い<br />景色と言い、本当に「私達の海岸」と言いたくなる場所でした。<br />小さなトイレもあるし、駐車も10台くらいは可能。<br />ちょうど、ビーチのサイズに合った、受け入れ環境でした。<br />そして、ココで、今日のツアーは終わり。宿へ送ってもらい<br />明日お願いしている「森のツアー」を再確認して、お別れです。<br /><br />

    最後に西南のエリアで、路線バスから行くには不便だ、という
    ★コペペ海岸★に立ち寄りました。
    ここは、本当に素晴らしい海岸で、ウチの奥さんはずっと
    「私、ここの海岸が一番いい」と言い続けてました(笑)
    何がある、というワケではないのですが、サイズと言い
    景色と言い、本当に「私達の海岸」と言いたくなる場所でした。
    小さなトイレもあるし、駐車も10台くらいは可能。
    ちょうど、ビーチのサイズに合った、受け入れ環境でした。
    そして、ココで、今日のツアーは終わり。宿へ送ってもらい
    明日お願いしている「森のツアー」を再確認して、お別れです。

    コペペ海岸 自然・景勝地

  • 時刻は午後5時前。晩御飯にはちょっと早い。<br />というわけで、「お買いもの」をすることにしました。<br />父島のメインストリートに面した、私達の宿「いしぴ〜」から<br />島の台所である「生協」と「スーパー小祝」は、徒歩1分。<br />とにかくコンパクトな島なのですよ。<br />まず、生協さんで、小笠原の生物についての小冊子を<br />2冊購入。。

    時刻は午後5時前。晩御飯にはちょっと早い。
    というわけで、「お買いもの」をすることにしました。
    父島のメインストリートに面した、私達の宿「いしぴ〜」から
    島の台所である「生協」と「スーパー小祝」は、徒歩1分。
    とにかくコンパクトな島なのですよ。
    まず、生協さんで、小笠原の生物についての小冊子を
    2冊購入。。

  • でも、ここで買っておきたいのは「朝ごはん」の材料。<br />二軒のお店の品ぞろえには、微妙な差があり<br />私達の希望に近いのは、スーパー小祝でした。<br />「6枚切食パン」「ベーコン」「卵6個」<br />「牛乳」「ヨーグルト」「冷凍枝豆」と<br />地元野菜の「インゲン豆」「小松菜」を購入。<br />これで朝ごはん3日分。(枝豆は晩酌用)<br />という目論見なのですが、問題は調味料。。。<br />宿のミニキッチンには、調味料が無いのです。<br />わずか三日のために余分な調味料は買いたくない。<br />そこで、ひとつだけ買った調味料は何でしょう?<br />正解は、明日の朝食で。。。(笑)

    でも、ここで買っておきたいのは「朝ごはん」の材料。
    二軒のお店の品ぞろえには、微妙な差があり
    私達の希望に近いのは、スーパー小祝でした。
    「6枚切食パン」「ベーコン」「卵6個」
    「牛乳」「ヨーグルト」「冷凍枝豆」と
    地元野菜の「インゲン豆」「小松菜」を購入。
    これで朝ごはん3日分。(枝豆は晩酌用)
    という目論見なのですが、問題は調味料。。。
    宿のミニキッチンには、調味料が無いのです。
    わずか三日のために余分な調味料は買いたくない。
    そこで、ひとつだけ買った調味料は何でしょう?
    正解は、明日の朝食で。。。(笑)

  • ちなみに生協さんでは、消費(味ではない!)期限が<br />12月29になっている、アルミ鍋に入った「モツ鍋セット」<br />が堂々と半額で販売されていたのは、秘密です(笑)<br />(帰りの船まで、体調を保ちたいので、遠慮しましたが<br /> 正直、私は試してみたい気持ち満々でしたヨ(爆)<br /><br />一旦宿に戻り、冷蔵庫に収容してから、今度は晩御飯。<br />が、狙いの「波食波食(ぱくぱく)」の開店は5時30分。<br />もうちょい、時間が残っている、ので、嫁さん熱望の<br />「島の雑貨店」(実はスーパー小祝)に突入です。<br />それこそ、島で使いそうなものなら、なんでもそろう店。<br />なんと「小笠原Tシャツ」も子供用だけは販売アリ。<br />お土産屋さんより安いような感じがしたのですが。。。<br />ココではハサミを二丁購入。ナニが嬉しいやら。。

    ちなみに生協さんでは、消費(味ではない!)期限が
    12月29になっている、アルミ鍋に入った「モツ鍋セット」
    が堂々と半額で販売されていたのは、秘密です(笑)
    (帰りの船まで、体調を保ちたいので、遠慮しましたが
     正直、私は試してみたい気持ち満々でしたヨ(爆)

    一旦宿に戻り、冷蔵庫に収容してから、今度は晩御飯。
    が、狙いの「波食波食(ぱくぱく)」の開店は5時30分。
    もうちょい、時間が残っている、ので、嫁さん熱望の
    「島の雑貨店」(実はスーパー小祝)に突入です。
    それこそ、島で使いそうなものなら、なんでもそろう店。
    なんと「小笠原Tシャツ」も子供用だけは販売アリ。
    お土産屋さんより安いような感じがしたのですが。。。
    ココではハサミを二丁購入。ナニが嬉しいやら。。

    波食波食 グルメ・レストラン

    気軽に入れる「食堂」ですが、本格的な味。島料理もフツーの定食も。 by せらおさん
  • さあ。そうこうするうちに、定刻です。<br />暖簾が掛かり、電気が付くと同時に「波食波食」へ。<br />テーブル席に座り、瓶ビールとウーロン茶。<br />お刺身盛り、チャンプルー定植、島トマトサラダ<br />お目当ての「島豆腐の湯豆腐」を注文。<br />途中でせっかく、と「カメの刺身(写真)」も。

    さあ。そうこうするうちに、定刻です。
    暖簾が掛かり、電気が付くと同時に「波食波食」へ。
    テーブル席に座り、瓶ビールとウーロン茶。
    お刺身盛り、チャンプルー定植、島トマトサラダ
    お目当ての「島豆腐の湯豆腐」を注文。
    途中でせっかく、と「カメの刺身(写真)」も。

    波食波食 グルメ・レストラン

    気軽に入れる「食堂」ですが、本格的な味。島料理もフツーの定食も。 by せらおさん
  • 普段使いの定食と<br />観光客が食べたい名物料理と<br />なかなかバランスの取れたお店でしたね。<br />さあ、明日は一日掛かりの「森歩きツアー」<br />さっさと寝てしまうことにしましょう!

    普段使いの定食と
    観光客が食べたい名物料理と
    なかなかバランスの取れたお店でしたね。
    さあ、明日は一日掛かりの「森歩きツアー」
    さっさと寝てしまうことにしましょう!

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