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2013年に向かう年末年始は1月4日の金曜日が休みだと9連休となる理想的な曜日の巡り。この時に小笠原への旅行が行いやすい日程で、おがさわら丸の運行が実施されました。29日(土)と元旦に東京から父島へ向かう便。3日と6日(日)に東京に到着する戻り便が運行されるというのです。気づいたときにはもう29日の便は満員でしたが、元旦発で6日戻りの日程なら席に残りがあったので、この日程で小笠原に初訪問をしました。例によって※無駄に詳細な※レポートをお送りします。必要な内容を上手にピックアップして読んでくださいね(笑)

小笠原正月旅行(1) 1/1 出発まで。そして「船酔い」のお話。

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2013/01/01 - 2013/01/06

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せらお

せらおさん

2013年に向かう年末年始は1月4日の金曜日が休みだと9連休となる理想的な曜日の巡り。この時に小笠原への旅行が行いやすい日程で、おがさわら丸の運行が実施されました。29日(土)と元旦に東京から父島へ向かう便。3日と6日(日)に東京に到着する戻り便が運行されるというのです。気づいたときにはもう29日の便は満員でしたが、元旦発で6日戻りの日程なら席に残りがあったので、この日程で小笠原に初訪問をしました。例によって※無駄に詳細な※レポートをお送りします。必要な内容を上手にピックアップして読んでくださいね(笑)

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
新幹線
旅行の手配内容
個別手配

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  • 通常は東京発が6日に一度の運行である「おがさわら丸」が<br />お正月やGWなどの他客期には、ピストン運行をし<br />結果として、「現地に3泊して東京に帰る」という<br />そんな旅行が可能だ。ということ。<br />(普段は現地2泊で帰るか、現地8泊で帰るか)<br /><br />しかも、その日程が「元旦東京発、6日日曜東京着」<br />という素晴らしい日取りになっているとういうこと。<br /><br />それが12年の11月下旬に、いきなり判明しました。<br /><br />小笠原は「ほぼ半月の旅程を組まないと、行けない場所」<br />だとずっと思っていたので、ずばり「リタイアするまで無理」<br />そう思っていたのに。です。ずっと、そう言い続けていたのに、です。<br />

    通常は東京発が6日に一度の運行である「おがさわら丸」が
    お正月やGWなどの他客期には、ピストン運行をし
    結果として、「現地に3泊して東京に帰る」という
    そんな旅行が可能だ。ということ。
    (普段は現地2泊で帰るか、現地8泊で帰るか)

    しかも、その日程が「元旦東京発、6日日曜東京着」
    という素晴らしい日取りになっているとういうこと。

    それが12年の11月下旬に、いきなり判明しました。

    小笠原は「ほぼ半月の旅程を組まないと、行けない場所」
    だとずっと思っていたので、ずばり「リタイアするまで無理」
    そう思っていたのに。です。ずっと、そう言い続けていたのに、です。

  • それを見つけてくれたのは、嫁さん。そして<br />おずおずと、その事実を私に教えてくれました。<br /><br />なぜなら、、、、船の揺れが怖いヒトなのです、彼女。<br /><br />瀬戸内であれば高松航路や別府航路などフェリーもたびたび利用しているのですが、実は「飛行機も、エアポケットが怖い」と言う理由で「できれば、もう、一生乗りたくない」のだそうで、船についても「一度持ちあがって、また降りる感じ」が怖いのだと。<br /><br />でも、それでも、です。彼女は憶えていてくれました。私の<br />「いつか、小笠原には、絶対に行きたい」という言葉を。<br /><br />もう、その瞬間、私のスイッチが「ぱちん」と入りました。<br />寝る間も惜しんで、情報収集を開始したのです。<br /><br />「どうすれば酔わずに済むのか」は、数時間で解決(笑)<br />ここで妻に宣言したのです。<br />「船の予約はする」「宿も予約する」<br />でも<br />「海が荒れて、大変になりそうなら、旅行は取りやめる」「絶対に」<br />と。<br /><br />私一人なら、この日程で行けるチャンス。<br />どんなに海が荒れようと強硬突破するところですが<br />もうひとつ自信があったこと、それは<br /><br />「もし小笠原に行ったら99%、もう一度行きたくなる」ということ。<br /><br />すなわち「もう、船が怖いから小笠原には行かない」と言うセリフを<br />嫁さんの口から言わせることだけは、避けなければならない。<br />だから、そう堅く誓ったのです。

    それを見つけてくれたのは、嫁さん。そして
    おずおずと、その事実を私に教えてくれました。

    なぜなら、、、、船の揺れが怖いヒトなのです、彼女。

    瀬戸内であれば高松航路や別府航路などフェリーもたびたび利用しているのですが、実は「飛行機も、エアポケットが怖い」と言う理由で「できれば、もう、一生乗りたくない」のだそうで、船についても「一度持ちあがって、また降りる感じ」が怖いのだと。

    でも、それでも、です。彼女は憶えていてくれました。私の
    「いつか、小笠原には、絶対に行きたい」という言葉を。

    もう、その瞬間、私のスイッチが「ぱちん」と入りました。
    寝る間も惜しんで、情報収集を開始したのです。

    「どうすれば酔わずに済むのか」は、数時間で解決(笑)
    ここで妻に宣言したのです。
    「船の予約はする」「宿も予約する」
    でも
    「海が荒れて、大変になりそうなら、旅行は取りやめる」「絶対に」
    と。

    私一人なら、この日程で行けるチャンス。
    どんなに海が荒れようと強硬突破するところですが
    もうひとつ自信があったこと、それは

    「もし小笠原に行ったら99%、もう一度行きたくなる」ということ。

    すなわち「もう、船が怖いから小笠原には行かない」と言うセリフを
    嫁さんの口から言わせることだけは、避けなければならない。
    だから、そう堅く誓ったのです。

  • そうなると「どんな天気図のときに、どれほど揺れるのか」が一番大事。<br />過去のブログや、旅行記を読みあさり、色々な情報を集めた結果<br />1)「波高が3mを超えた日の旅行記は、船内が大騒ぎ」<br />ということがわかりました。<br /><br />参考になったのは気象庁が発表している「日々の沿岸波浪図」。すなわち過去のデータです。<br />http://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/wave/chart/daily/coastwave.html<br />乗船日が明確な旅行記の日付を元に、当日の波の高さと、旅行記内の記述を比較して、導き出したのです。<br /><br /><br /><br />次に、私達が乗船する日の波は、どう予想するのか。<br />出発を控えた時期に、日々発表される沿岸波浪実況図<br />http://www.data.jma.go.jp/gmd/waveinf/chart/awjp.html<br />と、<br />同じ日の天気図を比較したところ<br /><br />2)「天気図の等圧線が混んだら、それに比例した波高」<br />3)「前線が延びているところは、等圧線に増して波高あり」<br />そして、「この程度、等圧線が混むと、3mを超えそう」<br />という予測が付くめどが立ちました。<br /><br />あとはキャンセル覚悟で、現地ツアーに申し込み<br />旅行予定日の天気図をドキドキしながら待つ日々。<br /><br />ついに12月29日、年末休みに入り、一週間後の<br />「小笠原から東京へ帰る日までの予想天気図」が揃いました。<br /><br />どうやら、行きは、波は少なそう。そして、、、、<br />帰りも、なんとかぎりぎり「3mを超える可能性は低い」<br />そんな天気図です。<br /><br />嫁さんの口からも「これなら、行ってみようか」と<br />覚悟してくれたようなセリフが。<br /><br />準備を整え、一抱えの荷物とともに「ぷらっとこだま」で東京へ。<br />体調第一。お弁当を買って、ホテルでゆっくり大みそかを迎えました。

    そうなると「どんな天気図のときに、どれほど揺れるのか」が一番大事。
    過去のブログや、旅行記を読みあさり、色々な情報を集めた結果
    1)「波高が3mを超えた日の旅行記は、船内が大騒ぎ」
    ということがわかりました。

    参考になったのは気象庁が発表している「日々の沿岸波浪図」。すなわち過去のデータです。
    http://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/wave/chart/daily/coastwave.html
    乗船日が明確な旅行記の日付を元に、当日の波の高さと、旅行記内の記述を比較して、導き出したのです。



    次に、私達が乗船する日の波は、どう予想するのか。
    出発を控えた時期に、日々発表される沿岸波浪実況図
    http://www.data.jma.go.jp/gmd/waveinf/chart/awjp.html
    と、
    同じ日の天気図を比較したところ

    2)「天気図の等圧線が混んだら、それに比例した波高」
    3)「前線が延びているところは、等圧線に増して波高あり」
    そして、「この程度、等圧線が混むと、3mを超えそう」
    という予測が付くめどが立ちました。

    あとはキャンセル覚悟で、現地ツアーに申し込み
    旅行予定日の天気図をドキドキしながら待つ日々。

    ついに12月29日、年末休みに入り、一週間後の
    「小笠原から東京へ帰る日までの予想天気図」が揃いました。

    どうやら、行きは、波は少なそう。そして、、、、
    帰りも、なんとかぎりぎり「3mを超える可能性は低い」
    そんな天気図です。

    嫁さんの口からも「これなら、行ってみようか」と
    覚悟してくれたようなセリフが。

    準備を整え、一抱えの荷物とともに「ぷらっとこだま」で東京へ。
    体調第一。お弁当を買って、ホテルでゆっくり大みそかを迎えました。

  • 最後に、あちこちから得た「おが丸での船酔い防止」のコツを。<br />1)酔い止め薬を迷わず使う。「アネロンニスキャップ」が最強<br />  ただし、揺れる30分前に飲むこと。<br />  24時間効くことになっているが、個人差あり。夜明けに再摂取も想定せよ。<br />  (片道で2人で4錠使うことになるかも、ということ)<br />2)前日、寝不足での乗船は最悪。とにかく万全の体調で臨む。<br />3)ヤバいと思ったら、ひたすら寝る。起きない。<br />4)空腹は敵。バナナ。ウィダーインゼリーなどが必携。<br />5)(実感)寝起きに食堂でご飯を食べると、気分悪くなりやすい。<br />6)(実感)空調が合わない場合は、ゆとりがある範囲で、船内、船外をうろつく。<br /><br /><br />最後に、思い切ってご紹介してしまいます。<br />生活航路であるおがさわら丸は、最悪、ここまで海が荒れても出港するのだ。<br />という実例が掲載されている、旅行記です。特にすごいのは、このページをずっと下までたどって出てくる、最後の2枚の写真。。。<br />(※警告。この写真を見て、小笠原に行くのが怖くなっても当方は責任を取りません(笑)<br />http://ricchan8.fc2web.com/tour/2008-1-ogasawara/1.htm<br /><br />私達はこの写真に出会えたからこそ「海が荒れる場合は、キャンセル料も承知の上で、予約先のご迷惑も承知の上で、それでも直前で旅行断念もあり」と決断できたのですから。<br />だから、みなさまにもこのページはご紹介します。<br /><br />(は〜〜。本当に私達のときは、海が荒れなくてよかった〜♪)

    最後に、あちこちから得た「おが丸での船酔い防止」のコツを。
    1)酔い止め薬を迷わず使う。「アネロンニスキャップ」が最強
      ただし、揺れる30分前に飲むこと。
      24時間効くことになっているが、個人差あり。夜明けに再摂取も想定せよ。
      (片道で2人で4錠使うことになるかも、ということ)
    2)前日、寝不足での乗船は最悪。とにかく万全の体調で臨む。
    3)ヤバいと思ったら、ひたすら寝る。起きない。
    4)空腹は敵。バナナ。ウィダーインゼリーなどが必携。
    5)(実感)寝起きに食堂でご飯を食べると、気分悪くなりやすい。
    6)(実感)空調が合わない場合は、ゆとりがある範囲で、船内、船外をうろつく。


    最後に、思い切ってご紹介してしまいます。
    生活航路であるおがさわら丸は、最悪、ここまで海が荒れても出港するのだ。
    という実例が掲載されている、旅行記です。特にすごいのは、このページをずっと下までたどって出てくる、最後の2枚の写真。。。
    (※警告。この写真を見て、小笠原に行くのが怖くなっても当方は責任を取りません(笑)
    http://ricchan8.fc2web.com/tour/2008-1-ogasawara/1.htm

    私達はこの写真に出会えたからこそ「海が荒れる場合は、キャンセル料も承知の上で、予約先のご迷惑も承知の上で、それでも直前で旅行断念もあり」と決断できたのですから。
    だから、みなさまにもこのページはご紹介します。

    (は〜〜。本当に私達のときは、海が荒れなくてよかった〜♪)

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