2013/01/01 - 2013/01/06
245位(同エリア392件中)
せらおさん
2013年に向かう年末年始は1月4日の金曜日が休みだと9連休となる理想的な曜日の巡り。この時に小笠原への旅行が行いやすい日程で、おがさわら丸の運行が実施されました。29日(土)と元旦に東京から父島へ向かう便。3日と6日(日)に東京に到着する戻り便が運行されるというのです。気づいたときにはもう29日の便は満員でしたが、元旦発で6日戻りの日程なら席に残りがあったので、この日程で小笠原に初訪問をしました。例によって※無駄に詳細な※レポートをお送りします。必要な内容を上手にピックアップして読んでくださいね(笑)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
通常は東京発が6日に一度の運行である「おがさわら丸」が
お正月やGWなどの他客期には、ピストン運行をし
結果として、「現地に3泊して東京に帰る」という
そんな旅行が可能だ。ということ。
(普段は現地2泊で帰るか、現地8泊で帰るか)
しかも、その日程が「元旦東京発、6日日曜東京着」
という素晴らしい日取りになっているとういうこと。
それが12年の11月下旬に、いきなり判明しました。
小笠原は「ほぼ半月の旅程を組まないと、行けない場所」
だとずっと思っていたので、ずばり「リタイアするまで無理」
そう思っていたのに。です。ずっと、そう言い続けていたのに、です。 -
それを見つけてくれたのは、嫁さん。そして
おずおずと、その事実を私に教えてくれました。
なぜなら、、、、船の揺れが怖いヒトなのです、彼女。
瀬戸内であれば高松航路や別府航路などフェリーもたびたび利用しているのですが、実は「飛行機も、エアポケットが怖い」と言う理由で「できれば、もう、一生乗りたくない」のだそうで、船についても「一度持ちあがって、また降りる感じ」が怖いのだと。
でも、それでも、です。彼女は憶えていてくれました。私の
「いつか、小笠原には、絶対に行きたい」という言葉を。
もう、その瞬間、私のスイッチが「ぱちん」と入りました。
寝る間も惜しんで、情報収集を開始したのです。
「どうすれば酔わずに済むのか」は、数時間で解決(笑)
ここで妻に宣言したのです。
「船の予約はする」「宿も予約する」
でも
「海が荒れて、大変になりそうなら、旅行は取りやめる」「絶対に」
と。
私一人なら、この日程で行けるチャンス。
どんなに海が荒れようと強硬突破するところですが
もうひとつ自信があったこと、それは
「もし小笠原に行ったら99%、もう一度行きたくなる」ということ。
すなわち「もう、船が怖いから小笠原には行かない」と言うセリフを
嫁さんの口から言わせることだけは、避けなければならない。
だから、そう堅く誓ったのです。 -
そうなると「どんな天気図のときに、どれほど揺れるのか」が一番大事。
過去のブログや、旅行記を読みあさり、色々な情報を集めた結果
1)「波高が3mを超えた日の旅行記は、船内が大騒ぎ」
ということがわかりました。
参考になったのは気象庁が発表している「日々の沿岸波浪図」。すなわち過去のデータです。
http://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/wave/chart/daily/coastwave.html
乗船日が明確な旅行記の日付を元に、当日の波の高さと、旅行記内の記述を比較して、導き出したのです。
次に、私達が乗船する日の波は、どう予想するのか。
出発を控えた時期に、日々発表される沿岸波浪実況図
http://www.data.jma.go.jp/gmd/waveinf/chart/awjp.html
と、
同じ日の天気図を比較したところ
2)「天気図の等圧線が混んだら、それに比例した波高」
3)「前線が延びているところは、等圧線に増して波高あり」
そして、「この程度、等圧線が混むと、3mを超えそう」
という予測が付くめどが立ちました。
あとはキャンセル覚悟で、現地ツアーに申し込み
旅行予定日の天気図をドキドキしながら待つ日々。
ついに12月29日、年末休みに入り、一週間後の
「小笠原から東京へ帰る日までの予想天気図」が揃いました。
どうやら、行きは、波は少なそう。そして、、、、
帰りも、なんとかぎりぎり「3mを超える可能性は低い」
そんな天気図です。
嫁さんの口からも「これなら、行ってみようか」と
覚悟してくれたようなセリフが。
準備を整え、一抱えの荷物とともに「ぷらっとこだま」で東京へ。
体調第一。お弁当を買って、ホテルでゆっくり大みそかを迎えました。 -
最後に、あちこちから得た「おが丸での船酔い防止」のコツを。
1)酔い止め薬を迷わず使う。「アネロンニスキャップ」が最強
ただし、揺れる30分前に飲むこと。
24時間効くことになっているが、個人差あり。夜明けに再摂取も想定せよ。
(片道で2人で4錠使うことになるかも、ということ)
2)前日、寝不足での乗船は最悪。とにかく万全の体調で臨む。
3)ヤバいと思ったら、ひたすら寝る。起きない。
4)空腹は敵。バナナ。ウィダーインゼリーなどが必携。
5)(実感)寝起きに食堂でご飯を食べると、気分悪くなりやすい。
6)(実感)空調が合わない場合は、ゆとりがある範囲で、船内、船外をうろつく。
最後に、思い切ってご紹介してしまいます。
生活航路であるおがさわら丸は、最悪、ここまで海が荒れても出港するのだ。
という実例が掲載されている、旅行記です。特にすごいのは、このページをずっと下までたどって出てくる、最後の2枚の写真。。。
(※警告。この写真を見て、小笠原に行くのが怖くなっても当方は責任を取りません(笑)
http://ricchan8.fc2web.com/tour/2008-1-ogasawara/1.htm
私達はこの写真に出会えたからこそ「海が荒れる場合は、キャンセル料も承知の上で、予約先のご迷惑も承知の上で、それでも直前で旅行断念もあり」と決断できたのですから。
だから、みなさまにもこのページはご紹介します。
(は〜〜。本当に私達のときは、海が荒れなくてよかった〜♪)
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