可愛いね～。アンダルシアの白い村①題名は可愛いけど２４時間空腹で最悪のフライトだった編

2012/12/29 - 2013/01/06

年末年始にヨーロッパに行くと必ずトラブルが発生するジンクスがあるのですが、そういうプレッシャーに果敢に挑んだアンダルシアの旅です。

昨年1月のカレンダーに年末年始の休みが９連休あることを知り早速計画を立て始めたのですが、一度は忙しくて断念、急遽11月に休みが取れることになり急仕立てで計画を立てた旅行です。

先ず航空会社
　この時期に取れるわけないわと半ば諦めながら海外航空券のサイトを見ると中国国際航空が空いている事を発見。どうしようかな～と迷っていると価格がどんどん上がっていくので慌てふためいて座席を押さえることに。

行き先は
　海外旅行＝ヨーロッパと決めている私としては、今までの寒くて日照時間が短い北部はやめるとしてとりあえず一番暖かくて気候が安定しているスペイン南部に行くことにしました。

周遊プラン
　先ずマドリッドに入り、グラナダ、ミハス等の白い村、セビリア、そしてマドリッドといたってオーソドックスな周遊プランを作りました。

交通
　いつものようにレンタカー中心ですが、タイムイズマネーで時間短縮のために航空機と新幹線を活用しました。

・・・・で出来たスケジュールは

①関空→北京経由→マドリッド経由グラダナ
　　中国国際航空とイベリア航空の乗り継ぎ　
②ｸﾞﾗﾅﾀﾞ到着および市内ぶらぶら
③アルファンブラ宮殿観光および市内ぶらぶら
④ﾌﾘﾌｨﾘｱｰﾅ→ﾐﾊｽ
⑤ﾐﾊｽ→ｶｻﾚｽ→ｱﾙｺｽﾃﾞﾗﾌﾛﾝﾚﾗ
⑥ｱﾙｺｽ→ｾﾋﾞﾘｱ→ﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞ
⑦ﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞぶらぶら
⑧ﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞ→北京経由帰国

ここでポイント
悪名高い遅延率No1の中国国際航空が仮に遅れた場合もしくはキャンセルになった場合を考えて北京空港で５時間、ﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞで３時間トランジットの時間をもちました。
ただ今までの経験で初めての空港で国際線から国内線に乗り継ぎで
場所がわからず走りまわった事があり、これについては事前にﾀｰﾐﾅﾙも
確認しました。

ｸﾞﾗﾅﾀﾞを出発するのが１月１日でレンタカー会社は休みのためどうするか。
先ずレンタカー会社に連絡し前日に手続きして１日まで車を預かってもらえないか交渉→返却用の場所はあるが貸し出し用は無しとの回答。
３１日にレンタカーをﾁｪｯｸｱｳﾄしﾎﾃﾙ近くの駐車場に移動する方法。これについてはホテルに連絡して一番近い駐車場を教えていただき、同時にｸﾞﾗﾅﾀﾞのサイトで場所も確認した。

ﾎﾃﾙの選定
①ﾎﾃﾙ検索ｻｲﾄと口コミｻｲﾄと実際のHPを確認して選択。
　特にこだわったのが高級ﾎﾃﾙを安く泊まるではなく、中級ﾎﾃﾙのｸﾞﾚｰﾄﾞの高い部屋をいかに押さえるか。
②立地条件

活用したｻｲﾄなど
①４トラベル
②skygate
③tripadvisor
④facebook
⑤rentalcars.com
⑥航空会社および空港ｻｲﾄ
⑦地球の歩き方

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 レンタカー 飛行機
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

12月29日　16:40 CA872便 関西空港発北京行き　　北京着18:55予定
ボーイング737-800　座席は３・３　
きれいなデザインの飛行機です。　

全日空との共同運航便です。

※　定刻通りの出発でホッとした。

機内な清潔で綺麗です。
狭いとか落書きがあると聞いていましたが傷も汚れも見当たりません。

とりあえずビール。
中国製。
ぬるいと聞いていたけど大丈夫でした。

機内食はeelって言われてOKと答えたのは良いけど
eelって何やったっけ？
正解はうなぎでした。

まずいと聞いていたけど美味しかったよ。
これからの機内食はちょっと期待出来るかも・・。

北京空港のトランジット。
ちょうど他のフライトが重なったのでちょっと混んでいました。
それでも窓口は一人だけ、しばらくしてもう一人増えてなんとか
捌けるようになりました。

それが終わって手荷物検査。
靴を脱がされ、チェックされて時間がかかった。

次の乗り場はこっちです。
この空港この指示通り行くと突然案内が逆になったり、わかりにくい。
とりあえずラウンジのあるE10に行きます。

５時間のﾄﾗﾝｼﾞｯﾄをどうしようかと思い。
事前にｲﾝﾀｰﾈｯﾄで<北京空港・ﾗｳﾝｼﾞ・無料>で検索して見つけました。
なんと今だけｷｬﾝﾍﾟｰﾝで中国国際航空のｴｺﾉﾐｰﾁｹｯﾄを購入したらﾗｳﾝｼﾞが
利用出来るらしい。
出発前に大阪のｵﾌｨｽに問い合わせると中国人のｽﾀｯﾌが《そういう企画は無いですよ》と《そんなはずはない、ちゃんとﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞに書いてる》っていうと
東京ｵﾌｨｽに聞いてと愛想のない回答。
仕方がないので再度ﾒｰﾙで確認すると《やってます》と。

※ちゃんと社内教育しとかんかー

一階の入り口には誰もいません。

電話すると二回に上がって来いと言われｴﾚﾍﾞｰﾀｰに乗ります。
近代的な空港ですが、受付はモチャーとしたダサい感じ。

入って左はﾎﾃﾙで右はﾗｳﾝｼﾞ。
３時間いたけど誰もいませんでした。

補充されていないお菓子。
美味しくないので二個だけ食べた。

これだけ。
無料なんで文句なし。

飲み放題の缶ジュース。
ビールは無し。

携帯の充電し、wifi無料なので日本にlineで電話しました。
これが結構はっきり聞こえるので驚き。

館内にはｼｬﾜｰ室があり、使うと清掃されます。

ﾄｲﾚとｼｬﾜｰ。
ｼｬﾝﾌﾟｰ､ﾘﾝｽ、歯磨きなどありﾀｵﾙは交換してくれます。
夜出発で明日の昼間でﾎﾃﾙにﾁｪｯｸｲﾝ出来ないので頭も洗っておきました。

次のﾌﾗｲﾄは定刻通りのようで一安心。

ｽﾀﾊﾞもあるけど高いよ。

広い空港を歩き回った。
店も閉まってやることないです。

空港内を歩き回ってｹﾞｰﾄに行くと
《1:00？》
一時間も遅れてる・・。
やっぱり遅れたか・・。
ﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞでﾄﾗﾝｼﾞｯﾄに3時間あるので1時間遅れでもなんとかなるかなぁ。

でも普通の航空会社は12時間のﾌﾗｲﾄで遅れを取り戻そうと頑張ってくれるので大丈夫だと聞いたことあるしね。

12月30日　00:05初CA907便　ﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞ行。
到着は05:35です。
飛行で体力充電しないといけません。

《おーい！バスかよ！！外はﾏｲﾅｽやで〜！！それも二桁ﾏｲﾅｽ》

飛行機はｴｱﾊﾞｽ　A330-200
２-４-２の座席配置なんで事前に窓側の二席を指定しておきました。
座席ごとにﾓﾆﾀｰがありますが、使い方がわからない。
周りをみると誰も見ていないんでわからないのは私だけじゃないみたい。
説明書見てもさっぱり。

一回目の食事はちょうど深夜、胃が動いていない時間にきました。
ワインを頼むと赤を出すので《white》というと水を出された。
発音悪いんか！

ご飯がまずいのがわかってたのでﾇｰﾄﾞﾙを頼むと器から肉がﾍﾞﾛｰﾝと出た
豚肉がなんとも不気味な料理。
一口食べてその不味さにすぐ蓋を閉めて結局パンだけ食べました。

※これがうわさの不味い機内食か・・

二回目はﾜｲﾝでイケズされたんで置いている瓶を指して《white　wine!!》
ﾁｮｲｽにｼｰﾌｰﾄﾞがあったので頼んで開けるとたっぷりのご飯に小海老とイカと
椎茸の煮込み。
これまた不味くて食えないので海老とパンだけ食べました。
結局二度の機内食で食べたのはパン二個と海老3個だけ。

※教訓：飛行機に乗る前に食べ物を用意しましょう。

ﾄｲﾚはｴｺﾉﾐｰに4個しかなくそれも1個は途中で故障で使用禁止。
残りの3個もどんどん汚くなるし下は尿でﾍﾞﾄﾍﾞﾄ。
本当に最悪の飛行機です。

空腹のままﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞに到着したのは1時間以上遅れの6:45頃。
次の乗換えが8:45なんで2時間しかないぞ。

慌ててﾀｰﾐﾅﾙ1から4に移動のためｼｬﾄﾙﾊﾞｽに乗り込みました。

アドルフォ スアレス マドリード バラハス空港 (MAD) 空港

ﾀｰﾐﾅﾙ4はかなり離れていてﾊﾞｽの到着階からｴﾚﾍﾞｰﾀｰで二階に上がり
電光掲示板でﾁｪｯｸｲﾝｶｳﾝﾀｰを確認すると《self checkin》の文字が
《？？？》
とりあえずｲﾝﾌｫｰﾒｰｼｮﾝで聞くとちょうど真ん中にそれらしい機械が
ありました。
《どうやって使うの？？》

とりあえず予約番号とfamily nameを入力すると二名の名前が確認出来たので
そのままYesと押していくと搭乗券と預ける荷物用の札が二枚出てきたした。
係りにどうするのかと聞くと隣のｶｳﾝﾀｰに行けと。
最近設置されたようで現地人も困惑してたみたい。

ｶｳﾝﾀｰはちょうど向かいあります。
そこでｽｰﾂｹｰｽに荷札を付けて自分でﾚｰﾝに掘り込みます。
※全部自分でやるなんで聞いてないよ〜。
初めてなんで大変です。

結局時間ぎりぎりで搭乗口に行きます。
このﾀｰﾐﾅﾙ、zaraとかtousもあるのに全く見れなかった。

最新のﾀｰﾐﾅﾙらしく広くて綺麗な空港。
ひたすらﾑｰﾋﾞﾝｸﾞｳｫｰｸにのって移動。

ありました。
K81
それも定時出発です。
今までｲﾀﾘｱの空港で何度も搭乗口が変わったので確認しないと・・

8:45ﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞ発ｸﾞﾗﾅﾀﾞ行き。
小さな飛行機です。
中はガラガラ。
真ん中から後ろに座っているのは私達だけでした。

1時間ほどのﾌﾗｲﾄです。
機内食は有料。
もう少しでアンダルシアに着くので我慢我慢。
　　　　　続く

グラナダ空港 (GRX) 空港

この旅行記へのコメント （4）

• ｳﾞｪﾗnonnaさん 2013/08/05 11:15:54

  エア・チャイナ選択された勇気！あっぱれですね。

  こんにちは、Bottiさん。
  
  私も　値段お安さと　ヨーロッパ各地の　現地in、outの時間が　良いので
  (現地滞在時間が　一番長い）何度か　エア･チャイナ利用でヨーロッパ行きました。
  
  トイレ最悪ですよね〜〜〜（x x);
  
  もうこれが　最後だ！　と感じたのは　乗客のマナーの酷さでした。
  
  座席に寝転がって投げ出した足が通路を塞ぎ　通れない。
  
  乗務員は　注意せずその足　跨いで　通ってく。
  
  子供は　ずーと騒ぎっぱなし。
  
  ベルト着用サインがでても　歩き回る。
  
  機内食のカートから　すたこら　勝手に取っていく。
  
  散々な光景に　疲れ果てましたよ。
  
  そのときは　北京〜ヨーロッパまでのフライト中　トイレ我慢して行きも帰りも　使用しませんでした。
  
  なんだか　愚痴言い放題でスミマセン。　ついつい・・・・
  
  グラナダにはまだ　行った事がないので　旅行記の情報　参考にさせていただきます。
  
  ｳﾞｪﾗnonna
  
  

  ぼっち（Botti）さん からの返信 2013/08/05 23:26:24

  エア・チャイナ選択は勇気があってもやめたほうがいい。

  こんにちは　　
  ｳﾞｪﾗnonnaさん
  
  大変ご無沙汰しています。
  エアチャイナの悪口日記に反応していただきありがとうございます。
  
  今回の旅行は、長い間飼っていたうさぎさんが半年以上の闘病の末
  亡くなってしまい、気分転換に急遽旅行することになり
  なぜか空いていたこの飛行機を思わず予約したのが悲劇の始まりでした。
  
  口コミでこの飛行機の悪口はたっぷりと読んでいたのですが、
  さすがに実感してみるとひどいものでした。
  数年前に上海から成都に出張で乗った際も全く機内食には手が付けれず、
  またマナーの悪い乗客にはうんざりしていたのですが、さすがに
  長距離の国際線となるとさらにパワーアップしたヤカラが存在していた
  のでまさに拷問のようなフライトでした。
  
  おそらく実際にお会いして愚痴合戦すると非常に盛り上がると思いますが、
  とりあえずここだけの話にしておきましょう。
  
  最後に私は旅行仲間にはこの飛行機は絶対乗るなとアドバイスしています。
  ではまた面白い旅行記期待してます。
  　　　　　　　　　　　　　　Ｂｏｔｔｉ
  

• ちゃみおさん 2013/02/18 07:26:50

  大変なフライトでしたね((+_+))

  Bottiさん、おはようございます。
  お久しぶりです。
  
  昨年末、スペインの旅行記に投票されていたので、年末はきっとスペインに行かれるんだな！と思っていました。
  
  それにしても大変なフライトでしたね。
  でも時間に余裕を持たれていたから、乗り継ぎが予定通りになって良かった。
  さすが旅慣れたBottiさん！
  
  機内食がどんなに不味いのか、アトラクション気分で試してみたい気もしますが・・・。
  でもやっぱり不味い物は食べたくないですよね。
  お金払ってコレだと、がっかりですね^_^;
  最後のフライトの有料のサンドイッチの写真がすご〜く美味しそうに見えました。
  私なら空腹に耐えられずに買ってると思います(^_^)v
  
  続編も楽しみにしています。
  
  　　　ちゃみお

  ぼっち（Botti）さん からの返信 2013/02/18 23:57:19

  RE: 大変なフライトでしたね((+_+))

  ちゃみおさん
  お久しぶりです。
  この飛行機に乗らないといけないとわかってからかなりの時間を
  費やして口コミや旅行記それに航空機、ﾌﾗｲﾄ別の遅延率のデーター等を
  調べました。
  そうすると出てくる出てくる悪口が・・。
  ということで覚悟して乗ったのですが残念なことに予想以上でした。
  
  まあアトラクションに乗ったらいいですが、長いフライトのチャレンジは
  やめたほうが良いです。
  
  今回の旅行ではあと一回アクシデントがあるので続編をお楽しみに。