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韓国三日目、慶州の朝。<br /><br />この日は午後4時の新幹線でソウルに戻る予定。<br />つまり、8時に始動したとして、実際に動けるのは7時間である。<br />が、行きたい場所は3か所あり、仏国寺、石窟庵、それに街中の古墳公園・大陵苑だ。けっこうテンコ盛りである。<br />

韓国冷凍旅行その3・確かにこのテの顔は韓国におらん

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2013/01/02 - 2013/01/02

90位(同エリア663件中)

旅行記グループ 韓国冷凍旅行

5

11

鯨の味噌汁

鯨の味噌汁さん

韓国三日目、慶州の朝。

この日は午後4時の新幹線でソウルに戻る予定。
つまり、8時に始動したとして、実際に動けるのは7時間である。
が、行きたい場所は3か所あり、仏国寺、石窟庵、それに街中の古墳公園・大陵苑だ。けっこうテンコ盛りである。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 駅前でバスを捕まえて、まず仏国寺、それから石窟庵によって、また市内に戻って・・・と、考えながら宿を出る。<br />ケツの時間が決まっているから、乗換ミスをしたらその時点でアウトだ。<br />こういうところが、短期旅行はツライ。<br /><br />「うーん。どうしよう。駅前でタクシーを拾おうか」<br /><br />「どっちでもいいよー、私は」<br /><br />この町に興味がない配偶者は、ワシの後をテクテクついてくるだけ。お気楽モードなのだ。<br />地べたはカチカチに凍っているけど、スノーシューズであるから、もうコケる心配もない(後でコケてたけど)。<br /><br />と、駅に近い四つ角で、ワシらの目の前でタクシーが停まり、お客さんを下した。<br />そのタクシーのおっさんが、ワシのほうを見て「おいでおいで」をする。<br />窓をするする開けるので、とりあえずゆってみる。

    駅前でバスを捕まえて、まず仏国寺、それから石窟庵によって、また市内に戻って・・・と、考えながら宿を出る。
    ケツの時間が決まっているから、乗換ミスをしたらその時点でアウトだ。
    こういうところが、短期旅行はツライ。

    「うーん。どうしよう。駅前でタクシーを拾おうか」

    「どっちでもいいよー、私は」

    この町に興味がない配偶者は、ワシの後をテクテクついてくるだけ。お気楽モードなのだ。
    地べたはカチカチに凍っているけど、スノーシューズであるから、もうコケる心配もない(後でコケてたけど)。

    と、駅に近い四つ角で、ワシらの目の前でタクシーが停まり、お客さんを下した。
    そのタクシーのおっさんが、ワシのほうを見て「おいでおいで」をする。
    窓をするする開けるので、とりあえずゆってみる。

  • 「キャンニュスピークジャパニーズ ?」<br /><br />顔をしかめる。そうかダメか。<br /><br />「イングリッシュ?」<br /><br />やっぱり「ノー」とゆわれる。うーむ。<br /><br />ここで鯨旅の必携、大判のノートとペンが登場する。<br />ガイドブックの「石窟庵」「仏国寺」「大陵苑」を指さし、かつ、新慶州の駅を指さし「新慶州、15:30」と書いてみる。<br /><br />「イエス、オーケー」<br /><br />このおっさん、「いえす・のー・おーけー」くらいは言えるらしい。<br />つまりはワシレベルだな。なんとかなるな。<br /><br />ガイドブックをカンニングすると、慶州におけるタクシーのチャーター料は、半日8万ウォン、終日14万ウォン、とある。<br />交換レートは1000ウォン75円前後だから、一日乗って1万円か。<br /><br />日本ならバカ安だけど、当地の体感物価は、日本の半分以下である。なんとなーく、4割くらいだ。<br />それに今はシーズンオフ。<br />であれば、ここは強気に出るべきだろう。<br /><br />ノートに「50,000」と書いてみる。<br />とんでもない、とおっさんは顔をしかめ、「120,000」と書く。<br /><br />お。良心的ではないか。ガイドブック相場に沿った価格である。<br />このおっさんは信用できる。<br /><br />「60,000」<br /><br />ワシが書きなおすと、ペンをとっておっさんが書く。<br /><br />「100,000」<br /><br />書きながら、時計を指さし、ナイン、テン、と指を折り、7本まで数えてみせる。<br />7時間拘束じゃないか、とゆっているらしい。<br />それもそうだ、と納得し、10万ウォンで握手する。

    「キャンニュスピークジャパニーズ ?」

    顔をしかめる。そうかダメか。

    「イングリッシュ?」

    やっぱり「ノー」とゆわれる。うーむ。

    ここで鯨旅の必携、大判のノートとペンが登場する。
    ガイドブックの「石窟庵」「仏国寺」「大陵苑」を指さし、かつ、新慶州の駅を指さし「新慶州、15:30」と書いてみる。

    「イエス、オーケー」

    このおっさん、「いえす・のー・おーけー」くらいは言えるらしい。
    つまりはワシレベルだな。なんとかなるな。

    ガイドブックをカンニングすると、慶州におけるタクシーのチャーター料は、半日8万ウォン、終日14万ウォン、とある。
    交換レートは1000ウォン75円前後だから、一日乗って1万円か。

    日本ならバカ安だけど、当地の体感物価は、日本の半分以下である。なんとなーく、4割くらいだ。
    それに今はシーズンオフ。
    であれば、ここは強気に出るべきだろう。

    ノートに「50,000」と書いてみる。
    とんでもない、とおっさんは顔をしかめ、「120,000」と書く。

    お。良心的ではないか。ガイドブック相場に沿った価格である。
    このおっさんは信用できる。

    「60,000」

    ワシが書きなおすと、ペンをとっておっさんが書く。

    「100,000」

    書きながら、時計を指さし、ナイン、テン、と指を折り、7本まで数えてみせる。
    7時間拘束じゃないか、とゆっているらしい。
    それもそうだ、と納得し、10万ウォンで握手する。

  • 荷物をトランクに詰め込み、最初に石窟庵を目指す。<br />市内から20キロ。山の奥まったところに鎮座する、新羅の石仏だ。<br /><br />凍った山道をくねくねと登っていき、到着。<br />立派な門をくぐり、山道を10分ほど歩き、石窟庵にしてたどりつく。<br />天気はいい。風は少しあるが快晴。<br />お客さんはパラパラで、お土産屋さんがヒマそうだ。

    荷物をトランクに詰め込み、最初に石窟庵を目指す。
    市内から20キロ。山の奥まったところに鎮座する、新羅の石仏だ。

    凍った山道をくねくねと登っていき、到着。
    立派な門をくぐり、山道を10分ほど歩き、石窟庵にしてたどりつく。
    天気はいい。風は少しあるが快晴。
    お客さんはパラパラで、お土産屋さんがヒマそうだ。

  • 作家の宮脇俊三は、今から20年前、この石仏を訪ねている。<br />そのさい、案内してくれた韓国人から「これはニセモノです」と言われ、ガッカリしたそうな。<br /><br />よってワシも疑いのマナザシで見るのだが、新羅仏らしい、ぽってりとした大顔で(百済は細い)、それなりにオーラが出ている。<br />「古仏」という感じではないが、クレンザーなんぞで洗えばこのくらいはキレイになりそうだし。<br /><br />--本物だと思うよ、宮脇さん。<br /><br />と天に向かってつぶやく鯨の味噌汁53歳。

    作家の宮脇俊三は、今から20年前、この石仏を訪ねている。
    そのさい、案内してくれた韓国人から「これはニセモノです」と言われ、ガッカリしたそうな。

    よってワシも疑いのマナザシで見るのだが、新羅仏らしい、ぽってりとした大顔で(百済は細い)、それなりにオーラが出ている。
    「古仏」という感じではないが、クレンザーなんぞで洗えばこのくらいはキレイになりそうだし。

    --本物だと思うよ、宮脇さん。

    と天に向かってつぶやく鯨の味噌汁53歳。

  • お賽銭を上げ、石窟庵を出る。<br />冬の日差しの中、はるばると眼下に慶州の町が遠望できた。<br /><br />狭い平野の真ん中に河が通り、その両岸に町が広がる。そして町の周囲には低い山がある。<br />さらにその奥に、幾重にも青い山脈がつらなる。<br /><br />うむむ。<br />この景色、どこかで見たがな、と思う。<br /><br />「おお、平泉ではないか」<br /><br />昨年の秋に、中尊寺金色堂から見た平泉の景色と重なった。<br /><br />さらには、昔よく訪ねた、奈良盆地にも似ている。<br />生駒から奈良を望むと、ちょうどこんなかんじだった。<br /><br />奈良は仏教文化が日本で最初に花開いた土地。<br />平泉はそれから500年の後、仏教がはるばる旅してたどりついた、いわば「終点」だ。<br />仏教は太平洋を越えることはできなかったから、平泉は、正しく東の果てなのだ。<br />そこから先に、もう道はなかったのだ。<br /><br />日本ってのは、ホントに世界のハジッコの、そのまたハジッコだったんだな。<br />

    お賽銭を上げ、石窟庵を出る。
    冬の日差しの中、はるばると眼下に慶州の町が遠望できた。

    狭い平野の真ん中に河が通り、その両岸に町が広がる。そして町の周囲には低い山がある。
    さらにその奥に、幾重にも青い山脈がつらなる。

    うむむ。
    この景色、どこかで見たがな、と思う。

    「おお、平泉ではないか」

    昨年の秋に、中尊寺金色堂から見た平泉の景色と重なった。

    さらには、昔よく訪ねた、奈良盆地にも似ている。
    生駒から奈良を望むと、ちょうどこんなかんじだった。

    奈良は仏教文化が日本で最初に花開いた土地。
    平泉はそれから500年の後、仏教がはるばる旅してたどりついた、いわば「終点」だ。
    仏教は太平洋を越えることはできなかったから、平泉は、正しく東の果てなのだ。
    そこから先に、もう道はなかったのだ。

    日本ってのは、ホントに世界のハジッコの、そのまたハジッコだったんだな。

  • ちなみにこれが中尊寺の境内から平泉の町を望んだ写真。<br /><br />ね。なんとなく、上の写真と似てるでしょ。<br /><br />韓国語と日本語が歴史の上で分岐したのは6000年ほど前だそうだ。<br /><br />最初にコトバが海を渡り。<br />それから、そのコトバのルートをたどって、稲作が海を渡り。<br />それからまた、同じルートで、仏教が海を渡ったわけだ。<br /><br />そして仏様は、慶州・奈良・平泉とゆう、まるで兄弟のようによく似た土地に、居を構えた。<br /><br />それはきっと、偶然ではないんだろうな。

    ちなみにこれが中尊寺の境内から平泉の町を望んだ写真。

    ね。なんとなく、上の写真と似てるでしょ。

    韓国語と日本語が歴史の上で分岐したのは6000年ほど前だそうだ。

    最初にコトバが海を渡り。
    それから、そのコトバのルートをたどって、稲作が海を渡り。
    それからまた、同じルートで、仏教が海を渡ったわけだ。

    そして仏様は、慶州・奈良・平泉とゆう、まるで兄弟のようによく似た土地に、居を構えた。

    それはきっと、偶然ではないんだろうな。

  • ふと、ヤマトタケルの辞世の歌が頭に浮かぶ(⇒ここら辺は司馬遼太郎ふうに)。<br />古代の王子は、奈良盆地を目前にした峠道で、こんな歌を詠み、みまかったのである。<br /><br />「やまとは  くにのまほろば  たたなづくあおがき  やまごもれるやまと しうるわし」<br /><br />現代訳すると「大和ええとこ一度はおいで、酒はうまいし姉ちゃんはきれーだ」とゆう感じであろう(じぇんじぇん違うがな)。<br /><br />それはともかく。<br /><br />「この景色、ヤマトタケルの歌そのまんまじゃないか」<br /><br />と意味不明にコーフンする鯨であった。<br />そういう話にまるで興味がない配偶者は、凍った足元を気にしつつ、ワシの前を退屈そうに歩いていたけどね。<br />

    ふと、ヤマトタケルの辞世の歌が頭に浮かぶ(⇒ここら辺は司馬遼太郎ふうに)。
    古代の王子は、奈良盆地を目前にした峠道で、こんな歌を詠み、みまかったのである。

    「やまとは くにのまほろば たたなづくあおがき やまごもれるやまと しうるわし」

    現代訳すると「大和ええとこ一度はおいで、酒はうまいし姉ちゃんはきれーだ」とゆう感じであろう(じぇんじぇん違うがな)。

    それはともかく。

    「この景色、ヤマトタケルの歌そのまんまじゃないか」

    と意味不明にコーフンする鯨であった。
    そういう話にまるで興味がない配偶者は、凍った足元を気にしつつ、ワシの前を退屈そうに歩いていたけどね。

  • 石窟庵からタクシーで下って、仏国寺を目指す。<br />入場券を買っていると、入口で、赤ら顔のおじーちゃんから、きれいな日本語で声をかけられた。<br /><br />「きょうは寒いですよ。今年一番の寒さですよー」<br /><br />ああやっぱり。<br /><br />「よろしければガイドしますよー」<br /><br />名刺を出してくる。「名誉日本語ガイド」の肩書。申さん。ふむふむ。オサルさんかぁ。<br /><br />「オカネはいりませんが、ガイドの後で、私のお店で買い物してください」<br /><br />少し下ったところで青磁器の店をやっているのだという。<br />観光客が少ない時期は、がんばって、個別営業しているらしい。<br /><br />うーん、青磁かぁ。なんだか高そう。<br />でも、旅に出たら記念のウツワをひとつは買うものな。<br /><br />とゆうわけで、話に乗ることにした。(申さんにとって、本日唯一の獲物かもしれん)<br />

    石窟庵からタクシーで下って、仏国寺を目指す。
    入場券を買っていると、入口で、赤ら顔のおじーちゃんから、きれいな日本語で声をかけられた。

    「きょうは寒いですよ。今年一番の寒さですよー」

    ああやっぱり。

    「よろしければガイドしますよー」

    名刺を出してくる。「名誉日本語ガイド」の肩書。申さん。ふむふむ。オサルさんかぁ。

    「オカネはいりませんが、ガイドの後で、私のお店で買い物してください」

    少し下ったところで青磁器の店をやっているのだという。
    観光客が少ない時期は、がんばって、個別営業しているらしい。

    うーん、青磁かぁ。なんだか高そう。
    でも、旅に出たら記念のウツワをひとつは買うものな。

    とゆうわけで、話に乗ることにした。(申さんにとって、本日唯一の獲物かもしれん)

  • 「この本殿は加藤清正に焼かれまして、再建しました」<br /><br />ぎょぎょぎょー。いきなりその話から入るのか。<br /><br />「すみませんすみません」<br /><br />なんで謝ってんだよワシ。<br /><br />「あははは、仕方ないです、ここに兵舎があったんです。加藤清正も、むやみに焼いたわけではありません」<br /><br />それにしても韓国は、正しく受難の国だ。<br />西から漢族、北から女真・モンゴル、あげくの果てに日本からもワーワー海を渡ってやってくるし。<br />そのたびにローラーでつぶされるように全土が戦火につつまれ、歴史は灰になった。<br />一番最後の戦争は朝鮮戦争だ。これは戦線が半島を一往復したから、全土があまねく戦火に包まれた。<br /><br />配偶者が説明を聞きながらつぶやく。<br /><br />「だから歴史はあっても、古い建物はないんですね」<br /><br />「はい。みんな燃えてしまいました。一番燃やしたのはモンゴルです。6回もきました」(⇒日本もそれくらい来てる気がする)<br /><br />申さんはあくまで明るく言う。<br />そのたび国の歴史を残すために、がんばって再建したのだという。<br /><br />奈良の法隆寺は「世界最古の木造建築」だったな。<br />島国の日本は、7世紀の木造建築が残るくらいに平和な国なんだ、と改めて気づく。<br />

    「この本殿は加藤清正に焼かれまして、再建しました」

    ぎょぎょぎょー。いきなりその話から入るのか。

    「すみませんすみません」

    なんで謝ってんだよワシ。

    「あははは、仕方ないです、ここに兵舎があったんです。加藤清正も、むやみに焼いたわけではありません」

    それにしても韓国は、正しく受難の国だ。
    西から漢族、北から女真・モンゴル、あげくの果てに日本からもワーワー海を渡ってやってくるし。
    そのたびにローラーでつぶされるように全土が戦火につつまれ、歴史は灰になった。
    一番最後の戦争は朝鮮戦争だ。これは戦線が半島を一往復したから、全土があまねく戦火に包まれた。

    配偶者が説明を聞きながらつぶやく。

    「だから歴史はあっても、古い建物はないんですね」

    「はい。みんな燃えてしまいました。一番燃やしたのはモンゴルです。6回もきました」(⇒日本もそれくらい来てる気がする)

    申さんはあくまで明るく言う。
    そのたび国の歴史を残すために、がんばって再建したのだという。

    奈良の法隆寺は「世界最古の木造建築」だったな。
    島国の日本は、7世紀の木造建築が残るくらいに平和な国なんだ、と改めて気づく。

  • 境内の仏様は、みんないい顔をしていた。<br />やっぱり、どすんと顔が大きい、新羅の仏だ。<br />野田前総理を思い浮かべていただければ近似値とおもわれる。(あの人、ものすごく顔が大きかった)<br />が、飛鳥大仏のような古色はない。表面には、いずれも美しい金や丹がほどこされている。<br /><br />本来、仏像というのは、こういうものなんだろうな。<br />仏教が最初に伝わったとき、当時の日本人は<br /><br />--仏のみかお「きらきらし」<br /><br />とビックリした、と日本書紀にあるもんね。<br /><br />「きらきらし」てなんだよ、ヘビメタかよ、宝塚かよ、なんて思ってたけど。<br />つまり仏教は「うっわー、はっでー」という感じの、華やかな宗教だったのだろう。<br />青年皇族だった厩戸皇子も「お、なにこれ、かっこいいじゃーん」なんてゆってたのかもしれん。<br />

    境内の仏様は、みんないい顔をしていた。
    やっぱり、どすんと顔が大きい、新羅の仏だ。
    野田前総理を思い浮かべていただければ近似値とおもわれる。(あの人、ものすごく顔が大きかった)
    が、飛鳥大仏のような古色はない。表面には、いずれも美しい金や丹がほどこされている。

    本来、仏像というのは、こういうものなんだろうな。
    仏教が最初に伝わったとき、当時の日本人は

    --仏のみかお「きらきらし」

    とビックリした、と日本書紀にあるもんね。

    「きらきらし」てなんだよ、ヘビメタかよ、宝塚かよ、なんて思ってたけど。
    つまり仏教は「うっわー、はっでー」という感じの、華やかな宗教だったのだろう。
    青年皇族だった厩戸皇子も「お、なにこれ、かっこいいじゃーん」なんてゆってたのかもしれん。

  • 満足し、仏国寺から下り、約束通り申さんのお店へ。<br />ここからは申さんの「営業ターーーーイム」なのであるが。<br />申さんは奥でお茶などをノンビリすすっており、奥さんが一生懸命、高めの青磁やら紫水晶やらを、配偶者に薦めるのだった。<br />どうやら夫婦で「狩猟班」と「料理班」を分業しているらしい。<br /><br />ふと、ヒマそうにしている申さんに尋ねる。<br /><br />「入口で、いきなり日本語で話しかけましたよね。なんで日本人だと思ったんですか」<br /><br />「わかりますよぉ、服装が違いますもの」<br /><br />いやいや、そんなはずはない。<br />ワシは海外ではまず日本人に見られず、(若いころから一貫して)韓国人に間違われることが多い。<br /><br />服装だってダサダサのコーデュロイのズボンに毛糸のキャップに綿入りのボロボロジャンパー。<br />なんとゆうか「極東ファッションの最底辺」ともゆうべき服装センスである。<br />こんなどんくさい日本人はおらんと思うぞよ(自分でゆうなよ)。<br /><br />申さん、ようやく白状する。<br /><br />「ご主人は韓国人だとおもいましたが」<br /><br />ふむふむ。<br /><br />「奥さん見て、日本人だとわかりました」<br /><br />なーんだ、コイツの顔でばれたのか。さすが原日本人・縄文系だけのことはある。<br /><br />「確かに、このテの顔は韓国にいませんよねぇ」<br /><br />と、深々とうなづく鯨であった。<br />

    満足し、仏国寺から下り、約束通り申さんのお店へ。
    ここからは申さんの「営業ターーーーイム」なのであるが。
    申さんは奥でお茶などをノンビリすすっており、奥さんが一生懸命、高めの青磁やら紫水晶やらを、配偶者に薦めるのだった。
    どうやら夫婦で「狩猟班」と「料理班」を分業しているらしい。

    ふと、ヒマそうにしている申さんに尋ねる。

    「入口で、いきなり日本語で話しかけましたよね。なんで日本人だと思ったんですか」

    「わかりますよぉ、服装が違いますもの」

    いやいや、そんなはずはない。
    ワシは海外ではまず日本人に見られず、(若いころから一貫して)韓国人に間違われることが多い。

    服装だってダサダサのコーデュロイのズボンに毛糸のキャップに綿入りのボロボロジャンパー。
    なんとゆうか「極東ファッションの最底辺」ともゆうべき服装センスである。
    こんなどんくさい日本人はおらんと思うぞよ(自分でゆうなよ)。

    申さん、ようやく白状する。

    「ご主人は韓国人だとおもいましたが」

    ふむふむ。

    「奥さん見て、日本人だとわかりました」

    なーんだ、コイツの顔でばれたのか。さすが原日本人・縄文系だけのことはある。

    「確かに、このテの顔は韓国にいませんよねぇ」

    と、深々とうなづく鯨であった。

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  • usagiさん 2014/01/22 12:22:48
    はじめまして
    3月にソウルに行くため、1泊まだ行ったことのない場所へ行こうと思い、カスピ海さんの慶州の記事からきました。
    参考までに教えていただきたいのですが、申さんと会ってガイドをしてもらいお店に行った場合、商品はいくらくらいでしたか。
    ガイドをしてもらいたいのですが、高いものは買えないので・・・。

    鯨の味噌汁

    鯨の味噌汁さん からの返信 2014/01/22 12:47:13
    RE: はじめまして
    usagiさん

    こんにちは、ご訪問ならびに投票もいただきありがとうございます。

    > 3月にソウルに行くため、1泊まだ行ったことのない場所へ行こうと思い、カスピ海さんの慶州の記事からきました。
    > 参考までに教えていただきたいのですが、申さんと会ってガイドをしてもらいお店に行った場合、商品はいくらくらいでしたか。
    > ガイドをしてもらいたいのですが、高いものは買えないので・・・。

    配偶者が紫水晶の加工品を薦められてました。
    価格は1万円くらいからだったと思います。

    「ソウルだったらもっと高いですよー」

    と一生懸命説明されましたけど、ちと高いよそれ、とゆう感じでした。

    ちなみに青磁なんかはもっとドッと高いのが置いてますけど、そもそも買えるわけないです、3万とかからですから

    そもそも店内の価格がウォンではなく円でした。ウォンだったらよかったのに、と思いました。

    usagi

    usagiさん からの返信 2014/01/23 20:44:17
    RE: RE: はじめまして
    鯨の味噌汁さま

    返信、ありがとうございます。

    > 配偶者が紫水晶の加工品を薦められてました。
    > 価格は1万円くらいからだったと思います。

    紫水晶の相場がわかりませんが、興味もないし1万円もだせません・・・。
    韓国のり5千円分だと買えますが。
    参考になりました。
    ありがとうございました。
  • tabinakanotaekoさん 2013/06/22 00:07:52
    申さんとのやりとり
    鯨さん、

    申さんの写真は無かったのでわかりませんが、
    私も同じ条件で案内をしてもらいましたから、同じ方だったのでしょね。
    「どうして日本人って分かったのか?」というクジラさんの質問に拍手です。
    申さんの正直な返事もふるっていましたね。

    奥方のお写真はときどき拝見できます。可愛いかたです。
    クジラさんもたまには出ておいでになってくだしゃりませ。

    Taeko

    鯨の味噌汁

    鯨の味噌汁さん からの返信 2013/06/22 13:53:17
    RE: 申さんとのやりとり
    Taekoさん

    > 私も同じ条件で案内をしてもらいましたから、同じ方だったのでしょね。

    網張ってますよねー、入口で(笑)

    でもって、お土産物屋さんが高いんだこれがまた。
    しょうがないから買ったけど。ソウルのほうが安かったりして。

    でもまぁたのしーガイドだったからよかったけど。

    >「どうして日本人って分かったのか?」というクジラさんの質問に拍手です。
    >申さんの正直な返事もふるっていましたね。

    ワシ、北方民族顔。彼女は南方顔。
    ミックスのペアなんで、日本にしかいない「つがい」だと思われたんでしょうねぇ。プロは違いますナ。。。

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