2013/01/03 - 2013/01/03
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鯨の味噌汁さん
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ソウルのホテルは盛り場・明洞の真ん中に予約した。
2マン4000エンも取るから、ゴーカ絢爛、高句麗王並みの部屋かと思いきや。
なーんのことはない、四畳半ほどのツインルームであった。
ベッド脇は、デブのワシなどは横にならないと歩けないくらいだ。トーキョーより狭くて高いではないか。
配偶者がのろわしげにいう。
「ホントに2マン4000エンなの。ウォンのまちがいじゃないの」
ガッカリしつつも、翌日、最終日。
「韓国はメガネが安いんだってさ。ソウルでつくっちゃおうかな」
などとマヌケ面して、配偶者に話したところ。
「あなたは、なにをしに韓国に来たの」
と、怖い顔でゆわれてしまう。
「買い物なら日本でしなさい」
「…すみません」
それにしてもオマエはほんとに女か。
ショッピングに興味なしでいいのか。
いいのか、ホントにそれでいいのか。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
とゆうわけで、この日はソウル市内の宮城を目指すことにする。
ガイドブックによると、4つの宮城があり、そのいずれも
「歩いて移動できる距離」
だという。
もっとも大きいのは景福宮であって、衛兵交代のセレモニーが名物なのだそうだ。
衛兵交代か。プラハでもアテネでも見たな、あれはなかなかカッコいいぞよ。
配偶者はいつも小汚いワシを見慣れているので、若くていい男を見ると、あられもなく喜ぶし。
がしかし。
ガイドブックには、脇に豆粒みたいな文字で
「悪天候、および気温が-6度を下回ると中止になることもあります」
と不吉なコトバが書いてある。 -
念のためネットで確認すると、本日のソウルの気温は
「-9度」。
ダメではないか。さらに最低予想気温は
「-16度」。
なんだなんだ、その「マイナスじゅうろくど」ってのはっ。
ほとんど冷凍食品ではないか。
お湯でもかけろとゆうのか。
…などとブツブツいいつつも、朝のソウルに繰り出す。
歩いていると、やっぱ寒い。
いやいや、寒いというよりはつべたい。
いやいやいやいや、つべたいとゆうよりは「痛い」。
顔がチリチリ痛いのである。
おまけにマバタキがうまくできん。
おどろくべし、眼球が凍りかけているらしい。
ことここに至って、ワシは気づく。
ガイドブックの「歩いて移動できる距離」って、夏場じゃないのか。
真冬のこの時期に歩くヤツなんているのか。
遭難するかもしれん。
ああ目の前が白くなってきた、いよいよホワイトアウトか。(吐く息が白いだけだよ) -
それでも最初の目的地・徳寿宮を、息もたえだえになりつつ見物。
そのままとろとろ北上、二つ目の慶福宮までたどり着く。
インフメーションで、
「本日、衛兵交代式はあるか」
と尋ねると、女性が「ワンオクロック・アンド・スリーオクロック」とメンドーくさそうにゆう。
おお。「-9度」から少し改善したらしいがな。うれしいがな。 -
やがて、衛兵交代式が始まる。
このクソ寒い中、旗・剣・槍・それに楽器をかなでた一群が、威風堂々、行進するのである。
インチキな見世物ではなく、歴史的考証にのっとって行っているという。
この宮城も再建だ。
幾度も戦火をくぐったこの国には、歴史的建造物はほぼ残っていない。
でも、国さえ元気であれば、儀式は再現できる。
人さえ滅びなければ、歴史を後代に伝えていける。
この国の人たちの心意気が感じられて、ちょっとうれしい鯨の味噌汁であった。
でもって配偶者のほうは、長身・若い・イケメンの衛兵と記念撮影などをし、
「今度生まれてくるときはこんなオトコとぜひぜひ」
などと考えていた(に違いない)。 -
*帰国後ニュースを読んでいたら、1/3のソウルは「28年ぶりの寒波」であった。
そりゃー目玉も凍りますがな。
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