2012年中央アジア旅行~ウズベキスタン・キルギス・カザフスタン~第4日目(3)ビシュケク:国立歴史博物館(後編)旧ソ連のプロパガンダ群像・近代の民俗芸術や2010年キルギス騒乱に関する展示
2012/09/12 - 2012/09/12
171位(同エリア231件中)
まみさん
2012/09/12水 夜中の1時発のウズベキスタン航空でキルギスの首都ビシュケクへ&ビシュケク市内観光
(ビシュケク到着後、ホテルで朝3時間ほど睡眠をとる)
・モスコフスカヤ通りの中央モスク(外観のみ)
~ユースバ・アブドゥラフマノヴァ通り~
・ドゥボーヴィ(カシの木)公園
・アラ・トー広場
・国立歴史博物館(別料金で撮影可)
・パンフィロフ公園はちょっとだけ
~チュイ大通り~
・レストラン・ジャララバードのチャイハナ風の席で夕食
~エルギンディック大通り(公園通り)~
【ビシュケク泊:ホテル・アジア・マウンテンズ(Asia Mountains)】
私がこの一日、ビシュケクでどんな風に過ごしたか、という話を、翌日合流した現地ガイドのレナとしたときに、ビシュケク観光のハイライトに位置付けて一番楽しみにしていた国立歴史博物館を、当然、話題にしました。
2階にたくさんのレーニン像があったでしょう、とレナは苦笑していました。
私自身、ソ連崩壊から何年もたっているのに、ロシア以外の国で、レーニンらがいる社会主義のプロパガンダ群像があんなにたくさん見られると思いませんでした。
ハンガリーのブダペストの彫刻公園以来でしょうか。
関連の旅行記
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第16日目(1):ブダペストの彫刻公園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10126637/
芸術品として見るにはいまいちなプロパガンダ・アートのオンパレードも、今となってはとても新鮮です。
こういうのがどんどん世界から撤去されているかと思うと、海外旅行先の経験としては、かえって希少価値も感じられます。
レナいわく、2階の展示は徐々にキルギス近代史に関するものに置き換わっていくはずだ、とのこと。
確かに、2010年キルギス騒乱に関する展示もあって、レナはそこまではまだ知りませんでした。
物騒なニュースは日本に入ってこない、日本から見ると政治的におとなしそうに見えた中央アジアから突然飛び込んできたキルギス騒乱のニュース。
あのとき、私は自分の中でキルギスを一瞬にして危ない国と認定し、あのあたりを旅行するのはやめようと思ったものです。
そのたった2年後に訪れることになるなんて。
2012年の夏、今回の旅行の詳細を詰め始めていた頃、キルギスも、国境沿いなど一部は避けた方がよいエリアがあっても、ビシュケクやイシククル湖など、めぼしい観光地は旅行するくらいならもう大丈夫そうだ、と判断したので、過去の自分の考えをコロッと変えたわけです。
キルギス、いや旧ソ連圏に限らず、歴史の中で現代史は苦手な私。
国立歴史博物館でも、近現代史の展示となるとパネルや新聞記事や写真が増えます。
それまでの時代の展示は、よく分からなくてもそれなりに楽しめものが多いのに、こうなると、歴史をきちんと知らないと面白くなくなります。
それに、英語が併記してあるのは少ないです。いやたとえ英語の全訳があったとしても、博物館見学で文字情報ばかりというのはつらいです。
そのため、今回も2階のその手の展示はほとんど素通りしてしまいました。
社会主義時代のプロパガンダ群像についても、私はその手の歴史はあまり詳しくないので、一目瞭然な事件を扱ったものがあったとしても分からず、群像としての面白さからのみ、写真を撮ったものばかりです。
ただ、2階には他にも、キルギスだけでなく近隣諸国を含めた近年の商業化された伝統文化の紹介らしきものもありました。
それはとても私好みで、面白かったです。
残念ながらそれもほとんどが、よく知らないものだったりするのですが。
<2012年中央アジア3カ国旅行:簡易旅程>
9/09日 成田発~アシアナ航空でソウル仁川経由~タシケント到着
9/10月 ウズベキスタン航空でウルゲンチへ飛び、ヒヴァへ&ヒヴァ観光
9/11火 キジムクル沙漠のカラ回り★
9/12水 ウズベキスタン航空でキルギスの首都ビシュケクへ&ビシュケク市内観光
9/13木 途中でブラナの塔へ寄りながら、イシククル湖へ★
9/14金 野外岩絵博物館&チョン・アクスー渓谷トレッキング★
9/15土 イシククル湖からビシュケクへ戻る&ショッピング★
9/16日 ビシュケクからカザフスタンのアルマトイへ陸路国境越え★&アルマトイ市内観光
9/17月 チャリン・キャニオンへのエクスカーション★
9/18火 アルマトイ市内観光~夜23時10分アシアナ航空で出国
9/19水 ソウル仁川経由 朝11時10分成田着
★印は車とドライバーとガイドあるいは車とドライバーを旅行代理店経由でチャーターした日
「遊牧民の歴史に詳しい国立歴史博物館
アラ・トー広場に建つ、キルギスの歴史を扱った3階建ての大きな博物館。2階と3階がおもな展示室となっている。
2階は社会主義時代そのままで、レーニンや革命家たちが隊列を組んでいる大きな像が並んでいる。ソ連が崩壊した今では、もう世界中でここしか見られないかも知れない。(後略)」
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
国立歴史博物館の正門ロビー前の階段と踊り場の群像
-
踊り場の群像
キルギスの独立あたりに関係ある群像でしょうか。 -
キルギスの神話を題材にした天井画〜戦う英雄
天井画はどれも3階で撮ったものです。 -
キルギスの神話を題材にした天井画・その2〜牡牛にまたがる悪魔
牡牛と兜が特定の民族を表すような気がします。
牛を神聖視する宗教を信仰する民族あたり。 -
キルギスの神話を題材にした天井画・その3
神殿崩壊というかんじです。 -
キルギスの歴史か神話を題材にしたと思われる天井画
手がもがれた人形や途中までしかない階段など、むしろデ・キリコなどの形而上絵画を思わせます。 -
キルギスの歴史を題材にしたと思われる天井画・その1
第一次大戦でしょうか。 -
キルギスの歴史を題材にしたと思われる天井画・その2
独立を祝っているのでしょうか。 -
キルギスの歴史を題材にしたと思われる天井画・その3
子供を抱いた英雄は誰かな。 -
これも意味深な天井画
この絵とは直接関係ないですが、キルギスはソ連軍もアメリカ軍も駐屯させている珍しい国です(2012年9月現在)。 -
原爆反対運動
ノーモア・ヒロシマと書かれてあります。 -
えっ、まさかマルクスとエンゲルス像!?
と思ったら、そのまさかでした。
これを手始めに、2階にはソ連時代のプロパガンダ群像がこれでもか、これでもか、と(苦笑)。 -
軍服ずらりとプロパガンダ的な浮彫彫刻
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軍事雑誌かな
昔のものかと思ったら、2007年から2012年と、最近のものでした。 -
何かが決定されたか話し合われた場面
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暴動シーンの群像・その1
市民か労働者かなと思ったのですが、水兵にも見えなくもありません。
ソ連時代の水兵の暴動であれば、戦艦ポチョムキンを連想してしまいます。 -
暴動シーンの群像・その2
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暴動シーンの群像・その3
これけも暴動を起こしているのは兵士に見えます。 -
暴動シーンの群像・その4
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暴動シーンの群像・その5
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民族衣装と服飾
なんとなくキルギスのものって気がしないです。 -
伝統的な服飾・その1
-
伝統的な服飾・その2
こういうのは昔、チュニジアで買ったことがあるなぁ。 -
ロシアの民芸品など
-
おじいさん人形
ウズベキスタンのものかもしれません。 -
うーん、どこの国のものかな
アラビア語で書かれてあります。 -
これはキルギスのものかな、それとも……
-
ベラルーシの民族衣装と民芸品
札から判明。 -
ベラルーシの民芸品
-
華やかな民族衣装のコレクション・その1
袖に赤い花側の服はなんとなくハンガリーチックです。
カロチャ刺繍に見えます。
中国のチャイナドレスっぽいのもあります。
関連の旅行記(ハンガリーのカロチャ刺繍の民芸品のおみやげの写真がある旅行記)
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第2目(5)ブダペスト:民芸品ギフトショップ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10103745/ -
華やかな民族衣装のコレクション・その2
-
華やかな民族衣装のコレクション・その3
-
華やかな民族衣装のコレクション・その4
衣装に札がついているので、ちゃんとそれもわかるように撮影しておけばよかったです。
ロシア語が書かれてあれば私でもわかったかもしれません。残念。 -
美しい絨毯と土器
どこの伝統文様かわかりません。哀しい。 -
ブルガリアの陶器
これはわかりました〜。
ブルガリア旅行をしたときにこういう文様の陶器をたくさん見ましたし、実際にお土産として買いましたから。
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその14(完):ブルガリアでゲットしたもの」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10267157/ -
レーニンのいる群像・その1
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モスクワの赤の広場へのデモ
それともサンクトペテルブルクかな。 -
クーデターの群像・その1
お偉いさんたちの会議の場を占拠した図ですね。 -
クーデターの群像・その2
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群像の中のレーニン
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社会主義のプロパガンダ的な群像
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いかにもソ連チックな労働者
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レーニンのいる群像・その2
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レーニンのいる群像・その2〜右半分
傷病兵もいます。 -
2010年キルギス騒乱の展示・その1
書かれてあることはわからないのですが、写真は雄弁です。 -
2010年キルギス騒乱の展示・その2
右の列の真ん中の写真はアラ・トー広場のようです。 -
2010年キルギス騒乱の展示・その3
煙が立ち上るアラ・トー広場の建物や、大統領府前の様子(左下と右下)。 -
2010年キルギス騒乱の展示・その4
大統領府前とアラ・トー広場での騒乱の様子。 -
2010年キルギス騒乱の展示・その5
出血のあとが見られます。 -
2010年キルギス騒乱の展示・その6〜新聞
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2010年キルギス騒乱の展示・その7〜騒乱後の様子
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2010年キルギス騒乱の展示・その8
おそらくバキエフ大統領の追放を主張しているデモ隊。 -
再び、社会主義時代のプロパガンダ群像
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プロパガンダ群像と意味深に置いてあったタイプライター
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産業革命か労働賛歌の群像
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産業革命か労働賛歌の群像(部分)
よくわからない展示も写真を撮りながらだと楽しく見学できました。
国立歴史博物館の展示の写真は以上です。
見学時間は13時10分から14時45分。約1時間半です。 -
バラ花壇と国立歴史博物館
見学を終えた後、ロビーにある3つの売店のショーウィンドウのおみやげ写真を撮りまくったあと、チケット売り場の人にWi-Fiのパスワードを教えてもらい、ロビーでスマフォでフォートラベルにアクセスしてクチコミを書き込みがてら休憩をとりました。
国立歴史博物館を出たのは16時すぎとなりました。
国立歴史博物館のロビーのおみやげ写真はこちらのハイライト旅行記に収めました。
「2012年中央アジア旅行〜ウズベキスタン・キルギス・カザフスタン〜ハイライトその13:買わずに写真だけ撮ったおみやげ<ヒヴァのウズベキスタン土産とビシュケクの国立歴史博物館で撮ったキルギス土産>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10726264/ -
薄暗くなったたそがれ時の国立歴史博物館とキルギス国旗とマナス騎馬像
以上でビシュケク編は終わり。
翌日のイシククル湖と、行く途上で寄ったブラナの塔編へとつづく。
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この旅行記へのコメント (2)
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- とんびさん 2013/01/12 07:50:38
- キルギスの博物館
- ここも行ったのですが、建物は記憶にありますが、中身は遊牧民のテントがドカンと置いてあったこと以外覚えていません。ソ連時代の彫刻は力強いものが多く、自分好みですが、まったく記憶なし。
- まみさん からの返信 2013/01/13 09:24:41
- RE: キルギスの博物館
- とんびさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
おしゃるとおり、ソ連時代の彫刻は、力強いですね。だからか、不思議と惹かれるものがあります。迷う余地のない、いや、ゆるされなかった、揺るない信念がこもっているからでしょうか。
二階の展示は、私が写真を撮らなかった近現代のものもたくさんあったはずですが、素通りしたので、覚えていません。写真を撮ったもの井貝にも展示はたくさんありましたね。
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