ピスタチオ畑に歌声は響くよ～トルコ5

2012/05/08 - 2012/05/15

5日目。　ガジアンテップへ向かう。
途中、アイビス鳥類保護園で、絶滅が危惧されている黒いトキのような鳥“アイビス”を観る。

↑ホテルから朝のウルファの街並み

エリア ガズィアンテップ(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

う〜ん、遠すぎて良く見えず。柵があるのでこれ以上近づけない。

↑岩壁の出っ張ってるのが巣箱

たまに上空を飛んで行くが、速いので写真には収められないし。
で、廃材で作ったような模型でご覧下さい(なぜリアルに作らないんだ?)

少し自由時間があったので、近くのユーフラテス川に行ってみる。
現地の家族が大勢ピクニックに来ていた。

そろそろ車に戻ろうとした時、呼びとられた。「写真一緒に撮って〜」
人気者日本人キタ―！　で、それぞれのカメラで撮影大会。

この辺りの名産、ピスタチオ畑の中を車は進む。
ビルさんと南アフリカおじさんが話をしていて
どういう流れかビルさんがアラブっぽい歌を歌い始めた。
次いで南アおじさんが歌う。そしてそれぞれ1曲歌いましょー的な事になった。
旅番組でありそうなこの展開、本当に起こるとは！
皆、割とすんなり歌う。中国娘はいかにも中華っぽい曲、フランスマダムもおフランスっぽい、
北欧カップルはハモって歌う！

歌うのは嫌じゃないが、勝手に日本代表のプレッシャーに心臓バクバク。
ビルさんは言う。「何でも、流行ってる歌でも北海道の歌でもいいですよ」
北海盆唄？江差追分！いやいやまさか。 MACOと相談と思ったが
こんな時ジタバタしてるのはみっともないから、さっさと自分で決める。
曲は「ふるさと」独唱。♪うさぎ〜追〜いし〜 日本人の心の歌、いい選曲だ〜
あとで思えば別にもっといいのがあったか？ 皆さんならこんな時、何歌う？

↑ピスタチオの樹

ガジアンテップの町に入り、博物館を観る。
旅程に入ってるのは私達だけ、皆にには言うなとビルさんは小声で言う。
他の人は観たいなら別料金って事らしい。

↑学校で来てる子供達
　注目度100％、手を振ると全員返してくれる。ここでも日本人大好き要素が！

博物館内は撮影自由。　モザイク三昧の展示物。

多国籍軍とビルさんはこの先まだ車で進むが
私らはここで別れ、旅行会社が手配したタクシーで空港へ行く。

博物館前で荷物をタクシーに積み替える。皆さんとお別れの握手。
南アおじさんは「会えて楽しかったよ」なんて言ってくれ、社交辞令でも嬉しい。

↑中央分離帯にラクダキャラバンのモニュメント

一期一会の寂しさを噛みしめながらも
ツアー行程の、ピスタチオを使った名物菓子“バラクバ”を食べるカフェに寄る。
死ぬほど甘いんだろうな―と覚悟したが意外と普通に美味しかった。

小さい空港からイスタンブールに飛ぶ。

↑前の席の愛想いい子供。子供嫌いを自負する私だがこんな時はかなり可愛がるぞ。