2012/11/10 - 2012/11/19
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ノーーウォリーズさん
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ボルネオ旅行記の第2編です。いよいよキナバル山に登ります。マレーシアで一番高い山です(東南アジア一との説もありますが、本当でしょうか?)。よく整備されており、初心者でも4000mの山頂に行けるので、人気が高いです。キナバル山の最大の難所は、実は出発前にあります。キナバル山の登頂は予約制(ロッジに泊まらないといけない)です。事前に調べたところ、これが大変混んでいて、かなり前に予約が必要、ウェブサイトには高い値段の部屋しか予約できない、メールは返信がこない、電話予約もFAXでクレジットカード番号を送る、等々非常に評判が悪いものでした。更に近年、ロッジの値段が高騰中、10年前の2002年にはドミトリーはたったRM17で泊まれたところ、今ははそれがRM385(最新のロンプラに表示されている価格、値上げで改善したのは食事付きになった位)です。世界一高いドミトリーではないでしょうか。キナバル山には魅力を感じていましたが、あまりの商業主義に、意欲が減退。雨期なんで、実は空いているんだろう、満室なら諦めよう、という感じで予約なしで現地入りしました。
最後まで登るべきか迷いましたが、誘惑には勝てず。現地入りした月曜日の朝9時に、KKにあるSutera Santuary Lodgesのオフィスで申込みしました(日曜日は閉まっているので注意)。4日後の金曜日宿泊です。雨期のためか、その前の日でも空いている様子。予約で一杯というのは、やはり疑って正解だった(何時もこの限りではないので、余裕がなければ同じことをするのはお勧めはしませんが)。肝心の料金ですが、1泊2日のパッケージを勧められ、1人参加 RM731、2人参加 RM1301です(2012年11月現在)。ロッジのみの予約はドミトリー1泊RM555だそう (2万円近いよ!)。パッケージにはガイド(RM128)、登山許可書(RM100)、全食事付き(5食、個別で買うと計RM200位する)等すべて込なんで、パッケージにしない理由はないです。ちなみに、KKの他の代理店ではRM900(約3万円)で送迎付きパッケージでした。山登りにもお金がかかる時代です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
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雲がかかっていない時のキナバル山(標高4095m)の全景。登山開始の標高は1866mですので、標高差2200mを2日間で往復することになります(スカイツリーを4回往復できますか?)。この写真は、ラナウという町で最終日の朝に撮影。この時が、麓から山頂が見えた最初で最後の時でした。
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キナバル山の公園入口、天気が良ければキナバル山が見えているはず。今は雨期でもあり、朝早くにラッキーなことが起きない限り、視界はまず期待できません。高山病対策で、前日は公園入口からラナウ側に500m程歩いたところのロッジに宿泊していましたが、その夜は台風のような豪雨と強風で全く眠れませんでした。昨日出発した人は今頃苦戦しているんだろうな。朝7時過ぎに公園のオフィスへ行き、チェックインと専属ガイドを当てがってもらう。
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標高1866mのTimphon Gateから登山開始、わずかに雨が降っていますが、午後はもっと酷くなると予想して7:45に1番乗りで出発。今日は距離にして6km、標高3272mのLaban Rataまで登ります。前を歩いているのは一般観光客で、登山許可書がないと、この先100m位のチェックポイントで追い返されます。
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霧がかっているため、途中ルックアウトがあっても真っ白で何も見えません。6000mの水平距離で1500mの高低差があるので、道はよく整備されていますが、傾斜は急です。4段先の階段は目の高さより上なんてことも。ひたすらジャングルの中を登ります。唯一変化があるのが、こういった高山植物や綺麗な花です。
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食虫植物(Potter plant)、ガイドが道から10m位外れたところにあると教えてくれ見つけました。小さいのは木にぶら下がっていますが、写真のように20cm位あるのは、地上にあります。大きな木を中心に根が地上に出て、そこから生えているようです(違っていたらごめんなさい)。美味しそうな色と液で危険な誘惑しています。
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ランチ(とは言っても朝10時ごろ)をとった、Layang Layangハットでは、そのおこぼれを貰いにリスがやってくる。約30分毎にある各ハットは水洗トイレと、飲用可の水が用意されている。またタイル張りの床は毎日掃除されている(一番乗りでないと分からないだろうけど)。ホテルのようなきめ細かいサービスと考えるか、要らないものをつけた過剰サービスなのか。。この辺りでは、降りてくるトレッカーともすれ違う。話を聞くと、山頂まで行けたよう!麓は台風の様でも、必ずしも山頂の天気も悪いわけではない。雨の中のトレッキングはうんざり気味だったけど、やる気がわいてきた。
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12:15にLaban Rataロッジに到着、標高3272mでもまだ緑がある。上の方は巨大な岩盤だ。明日はこれを登るのかー。1番乗りで出発し、1番乗りで到着した。ポーターには抜かれたけど。彼らは決して速く登らないけど、休まず一気に登る。中には女性のポーターもいる。物資はヘリなどを使わず、人力で運んでいるようだ。これなら1食RM30以上の食事にも納得がいく。
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これが世界一高い?一泊2万円のドミトリー。折角ならギネスブックに載せればよいのに。ちなみにホットシャワーは故障中。「最大限の努力で修復中」と申込書で予め断っていたが、こう書いている時点で長期的に壊れているか、直す気がない様だ。既に雨の中濡れて到着していたので、私は着くなり速攻で水シャワーを浴びました。レインジャケットは持っていたが、これを着ると暑すぎて汗ばむので、Tシャツ1枚で登っていた。全ての服を濡らしてはいけない。夕方4時にディナーを食べ、そのまま就寝。明日は朝2時に起きて山頂を目指す。山頂にて最も視界が良いのが夜明け時なので、出発は深夜になります(山の基本)。
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この写真は、いきなりキナバル山頂(Lows Peak 4095m)です。朝3時にロッジを出て5:15に山頂に到着。ヘッドライトが照らす範囲でしか見えないので、途中暗くて何も撮っていなかった。先が見えないため、いつ着くのか見当もつかなかった。山頂近くまで来て、ヘッドライトがいくつか固まっている場所が見えて、山頂に先に着いたトレッカーのものと分かった。風は強かったが雨は降っておらず、下界への視界は良好。遠くにコタキナバルの街明かりと海岸線が見える。
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20分位待ってキナバル山の日の出。写真の下側にポツポツ見えるのは、登ってくる登山者のヘッドライト、宗教の巡礼のように、山頂に向かっているヘッドライトの列がずっと続く。できれば日の出のタイミングに山頂に到着するのがベスト。早すぎると山頂で待つのは風が強くて寒い。遅すぎると狭い山頂に人が溢れ、また周りが雲に覆われてしまう恐れが。
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Lows Peak から、Ugly Sister Peak, Donkey Ears を見たところ、この方向から日が昇るので、Uglyではなく反対に非常に美しい山に見えます。
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Lows Peak (山頂)を見上げたところ、傾斜はそんなに急でなく、滑らないしロープもずっとあるので、難易度は低です。夜に登った時は、頂上は見えないので、山頂がどの位離れているのかは全く分りませんでした。
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South Peak の近く、広い緩やかな傾斜です。下には麓の様子が良く見えます。快適に歩けます。ただ夜にここを登った時は吹きっさらしで風が強かったです。マレーシアの観光客が登ってきます。彼らの中にはコンバースの靴にコットンのパーカー、ポンチョという軽装もいて、外国人トレッカーを驚かせます(外国人でも軽装はいますが)。それでも登頂できるので、最も簡単な4000m登山に嘘はないかと思います。また、登山者の半分位が、東南アジアからの観光客でした。この法外に高い料金でも彼らにとって払ってもよい金額なのでしょう。
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Sayat-Sayat Hutの周辺が一番傾斜が強い場所です。ここで許可書のチェックもあります。夜に登った時は、下の方にはライトの光が届かないので、ちょっと怖くもありました。
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ロープを使用して登り始める(終わる)ところ。滑るのでロープは使用してください。手袋は防寒と保護の両方の意味で役に立ちました。夜はトレッカーで渋滞していました。同じ時間帯に100人以上が出発するので仕方ないです。Sayat-Sayat Hutまでくると、渋滞はバラけて自分のペースで歩けます。
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7:30にLaban Rataロッジに帰って来ました。2度目の朝食を食べて、しばし休んだ後、下山開始。私にとっては下りの方が苦痛で、運動不足の影響がもろにでました。段差の大きい階段が膝を痛めます。12:15に下山した時は膝がかくかく状態で、ちょっとした下りでも歩けませんでした。トレッキングを旅行の最後にもってきたのは正解でした。
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キナバル山の公園入口外(価格が安い)でランチを済ませて、タクシーで最寄りの町 クンダサン(Kundasang)へ行きます。日本人にはあまり知られていないけど、かつて戦争中に日本軍の捕虜となったオーストラリア/イギリス兵がサンダカンからラナウまでの約250kmを強制的に歩かされ、結局ほぼ全滅するという悲しい過去があります。Kundasangにある、そのメモリアルを訪れて追悼する。
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その後は、日本人にはお馴染みの温泉です。Poringという村にはかつて日本軍が開発したという温泉があります。大きな温泉はプールの様ですが、硫黄の匂いもかすかにします。イスラムの成人女性は服を着たまま入浴しています。他に足湯や個人用の湯船(2人程入れる、お湯はその都度入れ替える)があって、トレッキングの疲れを癒します。キナバル山入口からは遠く40km程離れていますが、同じキナバル公園の中なので、トレッキング許可書を見せればタダで入れます。
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ラフレシアという花を見ました。最大で直径1mにもなる大きな花です。10か月かけてつぼみが成長して、花が咲くのはたった1週間ほどしかないので、いつでも見れる訳ではない幻の花です。キナバル山の公園で、ラフレシアについて訊くとPoringヘ行けと言われます。Poringではその花が見える可能性があり、どこかで咲いていると看板が立っています(Poringの他にRanau郊外でも見れるそうです)。運良く看板を見つけ、RM30を払い、民家の菜園へ入れてもらいます。私が見たのは、咲いて2日目の直径80cmのラフレシア。強烈な臭いが特徴のラフレシアですが、2日目では若くて臭わないそうです。それでも運良く見ることができて満足しました。
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枯れた後のラフレシアと、左に見えるのが成長中のつぼみ。まるで花火の跡です。これらは完全に野生ものではなく、菜園で育てています。つぼみがでると、菜園のオーナーがカバーをして丁寧に手入れしていますが、それでも30%位しか咲かないよう。話は変わりますが、Poringの村は人がとても優しい。私がラフレシアの場所を聞いたら車で連れて行ってくれるし、ホテルの場所も普通の人がバイクで連れて行ってくれました。迷い込んで入った民家の人は村まで車で送ってくれました。もちろん無料で。私の歩き方が痛々しかったのでしょうか。最初は泊まるつもりはなかったけど、人の良さとジャングルに惹かれて一泊してよかったです。翌日午後のKKからの帰りのフライトに間に合うか冷や汗ものでしたが。。
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