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 個人手配でキナバル山登山をしてきました。事前にほとんど調べなかったので、恥ずかしながら日本の山小屋感覚で現地に行けば何とかなると思っていたのですが、とんでもなかったです。ここでは手配の方法と登山記を記します。<br /> 

個人手配のキナバル山登山

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2005/09/18 - 2005/09/24

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maneo

maneoさん

 個人手配でキナバル山登山をしてきました。事前にほとんど調べなかったので、恥ずかしながら日本の山小屋感覚で現地に行けば何とかなると思っていたのですが、とんでもなかったです。ここでは手配の方法と登山記を記します。
 

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  •  夫婦二人でコタキナバルに行ってきました。旅はシャングリラ・タンジュンアルのホテルだけのシンプルなもので行き、あとは現地で何とかしました。<br /> キナバル山登山は最短で一泊二日になりますが、日本の山小屋と違って、山小屋の予約が取れないと登ることができません。小屋はキャパシティが小さいので、http://www.suterasanctuarylodges.com/<br /> で予約することをお勧めします。山小屋はここが管理しています。私たちは現地についてから手配しましたが、キャンセル待ちで最後の二人分が空いてたので運良く予約することができました。<br /> 山小屋が押さえられれば、あとは現地に行ってからでも大丈夫みたいです。<br /> 写真はキナバル山登山の拠点となる事務所です。コタキナバルから宿と同時に手配したミニバスで来ます。ここでガイドさんと顔合わせをしてから、公園のバスに乗り換えて実際の登山開始場所となる発電所まで行きます。そのあたりの事情は地球の歩き方を参照してください。<br /> 私たちの場合、二人で宿代が68RM,交通費が30RM,雇うことが義務づけられている(そして、とても頼りになり登山が楽しくなる)ガイド代が約200RM,その他公園の入場料、登山開始場所までのバス代、食事代などが数十RMでした。

     夫婦二人でコタキナバルに行ってきました。旅はシャングリラ・タンジュンアルのホテルだけのシンプルなもので行き、あとは現地で何とかしました。
     キナバル山登山は最短で一泊二日になりますが、日本の山小屋と違って、山小屋の予約が取れないと登ることができません。小屋はキャパシティが小さいので、http://www.suterasanctuarylodges.com/
     で予約することをお勧めします。山小屋はここが管理しています。私たちは現地についてから手配しましたが、キャンセル待ちで最後の二人分が空いてたので運良く予約することができました。
     山小屋が押さえられれば、あとは現地に行ってからでも大丈夫みたいです。
     写真はキナバル山登山の拠点となる事務所です。コタキナバルから宿と同時に手配したミニバスで来ます。ここでガイドさんと顔合わせをしてから、公園のバスに乗り換えて実際の登山開始場所となる発電所まで行きます。そのあたりの事情は地球の歩き方を参照してください。
     私たちの場合、二人で宿代が68RM,交通費が30RM,雇うことが義務づけられている(そして、とても頼りになり登山が楽しくなる)ガイド代が約200RM,その他公園の入場料、登山開始場所までのバス代、食事代などが数十RMでした。

  •  ここから登山開始です。写真は入り口には年に一度開かれる山頂往復レースの記録です。4095mまで2200mの高低差を登っておりてこの時間、すごいですが、登山中はそのトレーニングと思われる人がたくさん駆け上っていました。<br /> スポーツシューズで登山している人も実際にいましたが、富士山や槍ヶ岳に登るのと同じ靴、防寒、雨合羽、ミネラルウォーター、登山用ステッキの準備をおすすめします。また、最低でも富士山に登る体力は必要です。水場は途中にたくさんありますし、ガイドさんは飲めると言っていましたが、untreated water(未消毒水)なので水あたりは心配です。私は顔を洗うだけにしました。昼食は弁当としてこの横の売店で作ってもらいました。ナシゴレン(チャーハン)、ミゴレン(焼きそば)ともにおいしいです。一泊二日ならその他は最小限で十分です。

     ここから登山開始です。写真は入り口には年に一度開かれる山頂往復レースの記録です。4095mまで2200mの高低差を登っておりてこの時間、すごいですが、登山中はそのトレーニングと思われる人がたくさん駆け上っていました。
     スポーツシューズで登山している人も実際にいましたが、富士山や槍ヶ岳に登るのと同じ靴、防寒、雨合羽、ミネラルウォーター、登山用ステッキの準備をおすすめします。また、最低でも富士山に登る体力は必要です。水場は途中にたくさんありますし、ガイドさんは飲めると言っていましたが、untreated water(未消毒水)なので水あたりは心配です。私は顔を洗うだけにしました。昼食は弁当としてこの横の売店で作ってもらいました。ナシゴレン(チャーハン)、ミゴレン(焼きそば)ともにおいしいです。一泊二日ならその他は最小限で十分です。

  •  登りはじめから最初のシェルター(雨宿りができる屋根)までの間には、キンバルバルサム(キナバルバルサン)というボルネオ島の固有種らしい変わった花がたくさん咲いていました。

     登りはじめから最初のシェルター(雨宿りができる屋根)までの間には、キンバルバルサム(キナバルバルサン)というボルネオ島の固有種らしい変わった花がたくさん咲いていました。

  •  4つめのシェルター付近からの眺めです。9月は乾期のはずですが、この後雨に降られました。

     4つめのシェルター付近からの眺めです。9月は乾期のはずですが、この後雨に降られました。

  •  やっと3300m付近にある最初の山小屋に着きました。私たちは、ここから少し上のきれいな黄色い屋根の建物に泊まりした。シャワーがありますが、あまりきれいではなく、またお湯も冷たいです。ここではレストランの他、売店ではミネラルウォーターと缶ビール(冷えていない)を入手できます。

     やっと3300m付近にある最初の山小屋に着きました。私たちは、ここから少し上のきれいな黄色い屋根の建物に泊まりした。シャワーがありますが、あまりきれいではなく、またお湯も冷たいです。ここではレストランの他、売店ではミネラルウォーターと缶ビール(冷えていない)を入手できます。

  •  次の日は朝2時に起きて、日の出までに山頂を目指しますが、山頂付近は雨がひどく写真を撮ることができませんでした。4000mクラスの鎖場で雨に降られることを想像していただければと思いますが、スキー用など防水手袋は必須です。またデジカメのバッテリーも寒くて切れそうになりました。

     次の日は朝2時に起きて、日の出までに山頂を目指しますが、山頂付近は雨がひどく写真を撮ることができませんでした。4000mクラスの鎖場で雨に降られることを想像していただければと思いますが、スキー用など防水手袋は必須です。またデジカメのバッテリーも寒くて切れそうになりました。

  •  お世話になったガイドさんです。私たちは疲れすぎて、帰りは山頂から休憩を入れて14時間かかってしまいました。出発点に戻ると、キナバル山がきれいに見えました。

     お世話になったガイドさんです。私たちは疲れすぎて、帰りは山頂から休憩を入れて14時間かかってしまいました。出発点に戻ると、キナバル山がきれいに見えました。

  • 山頂です。視界が効かなくて残念でしたが、前日は嵐で山小屋より上は閉鎖されていたので、登頂できただけでも幸せだと思います。

    山頂です。視界が効かなくて残念でしたが、前日は嵐で山小屋より上は閉鎖されていたので、登頂できただけでも幸せだと思います。

  •  少し山頂から降りると、視界が開けました。

     少し山頂から降りると、視界が開けました。

  •  山小屋が見えてきました。もうすぐハイマツらしきものが生えてきます。

     山小屋が見えてきました。もうすぐハイマツらしきものが生えてきます。

  •  小屋からの撮影です。このあたりが森林限界でしょうか。

     小屋からの撮影です。このあたりが森林限界でしょうか。

  •  途中には食虫植物がありました。ガイドさんありがとう。

     途中には食虫植物がありました。ガイドさんありがとう。

  •  リスみたいのがいますが、どう猛だそうです。

     リスみたいのがいますが、どう猛だそうです。

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