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栄光のキナバル山に完全自己手配で登ってきました。ホテルからタクシーで入山。言葉のまったく通じない現地の少年ガイドと共に登ったその頂からの風景は最高でした。さすがに、4000m、世界遺産!!<br />写真はサウス・ピーク。

栄光のキナバル登山

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2002/07 - 2002/07

154位(同エリア335件中)

2

21

liam_aoyama

liam_aoyamaさん

栄光のキナバル山に完全自己手配で登ってきました。ホテルからタクシーで入山。言葉のまったく通じない現地の少年ガイドと共に登ったその頂からの風景は最高でした。さすがに、4000m、世界遺産!!
写真はサウス・ピーク。

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  • 公園管理事務所(PHQ)。タクシーを降り、予約済みのメールのコピーを持って右手の建物へ向かう。ここで、各種手続き及び支払いを済ませ、今度は、左手の公園事務所に行き領収書類を見せ、ガイドの紹介をうける。「ふい」と、後ろを見ると、小柄の精悍なタイプの若者が立っていた。感じの良い若者であったが、英語がまったく通じなかった。

    公園管理事務所(PHQ)。タクシーを降り、予約済みのメールのコピーを持って右手の建物へ向かう。ここで、各種手続き及び支払いを済ませ、今度は、左手の公園事務所に行き領収書類を見せ、ガイドの紹介をうける。「ふい」と、後ろを見ると、小柄の精悍なタイプの若者が立っていた。感じの良い若者であったが、英語がまったく通じなかった。

  • 公園管理事務所からバス(有料)に乗り、結構な坂道を数分走り、1890mの発電所(パワーステーション)に到着する。登山ゲートには、飲料水やちょっとしたスナック類が置いてあった。10時00分、いよいよキナバル山に向けて出発する。<br />登山道は発電所からは一旦下りカーソンの滝を通過後はひたすら、熱帯雨林のジャングルの登山道を登る。

    公園管理事務所からバス(有料)に乗り、結構な坂道を数分走り、1890mの発電所(パワーステーション)に到着する。登山ゲートには、飲料水やちょっとしたスナック類が置いてあった。10時00分、いよいよキナバル山に向けて出発する。
    登山道は発電所からは一旦下りカーソンの滝を通過後はひたすら、熱帯雨林のジャングルの登山道を登る。

  • 途中のシェルター(屋根付き休憩所)はこんな感じ。水場、水洗トイレ、ゴミ箱完備。キナバルリスがうろうろしている。

    途中のシェルター(屋根付き休憩所)はこんな感じ。水場、水洗トイレ、ゴミ箱完備。キナバルリスがうろうろしている。

  • 登山道脇の食虫植物のウツボカズラ。

    登山道脇の食虫植物のウツボカズラ。

  • 団体に追いつく。

    団体に追いつく。

  •  6つのシェルターを通過し、14時40分、霧の中、標高3250mのラパン・ラタ・レストハウス(LABAN RATA RESTHOUSE)に到着。<br /> ガイドさんは、あくまでも私たちのペースに合わせて歩いてくれる。言葉はまったく通じないが、身振り手振りのコミュニケーションで結構楽しくのんびりと登ることができる。<br /> ガイドさんがチェックインをしてくれ、鍵を受け取る。明朝の集合時間を確認ししばしお別れだ。

     6つのシェルターを通過し、14時40分、霧の中、標高3250mのラパン・ラタ・レストハウス(LABAN RATA RESTHOUSE)に到着。
     ガイドさんは、あくまでも私たちのペースに合わせて歩いてくれる。言葉はまったく通じないが、身振り手振りのコミュニケーションで結構楽しくのんびりと登ることができる。
     ガイドさんがチェックインをしてくれ、鍵を受け取る。明朝の集合時間を確認ししばしお別れだ。

  • 荷物を置いてレストハウスの外に出てみると、霧はどこかにすっ飛んで良い天気。彼方に幻想的な山が見る。

    荷物を置いてレストハウスの外に出てみると、霧はどこかにすっ飛んで良い天気。彼方に幻想的な山が見る。

  • 霧が晴れたラバンラタ小屋。

    霧が晴れたラバンラタ小屋。

  •  ラバンラタ・レストハウスの部屋の中。私たちは、2段ベット2つの4人部屋に泊まる。<br /> 暖房がきいてて、ぬれた雨具などが室内で乾かせる。

     ラバンラタ・レストハウスの部屋の中。私たちは、2段ベット2つの4人部屋に泊まる。
     暖房がきいてて、ぬれた雨具などが室内で乾かせる。

  • ラバンラタ・レストハウスのシャワールーム。うれしいことに温水。到着したら、何はともあれ直ぐにシャワーを浴びよう。

    ラバンラタ・レストハウスのシャワールーム。うれしいことに温水。到着したら、何はともあれ直ぐにシャワーを浴びよう。

  • ラバンラタ・レストハウスの食堂。メニューは結構豊富。売店ではチョコレートも売っている。

    ラバンラタ・レストハウスの食堂。メニューは結構豊富。売店ではチョコレートも売っている。

  •  朝早く起床。直ぐに準備を整え、階下の食堂に降りる。ガイドに食事をする旨を伝え、フレンチトーストとコーヒーの朝食を摂る。外は真っ黒で寒そう。みんな毛糸の帽子を被っている。<br /> 真っ暗な中をヘッドランプを点けガイドと共に出発。すぐ上に建つグンティングラガタン小屋までは外灯があるが、その後は真っ暗闇。しばらくは急な樹林帯の急登であったが渋滞状態でゆっくり登れる。それでもさすがに高所。<br /> サヤサヤ小屋を通過。巨大なスラブ状の一枚岩をロープやペイントの目印を頼りにただ黙々と登っていく。たまにごろりと横になると夜空には満天の星が美しく輝く。<br /> ・・・<br /> で、キナバル山からの”おまちかね”ご来光!感動!!無事に日の出までに登頂!!<br /> 山頂はそう広くない。見渡す景色は最高。目の前には、ビクトリア・ピーク、アレクサンドラ・ピーク、セントジョーンズ・ピークそして遠くの景色。さすがに、世界遺産!!<br />

     朝早く起床。直ぐに準備を整え、階下の食堂に降りる。ガイドに食事をする旨を伝え、フレンチトーストとコーヒーの朝食を摂る。外は真っ黒で寒そう。みんな毛糸の帽子を被っている。
     真っ暗な中をヘッドランプを点けガイドと共に出発。すぐ上に建つグンティングラガタン小屋までは外灯があるが、その後は真っ暗闇。しばらくは急な樹林帯の急登であったが渋滞状態でゆっくり登れる。それでもさすがに高所。
     サヤサヤ小屋を通過。巨大なスラブ状の一枚岩をロープやペイントの目印を頼りにただ黙々と登っていく。たまにごろりと横になると夜空には満天の星が美しく輝く。
     ・・・
     で、キナバル山からの”おまちかね”ご来光!感動!!無事に日の出までに登頂!!
     山頂はそう広くない。見渡す景色は最高。目の前には、ビクトリア・ピーク、アレクサンドラ・ピーク、セントジョーンズ・ピークそして遠くの景色。さすがに、世界遺産!!

  • いよいよ下山。慎重に歩けばいたって安全。

    いよいよ下山。慎重に歩けばいたって安全。

  • ころぶと、4000m落っこちそう(笑)。

    ころぶと、4000m落っこちそう(笑)。

  • ドンキーズイヤーズピーク。やはり4000m級の山です。

    ドンキーズイヤーズピーク。やはり4000m級の山です。

  • サウス・ピーク。とんがってます。

    サウス・ピーク。とんがってます。

  • 快晴!!遠くに見える山脈の名前をガイドに聞くと親切に教えてくれるのだが現地語で良く解らない。

    快晴!!遠くに見える山脈の名前をガイドに聞くと親切に教えてくれるのだが現地語で良く解らない。

  • サヤサヤ小屋(Sayat Sayat Hut)。登るの特は真っ暗だった。

    サヤサヤ小屋(Sayat Sayat Hut)。登るの特は真っ暗だった。

  • 大岩盤を慎重に下り、サヤサヤ小屋を通過し、ラパン・ラタ・レストハウスに戻ってくる。数時間ぶりなのに妙に懐かしい感じがする。半ソデでレストランに入ると皆がじろっと見る。ここで再びトーストの食事をし炭酸飲料を飲む。この小屋で3回目の食事である。ガイドに炭酸飲料を奢る。出発前に「登山証明書はいるか」といったことをガイドが身振り手振りで聞くので、こちらも身振り手振りで「いる」旨を伝える。

    大岩盤を慎重に下り、サヤサヤ小屋を通過し、ラパン・ラタ・レストハウスに戻ってくる。数時間ぶりなのに妙に懐かしい感じがする。半ソデでレストランに入ると皆がじろっと見る。ここで再びトーストの食事をし炭酸飲料を飲む。この小屋で3回目の食事である。ガイドに炭酸飲料を奢る。出発前に「登山証明書はいるか」といったことをガイドが身振り手振りで聞くので、こちらも身振り手振りで「いる」旨を伝える。

  • 途中のシェルターのトイレはこんな感じ。

    途中のシェルターのトイレはこんな感じ。

  •  ラパン・ラタ・レストハウスからは一気に下った。<br /> 写真は、発電所(パワーステーション)の前の、往復21km、高低差2000mのキナバル山登頂の記録表。男子の優勝タイムがなんど2時間42分35秒!!唖然。<br /> 雨の中、小型のバンを待って、公園管理事務所(PHQ)に戻る。<br /> ラフレシアのカラーイラストの登山証明書を受け取り大事にしまう。ナイスなガイドをしてくれた青年に”五徳”を進呈。周りのガイド仲間から茶化されてはにかむよな顔が印象的だった。<br /> KKへの帰りであるが、強い雨の中路線バスに乗るのも厄介なので、他の日本人と一緒にミニバンの運ちゃんとホテルまでRM25/1人で交渉成立。<br /> ミニバンを待たせ、トイレに行き、売店で、Tシャツとアイスと炭酸飲料を購入(ちなみに、クレジットカードは使えない)。<br /> KKホテルまで無事送っていただき、1泊2日のキナバル登山は、無事終了したのであった。<br />

     ラパン・ラタ・レストハウスからは一気に下った。
     写真は、発電所(パワーステーション)の前の、往復21km、高低差2000mのキナバル山登頂の記録表。男子の優勝タイムがなんど2時間42分35秒!!唖然。
     雨の中、小型のバンを待って、公園管理事務所(PHQ)に戻る。
     ラフレシアのカラーイラストの登山証明書を受け取り大事にしまう。ナイスなガイドをしてくれた青年に”五徳”を進呈。周りのガイド仲間から茶化されてはにかむよな顔が印象的だった。
     KKへの帰りであるが、強い雨の中路線バスに乗るのも厄介なので、他の日本人と一緒にミニバンの運ちゃんとホテルまでRM25/1人で交渉成立。
     ミニバンを待たせ、トイレに行き、売店で、Tシャツとアイスと炭酸飲料を購入(ちなみに、クレジットカードは使えない)。
     KKホテルまで無事送っていただき、1泊2日のキナバル登山は、無事終了したのであった。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 敏じぃさん 2011/05/11 11:32:42
    ローズピーク??
    初めまして
    旅行記楽しませていただきました、私も去年登りましたが、尖っています…と書いてある山はローズピークではなくサウスピークと言います(表紙の写真も)、小さな親切大きなお世話??でした。 失礼しました。

    liam_aoyama

    liam_aoyamaさん からの返信 2011/05/23 17:26:01
    RE: ローズピーク??
    敏じぃさん
    はじめまして。
    おっと、確かに、間違ってる。とんがってるのはサウス・ピーク(3930m)でしたね、ご指摘ありがとうございます。障害回復後に修正します。
    それにしても懐かしい。敏じぃさんの時も、天気が良かったようですね。

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