歴史遺産は、紅葉の中に佇んでいました～もうひとつの遺産～

2012/11/17 - 2012/11/18

偶然一人で泊まれる手ごろなお値段のお宿が
日光温泉に1室空いているのを見つけ

東照宮に行ったことがなかったので、
勢いで申し込んでいました。

紅葉は、もう終わっていると思っていたら、

素晴らしい紅葉にビックリ！！

1日目は、

東武駅からJR駅・駅前の杉並木　～　川沿いをお散歩

紅葉の小倉山森林公園の散策～彫刻センターで日光彫を楽しみ

お宿で、温泉に浸かり、美味しい夕食を頂きました。

感激した紅葉を

写真で、たどりたいと思います

2日目は、受けた印象が全く違うのでまた投稿します
「感激した東照宮　将軍の着座の間での特別祈祷ツアー」。

エリア 日光(栃木)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝少し早くおき、東武快速に乗りました。

混んでいるのかなと思ったら、意外とすいていました。

スペーシアは、なんとなく
世界遺産への旅には、不釣合いな気がして

ボックスシートの快速で。

「しもいまいち」で、

スペーシアが追い越していきました。

日光駅に降り立ったら、

予想外に、素晴らしい紅葉が迎えてくれました。

大まかな予定は、決めていたのですが、

1日目は、天気が悪いので、東照宮へ
2日目は天気が良くなるので、二荒山神社裏山のハイキング

駅で、素晴らしいパンフレットを見つけ、早速予定変更

見つけたパンフレットは、

憧れの

日光東照宮
「将軍着座の間」での特別祈祷ツアー

巫女さんが、東照宮を案内して下さり、
一般入室が固く禁じられた「将軍着座の間」

でも、今日は締め切り済　で、明日の予約

どこかで計画を考えなければ・・・

ちょうど駅前に

あの　金谷ホテル　ベーカリー

二階に喫茶フロア

東照宮なら、湯葉？和菓子？
いえいえ、色彩豊かな　東照宮には　

やはりケーキでしょう？？？

着いた早々に・・・・・二階喫茶フロアへ

落ち着いた雰囲気の

喫茶ルーム

窓際の席に座るとウェートレスさんが
メニューを

「ケーキは、何がおすすめですか？」

レアチーズケーキをみなさんよく注文されます。

シンプルな

レアーチーズケーキ

日光ですから、やはりシンプルなケーキがよいのです。

一口頂くと

少し酸味もきいいて、濃厚なチーズ味をあっさりとしてくれて美味、
バター味がしっかりし、少しカリカリ感のあるビスケット

一緒に食べると　さすが金谷ホテル特性ケーキです。

ケーキを味わいながら、窓の外の紅葉を楽しんでいるのか？

今日明日の予定を決めているのか？？

だいぶ時間を掛けて、

今日は、雨は降っても小雨かな、写真のエリア
駅から、平坦だろうと思われ、紅葉も綺麗そうな
大谷川散歩と小倉山公園を通り、日光東照宮近辺を散策

2日目は、午前中「特別祈祷ツアー」　午後　二荒山神社裏山

に決定。　

窓からの紅葉を楽しみなながら、

少し残ったコーヒーを飲み

いよいよ新旅行予定をスタート

駅前の杉並木も　杉の緑にもみじの紅葉

JR日光駅へ

やはり歴史が感じられます。

JR駅が日光の玄関、東武は残念ながら立派な勝手口？。

見ていただいた通りです。

駅の入り口の天井にも龍の絵画が

落ち着いた雰囲気

写真の通りです。

チラッと見える宇都宮線の列車も洒落ています。

現在位置を再確認：

東武日光駅が近い
ちょっとペースが？
　
東照宮付近は、今日はあっさりとかな？

旅の安全を祈願

紅葉を背景にしたJR駅もよいですね。

線路を越える陸橋

いよいよ（やっと？？）紅葉と歴史遺産へスタート

陸橋からの景色が素晴らしいです。

陸橋から、停車しているJRの電車

帰りは、JRがいいな〜〜

スペーシアもちょうど出発

なかなか陸橋を超えない

それだけ、見ごたえがあります：
なかなか進まないので、写真だいぶカットしています。

いよいよ大谷川へ

いきなり、
二宮尊徳先生像　：　二宮堀　記念碑

紅葉を背景に、ススキ　秋を感じます。

やはり、川沿いは風が寒く感じます。

橋を渡って・・・

日光の山並みが綺麗です

山は、紅葉が終わっています。

小倉山公園　あの紅葉のあたりのはずですが、

平面図には、高低差がなかったので、

紅葉は、綺麗そうです。

ちょっと道を間違えていました。

川原のこちら側をしばらく歩くはず。

ベンチが見えるので、ここが遊歩道の入り口

東武電車　コメントは、ありません。

よく判らない石垣が、

旧紡績橋石積み橋橋脚

〜もうひとつの遺産〜

どのような橋か、興味ある方は、写真の文字を読んで下さい。

お昼の時間

やむなく　非常食（食べない予定だった）
私手作りのおにぎりで昼食。

これまで、誰とも会いません。

今頃、東照宮は、観光客が沢山観えているのでしょうか？

こちらは、お食事どころもありませんが、

こちらも自然と紅葉は、あります。

待ちに待った建物が、ありました。

感謝！！

ゲートボール場どこでしょうか。

どなたも見えませんが、

川のせせらぎ　と　紅葉は綺麗です。

いよいよ大谷川を渡ります。

前に見える紅葉が、小倉山公園。

まっすぐ行けば、東照宮まで２Kｍ　たいした距離ではありません。

いよいよ小倉山森林公園　：　広葉樹の森　紅葉が期待できます。

ちょっと、世界遺産→紅葉ハイキング？？

木道ですが、落ち葉で覆われています。

何か泣き声が、

サルが２匹走り去っていきます。

この写真のどこかに一匹は少なくとも写っているはずですが、

判りません。

紅葉は、綺麗です。

やはり、小倉山は、山だったんですね。

のぼりの階段

ズーミングしたカメラで追っているので、

ぶれは、我慢してください。

サルは、います：証拠写真です。

看板も紅葉の中です。

紅葉の素晴らしい

緩やかな上り坂が続きます。

後で、判ったのですが、鹿よけの保護カバーでした。

最後の登りです。

黄色い紅葉の中、公園全体が、紅葉しています。

緑の屋根が、東武日光駅

ズーミングは、していますが、
こんなに近く見えると・・・・・・・だいぶ歩いたのですが。

紅葉は、見ての通りです。

小倉山の山頂のようです。

ここで、ちょっと休憩

予定では、平坦なはずだったんですが？？？
緩やかな上りがず〜っと続き、だいぶばてています。

もみじのじゅうたんです。

感激！！
元気が沸いてきました。

数日で、紅葉も終わりでしょうか？

トップの写真は、ここで取りました。

意外と東照宮は、遠そうです。

中央少し左下の紅葉の葉に隠れた近辺が、東照宮でしょうか。

久々の緑の中の休憩所です。

再度少し休憩

かけなし地蔵尊の祠

残念ながら、祠には、鍵もかかっていて、

格子もなく、地蔵様？？？にお参りできません。

もしかしたら、地元の方々が、時期を限ってお参り？されるのでしょうか。

峰修行に出た、

修験の霊地です。

時代は、室町時代。

日光は、東照宮が出来る前は、修験道の霊地だったようです。

うるし博物館

残念ながら、１１／６〜３／２２（金）まで、冬季休館でした。

もう日光は、冬支度でしょうか。

うるし博物館を過ぎて、少し歩くと

森の中に、アスレチック遊具のような建築物が？？
公園だからかな〜・・・

私に教養（芸術的感性）が足りませんでした。

次の写真の説明を見てください。

「大梯子」1984年ミズナラ
　芸術作品でした。

「人間は自然からあまりに遠く離れて
　　しまった。　自然に立ち戻るには巨大な梯子を
　　　登らなければならない。」

　　　　　　デイヴィッド　・ナッシュ　作　

今度は、私にもわかります。

これは、芸術作品です。

方形上の胸像


・・・・・・下は、台で、上の部分が作品と思ったのですが、・・・・

・・・ちょっとショック・・・
しばし、いろいろな角度から、眺めていました。

川辺の箱型の現代建造物に感謝してから、
だいぶ時間がたっています。

そうです。　　待ちに待ちに待った建物でした。

建物の中からの紅葉

黒い額縁に切り取られた絵画のようで、
素晴らしかったです。

写真は、私の品格を保つ為ｕｐしません。

今回、小倉山森林公園をコースに組み入れた理由の

ポイントにやっとたどり着ました。

うるし博物館は、残念でしたが、こちらは開館しているようです。

四時近くなっています。今日は、どうもここまででしょう。

日光木彫りの里　工芸センター

日光東照宮といえば、

鮮やかな色彩の木彫り　の飾り

説明はいりませんよね。

日光彫の彫りの種類です。

読めるでしょうか？

三代将軍家光公が、

寛永１１年から同１３年に、
全国から集められた名匠の方々が、
余技に作られたのが、日光彫の始まり

「ヒッカキ」と呼ばれる三角刀を

用いるのが、日光彫の特徴　とのことです。

ヒッカキ刀

筋上の線が、日光彫の特徴のようです。

もし、日光彫を求められるなら、
このことを思い出して、お品を選ぶと記念になると思います。

私も、お土産に、小さい手鏡を1つこちらの販売所で求めました。

ヒッカキ彫りは、単純なだけにごまかし（やり直し）が効かず
難しいとのことでした。

しかし、彫るのに時間がかからないので、お値段は、お手ごろです。

凝ったお品もありましたが、
「ヒッカキ彫り」のお品は約６掛けのお値段でした。

ヒッカキ彫り　の実演写真

ヒッカキ彫りは、

手前に引きながら、削ります。

彫刻刀のように押しはしません。

初めの３匹のお猿さん

写真の豪華なお猿さんの欄間

写真では、見づらいですが、

猿のリアルな毛の彫りは、緻密な「ヒッカキ彫り」だろうと思います。

じっくり工芸センターを楽しみました。

外は、やっと写真が取れる位に、暗くなっていました。

現在位置を確認し、今日のお宿に向かいます。

まだ、だいぶ歩くようです（バスなどは、ありません）。

やっと、お宿の光が見えました。

小さなお宿ですが、自然の中にあり、
落ち着けそうなお宿です。

写真では、判りませんよね

お部屋に向かう廊下です。

非常に綺麗にお掃除されていて、気持ちがよいです。

期待以上、お値段以上です。

お食事を頂く前に、

早速、温泉で今日の疲れ（想定以上に歩き登りました）
を癒しました
（どなたも入浴されていなかったので、写真を一枚）。

源泉は、「日光和の代泉」：アルカリ性単純温泉

効能に、筋肉痛、関節痛、間接のこわばり、疲労回復等々
しっかり入っています。　これで、一安心。

今日の夕食です。

一見家庭的な感じですが、

「湯葉　と　たけのこの　のお刺身」、「大きな湯葉巻き入った煮物」

一見「鮭の塩焼き」に見えますが、
少し甘めの「粕漬けの鮭（もしかしたら鱒）」の焼き物です。

どれも美味でした。

一つ一つをお皿に盛れば、見た目は全然違うと思います。

揚げたてのてんぷら

野菜中心がよいですね、
なかでも、大きいしめじのてんぷらが気に入りました。

見た目以上に　ボリュームがありました。

日光らしいメニューでした。

お食事の後、ロビーで、下野新聞を読みながら、休憩。
〜日経や全国紙には、手が伸びません〜

また、温泉にゆったり浸かっていました。

お部屋は、シングルと思っていたら、ツイン
一人には、ゆったりとしたお部屋です。

今日は、明日に備え、早めにお休みです。
（東照宮までたどり着きませんでしたし）