2012/11/10 - 2012/11/10
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belleduneさん
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明日は雨ということで、昨夜、友人と急遽早朝の出発を決めて、まだ朝日が昇る前に家を出て、何とか朝一番の奈良交通バスに乗り込むことが出来ました。土曜日だったのですが、一番のバスは空いていて、やはりここまで来る人は少ないと思っていましたら、9時台のバスは満員で、臨時バスがでたそうです。この日は、奈良マラソンや法隆寺宝物展などで、奈良市内はごった返していました。
バスで忍辱山(にんにくせん)迄行き、そこから春日大社・奈良駅まで12キロを歩くことにしました。
朝から晴れていて、急遽決めたにしては、しっかりとお弁当を作ってきました。円城寺の紅葉は本当に綺麗でした。
この時間はまだ人も疎らで静かな境内を散策しながら、池に映った景色をじっくり鑑賞することが出来ました。
峠の茶屋では、おじさん手作りの草餅を買いましたが、なかなか美味しかったです。
首切り地蔵の辺りの紅葉も今が見頃で、輝いていました。
都会の紅葉も良いのですが、やはりこういうところで見る紅葉は素晴らしいです。
初めてだったので、次回は柳生バス停までバスで行き、円城寺まで歩いて来ようと話しています。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
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円成寺(えんじょうじ)は、天平勝宝8年(756)、聖武天皇・孝謙天皇の勅願により、唐僧虚朧和尚の開創と伝えられていますが、史実的には、万寿3年(1026)命禅上人が十二面観音を祀られたのが始まりです。
天永3年(1112)、迎接上人が阿弥陀如来を祀り、仁平3年(1153)、仁和寺の寛編僧正が東密忍辱山流を創められ寺門が栄えたそうです。
文正元年(1466)応仁の兵火で、主要伽藍を焼かれましたが、程なく栄弘阿闍梨が再興し、次いで文明13年(1481)朝鮮に使して、高麗版一切教を請来しました。 -
江戸時代には、寺中二十三寺、寺領ニ百三十五石を有する寺院でしたが、明治維新後、寺領を失い、今の境内と建物のみを残しました。近年、本堂の解体修理と仏像の補修、庭園の整備を行い、多宝塔を再建して寺観を整えたそうです。
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この楼門は、応仁2年(1468)の再建で、三間一戸入母屋桧皮葺きで、上下層とも和様三手先を使い、下層出入口の上に、正・背面とも花肘木を入れています。
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多宝塔の国宝である本尊・大日如来座像(平安時代)は、運慶が25歳の頃の最初期の作で、桧材の寄木造り、玉眼を嵌入し、漆箔仕上げで、座高98,8cm。大正10年の修理の際、台座蓮肉部天板裏面から運慶真筆の墨書銘が確認されました。これにより、運慶はこの像の注文を賜わってから、ほぼ11ヶ月後の安元2年(1176)10月19日に完成し、寺へ奉渡したことが分かりました。
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護摩堂
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護摩堂横の本堂の屋根と紅葉が美しい!
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これからもう少し紅葉が進むのでしょう。
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楼門を境内から見ると、日差しを受けて、奥の紅葉が光っていました。
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楼門と紅葉
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本堂(阿弥陀堂)は、文正元年(1466)栄弘阿闍梨が旧本堂と同じ規格と様式で再建しました。春日社殿に両廂付で、局・宝蔵・経蔵・籠銅・御堂を設け、向拝に舞台を付けた寝殿造りで、須弥壇の上は折上格天井、大壇の上は小組格天井、その周りに四方流化粧天井を張り巡らして、藤原時代の阿弥陀堂を表しています。
須弥壇上にあって本尊を安置している三方開放高御座型大形厨子や内陣中央、方形に配した四本柱に極彩色に描かれた聖衆来迎二十五菩薩は、全国でも珍しく、供物棚の格狭間(こうざま)や柱根の反華座は逸品です。
昭和36年に解体修理完了。 -
本堂と、平安時代の本尊の阿弥陀如来坐像、周りで守護している四天王(鎌倉時代)は、重要文化財指定です。
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春日堂・白山堂(国宝)
安貞2年(1228)奈良春日大社御造営の際、当時の大社神主藤原時定卿が旧社殿を寄進しました。全国で最も古い春日造社殿です。
表は入母屋造り、裏は切り妻造り、桧皮葺きで、棟木、千木、鰹魚木を乗せ、蟇股、懸魚、勾欄、斗?痴などは鎌倉初期社殿の特色を現しています。 -
宇賀神本殿(重文)
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鐘楼
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本堂内は撮影禁止なので、本堂から見た楼門方向です。
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本堂から多宝塔を見たところ
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本堂から左手に拝殿が見えます。拝殿は江戸時代に建てられました。
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庭園は、平安末期に寛遍僧正が築いたと伝えられ、浄土式と舟遊式が兼備した寝殿造系庭園です。昭和50、51年に発掘調査、環境整備を完了。
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茶畑
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白いお茶の花を間近かに初めて見ました。
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峠の茶屋辺りに咲いていたマユミ。この傍に野生の柚子が実っていたので、峠の茶屋の叔父さんに訊いて、一つ、貰ってきましたが、香りは強く、ゴルフボール位でした。
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この辺りから少し山道らしくなります。
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明日は雨という予報なので、3日後に来ていたら、靴が泥濘で、ぐちゃぐちゃ状態でしょうね。
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昨日が少し遅くて、今朝早起きだったので、ここで暫し休憩。敷物の上にごろっと寝てみると、木立を通して、空が気持ち良い!
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地獄谷石窟仏(聖人窟)は、石を切り出した後の洞に線刻したもので、石窟に生えた苔の緑と石仏に残る朱の色が年月を物語っています。
正面中央は、高さ1,4mの廬舎那仏、左が薬師如来、右は十一面観音と言われ、右壁には妙見菩薩、左壁には阿弥陀如来と千手観音が刻まれています。 -
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池が見えてきました。
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紅葉が素晴らしい。
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首切り地蔵の辺りの紅葉が素晴らしかったです。
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苔が生えた大木
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朝日観音は、川向いに立つ磨崖仏で、東に面して朝日が映えるので、この名が付きました。中央が弥勒、左右が地蔵菩薩で、鎌倉中期の文永2年(1266)の銘が刻まれています。
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昔の柳生街道は今の石畳道より下にあったのではと思われます。
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上の方に見えるのが夕日観音です
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夕日観音は、街道から少し入った山の急斜面に立ち、夕日を受けると神々しい石仏が浮かび上がってきます。弥勒信仰が盛んだった鎌倉時代のものです。
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横に彫られた三体地蔵
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寝仏は道の裏側に廻らないと見えません。
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裏に廻ると、横向きに描かれています。恐らく、岩が転がってしまい、横になったと思われます。
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寝仏は、道端の大きな石の裏側に大日如来が横に刻まれています。近くの四方仏の一体が転がり落ちたと言われています。室町前期の作ということです。
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市内に戻ってきました。疲れたので、お茶どころ・ギャラリーはなや 北川で、一服。
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はなや 北川 奈良市高畑町1291−3 tel:0742-23-5722 定休日は水・木です。素敵なところなので、是非覗いてみてください。
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カクレミノ
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砥石近く
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この旅行記へのコメント (3)
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- SUR SHANGHAIさん 2012/11/14 07:56:16
- 秋の風情
- ネット接続状態が悪いため、今日やっとこの旅行記の最後の写真まで見ることが出来ました。
秋に日本を訪れることが滅多に無いので、紅葉のお寺さんや山道の風情には惹かれます。
何とも言い表せない心静まる小さい風景がしっとり。
柳生街道(滝坂の道)などの名付けも風流。
秋の山道の湿気を帯びた枯れ葉の匂いが鼻の奥に甦ってきました。
いい散策が出来ましたね。(*^。^*)
- belleduneさん からの返信 2012/11/14 08:08:22
- RE: 秋の風情
- SUR SHANGHAIさん、見て頂いてありがとうございます。日本の秋は本当に良いですね。日本の蒸し暑い夏が過ぎて、少し涼しくなってきた頃、次第に寒くなり、段々と色付いて来る紅葉の様は、日本の気候風土による素晴らしい風景だと思います。
年を取ってくると、この良さが徐々に理解で知るようになって来ました。
砂漠地帯の治安がまだ安定しないので、チャド行きはまだ先のようです。体力を維持しておかないと!
SUR SHANGHAIさんの北欧の旅、楽しく拝見しています。行ったことがないところも何となく似ていて、行ったような気にさせてくれます。
スタヴァンガーからフェリーで行ったリセボーテン。その港から歩いて行った岩山での風雨を突いての強行トレッキングは、今、思い出しても寒くなります。改めて、快晴の日に登ってみたいです。3つの岩山越えで、かなりのハードなコースでした。
続きを楽しみにしています。写真の腕が益々素晴らしくなっていらっしゃいますね。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2012/11/14 08:26:06
- RE: 秋の風情
- >チャド行きはまだ先のようです。体力を維持しておかないと!
チャドですか。
状況が落ち着いたらぜひ訪れて、様子をお知らせ下さい。
私たちもまだ行っていないアフリカ各国や南アメリカ各国にもいずれ足を踏み入れてみたいと思いつつ、道のりの遠さに溜息を付いてます。
体力・気力が必要な場所ですから、あんまり先延ばしにするのもどうかな、ですが。
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