ヨハネスブルクのソウェト地区に足を運び、1976年の反アパルトヘイト暴動で犠牲になった13歳の少年を記念したヘクター・ピーターソン博物館やマンデラ・ハウスに入場しました。訪れる前は南アを題材にした映画「トッツイ」で描かれていたようなすたれたイメージでソウェトを想像しておりましたが、実際に来てみてきれいな街並みと高級住宅も多いのにはびっくり。ソウェト＝スラム街という偏見にも似た先入観の間違いを正された思いがしました。わずかな滞在時間と限られた行動半径だけで物足りなさが残りましたが、世界有数の犯罪多発地帯という事情を考慮すれば仕方がないということでしょうか。

南アフリカ１１　ソウェト２

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2012/10/21 - 2012/10/21

149位(同エリア243件中)

#美術館・博物館

キヌちちさん

ヨハネスブルクのソウェト地区に足を運び、1976年の反アパルトヘイト暴動で犠牲になった13歳の少年を記念したヘクター・ピーターソン博物館やマンデラ・ハウスに入場しました。訪れる前は南アを題材にした映画「トッツイ」で描かれていたようなすたれたイメージでソウェトを想像しておりましたが、実際に来てみてきれいな街並みと高級住宅も多いのにはびっくり。ソウェト＝スラム街という偏見にも似た先入観の間違いを正された思いがしました。わずかな滞在時間と限られた行動半径だけで物足りなさが残りましたが、世界有数の犯罪多発地帯という事情を考慮すれば仕方がないということでしょうか。

エリア

ヨハネスブルグ(南アフリカ共和国)

瀟洒な家並みの中にもこのようなバラック小屋がありました。ここは塀で囲われています。
ソウェトの街並み
食料品店です。窓は金属の格子で覆われ、ドアにも鉄格子が取り付けられております。日頃の治安状況が想像できます。
地元のおばさんがバスに向かって手を振ってくれました。うれしいですね。
地元のおじさんも笑顔でバスに向かって手を振ってくれました。うれしいですね。
ソウェトの街並み
食料品店です。
道端に置かれた鉄パイプのモニュメント。楽器の演奏でしょうか？
建物の横にキャベツが栽培されていました。
キャベツ畑の前には大きな絵が飾られていました。
地元のテレビ局でしょうか？Soweto TVと書かれた看板があります。
子供たちが道路でサッカー遊びに興じています。
ソウェト地区のあちこちにナンバーリングした案内看板が設けられていました。左側は⑫THE HISTORY OF SCHOOLING IN SOWETO、右側は⑬AFRIKAANS AS THE MEDIUM OF INSTRUCTIONとあります。
一見、日本の食堂の出前のおじさん風だが、白衣の背中に赤色で十字のマークがあります。
学校です。
壁に絵が描かれていました。
何のポスターでしょうか？
露店ですが、地べたと柵に商品を並べただけです。
土産店。こっちはテーブルの上に品物を陳列しています。
ＬＯＶＥ。ミニタクシーでしょうか？
左側にはＰＥＡＣＥの文字。
２人組の大道芸人が熱演中です。
鳥のような…。
何を表現しているのか分からないパフォーマンスでした。
地名表示板ですが、広告の方が目立っています。
ソウェト地区の代表的風景。元火力発電所です。サッカーに楽器演奏など、にぎやかな絵が添えられています。
ソウェトの街並み
マンデラ・ハウスです。
ネルソン・マンデラ（1918―2013年）
南アフリカ共和国黒人解放運動指導者、政治家。トランスケイのテンブ人の首長の子として生まれる。ウィトワーテルスランド大学法学部を卒業。ヨハネスバーグで弁護士開業（1952〜1956）。在学中アフリカ民族会議（ANC）に入党、その青年同盟を創設。反アパルトヘイト運動に取組む。1952年ANCトランスバール支部長。同年の抗議キャンペーンにより逮捕、さらに1955年の自由憲章採択で国家反逆罪として5年間（1956〜1961）投獄、1962年再逮捕。1964年終身刑となりロッベン島やポールスムア刑務所に収容され、1990年2月釈放。釈放後、ANC副議長に就任、当時の大統領デクラークとの予備会談にANC代表として出席。1991年ANC議長に就任し、以後デクラークと協力して全人種代表が参加した二度の民主南アフリカ会議、さらに多党交渉フォーラムを開き、暫定政府、暫定憲法を作成。それに基づき1994年4月に南ア史上初の全人種参加選挙が実施され、ANCが勝ち、マンデラは大統領に就任。国民党、インカタ自由党と国民統合政府を樹立した。新政府は民族和解・協調政策を進め、黒人・白人の経済格差是正の復興開発計画（RDP）を実施した。1997年12月のANC党大会でマンデラは、議長の座を副大統領のT・ムベキに譲り、1999年の総選挙を機に政界から引退した。2004年公的活動からも引退を表明。1993年デクラークとともにノーベル平和賞受賞（小学館・日本大百科全書より）。
ネルソン・マンデラ氏は2013年12月５日午後８時50分（日本時間６日午前３時50分）ごろ、死去。95歳。
マンデラ・ハウス入り口
入場料金表
マンデラ・ハウス入り口
マンデラ・ハウス入り口
南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラが1963年に逮捕されるまで住んでいた家。当時マンデラが使用した備品も展示されている。
マンデラ・ハウス
マンデラ・ハウス
マンデラ・ハウス
マンデラ・ハウス
マンデラ・ハウス
マンデラ・ハウス
マンデラ・ハウス
マンデラ・ハウス
マンデラ・ハウス
マンデラ・ハウスのリーフレットです。
リーフレットの裏側です。
ソウェトの街並み
子供たちが廃プラスチックボトルに車輪を付けた手作りのおもちゃで遊んでおりました。五十数年前の我が幼少期も竹や木っ端などを活用した手作りのおもちゃで遊んだものですが、忘れていた記憶を思い起こさせてくれました。懐かしく、ほのぼのとした光景に出合い、心が温かくなりました。
そして子供たちの生き生きとした表情がとても印象的でした。テレビゲームやパソコンのゲームに熱中する子供たちにはない人間的で素朴な童心が伝わってきました。これらの子供たちに出会えただけでもソウェトに来てよかったと思った次第です。
廃プラスチックボトルを利用した子供たち手作りのおもちゃ。
ソウェトの街並み
街角の３角公園
ソウェトの街並み
ソウェトの街並み
食料品店です。
ソウェトの街並み
さらばソウェトの街並み。道路沿いにパネルを展示した施設がありました。