秋の東北、温泉巡り旅行（２）子安峡温泉

2012/10/11 - 2012/10/12

紅葉のシーズンを迎え、東北方面の温泉と紅葉の名所を訪ねて３泊４日のドライブ旅行に出かけて来ました。
行程は
１０／１０　磐梯吾妻スカイライン経由岩手県一関の厳美渓温泉泊まり
１０／１１　世界遺産奥州平泉観光　秋田県子安峡温泉泊まり
１０／１２　栗駒山登山　宮城県鳴子温泉泊まり
１０／１３　仙台市郊外の泉ヶ岳登山

今回の旅行記は５部構成にしました。
①秋の東北、温泉巡り旅行（１）世界遺産平泉と厳美渓温泉
②秋の東北、温泉巡り旅行（２）子安峡温泉（本編）
③秋の東北、温泉巡り旅行（３）鳴子温泉と泉ヶ岳登山
④２０１２年紅葉絶景スポット巡り（２）磐梯吾妻スカイラインドライブ編
⑤２０１２年紅葉絶景スポット巡り（３）栗駒山登山編

計画立案当初は栗駒登山口の須川高原温泉か栗駒山荘に泊まるつもりでしたが、2ヶ月前には平日でもすでに予約で満杯でした。やむなく、登山口へのアクセスを考え、厳美渓温泉と子安峡温泉に泊まることにした次第です。子安峡も紅葉スポットとして有名ですが、１１月にならないと見頃になりませんが、栗駒山の紅葉のタイミング優先でやむをえませんでした。

エリア 湯沢(秋田)(秋田)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

子安峡は皆瀬川の渓流沿いの岩の隙間から９８℃の熱湯が吹き出ている大噴湯が見どころです。
平泉から移動し、午後4時に宿にチェックイン。さっそく大噴湯が見られる遊歩道を散策に出かけました。

200段か300段ほどの階段を下って渓流の遊歩道を歩いていくとすぐに岩場から湯煙が昇っているところに出ます。

熱湯が湧き出ている場所もあります。

こちらは蒸気が噴出しています

熱湯がかかる岩肌にも苔（地衣類？）が生えて緑色になっているところがあります。

遊歩道を下流に下っていくと、熱湯の噴出するところはなくなり、遠くに滝が見えてきます。

奥の方に毛一つの滝が見えます

一ヶ月くらい後には、この渓谷は赤と黄色に染まるはずですが、今は青々としています。紅葉シーズンになると、ライトアップもされるそうです。

橋の上から大噴湯を俯瞰

遊歩道入口の駐車場には無料の足湯があります。

今宵の宿、「旅館太郎兵衛」



明日は今回の旅行のメインイベント紅葉の栗駒山登山です。平日でもシーズン中は登山口駐車場が朝から満杯になるというアドバイスを受け、早朝5時に出発することに。宿の気遣いで朝食分の材料で弁当を作ってもらいました。
以下「２０１２年紅葉絶景スポット巡り（３）栗駒山登山編」に続きます。

ロビーには茶室まである

ロビーの様子

夕食。お品書きがないので全部覚えていませんが、地元の珍しいキノコ料理や蜂の子の佃煮（写真左端の青い器に入っている前菜）が印象的でした。右上の黒い鍋（半分欠けている）は比内鶏ときりたんぽ鍋。秋田県というときりたんぽですが、仲居さんの話によると湯沢など県南地方ではきりたんぽを食べる習慣はないのだそうです。ただ、客がきりたんぽを食べたがるので出しているのだそうです。
地元の皆瀬牛の朴葉焼きが美味でした。
部屋食なのでゆったりと味わうことができました。

風呂は大浴場「薬師の湯」（写真）、露天風呂、もう一つの外湯「三宝の湯」、貸切風呂「子宝の湯」と４つあります。大浴場は24時間いつでも入れます。源泉掛け流しで、泉質は良いですが、４つの風呂が離れたところにあるので続けて入ることができず、ちょっと不便です。

泊まった部屋。

早朝5時にチェックアウトしたため、朝食は無し。代わりに朝食用の弁当を作ってもらいました。栗駒山で登り始める前に食べたのですが、まだ暖かくおいしい弁当でした。今回の旅行で泊まった3ヵ所の温泉の中では、ここが一番評価が高いです。