2012/09/19 - 2012/09/24
744位(同エリア1042件中)
ぼ茶さん
3年前にも訪れた中国四川省にある九寨溝・黄龍の旅リベンジ編。
パート6−2は成都編:武候祠と川劇です。
パート1:9/19 成田出発〜成都到着編
パート2:9/20 成都〜川主寺・九寨溝へ
パート3:9/21 たっぷり九寨溝編
パート4:9/21 チベット民族ショー「蔵謎」
パート5:9/22 黄龍へ
パート6:9/23 成都市内観光(パンダ基地)★
パート7:9/23 川劇・成都市内の様子など
時期的に日中関係も悪化している最中の旅行。
そんな中向かった中国の様子も織り交ぜつつ、
素晴らしい景色とパンダと歴史を振り返ります。
ツアー概要:
クラブツーリズム
「全日空成都直行便利用でらくらく!息を呑む美しさ 九寨溝・黄龍と成都 6日間」
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- 中国東方航空 ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
パンダ基地から1時間弱で武候祠到着です。
入場料は20元だそうですが、ここはツアー料金に含まれているのでチケット貰って入場。
武候祠とは元々は「諸葛孔明」を祀った廟の事を指すようですが、ここ成都の武候祠は、明の時代に劉備などの陵墓を移設して整備したそうです(ガイドさんの説明だとそのようです)
三国志に関しては私は演義のエピソードを小説やゲーム経由でいくつか知っている程度なのですが、旦那の方が三国志好きなのでバスを降りた瞬間から既に顔がにやけてました。 -
入口の門にある武候祠を示す碑。
入口を越えると武候祠のガイドさんが日本語で解説をしてくれます。
少し早口なので聞き取りづらかったのですが、ある程度三国志の流れを知っていたので興味深く耳を傾けました。 -
「廟烈昭漢」:逆から読むと漢昭烈廟。
蜀の皇帝劉備の諡号が昭烈皇帝だったのでこの名前なのですね。 -
中に入ると早速劉備像が見えて来ます。
蜀の初代皇帝で庶民的かつ親しまれた人格者として演義では書かれています(ガイドさんの説明も三国志演義ベースのものでした)
劉備(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%89%E5%82%99 -
劉備像から向かって左隣にあるのは劉備と義兄弟の契りを交わした蜀の武将、張飛像です。
目がぎょろっとしていてものすごい形相です。
ガイドさんの説明によると
「この張飛という人、とても強かったデス。でもとてもお酒大好きでした。そして部下にとても厳しい。ある日失敗した部下を鞭で打つぐらい厳しいデス。なので張飛は部下に殺されてしまいマシタネ。でも張飛の娘さん、張飛に似ずとても美人デシタ。なので劉備の息子の劉禅の后になったのデス」
実際知っているエピソードでも、改めて現地の人の口から聞くと新鮮です。 -
劉備像の右隣には関羽像。
中国では諸葛孔明と同じぐらい人気のある関羽。
後世の人間によって神格化され、今では商売の神様としても崇められてます。
(横浜中華街でも確かに見かけたなあ)
三国志の登場人物だとやはり関羽が一番好きだなあ。 -
像のすぐそばには関羽が使っていたとされる青竜偃月刀もありました。勿論模造品です。
いや、小説であれゲームであれ漫画であれアニメであれ、三国志好きな人にはたまらないですね。 -
劉備像と関羽像の間ぐらいに、劉備の孫にあたる劉●(字がよくわからなかったので名前は不明)の像がありました。
ガイドさん説明より
「劉備の息子、劉禅いいます。でも劉禅は、蜀滅ぼしたバカ殿様ですね。だから像はアリマセン。代わりに劉禅の子供が祀られてマスネ」
現地でも見事に暗愚どころか馬鹿殿呼ばわりな上に武候祠からも外された二代目皇帝劉禅。
中国でも嫌われっぷりが酷いです。 -
更に奥へ進むと諸葛孔明の像があります。
中国では劉備よりも諸葛孔明の方が大人気なので、より奥の方で祀られているそうです。
出師表は残念ながら見られず。
他にも武候祠内には蜀で活躍した武将・武官達の像が祀られていますが、時間の関係で像はこれまで。 -
いかにも古代中国を思わせる趣のある造りです。
このまま劉備の墓(恵陵)へ歩きます。 -
朱色の壁と竹林。
この見事な景観ゆえに、よくロケや写真で使われるそうです。
三国志演義は蜀の武将メインで書かれているのもあって、中国では蜀勢力の人気が一番高いようです。
私は学生時代に北方謙三氏著の三国志を読み、主人は吉川・北方三国志どちらも読んでいます。
その後あやふやな知識のまま三国志題材のゲームをやったりはしていましたが、まさかその数年後に成都を訪れる事になるとは思いもしませんでした。
今回は有名な人たちの像しか見られませんでしたが、もしまた来る機会があれば趙雲や黄忠、姜維、馬超などの像も見てみたいと思いました。
改めてまた三国志の本読んでみようかな。 -
劉備の陵墓です。
ここに移設されてから全く盗掘もされていないとか。
ガイドさんの話
「唐の時代、盗人がここに忍び込んで墓を暴こうとしました。そしたら劉備と孔明の霊が現れて碁を打っていました。びっくりして盗人が逃げようとしたら関羽と張飛が現れて盗人をものすごい目で睨み、その場から走り去ろうとしたら雷が落ちて、命からがら帰ったもののその後病気で死んでしまいました。この話が広がってから誰も劉備の墓を暴こうとしませんでした」
めでたしめでたし……(?) -
その後ガイドさんに案内されて美術品が飾られている建物へ。
三国志のざっとした勢力概要を地図を使って説明してくれました。
ツアーの参加者さんのほとんどが三国志はよくわからない、という状態だったのですが、「ここ赤壁です、レッドクリフですネ」と言ったら「ああ、映画のなら知ってる」という感じの反応でした。
ガイドさんの説明はおそらく三国志演義の内容知ってる人向けだったのでしょう、私達は楽しく聞けましたが、全く知識のない人向けにパンフレットとか簡単な説明などのツールがあればいいのになと思いました。
(一応旅行前に送られてきたガイドブックにはありましたが) -
ガイドさんの説明が終わった後は美術品が飾られている部屋へ。
木彫りの関羽像(赤兎馬・もしくは汗血馬に乗っている)が見事だったのでひたすら撮影してました。
ガイドさんは棚にあった翡翠やらガラスで出来た工芸品の説明をしていましたが、私達夫婦は別のスペースにあった三国志的展示物ばかり見てました。 -
「三国武器」と説明されていたものたち。
さすがに本物ではないとは思いますが、弩や盾がありました。
美術品や工芸品の説明をしていたガイドさん、きっとこれらの品も三国志に由来する品なのかなとぼんやり聞いていたら……
「で、これらの品はですね、35万円デス。四川大地震で武候祠もあちこち壊れました。これらの美術品、翡翠の壺など買って頂いたお金は修繕費用になります。ここに来たお客さん、結構買ってくれマス」
結局セールスだったのね、この部屋。
なーんか怪しいと思ったんだよなあ…… -
お土産店内に20分ほど滞在(実際はおそらく何か買ったりするまでドアを開けてくれない、出口に案内されない)。
その間、売られていた三国志武将のフィギュア?みたいなものを見て楽しんでました。1体350元とのこと。
結構かわいらしいですが、元も使い切ってしまったので300円の三国志トランプ(名場面が印刷されている)を買っておしまい。
そしたら直後に出口に案内されました。
さすが商魂たくましいといいますか。 -
入口まで戻るまでの間に、修繕中の箇所を通りました。
本当に地震の影響で崩れてしまったのかはわかりませんが、それなりに手間と年月はかかりそうです。
うーん、お土産買わせて修繕費用に、というやり方は否定はしないけれど、最初から吹っかける値段が大きすぎましたね(笑)
正味1時間滞在で武候祠を後にしました。
夕食を食べるため陳麻婆豆腐店へ向かいます。 -
陳麻婆豆腐店で麻婆豆腐(実に4日ぶり)をはじめとした本格中華料理をいただきます。
やはり油の量、赤さがすさまじいです。
そして味は予想通り「辣」が効いていて痺れる辛さです。
「ご飯と一緒に食べて下さい」というアドバイスに納得。
辛いもの平気な自分でもこれは小鉢に2杯が限界でした。
麻婆ナス(現地は「マーポーナス」というようですね)はとても美味しかったです。 -
そして夕食時サプライズでケーキが。
今月(9月)に誕生日を迎えるツアー参加者の方が三名いらっしゃるということで、添乗員のYさんのはからいで誕生日祝いをすることになりました。
蓮の花のデコレーションがとてもきれいに作られていて、日本でもなかなか見ないデザインだったのでついしげしげと見てしまいました。
味も日本のケーキとさほど変わらず、食後のデザートとして美味しく頂きました。
添乗員さんのお心遣いに大変感謝ですね。
本当によい思い出ばかりが積み重なっていきます。 -
その後オプションで川劇を見る人達だけ劇場前で降車。
前回の旅行時は誰も参加希望者がおらず、自分たちも諦めたので今回ようやく見られそうでよかったです。 -
第1幕。三兄弟VS呂布
先ほどの武候祠でもおなじみの劉備・関羽・張飛が出てきて桃園の誓い(義兄弟の契り)を交わします。 -
その後呂布が登場して三兄弟と戦います。
呂布の頭の触覚(みたいなもの)は呂布のトレードマークなんでしょうか。
気になって調べたら「冠の一種」だそうです。 -
第2幕は呂布と貂蝉。
呂布は暴君と名高き董卓の下で仕えており、董卓の愛妾であった貂蝉とは恋仲でもあります。
この貂蝉をめぐって董卓と呂布は対立し、結局呂布は董卓を殺してしまいます。
ですがこれは元々計画されたものだったという、のが三国志演義における「美女連環の計」です。
この幕では侍女が舞ったあと貂蝉と呂布がともに踊りますが、その度に呂布役の人の頭の触覚が気になって仕方ありませんでした。 -
三幕目は影絵。暗かったので写真はありません。
先ほどの侍女役だった人が指先手先で色々演じていたのは見事。
四幕目〜六幕目はあやふやです。
・写真のアクロバティック芸
(足だけで色々回したりしてました。椅子とか机とか大きな壺とか)
・人形による舞
(人形を動かす人も舞台上に出て一緒に踊るみたいな)
・夫婦漫才
(鬼嫁に虐げられる旦那が色々やらされる系、現地の人はかなり笑っていたのでそれなりに面白かったようです)
あれ、川劇なのにいつの間にか何でもありのショーになってる? -
七幕目は二胡の演奏。
2曲演奏がありましたが、生で二胡の音を聴いたのは初めてだったので感動しました。
本当に音が美しい、強く、けれど伸びやかに響く音というのはこういう音の事なのかなと感じました。 -
最後は川劇いちばんの見どころ、変面。
一瞬でつけている面が変わるという芸なのですが、
ツアーに参加されていた方で以前一度間近で見たことがあるという方ですら「よく仕掛けがわからなかった」という芸。
実際にどんな感じなのかと言いますと…… -
この白い面が……
-
手が下がった瞬間に黄色地の面に変わり、
-
その3秒後にはこうなりました。
このショー、私達は前から2列目で見ていたのですが本当に一瞬で、前にかぶっていた面がどこへ行ってしまったのかもわからず、また仕掛けも全くわかりませんでした。
確かにこれはすごい。
言葉が出ないぐらいびっくりでした。
劇場内の盛り上がりも最高潮です。 -
変面ショーが終わって川劇すべてが終わりました。
色々ごった煮系のショーなのかな?と思ったのですが、やはり通して思い出すとむしろ色々詰まっていてお得だったかなと。
現地の漫才とか日本じゃ見られませんし、二胡の演奏を間近で聴くのもなかなか難しいです。
変面ショーはたまに日本でもやってくれるところがあるようですが、かといって機会に恵まれなければ見る事すら出来ません。
今回、オプションすべて頼んで正解でした。
やはり文化は生で見てみるに限りますね。
盛りだくさんの5日目もこうして終わりました。
明日はいよいよ最終日、日本へ帰る日です。
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