天候に恵まれず残念だった秋のゴールデンサークル。

2012/09/27 - 2012/09/27

夏なのか秋なのか冬なのか行く前はいまいち不明だった9月下旬のアイスランドとフィンランドへの旅。（行ってみたら秋〜冬でした）

過去2回アイスランドに来た際にゴールデンサークルツアーにそれぞれ参加したので、今回でゴールデンサークルは3回目の訪問です。
とりあえずストロックル間欠泉がもう一度見たくての参加です。本音を言えばもっと違ったツアーがあればよかったのですが、微妙にオフシーズンなのでリーズナブルで面白そうなのがなかったというのもあります。

前日にレンタカーで南海岸を走った後になぜ現地ツアー参加？と思われるかもしれませんが、レンタカー1日分＋ガソリン代を考えると現地ツアー参加の方が割安だったという理由で現地ツアーを選びました。
前回はIceland Excursionsのツアー参加でしたが、今回はIGTourという小規模な会社のツアーに参加です。

【旅程】
9/19：成田からFinnairでフィンランドのヘルシンキへ。その後Icelandairのレイキャビク行きの便でレイキャビクへ向かい、市内に行く前にブルーラグーンに寄り道する現地ツアーに参加、その後晴れていたので現地のオーロラツアーにも参加。[City Center Hotel Reykjavik泊]
9/20：昼までレイキャビク市内を観光、午後にAirIcelandのアークレイリ行きに乗ってアークレイリへ。[Icelandair Hotel Akureyri泊]
9/21：ミーヴァトン湖観光の現地ツアーに参加してミーヴァトン湖近くのホテルにて途中下車。[Hotel Reynihlid泊]
9/22：ミーヴァトン湖畔で乗馬。[Hotel Reynihlid泊]
9/23：ミーヴァトン湖周辺をちょっと散策。[Hotel Reynihlid泊]
9/24：バスでアークレイリに戻り、AirIcelandのレイキャビク行きに乗ってレイキャビクへ。[Hilton Reykjavik Nordica泊]
9/25：レンタカーを借りて南海岸を走り、ヨークルサルロン氷河湖近くのゲストハウス泊。[Guesthouse Skalafell泊]
9/26：ヨークルサルロン湖からレイキャビクまで車で戻る。[Laxnes Hotel泊]
9/27：ゴールデンサークルツアー参加。[Laxnes Hotel泊]
9/28：早朝の便でヘルシンキ経由でフィンランドのロヴァニエミ空港へ。そこからバスでルオストへ。[Lapland Hotel Luostotunturi泊]
9/29：ルオストのアメジスト鉱でアメジスト掘り。[Lapland Hotel Luostotunturi泊]
9/30：早朝にロヴァニエミまでバスで戻り、ヘルシンキで寄り道してから帰国。[機内泊]

【使用機材】
カメラ：Sony NEX-5N
レンズ：SEL24F18ZとSEL50F18

エリア ゴールデンサークル周辺(アイスランド)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス レンタカー 自転車 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

私の滞在しているホテルは郊外にあり、わざわざ私一人のためにフレンドリーなツアー会社の方が凄く良いベンツの車でピックアップに来てくれました。
その人はウエストフィヨルド出身で、ウエストフィヨルドはレイキャビクと比べて全てが違うからお勧めだよと言われて夏に来たら行ってみようと思いました。

ピックアップの車で途中のガソリンスタンドでツアーバスと待ち合わせです。バスはフォードの普通の小型のバスでした。

最初に立ち寄ったのはケリズ火口湖。

しかしこの日は天気が悪く寒い。
チラッと見てさっさとバスへ。

次はこの小さな滝へ。

最初の大きな目的地はグトルフォスです。
風が強くて雨もぱらついて滝の水しぶきが凄くて猛烈に寒い！！
今回の旅で体感温度が一番寒かった場所でした。

今回の旅では手袋を持っていくのを忘れたので手が冷たくて辛かった。

この辺は風や水しぶきが当たらず暖かかった。
凄い水しぶきです。

3回も来ると感動は正直ありません。
最初はこの滝凄い！！って圧巻だったのですが、今回は寒すぎてそれどころじゃなかった。

一応近づけるところまで近づいてみます。

IGTourというところのツアーに参加しましたが、小規模なグループでのツアーなので結構スムーズに進みます。

Iceland ExcursionsやReykjavik Excursionsの大型ツアーバスが来る前に観光地に到着するようにしているみたいなので、人が少ない時間に回れるのがポイント。

次は上のビューポイントへ。
レストランに行く前に一応見てきました。

晴れてるとここから綺麗な虹が見えるのですが、今回は曇りや小雨なので残念ながら見えず。

あまりに寒すぎるのでレストランへ急ぎます。
とりあえずスープで軽いランチ。ひとまず暖まります。

ツアーバスに戻ったときに三脚をレストランの席に忘れていて、あわてて取りに戻ったら無事だったのでよかった。

次はゲイシールへ。
間欠泉があるエリアです。

こちらはゲイシール間欠泉。現在はほとんど吹き上がることはないようです。

熱湯が貯まっています。

バスの中で熱いから絶対に触るなと注意を受けました。

こちらが噴出した後のストロックル間欠泉。

ストロックル間欠泉は5分に1回位の割合で吹き上がります。
三脚にカメラをセットして、連射モードで撮影してみました。

こんな感じで吹き上がります。
撮影は結構簡単。あらかじめ連射できる設定にしておいて、吹き上がった瞬間にシャッターを押して連射すればいい感じに撮れてる写真が何枚か撮れるはず。

全体を収めたければ少し下がった位置から見るのが良いかと思います。

何回か吹き上がるのを見ていたら誰もいなくなっていました。
ゲイシールにもお土産物屋があったのでチラ見してたら、アイスランドのフレッシュな空気の缶詰みたいなネタ土産が置いてあった。

最後の目的地はシングヴェトリル国立公園です。

これが地球の割れ目、ギャウです。
貯まった水が透き通っていて綺麗。晴れているともっと綺麗だったのですが、この日はあいにくの天気。

ユーラシアプレートと北米プレートの境目です。プレート同士が年間2cmほど離れていっているということ。

9月下旬は丁度紅葉の季節でした。

公園内を散策。

写真撮影しながらの散策です。

ビューポイントからの景色。
晴れてさえいればもっときれいだったろうに。

しかし、アイスランドに8日間もいて天候が崩れたのは今日だけという奇跡。
全体的には天候に恵まれた旅となりました。

行く前はもっと雨や曇りが多いことを想定していたのでラッキーでした。
なんだかんだでまともな大雨には観光中一度も当たってないし、そういう意味でもとても運が良かった。

ビューポイントはこんな感じ。

ここはアイスランドで初めてというか、世界で初めて民主議会が開かれた場所で世界遺産に登録されています。

前に参加したツアーではこっちのほうには行かなかったのでこんな小さな滝があったのは初めて知りました。

綺麗な水です。
シングヴェトリル国立公園の散策が終わると、国立公園近くのカフェ＆トイレで軽く休憩してレイキャビクへと戻りました。

3度目でしかも悪天候だったので正直感動とかはなかったですが、初めて来たときはとても楽しめたツアーでした。

敢えて小規模なIGTourというツアー会社を選んでみましたが、行く場所や解説の内容はどのツアー会社でも同じという印象。ただし、少人数なのでプライベート感とかは大きなバスで周るツアーよりもあります。
料金的にはむしろ大手より安かったのでそれを考えるととても良かった。