![ドロミテ2日目。<br />今日はバスに乗ってパッソ・ロッレ(ロッレ峠)まで行き、バイタ・セガンティーニを経由して、ムラツ小屋を目指す、長めのトレッキングに出かけます。<br />このコースは「Shorter Walks in the Dolomites」にWALK35として紹介されています。<br />昨日少し足慣らしをした、と言っても大した距離でもなく、いきなりハードなコースで大丈夫かな??と、やや不安を抱えてのスタートとなりました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/71/03/650x_10710377.jpg?updated_at=1406947024)
2012/08/10 - 2012/08/10
468位(同エリア822件中)
でいめくと さん
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ドロミテ2日目。
今日はバスに乗ってパッソ・ロッレ(ロッレ峠)まで行き、バイタ・セガンティーニを経由して、ムラツ小屋を目指す、長めのトレッキングに出かけます。
このコースは「Shorter Walks in the Dolomites」にWALK35として紹介されています。
昨日少し足慣らしをした、と言っても大した距離でもなく、いきなりハードなコースで大丈夫かな??と、やや不安を抱えてのスタートとなりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
-
旅の全体像はこちらから。
http://4travel.jp/traveler/-196-196-196-196/album/10700535/
おはようございます。今は7時ちょうど。
ホテルの朝食は7時30分から。
しかしパッソ・ロッレ行きのバスは7時32分発なのでスキップして出かけることにします。
雲と重なっている尖がり山が昨日上ったロゼッタ(2743m)。 -
ホテルの階段を下りたところに「ご自由にお取りください」的にリンゴがカゴに盛られているのを一つ頂き、それが朝食代わり。。。
ではホテル・ヴィエンナを出発! -
バス・ターミナルまで歩いて7-8分。
パーレの山々は朝は逆光。 -
右奥を見てびっくり。
サン・マルティーノより標高が低いところは雲の中のようです。 -
バス・ターミナルに到着。
このバスは7時30分発のベネチア直行のようです。
しばらくしてパッソ・ロッレ方面行のバス到着。
ここで下りたのはほぼ全員他の村からお仕事でやってきた方ばかりでした。 -
7時52分バスはパッソ・ロッレに到着。1.8ユーロ。
トレッキングのスタート地点まで少し戻ります。 -
どこからスタートかな?と思いきや、予想を裏切る大行列発見。
どう見てもバイタ・セガンティーニ方向に行く感じでしたので、ついて行くことにしました。 -
しばらく上った場所から、バスを降りたパッソ・ロッレを振り返って。左寄りの建物のあたりがそう。
「Shorter Walks in The Dolomites」にはバイタ・セガンティーニまでのチェア・リフトがあるように出てますが何故か運行してませんでした。 -
カパンナ・チェルヴィーノを通過。
チェルヴィーノってマッターホルンのイタリア語名と同じ。
チモン・デラ・パーラがマッターホルンと同じ尖がりの山なのが関係してるのかな? -
更に緩やかな傾斜を上った場所から西側を望んで。
カパンナ・チェルヴィーノが遠くに見えます。 -
出たっ!チモン・デラ・パーラ(3184m)!
サン・マルティーノにやってきたのは、これが本命。
この尖がり具合が堪らない。
残念ながら朝は真逆光。。。 -
8時35分バイタ・セガンティーニ(2170m)に到着。
団体さんご一行はここで一旦集合してました。
彼らが向かうのは同じムラツ小屋方向でした。 -
上着を脱いでいるうちに団体様ご一行が出発。
-
団体さんを見失わないように自分も出発。
ナンバー710を辿って、目指すはムラツ小屋。 -
これから行く先を見渡せる場所にやって来ました。
一旦緩やかな坂道を200mほど下った後、左側の鞍部まで一気に600m上ります。
うっへ〜〜〜!ちょっと大変そう。 -
チモン・デラ・パーラ(右)とチマ・デッラ・ヴェッツァーナ(中央:3192m)
-
気持ちのいい草原の中をゆるゆると下ります。
途中ショートカットの道もあります。 -
角度を変えて、チモン・デラ・パーラ
-
前の砂地のところを越えた後、タールが漏れたような跡?の岩の下を右上側に上り、上った後に回り込むように左上側に進んだ場所がパッソ・ムラツ(ムラツ峠)。
目指すムラツ小屋はその更に奥にあります。 -
せせらぎを越えて更に進みます。
チモン・デラ・パーラが角度を変えて違った風に見えてきました。 -
看板には「ムラツ小屋まで2時間」
いよいよここから600mの上り。。。
遅れないようについて行こうっと。 -
前にはこんなに沢山のトレッカー。
ざっと35人位います。 -
少し上った場所で西側の方向を見ながら休憩。
中央の緑の山はコスタッツァ(2290m)。
その左下の峠のところにバイタ・セガンティーニがあります。 -
こっちは北西方向。
反対側の急峻な岩山たちとは対照的な穏やかさ。 -
ムラツ小屋まで、あと1時間。やっと半分かー。
-
タールの岩を越えたら、更に上にある、また別のタール岩を目指します。
岩山の左下がパッソ・ムラツ。
団体さん達、歩くの早い〜。 -
11時ちょうどにパッソ・ムラツ到着。
やっと着いたよ〜。 -
実質一発目のトレッキングが一番ハードなやつになってしまったけど、なんとか上りきれました。
峠の奥が上ってきた方向。 -
団体さん達は峠で一旦集合した後、ムラツ小屋の方向ではなく、さらに上ってモンテ・ムラツ(2906m)を目指すようです。
ここから更に300mも上るなんて、強者だー。 -
パッソ・ムラツから50mくらい反対側に下ったところにあるムラツ小屋。
道なき岩の上を下っていきます。 -
ムラツ小屋(2571m)に到着。
-
休憩するトレッカーもわずかしかいません。
あれっ?標高2560mって書いてある?
どっちが正解? -
ムラツ小屋越しのパッソ・ムラツ(左奥)
-
ムラツ小屋のメニュー。よく分からないけど、とにかくスープ!
ズッパ・ドルゾというのを注文。 -
出てきたのがこれ。大麦のスープでした。8.5ユーロ。
たいへんおいしゅうございました。
このあとエスプレッソ(1.5ユーロ)も頂き、満足できました。 -
これは東側、チマ・ディ・フォコボンの峰々。
お腹も膨れたし、さあ、ゆっくり戻ることにしよう。 -
パッソ・ムラツに戻ってきました。
これから下っていく西側方向を望んでいます。 -
いつものことながら、下りは快調。
岩だらけの場所に彩りを添える花たち。
足を止めて、見る余裕もできます。 -
北側には晴れ間が。大きな岩の麓を進みます。
-
不意にトレイル・ランナー達に追い越されます。
彼らは上りも走ったのかな? -
少し晴れ間が広がってきた?
振り返っての風景。 -
ジグザグ道が続きます。よく上ってきたもんだと感心する。
-
麓まで下ってきました。
バイタ・セガンティーニ方向は綺麗な緑が広がります。
岩山とのコントラストで余計に綺麗に見えます。 -
バイタ・セガンティーニまであと40分
-
雲は高い山でひっかかるようで、低い山の方向はずっと晴れてました。
-
下ってきた方を仰ぎ見て。
よく上ってきたな〜。 -
左の山がモンテ・ムラツ
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帰りの時刻になってやっとパーレの山々に日が当たってきた。
これはチマ・ディ・ブレロニ(3130m) -
そしてチマ・ディ・ヴェッツァーナ(3192m)。
もくもくした雲がとてもきれいです。 -
左にモンテ・ムラツ(2906m)と右にチマ・ディ・ブレロニ。
鞍部のところがパッソ・ムラツ。 -
チモン・デラ・パーラ(3184m)。
尖がり方がかっこいい。 -
14時20分バイタ・セガンティーニに戻ってきました。
-
これぞパーレ・ディ・サン・マルティーノの名峰たち。
なんとか少しだけ晴れ間が覗いた。 -
カプチーノで一息。2ユーロ。
注文で並んでいる間、席でいたお客たちが地元?の歌を全員で合唱して盛り上がってました。 -
小屋越しのチモン・デラ・パーラ
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雲がなくなるのを結構待ちましたが、これ以上晴れてくることはなく。
逆に小雨がぱらついてきたので、名残惜しくもパッソ・ロッレに戻ることにしました。 -
カパンナ・チェルピーノが見えてきました。
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振り返ると、もくもくした雲の間から、チモン・デラ・パーラの先端だけが見えていた。
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パーレの山々はほとんど雲の中。
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パッソ・ロッレのトレッキング・スタート地点に戻ってきました。
右側に進むと峠の中心部です。 -
シールで字が見えづらい。
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ここのお店でビールを飲みながら休憩。
あれ?そのうちに晴れてきたよ。 -
これはカステラッツという山
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こんなに晴れてきたのに、峰々たちにだけ大波のような雲が襲い掛かる。
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と、またもやチモン・デラ・パーラの先端だけが顔をのぞかせていた。
このあと17時12分のバスでサン・マルティーノの街に戻りました。1.2ユーロ。 -
約20分でサン・マルティーノに到着。
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ちょっと街の教会に寄ってみましょう。
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ところが、ちょうどミサの最中。
外から一枚だけ撮らせて頂きました。 -
サン・マルティーノの街を少しぶらぶら。
左の山がロゼッタです。
晴れていたら、夕暮れ時に山々が赤く染まるのが見えるんだろうな。
次の機会には見てみたい。 -
ホテルには18時に戻ってきました。
少し休憩のあと19時30分からハーフボードの夕食。
まずは前菜。 -
プリモはリゾット。
やっぱりこのホテルの料理は外れがありません。 -
セコンドはビーフ。
ソースが絶妙でした。 -
締めのデザートはチョコレートのババロア。
中はムースになってました。
これもほんとにおいしい!
料理を食べるためだけでも、またこのホテルに泊まりたくなります。 -
ホテル・ヴィエンナのフロントデスク。
この日は早めに就寝しました。 -
明日からはいよいよコルティナです。
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