2012/09/08 - 2012/09/08
2637位(同エリア4063件中)
ひろかわさん
一回は上陸してみたかった軍艦島。
相変わらずの(?) 日帰り強行軍でしたが、上陸を無事果たしました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
三島発 6:26の始発のこだま800号で羽田空港へ。
土曜日の朝の新幹線は空いてます。 -
8:30発のANA 661便で長崎に。
長崎空港は2年ぶりくらいでしょうか。
トラブルなく時間通りに到着。
空港の入り口からリムジンバスで長崎市内に。
ちょうど長崎港ターミナル付近のバス停に停車したので、
そそくさと降りて、一路ターミナルへ。 -
13:00発のやまさ海運の便を予約していたのですが、
チケットの販売は12:00、乗船は12:40からと。
到着したのは11:20・・・中途半端だな。
しかも今回は、軍艦島しか調べてこなかったので、
町歩きしようにもどこを歩いてよいやら全くわからず・・・
しかたないから船をとってみました。
どうやらこれは長崎港めぐりの観光船らしい。 -
で、今日お世話になるマルページャ号。
-
近くを歩いていたら出島を見つけました。
結構楽しそうな雰囲気でしたが、入るまでの時間と心のゆとりがなく、入り口だけパチリ。 -
ターミナルの向かいにあるYoumeタウンでうろうろしていたら12時に。
窓口のおねーさんに「予約していた鈴木といいますが・・・」
と言ったものの、あまり予約を確認する様子もなく、
チケット販売してくれました。
まあ席が余っていたからだろうね・・・
誓約書、プリントアウトしたのを忘れていったのですが、
カウンターに大量においてあったので、別に大丈夫でした。
よかった、よかった。
港の中に軍艦島の模型があり。
病院、しかも隔離病棟まであったのね・・・と
また新鮮な驚き。
しかし、実際に模型で見ると、すごい建物の密度だな・・・
それでも時間が余ったので、Youmeタウンのユニクロでレインコートを購入。これがあとで役に立つことに。 -
12:40頃より乗船開始。
あんまり人も並んでなかったので、なんだがらがらじゃん、と
思っていましたが・・・
途中から大量の団体客がやってきて、ほぼ満席に。
13:00、ほぼ時間通りに出航。
さらば、長崎港。 -
おすすめは、ずばり2階の右後方です、という記述を
どこかのサイトで見ていたので、2階の後方席をGET。
長崎港の中をいろいろ案内してくれます。
これは長崎の女神大橋。
船の上から見てる限りでは、あまり交通量がないようにみえましたが・・・余計なお世話? -
長崎港付近は造船が盛んらしい。
2隻のイージス艦の修理をしていました。
写真はどこかの建造中の船。
船首に「HORAISAN」と書いてありました。
あとで気づいたのですが、カメラの撮影モードの選択を間違えて、
なんだかピンぼけしています。 -
港から、外海に出ると船がゆれる、ゆれる。
30分ほど乗っていると、軍艦島が見えました。
一同、結構興奮しています。
なんやら放送で注意事項をいろいろ言っているのですが、
皆さん興奮していてまるで聞こえず。
伝え方、もうちょっと考えた方がよいかもね。
(それとも、聞こえなくても差し支えないような話?) -
おぉお・・・見えてきた、見えてきた。
しかし、結構揺れています。
ちゃんと上陸できるのでしょうか? -
桟橋が近づいてきます。
ドキドキ・・・ -
無事着岸!
そそくさと上陸します。 -
建物だけがある印象だったのですが、案外小高い丘がありました。
丘の上にも建物・・・
ガイドの方が、3カ所の見学場所で島について説明してくださいます。 -
実際に上陸してみて、
一番気になったのは、風化がすすんでいるな、ということ。
先日の台風で、見学場所の手すりがぐにゃりと曲がっていたり、
本当に厳しい自然環境なのだとわかりましたが、
このままだとただの瓦礫の山になるのも時間の問題のような・・・
しかし、人の住まないこの島を修繕するのは、
なんだか本末転倒のような気もするし。 -
あまり廃墟の写真ばかり載せても仕方ないのですが、
そもそも廃墟ツアーなのでお許しを。
外壁(防波堤)がすごく高いです。
でも、これも風化が進んでいます・・・
壊れたら修繕するのでしょうか? -
1時間ほどの見学時間を終えて、再び船に乗り込みます。
さらば軍艦島。 -
で、今度は反対側に。
こちら側はまるで進入できず、船からになってしまうのですが、
このあたりからの風景が、もっとも「軍艦」に見えるのだそう。 -
軍艦島が遠くなってきます。
雨にかすむ軍艦島・・・
船に乗ってから、雨がひどい土砂降りに。
みんな船内に移っていきましたが、雨カッパを着込みながらずっと
2階にとどまってました。
で、30分ほどで無事長崎港に到着。
3時間ほどのツアーは無事終了しました。 -
空港の本屋で、軍艦島の遺産という本を見つけたので読んでみました。
軍艦島で幼少期を過ごした筆者の生活が事細かに書かれていて、
いささかセンチメンタルな感じもありましたが、
当時の光景がいきいきと蘇ってくる感じでした。
軍艦島を見学しながら、どんな生活をこの島の中で送っていたのだろか・・・と思っていたので、そういう意味では非常に参考になりました。
ただ、観光地としての魅力、と純粋にかんがえたとき、
あるいは世界遺産として何が軍艦島のOnly oneなのか、を考えると、
それが海の上、しかも小さな島の上にある、という以外には
あまりないのではないかと思ってしまう。
また、再び行きたいと思うか、といわれると、
現状ではリピーターの獲得する魅力にも乏しい。
建物の風化のことを考えても、10年後も、20年後も意義のある
遺産になるためには、いろいろと解決しなければならない
問題が多いかもしれない。
と、最後少し辛口に言ったのは期待の裏返しということで・・・
結構個人的にはおもしろかったです。
昭和30年代の生活をもっと見たかった・・・
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