2012/08/12 - 2012/08/12
7位(同エリア171件中)
エンリケさん
ブルガリア旅行3日目。
この日は、世界遺産でもあり、ブルガリアでいちばん有名な観光スポット、リラの僧院へ。
ソフィアからガイドツアーで南へ約65km離れた山中の僧院を目指します。
のどかな道を3時間かけてたどり着いたその先には・・・極彩色の世界に包まれた静かな僧院の姿がありました。
<旅程表>
2012年
8月10日(金) 成田→ソウル→モスクワ→ソフィア
8月11日(土) ソフィア
○8月12日(日) ソフィア→リラ→ソフィア
8月13日(月) ソフィア→プロヴディフ
8月14日(火) プロヴディフ→ヴェリコ・タルノヴォ
8月15日(水) ヴェリコ・タルノヴォ→ヴァルナ→ブルガス
8月16日(木) ブルガス→ネセバル→ブルガス→
8月17日(金) →イスタンブール
8月18日(土) イスタンブール→
8月19日(日) →ソウル→成田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空 アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8月12日(日)
この日はブルガリア観光のハイライト、リラの僧院をガイドツアーで巡ります。
7時に起きてテレビをつけてみると、早朝にもかからわず、民族衣装を着た人々による楽しげな歌合戦(?)の番組が放送されていました。
思わずハマってしまってパチリ。
インド旅行の時もそうでしたが、こういう民族的な番組には惹かれてしまいますね・・・。 -
こんなチアリーダーのような格好をした女性陣によるバックダンスも。
しかしこんなピチピチな民族衣装があるわけはなく、明らかに男性視聴者へのサービスでしょうかね(笑)。 -
こちらは正統派民族衣装の男性二人組による落ち着いた歌声の合唱。
帽子の花飾りがかわいらしいですね。
さて、予め日本で申し込んでおいたリラの僧院ツアーのガイドとは9時にホテルの前で待ち合わせなので、それまで前日と同様に聖ネデリャ教会や聖ペトカ地下教会などをぶらぶらして過ごします。 -
時間通り9時に迎えに来てくれたガイドは日本人の方。
ソフィアからリラの僧院に行くには、公共交通機関だとバスが1日1往復しかなく、それだと慌ただしくなりそうだったことから、車をチャーターしてのガイドツアーを選択。
ガイドツアーだと英語ガイドが一般的ですが、前年にペルーのアレキパでサンタ・カタリナ修道院の英語ガイドツアーに参加したとき、宗教的な用語がちんぷんかんぷんで苦い経験をした思い出があるので、値段が倍以上しましたがここは思い切って日本語ガイドを選択。
ガイドの方は仕事がきっかけでブルガリアを好きになり、退社後この国に住むようになったとのことで、社会主義時代のことなど、道中いろいろな話を聞くことができました。 -
ガイド車はソフィア市内でもう一人、一人旅の日本人の男性をピックアップして、3人でリラの僧院を目指します。
ガタガタと運転しづらい市内の石畳の道を抜けると、なだらかな丘陵が続くのどかな風景になってきました。
ブルガリアはヨーロッパの中では南部に位置する国ながら、不毛な赤茶けた大地の目立つスペインとは違って緑が多い印象です。
リラの僧院はソフィアから南へ直線距離で約65km。
途中休憩をはさみつつ、こんな景色を眺めながら3時間の道のりを走っていきます。 -
11時30分、幹線道路からこんな一本道へ入り、さらにのどかになってきました。
日本の田舎道のようですね。 -
そしていよいよリラの僧院も近くなり、曲がりくねった山道を登っていきます。
こちらもなんだか日本の山道を思い起こさせます。
・・・ブルガリアはヨーロッパでは珍しく水道水の飲用が可能だそうで(ただし管が老朽化しており注意が必要)、日本と同じく自然が豊かなんだなという印象です。 -
12時、山道を登り詰め、ソフィアからちょうど3時間でリラの僧院(東門)に到着。
駐車場はブルガリアナンバーの車でほぼいっぱいで、僧院の入口はマイカーで来たたくさんの観光客で賑わっていました。
リラの僧院の標高は1,150m。
標高550mのソフィアよりも600m高く、辺りは高原のさわやかな雰囲気に満ちています。
早速、アーチの上に描かれた神の目が見つめる門をくぐって中へ入ります。 -
東門から中に入ってみると、四方を城壁のような建物(僧房)に囲まれた石畳の中庭は、すでにたくさんの観光客でいっぱい。
早く僧院に描かれた色鮮やかなフレスコ画を見たい!とはやる気持ちを前に、ガイドがまず4階建ての僧房の一角にある博物館に案内してくれました。 -
博物館内は撮影禁止。
イコンや聖書、法衣などの数々の歴史的法具が展示されており、ブルガリア正教におけるこの僧院の歴史的重要性を感じることができました。
なお、この博物館のいちばん奥には、ガラス張りのケースの中、この僧院で最も有名な“ラファイルの十字架”が展示されています。
この縦81cm、横43cmの木彫りの十字架は、18世紀末から19世紀初頭にかけてこの僧院で暮らした修道士ラファイルが製作したもので、表裏両面に針を使って彫ったという聖書の104の場面、650人もの登場人物が描かれている、篤い信仰心と細かな技術を感じさせるものです。
ラファイルは修道生活のかたわら、12年の歳月をかけてこの十字架を作ったそうで、1802年に完成した時にはほとんど目が見えなくなっていたそうです。
この後、ガイドのツテで、博物館のおばさんから鍵を借りて、普段は非公開の僧房の一室を見せてもらいました。
修道士は潤沢な寄附や教会税をもとに、けっこうリッチな生活をしていたとか・・・。 -
興味深い博物館でかなりの時間を過ごしてしまったため、再び中庭に出たのは13時、すでに1時間が経過していました。
中庭の中央にある赤と白の縞模様が特徴的な聖母教会は、裏側から見るとどっしり重厚感があります。
・・・このリラの僧院、もともとはブルガリアがキリスト教化されたばかりの第1次ブルガリア帝国(681-1018年)時代の10世紀に、イヴァン・リルスキ(876-946頃)という修道士がこの地を修行の場として選んだのが始まりでした。
第2次ブルガリア帝国(1185-1396年)時代の13世紀になると、アトス山やイェルサレムへの巡礼道に位置していたこの場所に、巡礼者のための宿泊施設が建てられるようになり、皇帝(ツァール)や貴族の寄進を受け、森林や畑、23もの村々など広大な領地をもつようになりました。 -
緑の山に囲まれた赤と白の修道院。色彩のコントラストが美しいですね。
・・・14世紀末に第2次ブルガリア帝国を滅ぼしたオスマン帝国の時代になると、僧院はもともとキリスト教徒に寛容であったオスマン帝国から人頭税などの納税を条件に自治を認められ、都市から遠く離れた山中にあったことも幸いして、500年もの被支配期間、正教会の文化とブルガリア人のアイデンティティを維持することができました。
こうした歴史から、今でもこの僧院はブルガリア人にとって大切な心の拠り所となっているのだそうです。 -
聖母教会の一角には19世紀に活躍し、この僧院の院長も務めたバンスコ出身の修道士、ネオフィト・リルスキ(1793-1881)の墓所もありました。
彼はブルガリア語初の文法書を著し、僧院に属する教会に学校を設立して自らもブルガリア語、数学、地理を教えるなど、ブルガリアの教育に多大な貢献をしたことで知られています。
リラの僧院はこのように、オスマン帝国支配下における民族主義勃興期の19世紀において、ブルガリア人としてのアイデンティティを養うための教育についても大きな役割を担っていました。
そんな僧院ですが、1833年、厳寒の1月13日深夜に発生した大火事により、中庭にあったフレリョの塔を残してほとんどの建物が焼失してしまいました。
この知らせはブルガリア全土にもたらされ、オスマン帝国からの独立を目指す人々にとって精神的支柱となっていたこの僧院の再建のため、国中から多額の寄付が寄せられました。
こうしてブルガリア中の多くの人々の協力のもと、1870年までにはほとんどの建物が再建され、“民族復興様式”と呼ばれる壮麗な建物は現在に至り、1983年には世界遺産に登録されることとなったのです。 -
さて、聖母教会の脇の入口から、色鮮やかなフレスコ画で有名な回廊に入ってみます。
すると・・・外壁の壁から柱、アーチ、天井のドームに至るまで、周り中が極彩色の宗教画で覆われており、ものすごい迫力!
ガイドの説明も聞かずに写真を撮りまくりです(笑)。
・・・この写真の右下に見えるのが10世紀にこの僧院を設立した修道士イヴァン・リルスキ。
亡くなった後、彼の遺体はソフィアやハンガリーのエステルゴム、ヴェリコ・タルノヴォなどを転々とし、15世紀になってやっとこのリラへ戻ってきました。
そして現在、彼の左手は聖遺物としてこの聖母教会のイコノスタシスの前に安置され、老若男女問わずたくさんのブルガリア人がそれを見て奇跡にあやかろうとこの僧院を訪れるのだそうです。 -
上を見上げるとドームには鮮やかなキリストが。
-
こちらのドームには聖母子像・・・。
-
壁には対峙する天使と悪魔の様子が何場面にもわたって描かれていました。
-
こちらの壁には聖母子を中心にたくさんの聖人の姿が描かれています。
-
アーチの上にはこんなふうに極彩色の世界が広がっています。
白と黒の縞模様の外観からは想像もできない鮮やかさ! -
こちらはやけに明るい聖母マリア様。
しかし、その下には悪魔にいじめられる地獄の餓鬼のような恐ろしい絵も・・・。
これらのフレスコ画は、1833年に焼失したこのリラの僧院を再建する際、ザハリ・ゾグラフをはじめとする当時を代表するイコン画家たちがほぼ無償で描いたとされ、芸術的価値も高いのだそうです。 -
教会内への入口の周りもびっしりフレスコ画で埋め尽くされています。
-
入口の上のドームに描かれているのはやはりキリスト・・・。
-
こちらのドームは若いキリストでしょうか?
-
天井のドームがキリストや聖母マリアが描かれる天界だとすると、側面の壁の上部は地上界、そして下部は悪魔がはびこる地獄界ということなのでしょう。
-
こちらの壁画はブルガリア版“最後の審判”。
天井に近いアーチにはキリストが坐し、その下の左側に天国へ向かう雲に乗った人々、右側に地獄の魔物に飲み込まれていく人々が描かれています。
なんとも迫力のある絵です。 -
その上にはこんな聖母子像。
やっぱり上には天国が待っているのですね。 -
観光客は皆この極彩色の壁画に圧倒され、足を留めっぱなしです。
-
さて、写真を撮るのもいい加減にして、そろそろ教会内部へと入ってみます(内部撮影禁止)。
正教会らしく薄暗くすすけた感じの教会内は、ブルガリア中から集まったたくさんの信者でいっぱいで、それぞれがロウソクを捧げるなどして独自の祈りを行っていました。
・・・先にもふれたように、黄金のイコノスタシスの手前にはこの僧院の創始者イヴァン・リルスキの左手の入った箱があり、司祭が開け閉めを管理する中、信者たちが列をなしてその聖遺物を見ようと並び、祈りを捧げているさまが深く印象に残りました。 -
薄暗い教会内から中庭に出ると、一転として気持ちの良い青空。
穏やかな日の光に照らされて、僧院の建物もより美しく見えます。
・・・下界から遠く離れたこの僧院自体が一種の楽園のようでもあります。 -
こちらにそびえるのは1833年の大火災の際、唯一焼けずに残ったフレリョの塔。
高さ23mのこの塔は、1335年にセルビア貴族フレリョの寄進によって建てられたもので、当時のままの姿を今に伝えています。
聖母教会の極彩色のフレスコ画とはまた一味違った、パステルカラーのフレスコ画が美しいですね。
現在は塔には昇れず、1階部分がイコンや絵葉書などを売るお土産屋として使われているのみになっています。 -
中庭を引き返し、聖母教会の正面にまわってその美しい姿をパチリ。
この日は天気にも恵まれて、すがすがしい山中に映えるリラの僧院の美しい写真が撮れました。 -
僧院のバックにそびえる青々とした山も美しいです。
-
こうしてみると、リラの僧院が四方を山に囲まれているのがよく分かりますね。
-
13時30分、僧院内での1時間半の観光を終え、再び東門を通って車に戻ります。
おつかれさまでした!
門を出たところにある堀にはこんなふうにきれいな水が流れており、これまたすがすがしい気分にさせてくれます。
なんだか日本の観光地のような風景ですね。 -
この時間帯も続々と僧院にやってくる人々が。
本当にリラの僧院はブルガリアで集客力ナンバーワンの観光地ですね。
ちなみにこの写真の正面奥にある石造の建物はレストランのようでしたが、観光客が列をなしていて、とても入れそうにありませんでした・・・。 -
緑に囲まれた僧院の外で休む人々。
見知らぬ国に旅行に来ていることを忘れさせてしまうような、のどかで平和な風景です。 -
14時、リラの僧院からソフィアへの帰り道、ガイドなじみのドライブインで昼食です。
青空が一層気持ちよくなってきました。 -
選んだのは渓流を見下ろすことができるテラス席。
ここもまた、日本の山あいの村の風景のようですね。 -
注文したのは有名なマス料理とキョフテ(ミートボール)とケバブチェ(キョフテを細長くしたもの)。
前日はまともなブルガリア料理を食べられなかっただけに、大満足でした。
マスは少し生臭い感じもしましたが、まあ美味しかったです。
お代はビールやガイドへのお礼(おごり)、チップも含めて26Lv(1,300円)。
観光地だから高いかなと思っていたら、それほどでもありませんでした。 -
15時、食事を終えて帰路につきます。
車窓には相変わらずのどかな風景が広がっています。
・・・今回のガイドツアー、日本人のガイドということで、少し値は張りましたが、現地のことやブルガリアから見た日本など、いろいろな話が聞けて勉強になりました。
一生に一度しか行くことのないような国ですから、観光費用をあまりケチらず、こういうガイドツアーも効果的に使っていきたいですね。 -
さて、車は18時にソフィアのホテルの前に無事到着。
お世話になったガイドとはこれでお別れ・・・おつかれさまでした!
ホテルで少し休んだ後の19時30分、この日は天気も良かったので、前日に撮れなかった夕焼けのマジックアワーの写真でも撮ろうと、まずはアレクサンダル・ネフスキー大聖堂を目指します。
でこぼこの石畳の道を踏みしめながら行ってみると・・・正面に西日をたっぷり浴びたブルガリア一の大聖堂が、青空をバックに雄々しい姿を披露していました。 -
正面右側にまわってパチリ。
日暮れ前の澄んだ青空と、ほんのり黄色く染まった大聖堂の白い壁のコントラストが何とも言えませんね。 -
今度は左側から。
夕日を浴びた重厚感あふれるネオ・ビザンティン様式の大聖堂。
アレクサンダル・ネフスキー大聖堂を撮るなら、正面に西日が当たって輝く夕暮れの時間帯がお薦めです!
・・・夏は夕暮れの時間が遅いので、見どころの少ないソフィアの街で待つのに根気が要りますが(笑)。 -
聖ニコライ・ロシア教会も、てっぺんの黄金の葱坊主型ドームに夕日が差して、輝きを放っています。
-
マリア・ルイザ通りのバーニャ・バシ・ジャーミヤも、天高くそびえるミナレットに西日が当たり、真っ赤に輝いて見えます。
・・・どの建物も、夕日が当たった時の美しさを計算して建築されたように見えますね。 -
聖ネデリャ教会のドームにも当然のように西日が差しています。
しかし、ソフィアの中心部は相変わらず車や人の通りが少なく、寂しい感じです。 -
そういえば、バーニャ・バシ・ジャーミヤの道路を挟んだ向かいには、何やら壮麗な石造の建物が。
何かと思ってガイドブックをめくってみると、“セントラル・ハリ”という1910年に建てられたかつての中央市場だそうで、現在はショッピングセンターとして庶民の足を集めているそうです。 -
寂しげなソフィアの中心部でも賑やかなところがありそうだと思い、セントラル・ハリに入ってみますが、どうやら20時で営業を終了したらしく、がらんとした雰囲気・・・。
うーん、もう少し早く気づいていれば・・・。 -
ホテルへの帰り道、今度は旧共産党本部が真っ赤に。
・・・この日は至るところで夕焼けを楽しむことができ、大満足でした。 -
最後に・・・21時をまわってようやく暗くなった頃、ソフィア最後の記念に、アレクサンダル・ネフスキー大聖堂の夜景を撮りに出かけます。
周りは人通りが少なく、ちょっとコワい雰囲気でしたが、見事にライトアップした姿を披露してくれました。 -
重ねてになりますが、ブルガリアの首都ソフィア、どこか寂しさを感じる街でしたね・・・。
さて、翌日はソフィアを発って、ブルガリア第二の都市、プロヴディフに移動します。
首都がこんな様子では、これからもこんな寂しげな街が続くのでしょうか??
(ブルガリア4日目=プロヴディフ観光に続く。)
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この旅行記へのコメント (8)
-
- hitchcockoさん 2014/03/14 04:35:32
- はじめまして。
- エンリケさん
はじめまして。
来週からブルガリアに行くので、ブログの情報とても参考にさせていただいてます。
リラの僧院、とても美しいですね。是非行ってみたい!
そこで質問なのですが、リラの僧院のツアーはどちらで申込みされたのか教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
- エンリケさん からの返信 2014/03/15 22:11:41
- 参考にしていただき、うれしい限りです。
- hitchcockoさん
こんばんは。来週からブルガリアに行かれるのですね!
わたしの行ったのは8月の暑い盛りでしたが、3月の春間近のブルガリアも趣がありそうですね。
さて、お尋ねの件ですが、
わたしはリラの僧院ツアーを、“Alan1.net”(現VELTRA)という、海外現地オプショナルツアー専門サイトで申し込みました。
【世界遺産 リラの僧院 1日観光ツアー<ソフィア発>】
http://www.veltra.com/jp/europe/bulgaria/a/12352
日本語ガイドの方は値段は高めですが、わたしのときは、社会主義時代のブルガリアに仕事で派遣になっていて現在はリタイアされた日本人のかたがドライバー兼ガイドを勤めてくれて、豊富な知識に基づいた話が聞けてよかったですよ。
(少々おしゃべりすぎるところもありましたが・・・。)
日本人にとってはそうそう訪れる機会のない国ですから、こういうところはあまりケチらずいいガイドをお願いしたいですよね。
ブルガリア旅行、ぜひ楽しんでいただいて、帰国したら素敵な旅行記を作成してくださいね!
-
- arichuさん 2013/10/27 22:24:53
- 宗教建築物。
- こんばんは。
極彩色の世界、キリスト教の教会でもあるのですね。
アジアの仏教寺院なんかもこれでもかと壁画で埋め尽くされているところがあるので、しかも、上部が天界で下部が地獄という構造も同じで興味深かったです。
所変わってもヒトの考えは似てくるものですかね、それともシルクロードを通って絵の構造なんかの交流があったのでしょうか。
トルコで沢山目にしたモスクの形が、何だか全て教会なのが不思議でした。
アヤソフィアも元は正教会、ビザンツの様式(詳しくなく、間違っていたらスミマセン)なのですね。
それにしても、写真からもソフィアの寂寥感が伝わってきます。
もう少し賑わうとよいのでしょうが、やはり経済情勢はそう簡単にどうにか出来ませんね。。。
- エンリケさん からの返信 2013/11/02 13:19:11
- ご訪問ありがとうございます。
- arichuさん
こんばんは。ブルガリア旅行記にご訪問ありがとうございます。
ブルガリアは地理的にアジアに近いせいか、また、かつてオスマン帝国に支配されていたこともあってか、どことなく西欧の雰囲気とは違うアジアっぽい印象も受けたところです。
arichuさんのおっしゃるとおり、アジア世界との交流を通じて文化も影響を受けていたのでしょうね。
> トルコで沢山目にしたモスクの形が、何だか全て教会なのが不思議でした。
> アヤソフィアも元は正教会、ビザンツの様式(詳しくなく、間違っていたらスミマセン)なのですね。
アヤソフィアに代表されるトルコのモスクの様式は、オスマン帝国進出以前にイスタンブール(当時はコンスタンティノープル)を治めていたビザンツ帝国の建築様式が元になっています。
もとは小アジアの遊牧の民でたいした建築技術を持っていなかったオスマン帝国が、ビザンツ帝国征服後にその建築様式に感銘を受け、この様式を帝国中に広めていったものと思われます。
> それにしても、写真からもソフィアの寂寥感が伝わってきます。
> もう少し賑わうとよいのでしょうが、やはり経済情勢はそう簡単にどうにか出来ませんね。。。
ブルガリア、社会主義崩壊後は人口の国外流出が続き、内陸の町は寂しい状況になっているようです。
それでも、この旅行記の後半に出てきますが、東部の黒海沿岸の町は、ロシアを中心とするヨーロッパ中からのリゾート客にあふれていて、活気が感じられるものでした。
ソフィアとその周辺だけみていたら、ブルガリアはなんて寂しい国なんだろうという印象で終わってしまっていたかもしれません。
ブルガリアにはこれから、黒海沿岸地域を中心に、古代から受け継がれてきた観光資源を活かして、人口が再び戻ってくるような発展をしていってもらいたいですね。
-
- liberty-libertyさん 2012/09/17 23:29:33
- これはすごいっ(>▽<)
- エンリケさん、こんばんは!
シリーズ2作目、楽しく拝見しました(^o^)
フレスコ画!
圧巻でした〜(≧▽≦)
一つ一つの絵が表すストーリーも
分かりやすくていいですね〜(*^o^*)
最後の審判なんか見ると
やっぱり悪いことはしないように生きていこ〜♪とか
思っちゃいますもん(^o^)
ところでブルガリアって
夏は随分遅くまで明るいんですね〜(@o@)
8時くらいでも夕方みたいに見えますね。
全く知らない国なので
これからどんな風景が出てくるのか
興味津々です(*^o^*)
次回も楽しみにしていま〜す(^o^)/
- エンリケさん からの返信 2012/09/29 16:29:20
- いつもご訪問ありがとうございます!
- liberty-libertyさん
こんにちは。いつもご訪問ありがとうございます!
キリスト教の天使と悪魔の二元論的世界観は、オーソドックスな日本人から見ると刺激的に映りますよね。
ブルガリアに限らずヨーロッパの国々は、夏はサマータイムを採用していて夏は20〜21時くらいまで明るいです。
北欧なんかは23時近くまで明るかったりします。
一度ヨーロッパの夏の楽しさを味わうと、日本でもサマータイムを採用すればいいのに、と思ってしまいますが、残業が多い日本ではダメなんでしょうかね・・・。
若い人も減り、もう“バリバリ働いて他の国を追い越す”時代ではなくなってきたのだから、“プライベートでより楽しい生活ができる”システムを考えていきたいですね。
-
- ガブリエラさん 2012/09/16 20:57:24
- 第2弾!お待ちしてました〜ヽ(^o^)丿
- エンリケさん☆
こんばんは♪
ブルガリア第2弾、楽しみにしてました♪わくわく(*^_^*)
リラの僧院、素敵な建物ですね♪
私が行った国のどことも違って、ブルガリア独自の様式なのでしょうか、どっしりとした美しいフォルム、素晴らしいですヽ(^o^)丿
教会の中は、鮮やかですね♪
これだけ綺麗な色彩が残ってるというのは、新しいのか、それともきちんと保存されてるのか、風土的なものなのか・・すごいですね!
お水が飲める国って、欧州で珍しいですよね(^O^)
次の第3弾も、楽しみにしてます(*^_^*)
ガブ(^_^)v
- エンリケさん からの返信 2012/09/17 11:40:06
- いつもご訪問ありがとうございます!
- ガブリエラさん
こんにちは。いつもご訪問ありがとうございます!
この日は天気にも恵まれて、リラの僧院の美しい姿を写真に収めることができました。
やはり欧州は、航空運賃は高いですが晴れの日の多い夏に行くのがいちばんだなあと感じた次第です。
フレスコ画の鮮やかな色彩が残っているというのは、現在でも人々の信仰が続いているという証拠ですね。
日本の古いお寺などは寄附金など資金の不足から、仏像や建物の色が落ち、ほとんど文化財扱いとなってしまっていますものね。
リラの僧院の訪問も終わり、今後はよりマニアックな旅行記になってしまいそうですが、日本人にはあまり知られていないブルガリアの魅力を紹介していきたいと思いますので、ぜひまた遊びにきてください!
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