2012/08/17 - 2012/09/17
369位(同エリア499件中)
ryoさん
作品を観て回るのにはもちろん車がいちばん便利です。
でもときどきすごく細い山道を通ったり、作品展示場の近くには駐車場がない場所がほとんどなので、大きい車じゃない方がいいです。
また、各地域のインフォメーションで自転車をレンタルすることも出来ます。
私は今回、この松代で電動アシスト付き自転車をレンタルして回りました。
初めて乗ったけど、スゴイんですね!!山道もすいすい登れる!きれいな風景を見つけたらすぐに止まることも出来る。下りは絶叫マシーン状態。小学生以来かも自転車で思いっきり下り坂飛ばすなんて。
松代の“農舞台”周辺の山なら、徒歩でも十分回れます。
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「人 自然に再び入る」
作者自身の写真が焼き付けられた高さ4メートルの人型。
このヒトは2000年からずっとここに立ってる・・冬は風雪にさらされ、夏は蔦に絡まれ・・。 -
「イナゴハビタンボ」
金属っぽいけど、陶でできてる。
背中は滑り台。 -
そしたら私の車にも巨大バッタがくっついてきた。
走ってもずっと乗っかってた。エンブレムみたいに。
駐車場に着いたら注目の的だったよ。 -
「翼/飛行演習装置」
イナゴくんと同じ作家さんです。 -
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名前がいっぱい刻まれている。
集落の人たちの名前かな? -
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「花咲ける妻有」
草間彌生さん自身の“私のお気に入りナンバーワン”なんだって。
ニューヨークとかいろんなとこ行って、もっともっと彼女の作品観てみたいなぁ。 -
「まつだい住民博物館」
板に松代全世帯屋号が書かれ、家主さんが選んだ色で塗られているとのこと。 -
すっごくいっぱいある。全世帯って!
屋号ってみんなあるものなの? -
で、上を見上げるとこれまたすっごい数の・・。
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いろんなとこに・・。
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最初ひいたけど、なんかかわいくなってくる。
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本物混ざっててもわかんないよね・・。
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「里山アート動物園2012」
いろんな動物たちがいろんな手法・素材で表現されている。
農舞台の外にも中にも。 -
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「水神」
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農舞台の中にもいろんな動物たち。
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泳げる象さん。
カワイイ・・。 -
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館内のガイドさんも・・。
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「関係−黒板の教室」
部屋全体が黒板!
落書きし放題!なんか楽しー♪ -
農舞台屋上には得体の知れないいきものがたーくさん。
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「かまぼこアートセンター」
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「白の記憶、黒の記憶」
白地に黒い点だけで描かれている。 -
「空と地の間にて」
脚が2本しかないデッキチェア。 -
「イエロースライダー」
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「棚田」
農舞台の展望台から眺めると、稲作の情景を詠んだテキストと田んぼの中の農作業をする人々のカラフルな彫刻が融合する。 -
この日はちょうど「ツールド妻有」が行われていた。
すごい数の参加者たち・・。
おそばやごはんやもらうのに並んでた。おいしそー。
総距離120キロ、延べ標高差2000メートルだそうです。それを炎天下の中自転車で・・聞いただけでもクラクラする。 -
なので私は電動アシストつき自転車で(笑)。
行ってきまぁす。 -
「記憶−再生」
石に地域の人たちの想い出などが書かれ、埋められている。 -
「ゲロンパ大合唱」
いたっ!今年もゲロンパたち。
こんなカワイイ姿だけど、刈った草を口をパカッて開けて中に入れると微生物により堆肥を作るという優れもの。 -
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「イエローフラワー」
ここから山道に。
電動アシストさまさま・・うっひょ〜!サイコー(*^0^*)♪ -
「砦61」
棚田の中にヒトの形をしたような黒い木の像がそそり立つ。 -
「リバース・シティ」
鉛筆のように削られた木にいろんな国の名前が書かれ、5メートルの高さに吊るされている。
通りかかった農作業中のおじいちゃんが、今年の冬の大雪(5メートル積もったって!)で作品が一回つぶれちゃって、春に作り直したんだって言ってた。
“このあっちぇのに(暑いのに)自転車かねぇ。ご苦労らねぇ”っていやいやおじいちゃんこそ、この暑いのに畑ご苦労さま。 -
「○△□の赤とんぼ」
高さ14メートル、青空をバックに飛ぶ赤とんぼ。 -
「希望という種子」
宮沢賢治の『雨ニモマケズ』『屈折率』『月天子』『高原』を刻んだ陶板が埋め込まれている。 -
これ、作品じゃないんだよ。
でもカワイイ。 -
「フィヒテ」
森の中の小さな図書館。 -
「世界かかしコンクール」
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国内外のいろんなヒトが作ったカワイイかかしさんたちがいっぱい。
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私はコレがいちばん好きだな。
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「赤ふん集合」
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冬には豪雪に埋もれちゃうのかと思ったら、写真によるとちゃんと除雪してあげるらしいよ。
マフラー巻いてもらってたり、あったかそうな帽子かぶってたり。地域に愛される赤ふんたち。 -
「Pure Garden」
先回も同じ作家さんが同じ場所で作品を展開していたけど、今回はより地域密着型って感じした。
集落のお母さんたちの力作がいっぱい。 -
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家の中に眠ってそうなクリップとかボタンとか使って、お母さんたちのアイディアいっぱい。
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「ジャントゥン・ピサン(バナナの華)−木のこころ人のこころ」
松代駅のすぐ前。
『バナナの葉の下ではすべての人は平等』だって。
イイ言葉だね。 -
「天道さま金ん綱」
ここでも活躍。農業用の鳥除けテープで編まれている。
松代に伝わる民話がモチーフとか。 -
この日のランチは、松代商店街の中にある“山の家カフェ”でいただいた。
ごはんもおいしいし、店員さんの感じもイイ。
2Fはドミトリーがオープン。 -
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まだできたばっかりのドミトリー(てゆーかまだ工事中のところも・・)なので、お部屋もシャワーもとってもきれいで、バスタオルやシャンプーなども良いもの使ってる。
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とくに私が気に入ったのが・・、
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コレ!
木村硝子のグラス使ってるとこ。
以前にも金沢のバーで出会ったけれど、ここのグラスで飲むとお水もビールもワインも何でもおいしく感じる!!
大好き♪
ちなみにここのグラスワインは近所の酒屋さんのオススメが出されるらしく、私が頂いた白ワインもとってもフルーティーでおいしかった♪名前は特に聞かなかったけど、ふつうお店で出てくるいわゆるハウスワインではないことだけはわかった。 -
朝食も500円で頂ける。おしゃれなやつ。
スコーンとか出てきたし。
コーヒーもとってもおいしかったよ。 -
2000年から松代商店街の傷んだ家を伝統的な土壁によって修復しているんだって。
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もともと大正6年の建物なんだって。
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もともとはこんな感じ。
面影を残しつつ、モダンに変わってる。
人力車がパジェロになったんだなぁ〜。 -
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「伊沢和紙を育てる」
こちらも先回に引き続き、とってもステキな作品だった。
家中がいろんなデザインの和紙で飾られている。 -
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家の中は静かで、ときどき風が通って心地よかった。
一方、家の外からはおじいちゃんおばあちゃんたちの元気なゲートボールの声が・・6ばん通過〜!って
何度も言うけど、あっついのにホント元気。 -
訪れた見学者がカラフルな和紙をどんどん結んでいく。
私もいくつか結んだ。
結ぶときなんとなく祈りを込めたくなるのって、なんか日本人。 -
「祭−還るところ」
この作品たちはなかなか衝撃だった。
何がスゴイって展示場所が遠い!
山道をどんどん行ってぐるぐるグルグル・・登ったり下ったり・・ぐるぐる行って、やっとたどり着いたところにはなんと集落がある!住んでいらっしゃる方たちにはとても失礼な話だけど、ホントにびっくりした。狐につままれたような・・(失礼)。 -
だけど、作品はとてもステキなものだった。
この絵画は先回にも観たけれど、他にも、地域の方たちの若い頃を描いた絵画が所々においてある。大きい! -
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絵画と背景がうまいこと溶け合ってとてもほっこりさせてくれた。
これぞ里山のアートだなって感じ。 -
ほんとにステキだな。
道端には“ご自由にどうぞ”って書いて、野菜が置いてあった。 -
「ファウンド・ア・メンタル・コネクション3(全ての場所が世界の真ん中)」
夜になると各家の山笠に明かりが灯る。らしい。 -
「蓬平いけばなの家」
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いけばなの家は先回のほうが断然よかった。
今回は作品がちょっと地味・・期待してたからザンネンな感じだったな。 -
「光をつむぐ祈りをつなぐ」
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来場者が繭を持って4本の柱の周りを回り、糸が巻き取られてこんなふうに面になっていく。一本一本はほんとうに細いのに!
集落のおばあちゃんが丁寧に手ほどきしてくれました。 -
人気のおみやげ“まゆびと”
いろーんな種類があるんだよ。
2006年に集落で十数年ぶりに蚕を育て、それを用いた作品やグッズが集落の人たちと作家さんのコラボで開発されたそう。あまりの人気に生産が追いつかず、買えるのは一人2個までなんだって! -
これ!何に見えますか?
繭って漢字になってる!! -
初雪草というのだそうです。近所から応援に来ていたおばあちゃんが教えてくれました。
初めて見た〜♪ -
「視点」
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「ジャック・イン・ザ・ボックス」
ガイドブックだと、ただの幾何学的な黄色い箱なんだけど・・。
行ってみてびっくり、藤の木が絡まってもじゃもじゃ! -
「中原佑介のコスモロジー」
2011年に逝った美術評論家の中原佑介氏の蔵書約3万冊を用いた作品。 -
す、すげぇぇ〜!
ド迫力! -
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中原佑介氏は大地の芸術祭のアドバイザーでもあったのだそう。
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「マウンテン」
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「ブランコの家」
グラスが置かれたブランコが家の中で揺れている。
って、こんな写真じゃ伝わらないねー。ザンネン。 -
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2階には懐かしい足踏みミシンがキコキコ揺れている。
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「BankART妻有」
古民家の中に、笑える作品、カワイイ作品、(?)っていう作品がいっぱい。 -
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ぞうきんで作られてる象さん。
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最後の晩餐、野菜バージョン。
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レジ袋で作られたお花たち。
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「静寂あるいは喧騒の中で」
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ステンレスの鏡面板に光がきらきらひかる。
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「田野倉環境感知器2012“棚田階段”」
公園の中に棚田を作っちゃった。 -
朝顔もまだまだ元気でした。
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「明後日新聞社文化事業部」
地元に根付き、年間を通じていろんな活動をしている。
今年も朝顔がげんきげんき! -
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エプロンでファッションショーやったんだって。
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これはゴーヤをテーマにしたエプロン。
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モデルはもちろん集落のお母さんたち。
かわいい〜。 -
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“あざみひら”って読みます。
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「想像する家」
明後日新聞社と同じく、こちらも日比野克彦さん手掛ける作品です。
ただのカラフルなお家かと思ったら・・。 -
なんと、ぜーんぶがホワイトボードになってる!
訪問者がマグネットシートを勝手に貼り付けちゃっていいっていう作品。 -
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家の中もこーんなことに!すごーい!!
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マグネットシートを好きな形に切ってどこでも貼り付けちゃう。
たぁのしぃぃ〜♪ -
もちろん私もやってきたよ〜。
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「マザーツリー空中公園」
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「1と1000の器」
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ここもとーっても古い廃屋を利用した作品。
度重なる震災・大雪・豪雨の影響でついに今回を最後に取り壊されるのだそう。 -
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星峠の棚田。
よかったぁ〜。稲刈りまだだった。 -
もうススキの姿も・・。
稲刈りが終わると短い秋を迎え、そしてながいながーい冬に入るのです・・。 -
星峠の元気なおとうさんおかあさんたちの笑顔やきれいなお花たちの写真がたくさん外壁に展示されてた。
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本当にイイ笑顔。
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妻有には、家の周りにきれいな草花を植えて、道行く人たちの目を楽しませる、ホスピタリティの精神があるのだそうです。
これを『径庭』といい、会期中にもいろんなところでこの径庭で楽しませてらい、とーっても癒されます。 -
「脱皮する家」
なぜ脱皮なのかというと・・。 -
家中の床・壁・柱をひたすら彫刻刀で彫ってあるから、脱皮。
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梁だって・・。
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屋根裏だって・・。
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階段だって・・。
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床の間だって・・彫って彫って・・。
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ひたすらこんな感じ。
床は裸足で歩くととっても気持ちよいです。
あ、この脱皮する家も宿泊できるのだそーです。 -
「コロッケハウス」
そしてこちらのコロッケハウスは家中に金属を吹き付けられてある。
衣をまとったコロッケのように。 -
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表札だって・・。
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下駄だって・・。
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梁だって・・。
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床の間だって・・みーんなコロッケ状態。
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集落で獲れたじゃがいもを使ったコロッケを外で揚げてくれて、タイミングが良いと揚げたてのほっくほくのコロッケを頂くことができる。
私はいつもあと一歩のとこで食べられない・・(泣)。 -
「私たちはそれをありありと憶い浮かべることができる」
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