2012/08/17 - 2012/09/17
345位(同エリア501件中)
ryoさん
またまたやってきました!3年に一度の大好きなイベント。
大地の芸術祭−越後妻有アートトリエンナーレ−です。
あっつい中、里山をめぐってアートに出会います。
タイヘンだけど、やっぱり行かなくてはいられない!楽しいんです♪
今回もとてもたくさんの県外ナンバーの車見かけました。
旅行記・・っていうのではないかもしれないけど(車で2時間くらいだし)もっともっと知ってもらって、たくさんの人たちに見てもらいたいです。
アートトリエンナーレって最近は日本中いろんなところで行われているけれど、こーんな広い範囲で、こーんな山の中まで使ってやってるのはなかなかナイと思う。
作品以外でも、美しい風景、おいしいものがいっぱいですよぉぉ〜(*^0^*)
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芸術祭のスタートは十日町市にある“キナーレ”から。
今年より、館内には現代美術館やアートショップ、カフェがオープン。立寄り湯もあります。
「No Man's Land」
真ん中のスペースにどどぉーんと洋服の山!
それをクレーンでつかみ上げて放すと、服がふわっと舞って面白かった。 -
9トンもの古着たち!
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「ゴースト・サテライト」
世界各地で収集したものや越後妻有で集めたものをくっつけて美術館のエントランスに吊るしてある。 -
こんなものも。
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「フロギストン」
越後妻有で集めた木々を彫刻して炭化させた作品群。
先回は山の上の方のトンネルの中にひっそりと展示されていたけど、明るい美術館に出世した。 -
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なかなかステキな空間の美術館です。
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越後妻有を流れる川から採取した砂・・だそうです。
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「POWERLESS STRUCTURES,FIG.429」
“MUSEUM”と書かれた白い箱が不安定に積まれている。
ふぅーん・・?? -
「Rolling Cylinder,2012」
床屋さんのぐるぐる看板の中に入っちゃう作品。
周りがぐるぐる回ってる。
自分は動いていないのに、なんか吸い込まれる不思議な感じ。
面白い! -
ぐるぐるぐるぐる・・・。
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「○in□」
美術館に併設されたカフェの天井に丸いモビールがいっぱい吊るされて、ゆらゆら動いてる。 -
「3つの門のためのネオン」
夜になると鮮やかな色のライトが灯される。 -
「火を守る螺旋の蛇」
大地の守護神とされるヘビの碑。小さく炎が燃えている。 -
「シルクの水脈」
信濃川の岩に彫刻。 -
「アスファルト・スポット」
地面がうねるような駐車場。 -
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「山ノウチ」
細い竹ひごを白く塗ったもので作られている。
昭和女子大学の杉浦ゼミの方々の作品。
このゼミの作品は2006年・2009年ともとても美しい作品が多かった。今回もとても手の込んだ作品。 -
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市街地の小高い丘に立ついい感じの神社の境内に作品が広がる。
見終わって下りると、学生の方たちが冷たい麦茶で出迎えてくれる。暑いからうれしー。 -
「Growing Memories」
古い日本地図に見学者が作るジグソーパズルのピースをはめていく。 -
作者の人がブルーが好きなんだって。
いろーんなブルーでみんなが思い思いの気持ちや願いを書いている。 -
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私も書いたどー。
行ったとき、ほぼピースは埋まってた。ぎりぎりセーフ。 -
「新・北越奇談〜神話の再生〜」
商店街の一角に独特なタッチのウォールペインティングが施された空間が広がる。 -
鹿男は作者さんの分身だそう。
そお・・ですか・・。 -
これカワイイ。好き。
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「越後妻有リサイクルアート美術館」
地域の人たちから集めた不要品をアート作品に再生。
会期中も集めて集めて、展示品はどんどん増えていくそう。 -
これカワイイ。
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こんなものまで。
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赤ちゃんの人形がぐるぐる回る。
シュール・・。 -
「思い出の庭 T+S+U+M+A+R+I」
こちらも商店街の一角に、地域の人たちから集めたはぎれでパーツを作り、木になってる。
スナップボタンンで繋がっていて、見学者が自由に外したり繋げたり出来る。 -
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「十日町文様展」
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「影祭−夏祭り万華鏡、真夏の行進−」
地域の人たちや物の影を壁や床に黒い塗料で写し取った作品。 -
実像もあり、一瞬どれが影だか分からなくなる・・。
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「Kakashi(案山子)」
円形に並んだポールに、農業に使う鳥追い用のキラキラのテープが結ばれている。 -
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風がそよぐとキラキラ光ってきれい。
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「下条プロジェクト」
フィリピンのイフガオ地区の人たちとの交流プロジェクト。 -
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凛々しい彫刻たち。
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「天の光、知の光−?」
書棚の本がいろんな色のLEDで光る。 -
「安掘雄文記念館」
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「バタフライパビリオン」
反射素材の屋根がついた東屋が池の上に。 -
天井を見上げると下の池や風景が映っておもしろい。
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あたしも映る。
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「小さな家−聞き忘れのないように−」
ん?んんっ?? -
「石の魚たち」
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神明水辺公園にはかわいい河童さんたちの彫刻がいっぱいある。
作品群には含まれないようですが。 -
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タイトルがかわいい。
バンザイしてるのかと思ったら、
「だっこして」 -
こちらは「ゆめ」。
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「戦後のラブレター」
フィリピンのイフガオから多くの人が来日し、下条の棚田に小屋を作っちゃった。 -
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「絵本と木の実の美術館」
入口のこのバッタたちにはすごい役割が! -
バッタたちの頭に水がたまると→カッタンってなって→結ばれたワイヤーが体育館の中のこの人形たちにつながってて、人形さんたちがダンスする!!
スゲー!
中に入ってみるとカンドーする。 -
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2005年に閉校した集落の小学校の最後の在校生、ユウキ・ユカ・ケンタの三人を主人公にした絵本の物語が本から飛び出しちゃったっていう作品。
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廊下にある自転車をこぐと、ユウキ・ユカ・ケンタたちがたいこを叩く。
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学校に住むオバケたちの絵。
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子供たちが竹で作った人形たちがいっぱい!
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一つ一つ見ていくとほんとカワイイ♪
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道楽神さま
わかりにくいけど、かなりでっかくて教室からはみ出しちゃってる。
この地方に伝わる藁でできた神様で、鉢(集落)では小正月に5メートルの巨大道楽神さまを作って、正月飾りと一緒に焼くんだそーです。 -
コレ全部楽器なんだって。
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見た目もすっごくかわいいけど、どんな音がするんだろう・・。
触ってみた〜い。 -
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流木オバケも住んでいる。
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絵本と木の実の美術館にはカフェも併設されています。
また秋にも芸術祭があって(10月6日〜11月4日)、いくつかの作品はこの期間も観ることができます。
新米の季節、温泉、またアートと一緒に紅葉を観に、越後妻有へどうぞお出かけ下さぁ〜い(*^0^*)/~ -
今回は学校の外にもたくさん作品があって、楽しかったよ♪
楽器がコンセプトになっているんだねぇ。
水が流れるとチリンチリン・・ってイイ音してた。 -
どうらくオルガン。
全体がパイプオルガンみたいになってて、中にもいろんな仕掛けがいっぱい。 -
ユウキ・ユカ・ケンタも元気に駆け回る。
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水上のおどり。
ぜーんぶいろんな楽器になってる。 -
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吊るし竹。
竹の棒でカラカラカラ・・って叩きながら走るとイイ音。 -
バンブーハウスの道楽神さま。
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神様なのにかっこうがだらしなくて、なんか親近感わく。
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草むらの旗。
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「アジア写真映像館」
こちらも廃校の旧名ヶ山小学校。
カフェで一休み。 -
名ヶ山集落の資料や記念の写真、日本と中国の写真家の作品が展示されている。
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いろんな集落に驚くほどたくさんの廃校があるけど、自分が卒業した学校がなくなるってたぶんすっごく淋しいよね。
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体育館のこの作品はなかなか雰囲気あって見応えあって、面白かった。
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「名ヶ山写真館」
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訪問者の遺影を撮影して、展示している。
けっこう撮ってもらう人いるんだなぁ・・。
私は要らないなぁ。 -
フォトグラムっていう、カメラを使わない撮影術なんだって。
どーやって撮るんだろ。すごくきれい。 -
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ぼぉっと眺めてたら、お母さんと来ているひかるくんて男の子がいて、とってもご機嫌でかわいかった。
クレーン車とかショベルカーが大好きらしく“ジョセツ、ジョセツ!”って興奮してた。なぜか私のことをセンセーと呼ぶ(笑)。
かわいい出会いだった。 -
「はさベッド」
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ベッドというけれど・・。
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ここでも世界かかしコンクールをやっていたよ。
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妻有のスカイツリー。
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「モミガラパーク」
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地域のもみがらや、住人の思い出の品が中に入ってる。
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「マッドメン」
地域の住民の人たちをかたどった人型で床・壁・天井が構成されている。 -
「おもちゃの実」
かぼちゃを型に入れて、動物やロボットの形になるように栽培されている・・らしいけど、行ったときはほとんどおもちゃのはなかった。 -
でも、すっごくいろんな種類や色のかぼちゃがあって、すっごくかわいくてなんかテンションあがっていっぱい撮っちゃった。
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デカかぼちゃ、重さ当てクイズ。
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「風の音」
森の中にたーくさんの風鈴。
ちょうど風が吹いて、うっとりするような美しい音色を奏でていた。 -
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「土の音」
楽器になってて、やさしい素朴な音がする。 -
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「はつがの家−臨床美術ギャラリー」
臨床美術っていう言葉、初めて聞いた。臨床美術士っていう仕事があることも。
認知症の予防や症状を改善させる目的だったり、発達が気になる子供たち、社会人のメンタルヘルスのために取り入れられていて、概念にとらわれず、思うがままに色を塗ったり、形を作ったりしてできた作品たちなんだって。 -
おじいちゃんおばあちゃんたちが作った、カラフルでかわいいシーサーたちが家中にいた。
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新聞紙や和紙を丸めて作ったかぼちゃや竹の子。
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自由に絵を描かせて、新入社員の人たちのメンタルヘルスなんかも行ってるんだって。
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「再構築」
家の外も中も鏡で覆い尽くされている。
これも大好きな作品! -
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「からむしの部屋」
からむしっていう植物、初めて聞いたけど、繊維も取れて、染物の材料にもなって、お家の壁にも使われて、おまけに食べれる!
刻むとモロヘイヤのようにねばりが出て、おそばに使われたりするんだって! -
手触りは麻に似ていて、着物になったら涼しそうな感じ。
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これがからむし。
衣食住に優れもの! -
「金色茶屋」
崩れ落ちそうな土蔵の中に金ぴかに装飾された茶室があって、お茶会をしていた。 -
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「ツマリの結びかみ」
地域の皆さん総出でむすび紙を折って結びつけていった作品。 -
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訪問者が願いを書いて結んだものもある。
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「みどりの部屋プロジェクト」
こちらも地域の皆さんの協力による作品。
フロッタージュした緑の葉っぱが壁を覆い尽す。 -
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“みどり色”にもいろーんな色がある!
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訪問者も作って、貼り付けることができる。
もちろん私もやったよ。 -
「あかくらん」
赤倉集落の案内板。
真ん中に大きなハートを抱えた男女が郷土芸能の赤倉神楽を舞っている図。 -
集落の屋号や神社など、ちゃんと案内板にもなっている。
常設の作品だけど、素朴でかわいいから好き。 -
「Snow Room」
こちらも廃校を使った作品。
雪解け水が約4000個のガラスの容器に入ってる。 -
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旧枯木又分校っていう小さなかわいい学校。
でもちゃんとプールもあるし、ひろーい校庭もある。ステキな学校。 -
2階の教室には、
床に墨汁が張られ、窓の外の風景が映るようになってた。 -
だーれもいない静かな教室中に外の緑が映って、とても美しい。
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で、校庭には大きい木を取り囲むように設置された巨大ジャングルジム!
大人も登れるって。 -
なので、もちろん登ってみました。
ジャングルジムなんて何十年ぶり?!
いちばん上まで登ると木に登った感じ。気持ちいい〜♪
ちびっこに負けじと、余裕ぶって登ったら、翌々日に覚えのない筋肉痛・・(笑) -
「大竜宮城」
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ドラゴンの胴体は子供たちが作ったいろんなデザインの椅子で構成されてた。
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「Daylily Art Circus」
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「かまぼこフェイス」
これも大好きな作品!
妻有地域ではかまぼこ車庫をほんとにたくさん見かけるけど、その全部をこんなふうに変えちゃったらいいのに、と思う。 -
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「うぶすなの家」
1924年に建てられた茅葺きの古民家の中に作品が展示され、地域の素材を生かした食事をいただくこともできる。
秋でもオープンしているので、新米の季節はオススメ〜。
店員さんはめっちゃ元気で明るい地元のお母ちゃんたち。 -
つるし飾り。
古布でつくった飾りを赤い糸でつないだもの。ひな祭りに飾られる。
十日町の道の駅クロステンの中には巨大バージョンが展示されていて、見応えあります。 -
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うぶすなの家はやきものがメインテーマになっている。
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「もぐらの館」
土の魅力を伝える美術館。 -
廃校になった小学校の中に土の壁を作っちゃった。
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神々しい蓮の花を下から見上げる。ステキな作品。
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妻有と日本各地の土壌の標本が教室にずらり。
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