西安・化覚巷清真大寺界隈【北京・西安３】

2012/08/08 - 2012/08/19

西安に移動します。
成都で仕事をしている長男と一緒に西安観光をする予定です。
異国で彼と旅するのはラオスについで２回目。
転職した次男はインドで研修中、合流はかないませんでした。

※清真大寺

エリア 西安(中国)

□３日目8/9 北京→西安、化覚巷清真大寺界隈

西安に移動する日です。7:55発の 四川航空便3U8789を利用しました。空港には6:30には着きたいと思っていましたので、朝は5時に起床。東直門駅6:00始発の空港線に間に合ったけれど、何とゲートは5分前まで開けません。開門と同時に乗客が改札口に向かうのですが、動車組のそれを思い出しました。
又、北京空港の第２ターミナルの混雑ぶりは半端ではなく、チェックインカウンターは、割り込み者を叱責する怒号が響いていました。ここをかいくぐって搭乗券を手に入れた時は思わずにっこり、生存競争に勝った勝者の満足感とも言うのでしょうか。

※経由地に降り立った3U8789

この3U8789は、530元で手に入れたチケットで、直行でなく経由地があります。
おそらく四川航空だから、成都経由じゃないかなと思い込んでいたのですが、下降を始めた地上は見渡す限り砂漠で、伸びる道は途中で砂に消えていったり、緑を増殖しようとする気の遠くなるような営みの一端も見うけられました。

・・「すごい辺境の地だなあ・・、ここは成都ではないなあ・・」と思いつつ降り立った空港は、宇夏回族自治区の「中衛」でした。中国読みで「ジョン・ウェイ」・・西部劇の荒野を連想してしまいました。
30分程待って機内にもどり西安に向けてフライト。西安には、予定通り12時過ぎに第２T
に到着しました。

長男は成都からのフライト。先に着いている彼は出口で待っているはずです。しかし、見当たりません。生憎携帯がその時丁度計ったようにバッテリー切れ。充電器を忘れていたこともあって連絡する方法がありません。彼の飛行機が着いていることを確認しましたので、他のターミナルがあればそこで待っている可能性もあるため、空港案内で、「第1ターミナルはありますか」と聞いたら「閉鎖されています。」という回答。ここで第３ターミナルがあるという想像が全く出来なくて、見切りを付けてバス(26元)で市内に向かってしまいました。

予約しておいたホテルは「鐘楼」から15分程歩いて到達する「西安市新城广场南侧南长巷32号」の「漢唐居精品青年酒店(1泊200元)」。ホステルワールドで予約しました。鐘楼で降り、道行く男性にホテルの位置を聞いたら、「地下鉄線の地下道を使った方が涼しいですよ。」などと丁寧に教えて下さって、無事ホテルに到着。宿帳を見せて貰ったら、息子はチェックインをしていません。私達の方が早く見切りを付けたことが判明・・ゴメンね。
「もし息子が着いたら、私達の部屋の番号を伝えて」と言い残して、部屋に向かおうとしたその瞬間彼が現れました。そのタイミングにびっくり。
待っていたのは第３ターミナル出口だったとのこと。成都からの飛行機は第３だったためそこで待っていたと言います。・・・

「漢唐ホテル」の部屋は小綺麗で、シャワーブースもあってとっても快適に過ごせました。
しかし、２階部屋はさけた方が無難です。バーで歌う若者の声が深夜遅くまで響きます。私たちは２日目から４階に部屋を替えてもらいました。

部屋に荷物を置いて、ホテル近くの店で、西安名物の「餃子」を食べました。濃厚な味わいのあるスープにニラ餃子がたっぷり。これはイケル!

鼓楼の裏の街を散策しました。化覚巷には土産物が軒を並べていて、

その中に「清真大寺」がありました。

境内は静謐であり、吹く風を心地よく、

移動の疲れが抜けていきました。

帰りにまわった「西羊市」は大賑わい。

しかし日が落ちてから訪れた際には人口が倍増していました。

「火晶柿子餅」です。 揚げたての熱々をいただきました。甘くて美味しい。

ボリュームたっぷりの餃子を食べたので、夕食は軽く「西安バーガー」（４元）ですませました。

長男の「iponeぐるなび」に導かれて入った店のそれは、生地がフライパンで少し焼かれパリパリしていて、肉汁たっぷりの具とのマッチングが抜群。

生野菜（８元）もシャキシャキして歯ごたえがよく、これにビールとくればたまりません。全部で２０元そこそこのディナーに大満足。
長男との再会を無事はたし、西安の一日目が終了。