2009/12/18 - 2009/12/21
1234位(同エリア1493件中)
naoさん
この日は、大きな犬が待ち構えている「青森県立美術館」と、安藤忠雄氏の設計による「国際芸術センター青森」を見に行き、帰路につきます。
青森県立美術館は、山内丸山遺跡に隣接して建つ真っ白い美術館で、代表的なコレクションとして、マルク・シャガール、棟方志功、奈良美智などが収蔵されています。
中でも、青森出身の奈良美智氏の作品は、初期の代表作から今日に至るまで、充実した作品を所蔵していて、「あおもり犬」と名付けられた大きな犬の立体作品には目を見張らされます。
また、美術館で使われているシンボルマークやロゴタイプも独創的で、特にロゴタイプは水平、垂直、45度の直線だけで構成するオリジナルフォントだそうで、館内のいたる所で効果的に使われています。
山内丸山遺跡にある「縄文時遊館」を覗いたあと訪れたのですが、一面の銀世界にもかかわらず、この真っ白い美術館は、より際立った存在感を示していました。
この旅の最後を飾るのは、安藤忠雄氏の「国際芸術センター青森」です。
青森公立大学:国際芸術センター青森は、青森市独自の新しい芸術文化の創作・発信拠点を目指して建てられました。
設計は安藤忠雄氏によるもので、周囲の自然環境や地形に配慮し、あえて「見えない建築」をコンセプトとされたそうで、円形と直線で構成されたシャープなデザインの建物が森の中に見え隠れしています。
円形の展示棟にある、池を配した野外ステージではコンサートなど、様々なイベントが開催されているそうです。
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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美術館に到着した時は・・・
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折からの吹雪の真っただ中で・・・
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吹き込む雪に、シンボルマークやロゴタイプも少し霞んでいます。
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内部から見れば、雪に反射する光の強さがはっきりとわかります。
これで、積雪時にサングラスが必要なことがよく理解できました。
この強い反射光ではすぐに目がやられてしまいますよね。 -
お目あての「あおもり犬」が待ち構えています。
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右から見ても・・・
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左から見ても・・・
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真正面から見ても、でかい!
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先ほどの吹雪はおさまったようで、青空が見えてきました。
「あおもり犬」のおかげでしょうか・・・。 -
青空をバックにした「あおもり犬」は気持ちよさそうです。
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先ほどの吹雪は何だったんでしょうか・・・?
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嘘のように晴れ渡っています。
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鳥も気持ちよさそうに大空を舞っています。
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エントランス前の通路に雪が残っているのを見ても、吹雪の激しさが推し量られます。
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遠くに見える雲が吹雪をもたらせたのでしょうか?
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この、建物の外郭線が・・・
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思いもよらず額縁の効果を発揮して、まるで一幅の絵のようです。
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このロゴタイプは水平、垂直、45度の直線だけで構成するオリジナルフォントだそうで・・・
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館内のいたる所で効果的に使われています。
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このサインは意地悪しているのではありません。
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ちゃんと読めるように考えられています。
ちょっとしたアイデアで素晴らしい効果が発揮されるものです。 -
青森県立美術館を出る時は青空になっていたのに、国際芸術センター青森に来た途端にまたまた大吹雪です。
最初に見えてきたのは半円形の展示棟です。 -
本当に、この日の天気はどうなっているのでしょうか・・・。
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あまりにも吹雪が激しいので、ちょっと様子を見ることにします。
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もう一息で吹雪はおさまりそうな感じになって来ました。
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20分は待ったでしょうか、やっとおさまってくれました。
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それでは、満を侍して行動開始です。
正面はどこかな〜・・・ -
探していると・・・
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ありました、ありました。
一応ここが正面入り口のようです。 -
「Aomori Contemporary Art Centre」と書かれています。
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正面入り口からさらに曲面の外壁に沿って進んでいくと・・・
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こんなところや・・・
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こんなところにツララが下がっています。
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この光景、今回の旅で何度見てきたことでしょうか。
最初は物珍しさも手伝って喜んではいたのですが・・・。 -
室内には美術書やデザイン関係の本などが並んでいます。
さすがという感じですね。 -
右側に階段状の客席が設けられています。
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雪で判別できませんが、階段状の客席に対峙する形で、池を配した野外ステージが設けられていて、コンサートなど、様々なイベントが開催されているそうです。
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林の向こうに創作棟が見えています。
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展示棟に続いて・・・
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創作棟へ行ってみましょう。
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サインを見ると宿泊棟もあるようです。
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展示棟の半円形とは対照的に、創作棟は直線で構成されています。
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本当にシンプルな直線の集合体です。
しかし、このシンプルさが、逆に何かを訴えかけているように感じられます。 -
設計コンセプトの「見えない建築」を表現するためでしょうか、できる限り建物高さが抑えられています。
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創作棟の向かいには宿泊棟があります。
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宿泊棟も極々シンプルな外観です。
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帰りの飛行機の時間が迫ってきたので・・・
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そろそろ空港に向かいます。
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