シュテファン大聖堂／グラーベンを歩く

2002/06/24 - 2002/07/03

・シュテファン大聖堂（北塔）
・ハースハウス（空中庭園）
・アンカーハウス
・ペスト記念柱
・ペーター教会
・トゥルツェスニェフスキー（カナッペ）

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

<シュテファン大聖堂>

ルドルフ4世によって建造された、ゴシック様式の寺院。

南塔は階段で、北塔はエレベーターで昇ることができます。

エレベータは、とても小さいので 行列が。朝早く行くと 並ばずに乗ることができます。

ライトアップも是非。

<ハースハウス>（空中庭園）

ハンス・ホライン設計の商業施設。

内部には 吹き抜けがあり、インテリアなども見応え充分。

<ペスト記念柱>

バロック様式

1679年のペスト大流行の終息を神に感謝して、レオポルド1世が建造しました

【上部】
雲海の上に、黄金の三位一体の像（父と子と聖霊を象徴）

【台座】
6つのレリーフが刻まれています
・天地創造
・ペスト流行
・最後の晩餐
・ノアの洪水 など

【正面】
天使が突き落とそうとしている老婆の像があります
老婆は、ペストを表しています

<ペーター教会>

ウィーンで２番目に古い教会。（最も古いのは、ルプレヒト教会）

元は ロマネスク様式でしたが、現在は バロック様式。

現在の建物は、ヨハン・ルーカス・ヒルデブラント設計です。ヨハンは、ヴェルヴェデーレ宮殿も手がけています。

中に入ると、外見とは異なる趣き。とても華麗です。眩しいくらい。

祭壇画や天井画は、ロットマイヤーの作品。

メルクの修道院の天井のフレスコ画も、ロットマイヤー作です。

【時間】6:30〜20:00

【パイプオルガンコンサート】
月曜〜金曜 15:00,19:30,土日20:00
出口で、チップを渡すので、小銭をお忘れなく
時間は、変更の場合もあります（当日教会前の掲示板で確認できます）

<アンカーハウス> 1894年

オットー・ワーグナーが、アンカー保険会社のために建てました。

【アトリエ】
Spiegelgasse（シュピーゲルガッセ）に面した角のてっぺんには美しく大きな屋根とガラス張りのアトリエがあります。（かつて フンデルトヴァッサーが使っていた）

ハース・ハウス辺りまで下がると、アトリエが良く見えます

1Fは、Nesfless

<グラーベンホフ> Grabenhof

ペスト記念柱の正面に立っている建物です

オットー・ヴァーグナーによって1873年から1876年にかけて建設されました

この建物は後期ルネッサンス様式の要素を色濃く受け継いでいます

後に、テオフィル・フォン・ハンゼネスによって部分的に増築された際にも、全体的な調和を乱さないよう、細部に至るまで厳密に後期ルネッサンス様式で設計されたそうです

<シューリン宝石店>

グラーベンホフの向かいにある少し変わったデザインの店（26番地）

ハースハウスの設計者であるハンス・ホラインによって1972年から1974年にかけて建築

このシューリン宝石店１とコールマルクト7番地にあるシューリン宝石店２は、ハンス・ホラインの代表的な店舗作品です

【壁の中にボッカリと開いた穴】
穴の中には金属のパイプが通り、換気孔としての役目も果たしています。

装飾的芸術と実用性を兼ねている点で、郵便貯金局（オットー・ヴァーグナー）の換気孔と似た着想の元に作られたと言えます。

<クニーシェ紳士服飾店> KNIZE

1913年

アドルフ・ロース作の服飾店

ロース設計の商店のうち、幸運にも現在まで正面入口と内装などほとんど当時のまま残されているもののひとつ。

黒御影石を用いたエレガントな入口や、鏡を多用した内装は、顧客を引き付け、空間をゆったりと感じさせます