2012/07/28 - 2012/08/01
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よつやんさん
今度の会社は、夏と冬に5連休が取れるのだなぁ。
その前後はめちゃ忙しくなるけど。
せっかくの5連休だし、細君の夏休みと合わせてどこか行きたいね。
となると、タイしかあるまい。
実は昨年にタイに行こうとして、航空券もホテルも現地観光もオカマショーもカニカレーも予約したあげく、数日前に急病でやむなくキャンセルした苦い思い出があるのだよ。
しかも、将来は旅人になって世界を放浪し、数年くらいタイに住んでみようと極秘計画を立てている私にとって、下見も兼ねているのだ。
で、うちの息子たちも誘ってみたところ
長男:他に行きたいところがあるし、仕事あるからいい。
次男:暇作れるよ。
かくして、今年の旅行は、夫婦+次男で、3泊5日のタイ旅行となったのであった。
今回の旅行は、HISの夏のキャンペーンのもの。
「ジェットアジアで行くバンコク5日間」とかってやつだったかな。
価格は一人\44,800にホテルのアップグレード代、空港使用料などだったかな。
海外旅行も安くなったもんだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
【初日】
まずは京成スカイライナーで成田空港を目指す。
ジェットアジアのデスクでチェックイン。
ちょっとおどろいたのは、ジェットアジアの搭乗券って、普通のコピー紙にプリントアウトしただけの簡単なものなのな。
荷物検査を経て中に入り搭乗口へ向かう動く歩道上で
「あ、お金おろしてくるの忘れた (ToT)」と細君。
心配するな、私もだ。
おや、わが次男もおろし忘れたらしいぞ。
揃いも揃って緊張感のない家族だね。
まあ、こっち側にも免税点とかあるし、キャッシュコーナーもあるだろう
と思ってマップを見たらあった。
当座の資金も手に入れ、いよいよ搭乗だ。 -
バンコク スワンナプーム空港到着。
まずは、両替をするか。
空港はレート良くないというけど、ホテルよりはましだろう。
この時のレートは、1円=0,368バーツくらいだったかな。
日本で両替するよりはずっと良かった。
1万円だけ両替して税関抜けると、HISの現地職員が旗もって立っていた。
「グランドメルキュールフォーチュンに泊まる方はこちらです。」
はい、それは私たちです。
他のお客さんと一緒にHISのバンに乗り、バンコク市内へ。
1時間もかからずにホテル到着。 -
グランドメルキュールフォーチュンホテルは、地下鉄プラ・ラーム9駅直結の交通の便の良いところにある。
チェックインすると小さな紙切れを渡された。
これなに?
「ロビーで使える、フリーのwifiのIDとキーです。」
お、ロビーだとwifiが使えるのか。
部屋は普通のツインルームに、エキストラベッド。
あれ、エキストラベッド無いじゃん。
ロビーに行って説明すると
「10ミニツで運びます。」
結局20分以上してから持ってきたのであった。
さて、晩御飯どうしようかな。
「トーンロー駅の近くに良い屋台街があるらしいよ」と細君。
なんと、初日からいきなり屋台とはチャレンジャーだな。
そういうチャレンジは好きだぞ。
というわけで、晩御飯はトーンローのスクンビットソイ・38にある屋台村に繰り出したのであった。 -
隣接している「フォーチューンタウン」なるショッピングセンターをぐるっと一巡。
スーパーも入ってるんだけど、タイの飲み物やらお菓子やらの中には、なにやら怪しげな日本語の書いてある物が何種類もあって、おもしろいな。
地下鉄の駅は、空港の金属探知機みたいなゲートがあって、ガードマンか警官みたいな人が固めてて、物々しかった。
数年前の暴動の影響かな?
地下鉄プラ・ラーム9からスクンビット/アソークでBTSに乗り換えて、トーンローへ。
ここは途中の駅。
アソークだったかな、トーンローだったかな。
タイのBTSの駅はきれいで機能的だったね。 -
トーンロー駅の上からそれと思われる方向を見てみる。
「あれじゃない?」
うむ、どうやらそうらしいな。
道の両側にたくさんの屋台があって、なかなかの賑わいだ。
これは楽しみだな。
道に降りて、一通りぐるっと回って、何がおいしそうか見てみよう。 -
屋台につるされた鶏肉に惹かれてカオマンカイをだべることに。
これいくら?
「50バーツ」
ここではほとんどの屋台で、50バーツくらいの値段が看板に書いてあった。
おいしいなあ。
「隣にある豚足を煮たのも美味しそうじゃない?」
確かに。
隣の屋台で豚足の煮たのと煮卵がご飯の上にかかっている食べ物を頼む。
やっぱり50バーツくらい。
あとで調べたら、屋台の定番料理 カオカームーという食べ物だった。
あとビアシン追加ね。
小腹を見たし、のどの渇きも潤った所で、別の屋台へ向かうとするか。 -
ちょこっと歩くとサテのお店。
へー、豚肉のサテなんてあるんだ。
サテを頼んで待っている間に、ちょっと先の屋台に行ってみる。
何やらトリの丸焼きをつるしていたので興味を引かれていたのだよ。
後で調べると、カイヤーンって料理らしい。
これ一つ頂戴。
ここ含めて何軒かの屋台が並んでいる後ろ側にテーブルがたくさん並んでいる場所があって、そこに案内される。
あ、外でサテ頼んでるんだけど。
「OK、OK。ノープロブレム。」
と、こっちの屋台の人がサテのお店に言いに行ってくれた。
細君と次男もテーブル側に呼んで待ってると、何件もの屋台からメニューを持ってお店の人が集まってくる。
ウム、最初からこっちに来ても良かったな。
で、追加にパパイヤのサラダ(ソムタムってのかな)やら麺料理やらにビールも2本頼んで、もうお腹いっぱいだ。
ビールは65バーツくらいだったかな。
3人合わせて、こんだけ飲み食いして、700バーツ使わないくらいだった。
帰りはタクシー。
迷いながら帰っても、70バーツ弱。
「電車でくるよりタクシーのほうが安かったね。」と細君。
まったくだ。 -
【二日目】
本日の予定は、まず、チャトゥチャック・ウイークエンド・マーケットに行って、ワット・プラケオ & 王宮、ワット・ポー、ワット・アルンの定番を押さえて、で、夕食はソンブーンのプーパッポン・カリー。
うむ、バンコク市内一日観光ルートとしては完璧だ。
ホテルの1階食堂にて朝食バイキングを食する。
タイ・洋・和の様々なおかずがあって、目移りするぞ。
食堂の窓からは、ホテルの前に建っているお堂みたいなものが見えて、たくさんのお供えもの(花やお香)がされていた。
タイって、道のそこここにこういったお堂があって、信仰の深さを感じさせるなぁ。
次の日からは早朝強行スケジュールなんで、ゆっくり朝食バイキングを食べれるのは今日だけだぞ。 -
ウィークエンド・マーケットまでは、プラ・ラーム9からカムペーン・ペッまで地下鉄1本。
まだ朝早いせいか、そんなに混んではいないね。
でも、想像していた以上に広い。
中はお土産物から日用品、伝統工芸品、犬まで、なんでも売っている。
ここは道路わきにある仏像なんかのお店。 -
建屋の中にも、所狭しとお店が並んでる。
しかも狭いから、暑い暑い。
午前中でこんだけ暑いんだから、午後に来たら軽く死んでたな。
でも、建屋の中はまた、いろんなものが売っていて、見ているだけでも楽しいな。 -
でたよ、萌えT。
タイにもあるんだな。
しかも明らかに日本の雑誌かなんかからコピーしてきたパチモンだし。
おまけに、ほかのTシャツ屋に比べて、相当強気の値段だぞ。
でも、ついついここで、留守番している長男(体重大)のために、BATMANのパロディのFATMAN Tシャツを買ってしまったのであった。
(ちなみに我が長男はそのTシャツを気に入ってくれたらしく、かなりヘビロテしているのである。) -
ウィークエンド・マーケットの中には、マッサージ屋さんもある。
ほんとに何でもあるな。
フットマッサージをしてもらっている人も気持ちよさそうだ。
時間があったらぜひマッサージを受けてみたいものだ。 -
お昼近くになって小腹もすいてきたので、マーケットの中にある食べ物屋台でちょこっとしたものを買って食べる。
イチゴのスムージーとトート・マンプラー。
やや、高めの値段設定かな。
暑いからイチゴのスムージー、実に美味しい。
でも、氷使ってるから、こういうのでお腹壊す人もいるらしいね。
ここでは、前述のFATMAN Tシャツとドライフルーツ(これがまた美味しい)、トム・ヤム・クンのセットを購入したのであった。
いいかげん暑さでヘロヘロになったが、なかなか楽しいところだったな。
でも、観光目的だけだったら、一回来たらいいかなぁ。
さて、次はお寺巡りだ。 -
次の目的地は、ワット・プラケオと王宮。
15時に閉まっちゃうらしいから、最初に行くことにした。
タクシーで行っちゃっても良いんだけど、せっかくだからボート(水上バス)に乗りたいね。
BTSのモーチットからサパーン・タークシンに出て、そこからチャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗ることにする。
チケット売り場で地図見せられて
「どこまで? パレス? 40バーツね。」
この時乗ったのは青旗の船だったんだけど、これって観光船なんだな。
オレンジ旗の船だと、15バーツで行けたらしい。
次はそっちにしよう。
船に乗り込んで出発。
チャオプラヤー川の両岸には、ペニンシュラ、ヒルトン、シェラトンといった高級ホテルや、お寺等が並んでいた。
風を浴びて、実にいい気持ちだぞ。 -
目的地のター・マハーラートに近づいてきた。
お、あそこに見えるのはワット・アルンではないか。
仏塔の高さは75mもあるらしい。
すごいなぁ。登りたいなぁ。 -
ター・マハーラートに到着。
船から降りて、ワット・プラケオに向かう。
さて、どっちに行けば良いんだ?
とりあえず道路に出て、右に進むと着きそうだな。
ワット・プラケオに向かう道にはたくさんの露店が出ていて、仏像を模った陶器のかけらや金属片を売ってた。
あれって、なんだったんだろうね?
どっか近くで発掘されたものなのかなぁ。
でもそこはかとなくパチモン臭いなあ。 -
そうこうしているうちに、ワット・プラケオに到着。
門を入ってすぐ、何やら行列が。
「あの行列って、なんなのかな?」
と細君。
どれどれ。
これって、服装チェックに引っかかった人が、肌を隠す服を借りるための行列みたいだぞ。
さすが、お寺であろうとどこであろうと、短パンにビーサンでやってくる白人が引っかかってる。
我々はちゃんと長ズボンに袖つきのシャツで来て良かったな。
ここのシンボルでもある3つの塔をバックにまずは記念撮影。 -
入場券を買って入り口に向かう。
入場券は400バーツだったかな。結構高いなあ。
ここって、18世紀後半に建てられたお寺なんだけど、常に修復作業が行われているんで、そんなに古くは見えない。
我々が訪れた時も、壁画の修復をしていたし。
入場券売り場の並びでイヤホンガイドを借りる。もちろん日本語版。
で、次男に渡す。
さあ、これを聞きながら我々に解説するのだぞ。 -
本堂の入り口を守っているのはヤックと呼ばれる鬼神像。
日本で言うと仁王様みたいなものなのかな?
「ヤック」という言葉が日本に渡って「夜叉」になったとか...
このヤック、あちこちの入り口にあるけど、それぞれ表情があって極彩色でとても興味深かったな。 -
順路通り本堂の前を左に入ると、この3つの建物が目に入る。
それぞれ特徴的ですばらしいぞ。
一番手前はプラ・シー・ラタナー・チェーディー。仏舎利が納められているスリランカ風の仏塔。
隣がプラ・モンドップ。仏教経典の原本が納められているらしい。
で、奥にあるのが王室専用の御堂、プラーサート・プラ・テープビドーン。歴代国王像が安置されているらしいけど、公開されてないんだそうな。 -
ワット・プラケオはぐるっと回廊で囲まれてるんだけど、そこにとても細かい壁画が描かれてた。
神話か何かが描かれてるのかな。
後で調べてみたら、ラーマキエンという物語で、アユタヤ国のラーマ王子の建国大活劇らしい。 -
3つの建物の裏にまわったら、ちっちゃなお寺の模型みたいなのがあった。
なにこれ?
え、アンコール・ワットのミニチュア?
19世紀末にラーマ4世が作らせたものだそうだけど、本物より美しいとか言われてるんだって。 -
そのまま進むと、黄金色に輝く仏塔が。
あ、これ「るるぶ」に載ってたやつだな。
この塔は、ヤックと猿神が交互に並んで支えてるのが見えるかな。
表情はいろいろで、ドヤ顔してるのから勘弁してくれって情けない顔のまで様々だった。
写真じゃわかんないのが残念。
この他にも、いろんな仏頭や建物があった。 -
これがご本尊様のエメラルド仏。
本堂内部は撮影禁止なんだけど、これは建物外から撮ったもの。
顔が緑色なのがわかるかなぁ。
本当はエメラルドじゃなくて翡翠製で、タイの国家にとってとっても大事な仏像なんだって。 -
ワット・プラケオの本堂わきを通って王宮に向かうところ。
いや、混んでるね。 -
宮殿に入ったところ。
正面に見えるのが、ラーマ1世によって、王宮内で最初に建てられた宮殿。
左手に見える建物が、ラーマ5世が建てた宮殿。
別に中に入れるわけじゃないけどな。
現在のラーマ9世は、ここには住んでいないとの事だ。 -
王宮の門を守っていた狛犬?みたいな動物。
「あはは、なんか情けない顔してる。」
確かに日本の狛犬と違って、とってもユーモラスな顔をしてるぞ。 -
王宮を出て、次の目的地ワット・ポーを目指す。
歩けないこともないけど、ちょっとありそうだな。
タクシーを使うとするか。
"TAXI-METER"の表示のあるタクシーを止める。
ワット・ポーまで行ってくれるかね?
「150バーツだ。」
はぁ?メーターじゃないの?しかも150バーツって高すぎないか?
やっぱ、観光地のタクシーはぼったくりだな。
こんな奴に儲けさせてやる必要はない。
よし、ワット・ポーまで景色を楽しみながら歩こうではないか。 -
20分ほど歩いてワット・ポーに到着。
やっぱり暑いし疲れたなぁ。
なんか中国っぽい感じの石像が門を守ってた。
ヘロヘロになって、100バーツの入場券を買うと、なんとミネラルウォーターの交換券がついてた。
早速のどを潤して、寺院内を散策だ。 -
ワット・ポーと言えば、黄金色に輝く寝釈迦仏。
ガイドブックに必ず出てる仏像だな。
寝釈迦仏のあるお堂に入ると、いきなり金色の光とともに巨大な仏頭が...
実物は想像以上にでかい。 -
しかも、長い。
46mもあるらしい。
足元に行くと、頭がはるか彼方だな。
さすがに寝釈迦仏の前は満員だ。 -
さて、これは何でしょうか?
お釈迦様の足の裏です。幅が人の身長くらいありましたな。
螺鈿細工でマンダラが描かれてて、実に精巧な細工だった。 -
寝釈迦仏の裏側には、108個の金属の壺が並んでる。
ここにコインを入れていくと煩悩が消えるんだそうな。
お参り用コインは量り売り(!)して、20バーツ。
さっそく購入してお参り。
適当に入れてたら、コインが最後まで持たなかった。
「けらけら。煩悩を消しきれなかったようだねぇ」と細君。
煩悩を全く持たない人生なんぞ、面白くはないのだよ。 -
ワット・ポーって言ったら寝釈迦仏が有名なんだけど、本堂も忘れないようにしないとな。
本堂の中には金色にぴかぴか輝くご本尊が。
これは必見。
台座にはラーマ1世の遺骨が納められているのだそうだ。 -
で、ワット・ポーと言うと、タイ式マッサージの総本山。
本堂の裏の東屋でマッサージが受けられるらしいので、そっちへ向かう。
値段は若干高め。でも、せっかくなんで、ぜひ受けとこうか。
え、1時間待ち?
1時間待って、1時間マッサージ受けたら、晩御飯に間に合わないかも。
残念だが諦めるとしよう。
ワット・アルンに登る時間もなくなっちゃった。
ワット・ポーを出て、ちょっと歩いてからタクシーを拾って (ワット・プラケオで学習したからね)、近くの駅に向かう。
ここから晩御飯を予約した、ソンブーン スラウォン店に向かう。 -
タイに来たら一度は食べとけと言われる、ソンブーンのプーパッポンカリー(蟹カレー)。
有名なんで、偽物のぼったくり店もあるらしいので、注意注意。
結構混んでるな。
出国前に、ネットで予約しておいて正解だった。
すぐに座席に案内されて、プーパッポンカリーやら魚の揚げ物に甘くて辛いソースかけたものやら、なんやらかんやら頼む。
うーむ。プーパッポンカリーはさすがに有名だけあって美味いなぁ。
ビールも数本頼んで、動けないくらいお腹いっぱいになって、1700バーツ位だったかな。 -
お腹いっぱいになった我々は、地下鉄シーロム駅に向かってぷらぷら歩く。
ここは途中にあるパッポン通りのナイト・マーケット。
ここが迷い込むと無事に出てこれないというパッポン通りか。
ナイト・マーケットの対面にはゴーゴー・バーが並んでて、店の中には下着姿のお姉ちゃんがカウンターの上でポールダンスを踊ってるのが見える。
店の前には強面の客引きがいるので、さすがにカメラを向ける勇気はなかったな。
シーロムからプラ・ラーム9まで地下鉄で戻り、二日目終了。
さて、明日はいよいよアユタヤだ。
【その2 - アユタヤ編】に続く
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