2012/08/09 - 2012/08/17
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アエロフロートと聞くと、きっとネガティブな意見が圧倒的に多いだろう。確かに以前のアエロフロートといえば、機内食はアルミトレイで配膳され、表情を何一つ変えないCA、電力不足で薄暗いうえ、魅力の乏しく不気味な雰囲気を醸し出すシェレメチェヴォ国際空港、モスクワからヨーロッパ諸国への乗り継ぎの悪さ、そして座席が前にバタバタと倒れ、エンジン音が響きまくるツポレフやイリューシンといったおんぼろの機材(イリューシン96は別)・・・、悪いイメージをあげればキリがないのが一般的。しかし、私が初めて搭乗した94年の頃からアエロフロートは既に変貌を遂げる片鱗は見せていた。当時からエアバス310を成田線に導入し、CAも笑顔が多く、私の印象は悪くなかった。とはいえ、地方路線にはツポレフ154や134といった時代遅れの機材は飛んでいたし、無表情で乗客をさばいていくCAの姿の方が圧倒的だった(私はむしろ哀愁漂う旧ソ連機が大好きで、喜んで乗っていたが)。
しかし近年のアエロフロートはこうした悪印象の払拭に躍起になっている。かつて保有機が世界最大の7000機を超え、採算を度外視した辺境地にも飛ばしていたが、就航地は見直され、旧ソ連時代の古型機材は全て整理し、エアバスA330やA320を主軸に最新機材を導入し、欧州の中でも機材年齢は若い航空会社の一つとなった。インフライトサービスにも力を注ぎ、日本線などの長距離便で運行されるA330は、エコノミークラスでもパーソナルテレビを導入し、ビジネスクラスは世界標準のライフラットシート、他の欧州の航空会社とも遜色はなくなった。
モスクワでの乗り継ぎも、スカイチームへの加入により、アジアからヨーロッパへのトランジットも当日乗り継ぎが可能な便が大幅に増えた。
また、アエロフロートのハブであるシェレメチェボ国際空港にはスカイチーム専用のDターミナルが新設され、古びれた様子もない。他方モスクワ市内へのアクセスも、鉄道が敷設されることで大幅に改善された。ただし、ターミナルについては、ショップにおいてはスキポールやフランクフルト、シャルル・ド・ゴールと比べると未々店舗が少なく、ラウンジも設備が脆弱で改善の余地があるが、それでも一昔前の都市伝説のように悪い噂ばかりが先行するまま、アエロフロートを利用すると、現在のモダンなスタイルに驚くだろう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
出国審査後、シャトルでサテライトに到着するが、免税店売り場のあるフロアに上り、そこからすぐの(左に行ってすぐのエレベーターを上った)場所にビジネスクラスのKALラウンジがある。
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KALラウンジは、料理が豊富に取り揃えられているわけではないが、いずれも種類はそこそこ揃えられており、ラウンジ自体清潔感がある。
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ラウンジの食べ物。子供も食べることができるようなものもある。
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この玉子サンドはかなり美味しかった。娘はソーセージが気に入ったようで、バクバク食べていた。
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自分が気に入ったのがラウンジにあったこのジュース。豆乳のような味で、とてもあまい。ラウンジには結局、ボーディング時間までこの場にいた。
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アエロフロートはKALラウンジからすぐそばのゲートからボーディング。そのため、ラウンジにはボーディング開始時間くらいまでとどまることができる。
搭乗ゲートでは、ビジネスクラス専用ゲートから搭乗する。そして席に着くとウェルカムドリンクでもてなし。娘はオレンジジュース、私はシャンパン。 -
本日の天空のレストランのメニュー。インチョン発着便ではないので、ロシア語、英語、朝鮮語でレシピが書かれている。
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まずは、食前酒にワイン、そしてその付け合せ。ピザと春巻きのようなものでとても美味しく、ワインにとても良く合い、思わずワインをおかわりしてしまった。
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そしてまずはサラダがお皿に盛りつけられて配膳される。
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お皿に入ったドレッシングは一見辛そうに見えるが、トマトベースで全く辛さはない。野菜にこのドレッシングをつけて食べると味が締まりこれもまたイケる!
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サラダを食べ終わって、スープかな、っと思いきや再びサラダの登場。これは意外!
でも決してベジタリアンミールを頼んでいるわけではない。 -
そして二回目のサラダ!?を食したあと、カボチャのスープが配膳。私はかぼちゃのスープがあまり好きではなかったので、恐る恐る、スプーンですくい、口の中に流し込むと、これが美味しい!かぼちゃの何とも言えない臭いもなく、どちらかといえばコーンスープのような感覚。
正直ここまでで結構腹が太るので、メインがどれだけ出てくるのかとても心配になる。 -
そして遂にメインディッシュ。ガッツリと盛り付け。こんなにたくさん食べられないと胃が悲鳴をあげてはいたが、なんとか必死で食べた。ソースは韓国料理のようなソースで、ステーキにつけて食べても違和感が全くない。また冷麺!?もつけられどれも美味しいのだが、とにかくお腹が苦しかった。
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メインディッシュを平らげたあとは、お茶(紅茶、緑茶、日本茶から選択)またはコーヒーと、チョコレート、アイスクリーム。満腹なのにデザートは何故か入ってしまうのは実に不思議。
ただこのアイス、カチコチでしばらく自然融解をさせる必要があった。 -
一方こちらは天空のレストランに事前オーダーしていたチャイルドミール。3歳の娘にはあまりに多い量。10歳くらいの子供の量のイメージかな。
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ランチボックスに入ったものばかりではなく、ハンバーガーや、フライドポテトもたんまり。娘は当然食べきれるはずもなし。
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さらに娘にもスープが配膳され、料理に囲まれ少々当惑。
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ジュースがあって、
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もちろんこの他に娘の分のアイスも・・・。多分一般的な日本の小学生の高学年でもこれだけ食べるのは大変だと思う。
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一方、搭乗したシートはこうしたコクーン型ライフラットシート。写真は復路のイスタンブール・モスクワ間だが、インチョン・モスクワ間も同型なので、これをそのままイメージしてもらえればわかりやすい。
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これもイスタンブール・モスクワ間の写真。2-2-2のスタンダードな並びの6アブレスト。シートピッチは窓3つくらいかな。
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シートコントロール。残念ながらマッサージ機能はついていない。
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ライフラットにした状態。公には170度弱となっているが、殆ど水平と変わらないので、感覚的にはフルフラットとかわりない感じ。ライフラットでもシートの角度がキツく、床にずり落ちそうになるものもあるが、アエロフロートのシートはずり落ちるような感覚は全くなく、寝心地はとても良かった。
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エコノミークラスで満席の場合だと、とても窮屈感が有り、小さな娘でも横になってはいたものの、私の足の上に足を乗せて寝ていたりしていたので、時々目が覚めていたが、ライフラットシートだと完全に横になることもでき、娘くらい小さいと寝返りもうてるので、スヤスヤと寝ていた。私自身も横になるだけでも全然疲れが違う。特にヨーロッパ線のような長距離では体の楽さ加減は顕著だった。
私一人の旅行であれば、エコノミーでも構わないが、娘と二人旅となると、娘はもちろん私も旅行においての肉体的・精神的負担が大きいので、少しでも軽減をしようと思い、ビジネスクラスにしてみたわけだが、改めてライフラットシートのビジネスクラスを手配して良かったなーと感じた。これは途中のモスクワやミラノに到着した時に、以前と比べると疲労度が顕著に異なるのでビジネスクラスのよさを実感した。 -
モスクワ到着2時間を切った頃に二回目の食事が提供される。いたってシンプル。生春巻きとパン、そしてチキン、デザート。11時間のフライトとはいえ、初回の機内食であれだけ食べると二回目の機内食は美味しくてもなかなか食が進まない。
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一方こちらはチャイルドミールの二回目。娘は全く手をつけることなく・・・。
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一方、今回のモスクワまでのフライトで配られたキットは?
まずチャイルドキットはカバンとお絵かきセットやクイズの本。このクイズの本はロシア語や英語が分かっても小学校高学年にならないとおそらくわからないであろうハイレベルなもの。シールのような小さい子供用のキットもあればよいのだが・・・。でもこのカバンはすぐれもので、旅行の途中でも、帰国してからも利用することができる。 -
一方大人のアメニティーはこんなかんじ。95年に成田・モスクワ線に乗ると、歯ブラシや靴下、アイマスク、イヤホン、スリッパがついていたので、なんか見劣りするなーといったのが第一印象。
しかし・・・ -
クリームは何とロクシタンが入っていた。抑えるところは抑えているなーという印象。
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モスクワ・シェレメチェヴォ国際空港で乗り継ぎミラノへ。アエロフロートのコードシェア便で、オペはアリタリア航空。
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ビジネスクラスでは非常にがっかりの座席。機材のシートはモノクラス仕様のため、ビジネスクラスは前4列だけ、真ん中のシートを倒して利用する。シートピッチは狭い上、とても損した気分。しかしビジネスクラスは全席満席なのには驚いた。
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娘も「狭いな・・・」とダメだし。アリタリアの短距離便のビジネスクラスは正直かなりがっかりだった。
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アリタリア航空のモスクワからミラノまでのビジネスクラスの機内食。これが残念ながらそこまで美味しくない。サラダもシーチキンのようなものが入っているし。
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ピザのようなものは、CAが一枚ずつ配ってくれていた。いずれにせよ、短距離便のアリタリア航空のビジネスクラスは魅力に乏しい。
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アリタリアのクッキー
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クッキーは美味しかった。
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この旅行記へのコメント (4)
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- cacahさん 2012/09/29 11:45:32
- こんにちは〜
- worldspanさん〜
はじめまして〜
先日はご訪問 投票までありがとうございました〜
同じ時期にイタリアに行かれていたのですね〜とても親近感を感じます〜♪
私達は親子三人ツアーで全てバスだったので、worldspanさんのようにいつかユーロスターで回っててみたいです。(フィレンツの駅で待ち合わせをして見た時乗ってみたいと思いました)
お嬢さんとても可愛いですね〜
他にもたくさん興味深い旅行記が・・・またゆっくり拝見させてくださいね〜
またお邪魔させていただきます。
☆MIN
- worldspanさん からの返信 2012/09/29 20:05:52
- RE: こんにちは〜
- Minさん
こんばんは
コメントありがとうございます。
ユーロスターイタリアは広くて快適なのですが、荷棚が高くて、日本人では(特に私は身長があまり高くないので)荷物を載せるのに往生しました。総合的にも日本の新幹線の方が快適ですが、値段はイタリアの方が安いうえ、イーチケットさらに安価に乗れるのは魅力的です。
今後ともよろしくお願いします。
-
- megさん 2012/08/22 20:13:22
- ボクもこのチケット狙ってました!
- worldspanさん、こんにちは。
ソウル発券のアエロフロートのビジネスクラスのチケットを
狙ってましたのでとっても参考になります!
昔は安かろう悪かろうの代名詞のアエロフロート(と大韓)
でしたが今は安心して乗れそうですね。
関空ですとピーチで気軽にソウルまでつなげる事が出来るので
羨ましいです。
それにしてもアリタリアの近距離は残念でしたね・・・
自分は先月、アテネに行くのに買おうと思ってましたが
ソウルで往復とも一泊にしないと行けなかったので断念しました。
娘さんとのお出かけいいですね!!
meg
- worldspanさん からの返信 2012/08/22 23:30:06
- RE: ボクもこのチケット狙ってました!
- megさん
こんばんは。
アエロフロートのビジネスクラスは値段が安くこれはおすすめできると思います。エクスペディアで調べていると時期と場所を選べば13万円台でも販売されていましたので、確かに狙い目だと思います。荷物はバックパックだったのですが、昔は日本への帰国便で3回中2回も鍵を壊されてバックパックの中を引っ掻き回されましたが、そんなこともなく本当に安心して乗れるようになったな、としみじみ思いました。
ただ、残念なのがラウンジで、Dターミナルのラウンジはジャズとブルースがあり、いずれも行ってみましたが、非常に見劣りする感は否めません。もう少しそのあたりを改善して頂ければとは思います。これについてはまた帰国便の時にアップしたいと思います。
worldspan
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