2012/08/05 - 2012/08/05
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これまでほとんど旅することのなかった西日本。この夏、集中的に旅行してきたので、その時の様子を紹介していきたいと思います。タイトルは「ディスカバー西日本」。どっかで聞いたようなネーミングですが、要は内容で勝負です。まずは、広島をゴールに山陽本線沿いに観光していきます。
*** 情報は2012年8月のもの
==ディスカバー西日本 シリーズ==
その1 山陽本線 名所名物つまみ食い
① 姫路城、尾道、広島カープ編 <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10697556/
② 広島平和記念式典 参列編(原爆ドーム)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10698096/
③ 宮島、厳島神社編
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10697675/
④ 大和ミュージアム、てつのぐじら館編
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10697943/
⑤ 夏の甲子園、通天閣、中華街、後楽園編
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10706937/
その2 西日本 ジグザグ海の道 全4作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10707470/
その3 近畿編 (執筆予定)
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[目次]
旅行プラン
姫路城
- 外観
- 内部見学
- 眺め
尾道
- アクセス
- 朱華園ラーメン
- 千光寺公園公園への道
- 千光寺公園公園からの眺め
- 千光寺公園公園からの散歩道
広島カープ
- マツダ・スタジアムへの道
- 試合の様子
- ホテルへ
費用
まとめ -
[旅行プラン]
そういえば、これまで西日本ってあまり旅行してこなかった気がします。横に長い上に見所が散らばっていて観光しにくいのです。そこで、西日本を効率良くまわるプランをいくつか考えてみました。最初に紹介するのは、山陽本線沿いに中国地方(+近畿)を移動していくプラン。途中下車しながら、足早に名所をチェックしていく「つまみ食い」的な戦略です。
写真: 厳島神社。 -
山陽本線ということで、中国地方の瀬戸内海側を中心に攻めていきます。ターゲットはこの地方で一番見所の多い広島県。今回は、8月6日に行われる平和記念式典に合わせて旅程を組み立てました。さらには同時期に開幕する夏の甲子園大会も観戦。ただ観光地をまわるだけでなく、ちゃんと夏の風物詩も視野に入れてるんですよ(えらい!)。
これらに加え、姫路城、岡山後楽園、尾道、元町中華街、大阪通天閣などの定番観光地も立ち寄ります。広島では、宮島、大和ミュージアム、原爆ドームなどの人気スポットも見逃しません。移動はもちろん青春18きっぷ。ゆっくり移動しながら急いで観光。これが、今回の旅の基本リズムになりそうです。
地図: 黄色い点は右から、名古屋、米原、京都、甲子園、元町、愛媛、岡山、尾道、広島 -
ディスカバー西日本ということで、スタートポイントは関が原より東、名古屋あたりを想定しておきます。名古屋駅から朝一番(5:45AM)の列車に乗ると、大垣乗り換えで7:06AMには滋賀県の米原駅に到着します。通勤とは逆方向なので、座れないことはないでしょう。
大変便利なことに、米原から先は姫路まで快速列車が出ています。このルートは18きっぷ利用者の定番ルートであるため、スーツケース持参の旅行者を何人か見かけました。 -
[姫路城 - 外観]
米原から乗車すること二時間半。うたた寝から目を覚ますと、右側に姫路城が見えてきました。姫路城は現在修復中のため、お城の絵が描かれた幕で覆われています。 -
キリがいいので、姫路駅で途中下車して市内を観光します。時刻はまだ10時を過ぎたばかり。もし、全席指定のムーンライトながらで東京から大垣まで来ていれば、さらに1時間早く姫路に到着できるはずです。駅の中に観光案内所あり。
ここでの見所は、やはり国宝であり世界遺産でもある姫路城。修復中ではありますが、内部は見学できます。アクセスは、駅からお城までは大通りを15分ほど歩くだけ。周回しているワンコインバス(100円)もあります。 -
お城まで行く途中、大通りを横切る二階町(にかいまち)商店街で、よさこい風のパレードが行われていました。この時、ちょうど「姫路 お城まつり」が開催中で、姫路城周辺の広場やステージでは、各種出し物が披露されていました。
姫路お城まつり 8/3-8/5
http://www.city.himeji.lg.jp/contents/oshirofes/ -
お城に着く少し前、道路の右側に姫路城情報センターがあったので覗いてみます。ここでは、姫路城修理に関する説明や、姫路城関連の企画展示などが行われています。写真は、天守閣の模型展示。本体が修理中の今、この模型を通して初めて姫路城本来の姿を確認できるわけです。
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さらに少し歩いて姫路城に到着。ここで、有料部分の敷地に入るのに400円。さらに、修復現場を見学するのに200円支払います。一応、予約が必要ということになっていますが、夏休み中の週末でも並ばすに入れました。
現在行われているのは、「平成の大修理」と呼ばれる長期間の修復工事。2009年4月から始まり、5年ほど続く予定です。今のような形で内部を見学できるようになったのは2011年の3月から。 -
姫路城は、修復を繰り返しながら400年もの間、今の姿を保ち続けてきました。戦時中の空爆も奇跡的に回避。このようなオリジナル系のお城は日本に数えるほどしかなく、大きな城となると姫路城だけです。その価値が認められて、1993年、法隆寺とともに日本初の世界文化遺産として認定されました。
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お城のような昔の建造物は、雨風ですぐに劣化してしまうため、50年置きくらいに土壁や瓦などの修復が必要です。ですから、今回のような大工事も決して珍しいことではありません。ちなみ、昭和31年から始まった「昭和の大修理」では、すべてを解体して部材を修復し、大黒柱も取り替え、再び組み立て直しました。このような大・大修理も350年に一度必要とされています。
隣の2つの写真は8年がかりで行われた昭和の大修理の様子。足場はヒノキを格子状に組立て、資材搬入は木製のスロープを使いました。やっぱりこっちの方がしっくりきますよね。古い建造物を最新の設備で修復するのって、妙な違和感があります。でも、修復作業自体は、昔ながらの材料、手法が用いられます。 -
[姫路城 - 内部見学]
では、平成の大修理の方に戻ります。このビルのような見学施設は「天空の白鷺(しらさぎ)」と呼ばれています。修理用の素屋根と足場に加え、1,7、8階に見学ホールが設置されています。全体がメッシュシートで覆われているため、外からだと大きな倉庫のようにも見えます。
天空の白鷺 - http://www.himejijo-syuri.jp/index.html -
まずは、エレベーターに乗り8階の見学フロアー(写真)へ。
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ここから作業の様子をガラス越しに見学できます。残念ながら、私が訪問した時には、瓦の葺き替えは大方終了済み。過去の作業ダイジェストが繰り返しモニターで放映されていました。
目の前にあるのは、天守閣の最上階。修復期間中、この角度から姫路城を見られることが、大きな売りとなっています。 -
その最大の見所である「外から眺める姫路城」ですが、正直あまり有り難みを感じませんでした。なぜかというと、瓦が新品のため歴史が感じられないのです。お城などの歴史的建造物の魅力が、その経年劣化した古臭さにあるとすれば、一番の見頃は、修復直前だったのかもしれません。
写真: 伝統工法による瓦の葺き替えの展示。平瓦と丸瓦を組み合わせ、その継ぎ目に漆喰を塗りつけます。葺き替える瓦の数は全部で8万枚。 -
これが、50年ぶりに交換されたシャチホコ。高さ1.9メートル、重さ約334キロ。こちらも、新ピカすぎて、歴史の重みが感じられません。
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階段を下りて、7階の見学フロアーへ。この階でも、ガラス越しに作業の様子を見学できます。実際に作業しているところは見られませんでしたが、修復途中の土壁を見ることができました。大天守の壁面を間近で見られるのは、修理期間ならではです。
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外壁の作り方ですが、まず木材で格子状の枠組みを造り、それを縄で巻いて固定し、その上に土壁を塗り固めます。何度か塗り分けた後、最終的には漆喰を塗って城壁の出来上がりです。こんな昔ながらのやり方にこだわっているため、定期的に多額の費用をかけて修復メンテしなければなりません。でも、それこそが、国宝と他の「コンクリート天守閣」との大きな違い。これらの大規模修理は、伝統職人たちの技術継承にも役立っています。
写真: 土壁から出ているのが、枠組みを固定している縄。 -
[姫路城 - 眺め]
お城の魅力といえば、外観、内部構造、そして天守閣からの眺めです。見学フロアーは大きなガラス窓で囲まれているため、修復期間中も高所からの景色を楽しめます。ただし、実際に見れるのは南側と西側だけ。写真は南側の眺め。駅まで一直線に道が伸びています。 -
これは西側の眺め。手前の緑が多い部分がお城の敷地です。
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南西側、遠くに見えているのが香川県の小豆島(写真)。かなり近いです。その他、非常に小さいですが南東側に淡路島が見えます。
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エレベーターを下りて、1F出口の展示室へ。普段あまり注目されない城の石垣も、ここでは立派な写真スポットになっています。
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[尾道 - アクセス]
姫路で2時間ほど過ごした後、再び電車に乗り先に進みます。ここから広島まで、まだまだ長い道のり。途中、岡山や尾道あたりで休憩ストップを入れたいところです。
12:05PMの列車に乗り、相生乗り換えで岡山へ。姫路から岡山までは、その名の通り南北を小山に挟まれた田園地帯を走ります。 -
約1時間半後、岡山駅に到着。ここで糸崎行きの列車に乗り換え、さらに1時間20分乗車したところで、広島県の尾道に到着です。三時間も列車で移動してきたので、ここで途中下車することにします。時刻は午後三時。
尾道の主な見所は、千光寺公園とその近辺の散策。駅からみて北東側に千光寺山と呼ばれる小山があり、その頂上周辺が千光寺公園となっています。アクセスは徒歩またはロープウェイ。今回、時間に余裕がないので、ロープウェイを使います。
写真: JR尾道駅。中に観光案内所あり。 -
[尾道 - 朱華園ラーメン]
まずは市バス(140円)に乗りロープウェイ乗り場へ。乗り場にほど近い場所に、有名ラーメン店 - 朱華園(写真)があります。せっかくなので、ここで昼飯をとることにします。
私は存在自体知りませんでしたが、ガイドブックによると行列のできる有名店とか。確かに、2人、3人、と途切れなく店先の行列に人が加わります。幸い回転が速いので、すぐに席に案内され、すぐにラーメンが出てきました。 -
これがいわゆる尾道ラーメン? 中華そば 550円。酸味とコクが同居したスープです。
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[尾道 - 千光寺公園への道]
ラーメンでお腹を満たした後、線路の北側にあるロープウェイ乗り場へ。ロープウェイは片道280円。15分おきに運行しています。 -
3分ほどで山の頂上に到着。
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無料の展望台があるので、屋上スペースに上がります。
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[尾道 - 千光寺公園からの眺め]
この展望台からの眺めが、尾道を象徴する景色。よく絵葉書などに使われます。写真は尾道駅方面の眺め -
南側の眺め。尾道水道の向こうにある島が向島。
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展望台からの景色を見てわかる通り、尾道の南側には瀬戸内海に浮かぶ小島が沢山あります。また、これらの島々は橋やフェリーで繋がっているため、車や自転車を使って四国まで移動することもできます。地図の青い線がしまなみ海道と呼ばれる道路。6つの島を通って尾道から今治に至ります。黄色い点は、左側が尾道。右側が愛媛の今治城。
駅近くのレンタサイクル店で自転車(1日 500円)を借りて、これらの島々を巡るのも、尾道の楽しみ方のひとつ。ただし、時間がある人向けです。 -
[尾道 - 千光寺公園からの散歩道]
眺めを楽しんだ後、麓まで歩いて下りていきます。少し下ったところに、崖の上に張り出すように建てられた千光寺(写真)があります。 -
この神社の裏には石槌山鎖修行という岩場があり、鎖道をよじ登ってちょっとした達成感を味わえます。
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さらに下ると、天寧寺海雲塔と呼ばれる三重の塔があります。
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尾道は坂の町。この先、雰囲気のある石段の路地が下の道路まで続いています。坂道で昼寝をする猫、風景デッサンをする学生、散策するカメラ青年。観光地ながら人通りは少なく、静かに散歩を楽しめます。
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[広島カープ - マツダ・スタジアムへの道]
尾道で2時間半ほど過ごした後、5:35PMの列車に乗り広島へ。1時間半ほど列車に揺られ、7PM広島駅に到着です。尾道でたっぷり時間を使ってしまったため、予定より到着が遅れてしまいました。広島では、今晩野球を見て、明日、平和記念式典に参加する予定です。 -
駅に着く直前、左側にマツダ・スタジアムが見えました。列車の窓から混み具合が確認できるのは便利です。今日はほぼ満員の様子。前日、念のためコンビニでチケットを買っておいて正解でした。駅のロッカーに荷物を預け、歩いて球場に向かいます。
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このマツダ・ZOOM-ZOOMスタジアムは、2009年にできたばかりの新しい球場。その前までは原爆ドーム裏の広島市民球場が使われていました。アクセスは広島駅から線路沿いに歩いて10分ほど。大変便利な場所にあります。学校帰りに応援に行く女子高生(写真)、駐輪場に置かれた大量の自転車。ふらりと立ち寄れる市民球団は、今も市民と近い距離感を保ち続けています。
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球場少し手前にあるローソンでは、イメージカラーの水色を赤に変更。店員も広島カープのユニフォームを着て、ファンに媚びます。夏なのに、なぜ店内に鯉のぼりがあるのか...説明するまでもないでしょう。
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[広島カープ - 試合の様子]
球場に到着した時には、すでに4回表まで進んでいました。メインの入場口から外野席までは中のコンコースをぐるっと半周しなくてはなりません。ついでなので、他の席の様子もチェックしていきます。 -
さすが新しい球場だけあり、座席のバリエーションに創意工夫が見られます。例えば、寝たまま観戦できる寝ソベリア席(写真)、テーブルで食事しながら観戦できる各種パーティ・デッキ、さらにはバーベキューしならが観戦できるエバラ黄金の味びっくりテラスなど。
パーティ用の座席:
http://www.carp.co.jp/ticket/zaseki/party.html -
5回裏終了後、イマジンのBGMがかかり始め、入り口で渡された緑の新聞を掲げるよう場内アナウンスが流れます。これはピースナイターと呼ばれるイベントで、毎年8月6日に一番近い日のホームゲームで、核兵器廃絶と世界平和と願い球場を緑に染めます。バックネット裏の最上部だけ赤いのがわかるでしょうか。これは原爆ドームと同じ高さ(25メートル)で、ピースラインを表します。
写真: ジョンレノンの曲に合わせてピースナイター新聞を左右に振る観客。 -
7回表になると、今度はピンクの風船を取り出し空気を入れ始めます。まだ表の攻撃が終わっていないのに、すでに場内は真っ赤っ赤。七回表終了とともにカープの応援歌が流れ始め、歌い終わると同時にパンパンに膨らんだ風船が空に放たれます。
どの球団か知りませんが、このアトラクションを最初に考えた人はえらいですね。 ほとんどの観客がこのスカイジェット・バルーン(300円)を購入しているため、球団の副収入は相当なものです。 -
私の中では、カープは地味な地方球団というイメージがありました。しかし、外野席に身をおいて応援を見ていると、結構派手でワイルドです。得点が入るたびに立ち上がり、「きょーおーのカープは、ガーチ、ガーチ、ガッチガチ」と声高に合唱します。何か変な応援だなーと後で調べてみると、正確には「今日もカープは勝ち!勝ち!カチカチ!」でした。いずれにせよ、今日は阪神に圧勝したため、ファンのみなさんは気分よく帰路についたことでしょう。
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[広島 - ホテルへ]
試合を観戦した後、駅に戻り路面電車でホテルに向かいます。広島は国際的な観光地でもあるため、バックパッカー系の宿がいくつかあります。ただし、こういうところは、夏休み中なかなか予約が取りづらい上、それほど安くありません。幸い、広島はビジネスホテルの数が多いので、4000円前後の安ホテルが簡単に見つかります。 -
[費用]
今日かかった費用はこんな感じ。食費除く。
青春18きっぷ 2300円
姫路城 入場料 600円
尾道市バス 140円
尾道ロープウェイ片道 280円
広島カープ 外野席 2000円
広島駅ロッカー 300円
広島路面電車 150円
ホテル(風呂共同) 3500円
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合計 - 9270円
[まとめ]
少々、駆け足の旅になりましたが、計画通り観光しながら広島まで一日で移動することができました。明日はいよいよお目当ての広島平和記念式典。今日は早めに就寝することにしておきます。 -
[リンク集]
==国内旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&wide=&middle=&sort=when&view_mode=list
==海外旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=os&wide=&middle=&sort=when&view_mode=list
==西日本旅行記==
屋久島と山ガール、そしてヤバ過ぎる雨の日 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10690816/
SUNQパスで行く九州 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10718904/
西日本 ジグザグ海の道 全4作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10707470/
==青春18きっぷ利用==
ワイルドな青春18きっぷの使い方 東京->富士山、彦根、青森
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10580484/
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