一人ぷらっと大地の芸術祭2012＠越後妻有?

2012/08/12 - 2012/08/13

大地の芸術祭四部作、最後の旅行記。

たった１泊２日でどれだけ見られるか。
360作品のうち半分も見れてないけど、それでもたくさんのアート作品に出会うことができた。

パスポートにスタンプをもらって、地図を広げて宝探し感覚♪
思わず笑っちゃう作品、ドキドキする作品、意味のわからない作品、考えさせられる作品・・・フルに五感を刺激して。

お盆休みだったけど、場所によっては誰もいなくて、のんびり作品を堪能することができた。

週間天気予報では雨だったけど、結局、傘の出番はなし。雨女の称号はしばらく封印かな。


[8月12日]　電車に乗ってアート巡り
　(7:00)東京⇒(8:11)越後湯沢
　(8:24)越後湯沢⇒(9:01)十日町
　(12:24)十日町⇒(12:33)下条
　(13:18)下条⇒(13:51)越後田沢
　(14:42)越後田沢⇒(14:57)十日町(15:16)⇒(15:25)まつだい
　(19:15)まつだい⇒(19:24)十日町

[8月13日]　レンタカーでアート巡り
　川西⇒十日町⇒まつだい⇒松之山★⇒中里★⇒十日町★
　(19:11)越後湯沢⇒(20:40)東京

エリア 十日町・津南(新潟)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

11時40分、棚田のある星峠にやってきた。

壁には、地元の人の写真が・・・自然な姿がいいね。

D143　脱皮する家／日本大学芸術学部彫刻コース有志

空家の壁から床、柱を彫刻刀でひたすら彫ってできたアート。

D215　コロッケハウス／鞍掛純一・日本大学芸術学部彫刻コース有志

コロッケハウスから見た[脱皮する家]。

D153　私たちはそれを、ありありと憶い浮かべることができる／小澤さよ子

涼しげな障子。

12時30分、星峠へ・・・

脱皮する家のさらに上を上がると、ビュースポットがある。

水田の時期がキレイだろうな・・・

立ち寄る予定はなかったけど、看板を見て、急きょ、行くことにした。

13時、宿泊施設のある三省ハウスへ。
この施設のメインは、体育館かな？

Y081　おてんとさま+あしあと／木村崇人

青いペンキ（？）の入ったペットボトルを自転車に積み、それを走らせた跡が残る。

川の流れのよう。

13時15分、「森の学校」キョロロへ。

実際の生物と生物をテーマにしたアートが集合。

ずらっと、蝶や蛾などの標本が並ぶ。

よ〜く見ると、羽に絵が描かれている。
蛾は気持ち悪いけど、これなら見れる。
一番、お気に入りのアート。

コンタクトレンズケースやハサミなど不用品を使ったアート。

14時、お腹がすいたので、こちらへ・・・

Y086　カレー ノー カレー／リクリット･ティーラヴァニット

五感のうちの一つ、味覚を楽しもう♪

メニューは一品だけ。

カレーランチセット　1000円

残り4食でギリギリセーフ。
あと10分遅かったら、食べられなかったな。

タイカレー＋日本カレー／コシヒカリ＋妻有ポーク

地元の食材をふんだんに使った２種類のカレー。

14時40分、家の記憶へ。

Y072　家の記憶／塩田千春

塩田千春さんの作品は豊島で見たことがあって、とっても印象的。

遠い記憶／塩田千春
http://4travel.jp/traveler/HANSHIN_Tigers/pict/20253320/

1階から2階まで、隅々まで張り巡らされた毛糸。
製作日数は1週間とのこと。

着物も閉じ込められて、当時のまま時間がストップしているよう。

15時、最後の教室。

Y052　最後の教室／クリスチャン・ボルタンスキー＋ジャン・カルマン

廃校を利用した美術館。
体育館から校舎の１〜３階まで、外観からは想像つかないアートが展開されている。

体育館は暗くて、写真を撮ることができなかった。

こちらは、校舎１階の廊下。
なんとも言えない臭いが・・・こちらは嗅覚も刺激する。

ドクン、ドクン・・・心臓音が緊張感を増す。

校舎の２階も真っ暗。

布の下には、学校で使われた机や椅子が無造作に積まれていた。

校舎の３階へ。

「霊安室みたい」とか、死を連想させる感想が多かった。

15時40分、上蝦池名画館へ・・・行くつもりはなかったけど、近くにあったので行ってみた。

Y089　上鰕池名画館／大成哲雄＋竹内美紀子

こちらの名画館は思わず笑ってしまう作品ばかり。
行ってよかった♪オススメの場所。


こちらは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を再現した写真。
人も場所も全て上蝦池のもの。

こちらが本物の「最後の晩餐」

<最後の晩餐 (レオナルド) - Wikipedia>より

こちらは、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」を再現した写真。

こちらが本物の「牛乳を注ぐ女」

<フェルメールの作品 - Wikipedia>より


他にも、ムンクの「叫び」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」、ミレーの「落穂拾い」など名画が揃う。
ネタバレもおもしろくないと思うので、ガイドブックに掲載されているものだけアップ。

ぜひ、現地で笑って欲しい。

16時20分、越後田沢へ・・・

N028　たくさんの失われた窓のために／内海昭子

窓が切り取る里山の風景。
天気が悪くて残念。

ここで、パスポートの説明。

スタンプラリーになっていて、全部集めると賞品があるらしい。
もちろん、１泊２日では全部のスタンプを集めるのは無理。

作品には、必ずペットボトルでカバーしたスタンプが設置されている。

作品への入館は１回のみ。
ただし、「キナーレ」や「まつだい農舞台」には期間中、何度も入場可。

N010　日本に向けて北を定めよ(74°33’2”) ／リチャード・ウィルソン

駐車場がなくて・・・真ん中に見えるのが、私のパッソ。
鳥居とのミスマッチがいい。

学校のすぐ横にあり。

18時に、十日町のトヨタレンタカーに車を返さなければ・・・もうちょっと時間があるので、もう一つ立ち寄ってみることに。
17時、再構築へ。

T155　再構築／行武治美

何千枚もの丸い鏡で覆われた家。

丸い鏡が映しだす風景。

私も・・・

家の中も、鏡、鏡、鏡・・・

家の中の鏡は、壁や床にピタっと固定されているわけではなくて、ちょっとした振動でユラユラ揺れる。

鏡が映しだす鏡。


ここが、最後のアートになった。
来てよかった♪

17時40分、ガソリンを入れて・・・十日町のトヨタレンタカーに到着。
移動総距離１１３キロ。

無事故で帰還できた。

18時24分のほくほく線に乗って、越後湯沢へ。
時間があったので、駅弁購入。


芸術にどっぷり浸かった２日間。
いろんなアートに出会えて、ドキドキしたり、思わず笑っちゃったり、ほのぼのしたり、物思いにふけってみたり・・・日常にはない感情の起伏があったりして、少しは感性を磨くことができたかな？？？

五感（視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚）をフルに活用できた気がする。

十日町エリアの[うぶすなの家]や「もぐらの館」、津南エリアにも行ってみたかった。
時間があれば、日帰りで行っちゃおうかなぁ〜。

この旅行記へのコメント （3）

• くろねこさん 2012/08/26 22:44:10

  こんばんは〜〜〜〜

  はじめまして〜来月初！！！新潟いきますｗ
  
  移動手段が歩きなんですが、再構築までは結構かかるかんじでしょうか？？
  
  よかったらご返信お願いします☆

  トラッキー☆さん からの返信 2012/08/26 23:49:34

  RE: 初めまして♪

  くろねこさん、初めまして♪
  
  > 来月初！！！新潟いきますｗ
  
  私もスキーで行ったことがあるだけで、ほとんど初めての新潟でした。
  
  > 移動手段が歩きなんですが、再構築までは結構かかるかんじでしょうか？？
  
  ガイドブック上の再構築はとても小さく載っていますが、見ごたえのある建物ですね。
  地図を広げてみると・・・越後水沢駅から２キロというところでしょうか。
  炎天下の中、歩くのはちょっと厳しい気がします。
  歩いている途中に他の作品があれば、歩いていても苦にはならないと思いますが、まわりには何もなさそうです。
  
  芸術に触れて、きっと楽しい旅になると思いますよ！！
  
  とらっきー

  くろねこさん からの返信 2012/08/27 22:54:07

  こんばんは＾＾

  > 返信ありがとうございますｗ
  
  ２キロですかーｗ
  
  観たい作品なので頑張ってみます！！！！！
  
  ありがとうございました☆